主催者を代表して 東京地評 伊藤潤一議長の挨拶を紹介します。
「CSR」最近耳にすることがなくなりました。一時、企業の不正・不祥事が続き、企業の社会的責任が問われ、「CSR」がいわれるようになりました。
しかし企業、大企業は、企業の社会的責任を守るどころか、ブラック企業といわれる反社会的企業が増えています。
明治グループも同じです。明治グループの「企業行動憲章」の前文は、こう言っています。「私たち明治グループは、食と健康に関わる事業に携わる者として、その責任の重さを自覚しながら、企業として健全に発展していくことで、社会への責務を継続的に果たして行きます。そのために、諸法令や社会規範などなどを遵守し、高い倫理観のもと、公正かつ誠実に行動します。」
みなさん、明治グループが公正かつ誠実に行動していれば、学校給食用牛乳から放射性セシウムが検出されるでしょうか、粉ミルクから放射性物質が検出され、40万缶無償交換しなければならないことが起こるでしょうか、プリンの細菌汚染で23万個回収しなければならないことが起こるでしょうか、防衛医科大学との粉ミルク落札価格の官製談合で、東京支社に家宅捜査が入ることがあるでしょうか、 みなさん、行動憲章の一項に、「私たちは、従業員の多様性や人格・個性を尊重するとともに、安全で働きやすい職場を確保し、創造的で活力ある組織を目指します」と謳っています。本当にそうでしょうか。
明治は、不祥事・不正行為をかさねながら、平行して半世紀にも及び、働くものの人権を否定し、解雇・差別を強行してきました。まさに、ブラック企業の草分け的存在ではないでしょうか。
みなさん、旧明治乳業による不当労働行為事件は、一昨年、2011年11月に東京都労働委員会で結審しています。早期に和解解決に向けた都労委の命令を勝ち取るとともに、6月の株主総会で明治に解決を迫るたたかいを大きくつくっていかなければなりません。引き続き、明乳争議へのご支援をお願いすると同時に、すべての争議の早期勝利解決、憲法が生きる職場をつくるために、東京地評、みなさんとともにたたかう決意を表明し、主催者挨拶といたします。ともに頑張りましょう。
「CSR」最近耳にすることがなくなりました。一時、企業の不正・不祥事が続き、企業の社会的責任が問われ、「CSR」がいわれるようになりました。
しかし企業、大企業は、企業の社会的責任を守るどころか、ブラック企業といわれる反社会的企業が増えています。
明治グループも同じです。明治グループの「企業行動憲章」の前文は、こう言っています。「私たち明治グループは、食と健康に関わる事業に携わる者として、その責任の重さを自覚しながら、企業として健全に発展していくことで、社会への責務を継続的に果たして行きます。そのために、諸法令や社会規範などなどを遵守し、高い倫理観のもと、公正かつ誠実に行動します。」
みなさん、明治グループが公正かつ誠実に行動していれば、学校給食用牛乳から放射性セシウムが検出されるでしょうか、粉ミルクから放射性物質が検出され、40万缶無償交換しなければならないことが起こるでしょうか、プリンの細菌汚染で23万個回収しなければならないことが起こるでしょうか、防衛医科大学との粉ミルク落札価格の官製談合で、東京支社に家宅捜査が入ることがあるでしょうか、 みなさん、行動憲章の一項に、「私たちは、従業員の多様性や人格・個性を尊重するとともに、安全で働きやすい職場を確保し、創造的で活力ある組織を目指します」と謳っています。本当にそうでしょうか。
明治は、不祥事・不正行為をかさねながら、平行して半世紀にも及び、働くものの人権を否定し、解雇・差別を強行してきました。まさに、ブラック企業の草分け的存在ではないでしょうか。
みなさん、旧明治乳業による不当労働行為事件は、一昨年、2011年11月に東京都労働委員会で結審しています。早期に和解解決に向けた都労委の命令を勝ち取るとともに、6月の株主総会で明治に解決を迫るたたかいを大きくつくっていかなければなりません。引き続き、明乳争議へのご支援をお願いすると同時に、すべての争議の早期勝利解決、憲法が生きる職場をつくるために、東京地評、みなさんとともにたたかう決意を表明し、主催者挨拶といたします。ともに頑張りましょう。