**2025/4/26京都12R 4歳以上2勝クラス(芝1600m)16:10発走**
◎ テラステラ
○ オトコギアンパン
▲ ブリックワーク
△ レッドベルアーム
△ トーホウガレオン
テラステラは5枠5番になりました。
今回は9頭立ての競馬なので枠はどこでも問題ナシ。わざわざマイル戦を選択した背景には、なるべく前位置で競馬を進めたい気持ちがあるのだろうと思いますが、9頭立てなら最悪出負けしたって前から9番手以内ですからね(^^ゞ
ただし開幕週の京都は前が止まらない可能性が高いですから、もしも中団からになった場合は仕掛けどころが難しいかも。。マイル戦の切れ味勝負だと微妙に分が悪い気もしますので、平均ペースからダラッと長く脚を使うカタチにしたいです。
相手は仲春特別で対戦した2頭、レッドベルアームとトーホウガレオンではなく、初対戦のオトコギアンパン、ブリックワークの方が怖いのですが、まあ、いずれにしてもそんなに抜けた馬はいないんじゃないでしょうか。
もちろん(マイル戦ということもありますし)テラステラだって100%の自信があるわけではないですが、矢作厩舎の皆さんが馬の調子、コース、条件、相手関係などを総合して『あえての連闘策』を選択したわけで…。そもそもテラステラが普通に実力を出せば、2勝クラスなら何時でも何処でも争覇圏内ですし、何としても好結果を出して欲しいと思います!
しかし、放牧明けの3/23に讃岐特別を使ってから一ヶ月ちょっとの間にもう4戦目ですからね。散々、期待をしておいてこう言うのも何ですが、いくらタフでもまずは無事に帰ってくることが一番だよなと、改めてそう思ってしまいました(^^ゞ
栗東トレセン在厩のエレガンシアは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇平助手のコメント 「1コーナーで不利があり、身体をグーッと押されるような格好になりましたので、そのあたりの反動が心配でしたが、獣医師に診てもらったところ『問題はない』とのことでした。週末にかけて乗り始めても異常がないようであれば、このまま在厩で進めていきたいですね。次走は5月3日(土・祝)京都9R 矢車賞・牝(3歳1勝クラス・芝2200m)が候補として挙がっています」
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前走では1角手前の不利を跳ね返し、見事な勝利を掴んだエレガンシアですが、ああいう無理を強いられた後には想定外のダメージが残ることもありますので、レース後の見極めはより慎重にお願いしたいところです。
ただ、現時点では獣医師さんの見解を含めて大きな問題はなさそうとのこと。これから乗り始めても問題がなければ『在厩のまま続戦させたい』ということは、陣営の前走についての評価が高いことの裏返しだろうと思います。
その次走についてですが、今のところ矢車賞が候補に挙がっているということで…。
いや、実は矢車賞に行くこともあり得るかな?と考えていたのですが、要するに矢車賞を勝てばワンチャン、オークス出走が叶うのでは?ということだと思うんですよね。2勝馬がどのくらいの確率で出られそうかについては知りませんが、クラブ馬の場合はG1、特にクラシック出走の可能性があるならチャレンジするのが普通ですからね(^^;)
まあ、個人的にはこの時期にあまり無理をさせずに秋の大舞台を狙う作戦でイイと思っているのですが、反面、出られるものなら久々にオークスに出てみたい気持ちもありまして…。
なかなか難しい判断になるとは思いますが、そもそもオークスについては矢車賞に勝ってから考えるべきことですし、矢車賞に出るかどうかも現時点では50:50なわけで、あまり深く考えこまずに今後の動向を見守りたいと思います(^^ゞ
しかし、2000m戦をしっかり戦える馬ってのは、やっぱり貴重なんですねぇ…。
【2025/4/20阪神2R 3歳未勝利(芝2000m)でのエレガンシア:公式HPより】
栗東トレセン在厩のエスペシャリーは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇四位調教師のコメント 「前々走で前に行けたものですから、前走も前々へという鞍上の気持ちが強かったのではないでしょうか。絡んでくる馬もいて前半エキサイトする格好になり、結果的にはちょっと飛ばし過ぎるレースになりましたかね。競馬の後は輸送の疲れもあって身体が減っていますので、近日中にもいったん放牧に出して仕切り直そうかと思っています」
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前走は変な絡まれ方をしたこともあり、小柄な牝馬にとって可哀相な競馬になってしまいました。
当然ながら栗東-福島間の輸送による馬体減もあるでしょうし、続戦したくても優先権がなければレース選択が不自由になりますから、いったん放牧となるのはごくごく妥当な流れだと思います。
ただし5月後半にトレセンに戻って仕上げていくとなると、次走は6月の声を聞いてからかもしれず、そろそろ(優先権を逃すなどの)大きな失敗が許されない時期に差し掛かってきますからね。
スピードや先行力があり、とても素質が高いと思える馬だけに、万が一にも勝ち上がりを逃して欲しくはないですし、そのためには放牧中からやれること全てをやって次走に向かって欲しいなと。。ひとつ勝つのがいかに大変かはそれなりに分かっているつもりですが、普通に実力を出せば必ず結果が出ると信じています。頑張れ!m(_ _)m
テラステラは、4月26日(土)京都12R 2勝クラス(芝1600m)に坂井瑠星騎手で出走します。
◇宮内助手のコメント 「前走も決して状態は悪くなかったのですが、結果が伴わず、すみませんでした。レース後もそこまで疲れた様子はなく、続けてもう一走使うとなれば使えそうな感じです。ただ、『気合いが入り過ぎかなというぐらいの方が良い走りをする馬ですし、いま馬に走ろうとする気持ちがあるかどうかでしょう』と坂井騎手。慎重に様子を窺い、今週末のレースの想定なども見た上で出走に踏みきることになりました」
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テラステラの出走が確定しました。
冷静に考えると、連闘からの中二週を使ったあとにわざわざマイル戦に連闘させるってどうなの?ですが、「慎重に様子を窺い、レース想定なども見た上で出走に踏みきる」というのであれば、それはそういうことなのでしょう。
いや、テラステラが並みのタフさじゃないのは知っていますが、『気合いが入り過ぎかなぐらいの方が良い走りをする馬、いま馬に走ろうとする気持ちがあるかどうかでしょう』と言いつつこの判断になるのは当然坂井騎手が乗ってくれる前提ですし、今度は『何故なんだろう?」じゃないレース後コメントが聞けることを期待します!
しかしこの連闘策には本当に驚きました。(むしろ放牧立て直しかな?と思ってました(^^;))
こうなったら私としては全力で応援するのみですが、このレースが終わったら、結果にかかわらず一度休ませてあげたいです。。(さすがにまさかの3連闘はないっすよねぇ…)
**2025/4/26京都12R 4歳以上2勝クラス(芝1600m)出走馬**
【2025/4/19阪神10R 丹波特別(2勝C/芝1400m)でのテラステラ:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のアスゴッドは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。23日朝よりピッチ上げて乗られています。
◇小泉厩舎長のコメント 「試験的に終いハロン15秒くらいで登坂。まだ球節に若干の形跡はありますが、もう支障がないレベルにまで回復しており、午後のチェックでも問題はありませんでした。これをステップにして、徐々に調教のピッチを上げていきましょう」
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15秒の試走を終えても「もう支障がないレベルにまで回復」しているとのこと。今後は本格的にペースを上げていくようですから、早ければ来月後半にはトレセン帰厩の話が出てくるかもしれません。
アスゴッドか休養に入った3月時点、この世代の出資馬は一頭も勝ち上がっていなかったわけですが、この数週間でブルータス、エレガンシアが見事に勝ってくれました… なのですが、もともと昨年夏ごろは、アスゴッドが一番先に勝つかもと言われていたわけですし、早く輝きを取り戻して先に勝った2頭に追いついて欲しいです。
そのためにはやはり、次走でどんな走りをするかがとても大事っすねぇ。。
あまり自分で自分を追い込んではいけませんが、次である程度以上に頑張れるところを見せないと(=優先権がとれないと)、その次がいつになるかわかりませんし、それでは計画的なチャレンジになりませんからっ!
【2025/3/1阪神2R 3歳未勝利(ダ1400m)でのアスゴッド:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のストラテージュは、今週もおもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗られています。
◇小泉厩舎長のコメント 「速めを乗る日は、半マイル15-15-14-13くらいのペースでしっかりと。目下はこれくらいのボリュームで本数を重ねていき、それから更にピッチを上げていきたいですね。悪さなどせず、従順に淡々と調教をこなしてくれる頑張り屋さんです」
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15-15-14-13秒ですから、概ね57秒程度を継続しているということですね。
この調子で乗り込みを続け、少しでもパワーアップをしてからトレセン帰厩、そしてレースへ。おそらくこれから一ヶ月ほどは鍛え直し期間になりそうですから、そのつもりで見守りたいと思います。
それにしても、「悪さなどせず従順に淡々と調教をこなしてくれる頑張り屋さん」というのは2歳の頃からずっとそうでしたし、こういうマジメな馬には何とか結果を出させてあげたいです。
こう言っては何ですが、マードラドにも見習ってほしいなぁ(^^;)
【2025/2/22京都4R 3歳新馬(ダ1400m)でのストラテージュ:公式HPより】
宇治田原優駿ステーブル在厩のジーベックは、引き続き、おもに周回コースで軽め2000m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化しています。
◇松山担当のコメント 「前回同様に行きっぷりが良く、今回この馬にしてはハミ受けもイイですね。こちらの考えを押し付けるのではなく、本馬の走り方の邪魔をしないように、そしてあまり煮詰めないように進めていきたいところです。おそらくはゴチャついてブレーキがかかったり、馬群に揉まれたりするのが良くないタイプ。馬自身のペースやリズムを大事にしてあげることで結果につながっていくのではないでしょうか」
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松山さんとしては、距離適性云々よりも「馬自身のペースやリズムを大事にしてあげること」が大事では?とのこと。先週は集中力の持続について話がありましたし、見た目以上に気難しいところがあるようです。
逆に言えば、そのあたりをうまくケアしながら使っていけば、まだまだ上がめざせるということ。馬群に揉まれたりゴチャついたりしないように…ということであれば、次は広いコースで短距離戦を試してみたいところです。
現状、走らせると行きっぷりがよくハミ受けも改善傾向とのことですから、調子自体は悪くないハズ。来月早々には帰厩をして、早めに自分のスタイルを探っていって欲しいです!
【宇治田原優駿ステーブル在厩のジーベック:公式HP(2025/4/18更新)より】
松風馬事センター在厩のマードラドは、おもにフラットワーク、そして走路でハロン18~20秒ペースのキャンター1600mを乗られています。
◇後藤場長のコメント 「馬は学習し、前進の方向にありますが、普通キャンターまでペースを上げると気持ちが焦ってしまう様子。今後は現在使用している折り返し手綱を外し、解放された状態のなかで落ち着きを求められるか探っていきたいですね。調教師によれば、『6月の東京開催も意識しつつ、まずは乗馬的なアプローチにより、やれることはしっかりと全てやっていただきたい』とのことでした」
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乗馬的アプローチで諸々改善傾向が出てきたと若干喜んでいたところ、「普通キャンターまでペースを上げると気持ちが焦ってしまう」といった、新たな状況が見えてきたようです。
まあ、このまますべてが順調にいくとは考えていませんでしたので、やっぱりそうか…といった気持ちですが、それでもまだ試したいこともあるようですし、鈴木慎先生が仰るように「やれることは全てやって」いくしかありません。
どうやら6月の東京開催で復帰が目安のようですから、あと一ヶ月ほどでどこまで進歩してくれるのか、常識を身につけてくれるのか、固唾を飲んで見守りたいと思いますm(_ _)m
【2025/3/30中山3R 3歳未勝利(ダ1800m)でのマードラド:公式HPより】
ジョイナスファーム在厩のモダンは、今週よりウォーキングマシン入りを開始しています。
◇稲村場長のコメント 「先週の金曜日にレントゲンを撮り、『骨膜がなく、きれいな状態』(獣医師)であることを確認。これを基準として定期的に変化を窺っていくことになりました。そして週明けからはリハビリメニューとしてウォーキングマシン15分をスタート。およそ1ヶ月半はマシン運動で様子を見ていく予定になっています」
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先週近況での予告通り、ウォーキングマシン入りが始まりました。まだまだ先は長いですが、とりあえず患部は『骨膜がなくきれいな状態』とのことですし、一歩(半歩?)前進したのは確かでしょう。
次の段階(乗り運動)に進むまでにはあと一ヶ月半ほど。あくまで目安だと思いますが、慎重に時間をかけて…とばかり言っていられない立場ですから、できるだけロスのない療養・リハビリ生活を送って欲しいですm(_ _)m
宇治田原優駿ステーブル在厩のマジックブルーは、おもにトラックで軽いキャンター2000~2500m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を乗られています。
◇井上厩舎長のコメント 「段階的にペースを上げており、終いはハロン17秒前後で。進めていくなかで気合いが乗り、ピリピリし始めていますが、変に大人しいよりはこれくらいの方が良いでしょう。来月に入ったところで、速めを取り入れていくタイミングを考えていきたいですね」
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週を追うごとにペースが上がり、先週の20秒前後から今週は17秒程度まで進んでいます。だいぶ気持ちも乗ってきたようですし、来月からいよいよ速めが入ってくるなど、復帰まであともう少しといった段階になってきました。
ここまでくれば『慎重に』というより『入念に』乗り込んでいくことの方が大事かなと。前走が昨年の11月ですから、すでに丸々5ヶ月以上休んでいるわけで、その分をできるだけ埋めておきたいですからね。
復帰戦からいきなり勝ち負けとはいかないかもしれませんが、もともと1勝クラスは卒業目前だったわけで、長期休養明けでもそれなりのレースをさせてあげたいですm(_ _)m (まだちょっと気が早いですけれど(^^ゞ)
【宇治田原優駿ステーブル在厩のマジックブルー:公式HP(2025/4/18更新)より】