海外のニュースより

政治・経済・社会の情勢について書かれた海外の新聞や雑誌の記事を選んで翻訳しています。

「イラク政府は、テロリズムに巻き込まれている」と題する『ヴェルト』紙の記事。

2006年07月04日 | イラク問題
バグダッド発:最近米軍の空爆で殺されたザルカウイは、イラクの政府筋と接触していた。イラクの国会議員ワイエル・アブドル・ラティフは、ヨルダン人テロリスト・ザルカウイのところで発見されたといわれるイラク省庁関係者と国会議員の電話番号について知っていると主張した。
同議員は名前を挙げなかったが、容疑者についての調査と処罰を要求した。
イラク政府に過激主義者が浸透していることについての議論は、新たなテロ攻撃によって陰に隠された。昨日月曜日には、爆弾攻撃や襲撃で少なくとも10人が命を落とし、数十人が負傷した。北部のモスルでの一連の暴力事件では、本来、明らかに警察のパトロールに向けられた爆弾攻撃で、少なくとも7人が殺された。
ビン・ラディンの信頼が厚かったザルカウイの遺体は、秘密の場所に埋葬された。だが、イラク情勢は以前緊迫している。
[訳者の感想]政府関係者や国会議員がテロリストと内通しているのでは、テロを抑えるのは難しいと思います。
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