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とりあえず一口馬主の楽しいこと

気合の出資馬応援と飲み食い! たま~に趣味の話題など。。(^^ゞ

パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

今年は酷暑が心配・・・

2010-07-19 16:16:16 | 競馬・一口馬主全般
このところ、昼間はもちろん、夜も気温が高くて寝苦しい日が続きます。
私はあまり暑さが好きではないので、どこかの高原か北海道にでも逃げ出したい気分です。

それにしても、こう暑いと、心配になるのはサラブレッドの体調です。
(『おまえは全部馬の話かっ!』というツッコミはなしでお願いします(笑))

この時期に北海道にいる馬たちはまだしも、美浦や栗東にいる馬たちは大丈夫なのでしょうか。いや、人間だって熱中症になるのですから、あんまり暑いと馬だっておかしくなるに決まっています。

自分の出資馬で言うと、デビューを目前に控えたアタッキングゾーン、美浦近郊で復帰へ向けてペースアップを開始したスプラッシュエンド、栗東でゲート再審査に臨むアルシラートなどは本当に心配です。
そういえば、これから栗東へ移動する予定のドルフィンルージュも、無理してこんなに暑い本州に来ないほうが良いのかもしれません。

もともとサラブレッドは暑さに弱い動物ですし、このまま毎年気温が上昇するようなことがあれば、近い将来、“夏競馬は北海道開催だけで他場はお休み”みたいなことになる可能性も・・・。
もしもそんなことになれば、当然全体のレース数は減りますし、今以上に競馬界は厳しい状況になっていくでしょう。
(北海道は盛り上がるかもしれませんが)

まあ、私の勝手な妄想はさて置いたとしても、今年は記録的な酷暑だった2007年と似た気圧配置になっているという噂もあって、残念ながら当面暑い日は続きそうです。

世の中、天気と○○には逆らえないのが常ですが、我々人間のためにも、人間以上にデリケートな馬のためにも、出来るだけ早く涼しくなって欲しいものです。
(○○の中には各自で当て嵌まる言葉を入れてください)
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思い出の出資馬たち(4) ~タイキアドミラル~

2010-07-19 12:11:06 | 競馬・一口馬主全般
前回このシリーズで記事を書いたのが昨年の8月ですから、11ヶ月ぶりの『思い出の出資馬たち』ということになります。この調子では、この記事カテゴリーは風前の灯ですね(笑)
今回は、前回登場のカーティスクリークからグッと時代を遡って、大樹レーシングクラブで一口馬主生活を始めて間もない頃の出資馬、タイキアドミラルについて書いてみたいと思います。

【タイキアドミラル】
・牡馬/セン馬、青鹿毛、美浦・土田稔厩舎所属。
・1996/3/11生まれ、父コマンダーインチーフ、母ゾウゲブネメガミ(母父ターゴワイス)。
・1998/11/15 京都5R 3歳(当時表記)新馬(芝1800m)、横山典弘騎手でデビュー。
・生涯成績 平地26戦1勝、障害6戦1勝。全32戦中、掲示板以上19回。

今でこそ、私は出資馬選びに長い時間をかけるタイプになっていますが、この馬については割りと短時間で出資を決めた記憶があります。
早い時期から活躍したスピードタイプの母ゾウゲブネメガミに英ダービー馬コマンダーインチーフという配合も面白そうだと思いましたし、なによりも、募集写真の馬体がすごく好みだったのを憶えています。

比較的順調に育成・調教をされたこの馬がデビューをしたのは、京都の芝1800m戦でした。
結果は5着でしたが、余裕残しとはいえ520kgの雄大な馬体、堂々とした仕草には他馬を圧倒するものあり、勝ち上りまでにはそれほど時間が掛からないのではと思ったものです。

しかしながら、この馬が初勝利を挙げたのはデビューからなんと9戦目、4歳5月の未勝利戦(ダ1600m)でした。
ちなみに、2戦目から8戦目までの7戦は、2着が2回、3着が3回、4着が2回ですから、堅実といえば聞こえはいいものの、人気になってもいつも何かにやられてしまう、本当に勝ち味の遅いタイプの馬でした。
ひょっとしたらクラシック出走も・・・と思っていた一口馬主初心者の私としては、このアドミラルの勝ち味の遅さには閉口した記憶があります(笑)

その後、500万に昇級してからすぐに去勢手術をしたのですが、今思えば気性面で集中力を欠くようなところがあったのでしょう。
ただし、去勢後のアドミラルは、勝ち味が遅いというよりも、どうも闘争心が前面に出ない傾向が顕著になってきて、最後まで踏ん張りが利かないレースが続くようになってきました。
まあ、それでもタフに500万条件を17戦して掲示板にも6回載ってくれましたから、クラシック出走とは程遠いとはいえ、それなりに楽しませてもらったと思っています。

そして、アッと驚かされたのは、2001年に明らかにされた障害入りのプランです。
当時の私は自分の出資馬が障害レースを走ることを想定していませんでしたから、『マジですかぁー!』という感じだったと思います。
でも、既に500万条件でも上がり目がなくなってきているし、障害を飛ぶことで眠っている闘争心を思い出せれば・・・と考えれば、障害挑戦はこの馬にとって面白い選択だったのだと思います。

タイキアドミラルの障害デビュー戦は、2001年5月19日、東京の障害未勝利戦でした。
一口馬主をやっている方は分かると思いますが『とにかく無事に回ってきてくれ・・・』というあの感覚、障害レースの場合はその気持ちが半端なものではありません。
正直言って勝ち負けなどは二の次で、とにかく無難に障害を飛越して戻ってきて欲しいという、特にデビュー戦はその一心で観戦したのを憶えています(笑)

結局、タイキアドミラルは障害戦を6戦して1勝を挙げ、オープンでも掲示板に2度載りましたから、それなりの飛越センスはあったのだと思います。
ただ、障害レースのあのドキドキ感は本当に心臓によくありませんから、これから自分の出資馬が障害戦に出ることになるのは、あまり嬉しくないかもしれませんねぇ・・・。


この馬にもいろいろなことを教えてもらいましたが、引退後に届いた精算書を見た時に、維持費も含めて僅かにプラスになっていたのには驚きでした。
成績としては平地、障害、各1勝しかしていませんが、丈夫に走って掲示板にたくさん載ってくれましたし、障害戦のドキドキも経験させてくれました。オマケにしっかりと自分の飼葉代や出資金を稼いできたのですから、ある意味では究極の孝行馬といってよいのかもしれませんね。
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カノヤザクラ予後不良 逃れられない宿命なのか・・・

2010-07-19 08:01:47 | 競馬・一口馬主全般
SANSPO.COM 『【アイビスSD】カノヤ、故障で予後不良』
----ここから引用(抜粋)---------------------
第10回アイビスサマーダッシュ(18日 新潟11R G3 芝直線1000m)3連覇、さらにサマースプリントシリーズ3連覇を狙ったカノヤザクラは、ゴール前で故障を発症。左第1指関節脱臼との診断で予後不良となった。

牝馬には酷量の57キロを背負ったカノヤは、ここ2年ほどの行きっぷりではなかった。それでも残り200mからようやくエンジンが掛かり、末脚を伸ばしたが悲劇に見舞われた。「エンジンの掛かりが少し悪かった。斤量かな。それでも終いは伸びると思ったけど、ガクッときてしまった。かわいそうなことをしてしまいました」と小牧は肩を落とした。

通算27戦6勝、獲得賞金3億606万7000円。重賞は08&09年G3アイビスSD、08年G2セントウルSの3勝。
----ここまで引用(抜粋)---------------------

昨日のアイビスサマーダッシュで悲しい出来事が起きました。

SANSPO.COMの記事では、カノヤザクラが背負った斤量57.0kgも故障の原因の一つのように書かれていますが、本当のところは誰にもわかりません。
最近の高速馬場も要因の一つかもしれませんし、カノヤザクラ自身に目に見えない疲労が蓄積していたのかもしれません。もちろん、様々な要因が重なりあった結果であって、原因を一つにフォーカスするのは難しいのでしょうけれど・・・

予後不良に繋がる事故が発生するたびに原因についての議論が交わされますが、これから先も、“人々の夢と欲望に満ち溢れた競馬”というものが続いていく限り、こういう悲しい事故は不可避なのだと思います。

つらい事ではありますが、私のように一口馬主を趣味とする人間には、こういう事故が身近に起きたとき、それを受け入れる覚悟のようなものも必要なのでしょうね。
(出資馬の予後不良は、私自身は一度だけ経験があります。)

何だか話が脱線してしまいましたが、謹んでカノヤザクラ号の冥福を祈りたいと思います。
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