チャンピオンヒルズ在厩のパラディオンは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン18~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1回、半マイル58~59秒程度で乗られています。
◇木村マネージャーのコメント 「性格は前向きですが、まだトモなど中身に力がつききっていないため、推進力が上へ逃げてしまう感じ。幸いにもへこむようなメンタルではありませんので、速めを織り交ぜつつ、体力強化に専念したいと思います。馬体のバランスは姉のエレガンシアよりも良いぐらい。当面は気持ちに体が追いついてくるのを待ちたいですね。どこかのタイミングで馬がグッと変わってくるタイプではないかと見ています」
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現状、まだトモなどが頼りなく、「推進力が上へ逃げてしまう感じ」とのことですが、半マイル58秒台を重ねて体力アップ、パワーアップを図っていくのはチャンピオンヒルズお得意のパターンですからね。具体的な時期は何ともですが、ヤル気だけは一人前にありそうですし、そのうちに、自然と走りの手応えが変わってくるだろうと思います。
ちなみに姉のエレガンシアはデビュー戦で大敗したあと、丸々半年をかけてビシッと鍛え直されたわけですが、パラディオンもそのぐらいのスパンで鍛えていっても良いのかなと。。あくまで例えばの話ですが、今から5ヶ月後の10月中にトレセンに入って年内デビューがめざせるなら御の字…くらいの感じで見守りたいです。
その間には猛暑の夏をどう乗り切るか…などの課題もあるので簡単ではないですが、私も「馬体のバランスは姉のエレガンシアより良い」と思っていますので、「馬がグッと変わってくるタイミング」を焦らず待つつもりです(^^)
チャンピオンヒルズ在厩のパラディオンは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン18~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1回、半マイル58秒程度で乗られています。
◇木村マネージャーのコメント 「気性的に前向きなタイプゆえ、早くからいけそうな感じに見えるかもしれませんが、まだ気持ちだけで走っている様子。最後まで踏ん張りが利かず、心身が持続しない状況にありますね。頭が上がってくるのもそのあたりが影響しているのではないでしょうか。おそらくは時間をかけていって良さが出てくるはず。そういう意味では姉のエレガンシアと一緒ですよね。当面は入念に調教を重ねながら、強化を図っていければと思います」
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まだ体力的に物足りないところがあり、トレセン入厩レベルに到達するには時間がかかりそうですが、気性の前向きさは(ある程度の範囲に収まれば(^^;))この系統の良いところを受け継いでいると思いますし、焦らずじっくり鍛えていけば、きっとエレガンシア同様の良さが出てくるだろうと思います。(遺伝子型はTTですしね!)
馬体に関してもだいぶ競走馬らしいシルエットになってきましたし、首から先に重さがないので(走行フォームをきちんと身につければ)ある程度以上の距離で効率の良い走りを見せてくれそう。父が2000m以上で良さを出すレイデオロですから、秋口以降の中距離戦で結果を出すイメージでOKではないでしょうか。
そのあたりはエレガンシアを管理頂いている高柳大輔厩舎、チャンピオンヒルズのラインはよくよくご存じと言いますか、やはり、夏を鍛え直し期間に充てたエレガンシアで結果を出せたことがとても大きい気がします(^^)
【チャンピオンヒルズ在厩のパラディオン:公式HP(2025/4/25更新)より】
チャンピオンヒルズ在厩のパラディオンは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン18~20秒ペースのキャンター1本を乗られています。
◇木村マネージャーのコメント 「ハミの取り方がもうひとつでしたので、整歯などをして対処。週明けに15-14程度を乗ってみましたが、まだ余裕がなく、手綱を動かしながらの登坂となりました。イメージしていたほどテンからガムシャラに行く感じではなく、もう一段パワーをつけていきたい印象ですね。今後は週1回の15-15を織り交ぜ、走り方を教えながら体力向上を図っていきたいと思います」
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チャンピオンヒルズへの移動により、これは早期デビューかっ!?と色めき立ちましたが、いざ坂路で15-14程度をやってみたところ手応えが案外だったようで、トレセン入厩レベルに到達するまでには多少時間がかかりそうです。
でも、こうやって多くの目で見てもらうことは重要だと思いますし、そもそもこんなに早い時期からトレセン近郊の外厩施設で鍛えてもらえるのは、それ自体がチャンスであり貴重な経験ですからね。
口向き、ハミ受けといった基本から体力強化、さらには走行フォームの改善とやるべきことがたくさん残っているようですから、日々のトレーニングに真面目に取り組み、徐々に高い評価をもらえるように頑張って欲しいです。
そうですねぇ、今から一ヶ月半は地道なトレーニングをこなしてもらい、6月頃に一度入厩してゲート試験をクリアする…みたいなスケジュール感で進んでくれたら御の字でしょう!m(_ _)m
【シュウジデイファーム在厩時のパラディオン:公式HP(2025/4/18更新)より】
チャンピオンヒルズ在厩のパラディオンは、現在は、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン18~22秒ペースのキャンター1本を乗られています。
◇木村マネージャーのコメント 「気持ちが前向きで頭の位置はやや高め。ステラリードの仔っぽい馬ですね。首が高めのぶん、上のほうでハミを取るような感じで物見もしますが、こちらの坂路に慣れてさらに力がついてくれば、走り方も動きも変わってくるのではないでしょうか。徐々にピッチを上げて鍛えていきましょう」
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まだ新しい環境に慣れていないところがあるのでしょうか、テンションが高めで頭の位置が高いという、案の定、典型的なステラリード産駒の個性(本性?クセ?持ち味?)が顔を出しいているようです。
また、移動直後ということもあり、今のところはハロン18~22秒のペースと(シュウジデイファームにいた頃より)だいぶ軽めのメニューになっていて、動き、走りについての評価には至りませんでした。
ちなみに厩舎の先輩である半姉エレガンシアは、2歳7月という早期デビューでしたが結果は競馬にならずの惨敗。3歳3月になってようやく競走馬らしい走りができてきましたので、大輔先生的には本馬の早期デビューにそれほど拘らない気がするんですよね。。(良くも悪くも半信半疑的なところがあるんじゃないかと(^^ゞ)
いずれにしても、まずは着実にトレーニングを重ねていって、その中でチャンピオンヒルズや厩舎の皆さんに、トレセン入り~ゲート試験に耐えうる体力、気力があると示すところからですねm(_ _)m
パラディオンは週明けにシュウジデイファームを出発。26日、滋賀県大津市のチャンピオンヒルズに到着しています。
◇木村マネージャーのコメント 「今朝、無事に到着しています。体温も上がっていませんし、輸送による影響はなさそうですよ。到着直後は新しい環境に少し戸惑いを見せていましたが、午後には落ち着きました。2~3日ほど様子を見て、跨っていきたいと思います」
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先週(3/21)の近況で岸本さんから「今後の順調度次第では早めの栗東近郊への移動があるかも」と言われたばかりですが、早速、チャンピオンヒルズに移動していたとは驚きました。(輸送にも強そうで何より!)
これはアレですね、チャンピオンヒルズでの様子次第では早めに栗東トレセンに入り、ゲート試験まで進めておく作戦になる可能性が高そうです。そして、その時の感触、様子次第でダービー直後の新馬戦に投入される可能性も…。
いやぁ、どうなりますかねぇ。。個人的にはそこまで早く始動しなくても全然イイのですが、現段階でそういうアプローチを意識させる何かを持っているのは嬉しい限りですし、いけるなら行ってもらっても構わないと言いますか…。
まあ、そんなに上手くいくかどうかはわかりませんし、とりあえずは落ち着いて動向を見守りたいと思います(^^ゞ
シュウジデイファーム在厩のパラディオンは、おもにBTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回、2~3F15-15前後で乗られています。2月下旬の馬体重は457kgです。
◇岸本担当のコメント 「まだ折り合い面で不安がないわけではありませんが、良くも悪くも唸るぐらいの勢いで駆けてくれますからね。このスイッチが競馬に行ってゴール前の2ハロンで入ってくれる形が理想的。なるべくそうなるようにトレーニングを進めていければと思います。今後の順調度次第では、早めの栗東近郊への移動があるかもしれません」
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いやぁ、このタイミングで「今後の順調度次第では早めの栗東近郊への移動があるかも」と言われたのは驚きです。ステラリード産駒と言えば、夏の北海道デビューを目指すというのが定番になっていましたから…。ひとつ上の厩舎の先輩エレガンシアも(結果は全然でしたが)北海道デビュー組でしたし、パラディオンも仕上がるようならその路線かな?と思っていました。
もちろん、単純にどちらが良い悪いではないと思いますので、そこは大輔先生に一番良いプロセスを考えて頂くとして、確かなことは本馬が早めの始動を意識させる馬だということ。ステラの仔であっても父がレイデオロなので、正直、そんなに急がなくて良いと考えていましたが、とにかく前進気勢が強くて『その気はなくても勝手に仕上がってしまう』のかもしれません(^^;)
その一方で、「折り合い面で不安がないわけではない」とのことですが、それはまあ、そうでしょうねと…。
馬体の印象からは中距離路線を狙いたいですが、何しろステラリードの仔ですから、「本気スイッチをゴール前の2ハロンで入れる」みたいな器用なことができるかどうか微妙ですし、多少の紆余曲折、ハラハラ&ドキドキは覚悟しておきます(^^ゞ
【シュウジデイファーム在厩のステラリード’23:公式HP(2025/3/14更新)より】
◆競走馬名は「パラディオン : Palladion」に正式決定。“都市の安全を守るとされたアテナの木彫神像”からの命名となりました。
シュウジデイファーム在厩のパラディオンは、おもにBTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン18秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回、2~3F15-15前後で乗られています。
◇岸本担当のコメント 「6日に3頭併せの真ん中に入れたところ、もう抑えきれないぐらいの走りになり、14-14に近い時計になりました。併走の内外であればそこまでではないものの、良くも悪くも行きっぷりがスゴイですね。動きの質も徐々に良くなっているように感じます」
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「抑えきれないぐらいの走りで14-14に近い時計に」までは、これはすごくイイのかも?と思ったのですが、「良くも悪くも行きっぷりがスゴイ」と言われると、単に制御がきかずにすっ飛んでいくタイプなのかもと…(^^;)
まあ、ステラリードの仔なので多少ヤンチャなところがあるのは当たり前、妙に落ち着いていられるより『らしさ』があって良かったんじゃないですかね。。全てはこれからのトレーニング次第、今後の変わり身次第ですが、パラディオンがステラの代表産駒になる可能性だって否定できない気がします。(キングエルメス超えは簡単ではないですが)
いずれにしても、この感じであれば『ステラの仔なのに全然動かない』という最悪のパターンはなさそう。父がレイデオロなので中距離路線を期待したいですが、性格的なモノもあるので結局はマイルくらいかな?などと考えつつ、虎視眈々と夏の北海道、早期デビューを狙っています!(別に私が何かをするわけじゃないですけれど(^^ゞ)
シュウジデイファーム在厩のステラリード’23は、おもにBTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン18秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回、3F15-15程度を乗られています。1月下旬の馬体重は450kgです。
◇岸本担当のコメント 「よく注意していることもあって、当初の印象よりは首を使って走ってくれていますよ。相変わらずキビキビとした動きですし、坂路では唸りながら走っていますからね。メンタル面の持っていき方などにも気をつけながら、調教を進めていきたいと思います」
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この一ヶ月ほどで馬体重が10kg以上増加し、ようやく450kgに乗ってきました。ステラリードの仔は何だかんだでジワジワ成長しますので、この時期に450kgあれば、おそらく標準サイズにはなるでしょう。
そんな中、調教ではキビキビとした動きで坂路を唸りながら走っていくとのこと。。走る時に唸るのがイイことかどうかはわかりませんが、要するにやる気満々、元気一杯ということでしょうから、ひとまず喜んでおきたいと思います(^^;)
また、岸本さんが「当初の印象よりは首を使って走ってくれている」と仰るように、坂路の動画を見る限りでは頭の高さはそれほど気にならず、あまりステラリードっぽさは感じないなと。。これからさらに進めていく中で、いずれは血筋が顔を出すのかもしれませんが、今のところはシュウジデイさんのケアが功を奏しているようです。
ということで、本馬についてもトレーニングが順調に進んでいますし、その気になれば夏の北海道デビューが狙えそうな雰囲気です。父がレイデオロなので急ぐ必要はないものの、今から2ヶ月ほどの進捗が良ければ狙っていきたいところです。
【シュウジデイファーム在厩のステラリード’23:公式HP(2025/2/18更新)より】
シュウジデイファーム在厩のステラリード’23は、おもにBTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン18秒ペースのキャンター1本を消化。適時、終い15秒台で乗られています。
◇岸本担当のコメント 「お尻の大きさが目立ち、バランスのちょうど良い体つき。坂路でも抑えるのが大変なくらいの勢いで駆けてくれますので、より良いフォームで走れるように仕向けていき、動きの精度を高めていきたいですね。頭の高さはそれほど気にならなくなってきました」
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岸本さんが仰る通り、ステラ産駒にしてはお尻からトモにかけての肉付きがとってもイイ感じ。バランスの良さは相変わらずですし、やはり本馬は、今まで出資をしてきたステラ仔たちの中でも上位のデキだと思います。
ただし重賞を勝ったキングエルメスとの比較で言えば、本馬の動きには若干の硬さが残っている気もしますので、それがトレーニングの中で解消していくのかどうか…といった点にも注目していきたいです。
今回は気性面に関するコメントがありませんでしたが、「坂路でも抑えるのが大変なくらいの勢いで駆けてくれる」「頭の高さはそれほど気にならなくなってきた」ということであれば、全体的にはとても順調なのでしょう。
実際、終い15秒の速めを含めて進んだ組で調教されているようですし、あと数ヶ月もすれば、この馬も(ステラリード産駒らしく)夏の北海道・早期デビューを目指しているのかもしれません(^^ゞ
【シュウジデイファーム在厩のステラリード’23:公式HP(2025/1/21更新)より】
シュウジデイファーム在厩のステラリード’23は、おもに週2~3回、BTCのダートトラックで軽め2500~3000m、坂路でハロン18秒ペースのキャンター1本を消化。機を見て終い15秒台まで伸ばして乗られています。12月下旬の馬体重は437kgです。
◇岸本担当のコメント 「他馬に抜かれたり、バタつかれたりするとカーッとするのはやはり血統ですかね。調教時はやや敏感なところがあるものの、走ることに対して前向きで行きっぷりは良好。まだ頭の位置は高くなりがちですが、いい跳びでキレイに走れている方だと思います」
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馬体重は11月下旬の425kgから12kg増えて437kgに。ステラリード産駒はこれから増えていきますので(多分)、デビュー時450~460kgで最終的にはテラステラぐらいの身体になるかもしれません。
という勝手な馬体重予測はさて置いて、カーッとする気性はステラ産駒であれば当然のこと。それが走ることへの前向きさや仕上りの早さ、最終的には競馬に行っての勝負根性につながることは、シュウジデイの皆さんは百もご承知ですからね。
頭の高についてもきっと現時点では許容範囲内なのでしょう。いや、気性と頭の高さが気になるのは、ステラ産駒出資者にとっての恒例行事のようなものですし、むしろ「いい跳びでキレイに走れている」ことの方が重要だと思います。
何だかんだでこの馬もステラ産駒らしく、いろいろな意味で楽しませてくれそうです!(^^ゞ