海外のニュースより

政治・経済・社会の情勢について書かれた海外の新聞や雑誌の記事を選んで翻訳しています。

「養成部隊、タリバンと激戦」と題する『シュピーゲル・オンライン』の記事。

2010年08月15日 | アフガン問題
カブール発:アフガン軍を養成するための連邦軍のいわゆるパートナー・ミッションの開始と同時に、ドイツ軍兵士とアフガン軍兵士とは、クンヅス付近で激しい戦闘に巻き込まれた。タリバン軍は、土曜日の早朝、この混成部隊を何回も自動火器で攻撃した。その際、ISAFの防衛軍によると、三人のタリバン兵が殺傷された。
タリバン軍が、AK-47とロケット砲をもったドイツ兵とアフガン兵との混成部隊をいろいろな位置から攻撃した時、戦闘は現地時間、朝2時に始まった。ドイツ兵の火器によって、攻撃に対する反撃がおこなわれた。そのすぐ後で、混成部隊には、数十人の敵兵がある農家に隠れていたことがわかった。地域の警察署長カハール・ダレーによると、彼らはその間に逃亡していた。
少し後で、部隊は新たに攻撃を受けた。今度もタリバン軍は、自動小銃とロケットを発射した。アフガン人の陳述では、戦闘は激しく、2時間続いた。その後、タリバン軍の指揮官が殺された。アフガン軍とドイツ軍に負傷者はなかった。
地域の警察署長は、これは数週間以来もっとも激しい戦闘だったと述べた。「ドイツ兵がいなかったら、攻撃を撃退することはできなかっただろう」とマハヨディン署長は述べた。(以下省略)
[訳者の感想]この記事を読むと、駐アフガン・ドイツ軍の性格がかなり攻撃的になったことがわかります。
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