ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

聴いた・聴いた

2007-07-09 00:58:41 | 日常
本日の予定は池袋に東京交響楽団を聴きに行き、速攻で川崎に行ってグッバイを楽しむという
なかなか大変なものだったのだが、午前中にブライダルを遠い埼玉の地に入れられてしまい
おかげでスイカの減りの凄まじいこと、早いこと!JRめ…。

さて、芸劇にはエルガーを聴きに行ったのであるが、それよりシンフォニー二曲の間に挟まれた
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲d mollがおもしろかったのだ。
なんと言っても若きユーゴスラビアのソリスト、ネマニャ・ラドゥロヴィッチ君が!
ものすごいスリムで足が長い抜群のスタイルに、オシャレな細身のスーツを着こなし、
靴は尖っているヤツ。しかもパーマのロンゲ。
この髪を振り乱して弾きまくっている様子はまるでまんまロックのギタリスト。
あまりに動きまわるのでいつコンマスの足を踏むか、弓で刺すか、後ろの人の譜面台を倒すか
ドキドキした。結局無事だったけど。彼が足を踏み鳴らす音もすごく響いていたよ(笑)。
別楽器との掛け合いのときなど、本当にロックバンドかよみたいなノリであった。
どうなんだろ、私のようにオケを聴きなれないものには「すごく良かったけどもしかして
これって異端?」という感じを受けたけど。でもすごく良かったしエキサイトした。

そしてグッバイ。友人Kちゃんの青春のバンドだ。
彼らはやりたいことははっきりしているし、テクニックがあるので非常に安心して楽しめる。
しょっちゅう活動しているというわけではなく、何年に一度かのペースなのでメンバー間が
とても上手く行っている感じがとても心地良い。
今までつらいことも大変だったこともたくさんあっただろうに自分一人で道を切り開き
いつの間にか巨匠になっていたよっちゃんだが、そんな山あり谷ありを全く感じさせず
とてもナチュラルだ。ものすごく回転が速くおもしろくて魅力的な人だと思う。
そして永遠のアイドル、まさに元祖ジャニーズのヤッチンの笑顔はすごいぞ!
どんな女(男も?)落とすことであろう。この男が40過ぎだとはどうしても思えない。
スタンディングはいささかつらかったけれど、非常に和んだ。

クラシックでエキサイトし、ロックで癒された。それもあり。
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