先週、5/15の夕方にパーフェクトスノー(パーフェクトラヴ’23)満口のアナウンスがありました。
16日の近況更新確認後に出資するしないを決めるつもりだった私にとっては、見た目上はタッチの差で出資を逃したことになりますが、まあ、この結果はある程度想定していまし仕方がないので諦めます(^^;)
パーフェクトスノーは広尾の中では比較的リーズナブルなお値段ですが、昨年の見学会で見た時からいかなりイイ線いくかも…と感じていましたので、(非出資者ながら)今後の成長と活躍を(影ながら)期待・応援したいと思います!
■パーフェクトスノー(パーフェクトラヴ’23)5/16近況:小国スティーブル在厩。引き続き、おもにダートコースでハロン20~23秒ペースのキャンター1500m、ウッドチップコースにてハロン17~20秒ペースのキャンター2000mを消化。週1回の速めを乗られています。
「2F15-13程度を織り交ぜており、体調が良く、十分に動けていますよ。ただ、速めを乗った後の疲労が抜けるのに日数を要している状況ですので、もう一段の成長による体力とパワーを身につけていきたいですね。走りそのものは相変わらず良好ですので、今後もそれを存分に活かせる体づくりに努めていきたいと思います」(小國代表)
2025/4/18近況写真
ということで、今現在私が出資候補として検討している募集馬は以下3頭になりました。
■クイーンアン(パドックシアトル’23)5/16近況:シュウジデイファーム在厩。右前球節のケアを終えて、現在は場内でウォーキングマシン運動とハッキング2000mを消化しています。
「疲れはそこまで大きな反動ではなかったですし、この小休止がいいリフレッシュになったと前向きに捉えたいですね。改めてBTC入りを意識。ペースアップのタイミングを窺っていきます。馬体的には脚が短く見えるというか、まだ背丈が少々低い印象があります」(岸本担当)
2025/4/18近況写真
■パルフェ(エンパイアブルー’23)5/16近況:テンコートレーニングセンター在厩。おもに周回コースでのウォーミングアップ後、坂路でハロン17~22秒ペースのキャンター1~2本を消化。今週より、週1回の15-15を開始しています。馬体重460kg(5月中旬測定)
「先週、調教師が来場して馬体を確認。今週より15-15を開始しており、ここからは週2回の速めを織り交ぜていく予定です。今のところ難しい面はなく、手が掛かるようなこともありません。どの馬もそうですが、これから暑くなってどうか。最初のこちらでの夏は越えなければならないひとつのハードルでもありますからね」(伊藤マネージャー)
2025/4/18近況写真
■レスター(クエストフォーワンダー’23)5/16近況:シュウジデイファーム在厩。現在は、舎飼により様子を見ています。
「獣医師と相談しながら、色々とチェックや検査を続けているのですが、左前の跛行の原因がもうひとつ掴み切れません。馬房から出す際の一歩目に歩様に見せることが多く、その後、通路を歩かせていると分からなくなり、正常な歩きになるといった状況です。このまま良くなるケースもありますので、『もう少し経過を見たい』(獣医師)と思います」(岸本担当)
2025/4/18近況写真
クイーンアンは右前球節の疲れで小休止をしていた関係で、調教その他に特に大きな進展はナシ。次回近況時にはBTC入りが再開しているでしょうから、次回、次々回の近況に改めて注目したいと思います。
パルフェに関しては、3月中旬、吉澤ステーブル最後の測定時に453kgだった馬体重が、移動を挟んで460kgになっているので、輸送であまり身体が減らないタイプ、あるいは、ここにきて馬体が増えるサイクルに入ってきた可能性を感じます。
ただし、3、4月に吉澤ステーブルの鷲尾場長から「半兄ブルータスに似ているが、成長の進度といった点では兄のほうが早い気も…」との話が出ており、スピード調教への対応力、走りの質といった観点に加え、馬体に関しても「筋肉のメリハリが乏しく、ボリューム感に欠ける印象がある」となかなか厳しい指摘をされていましたからね。
かなり早い時期から高評価だったブルータスと比べるのはそもそも可哀相かもしれませんが、何故かお値段は(牝馬の)こちらの方が高い(^^;)…ということになっていますし、テンコートレセンで順調にスタートできたことをキッカケにして、(初のコチラの夏を乗り切って)どんどん評価が高まるような動きを見せて欲しいです。
レスターについては引き続き舎飼い中なので、こちらも様子見せざるを得ない状況です。
今回の近況を見る限りでは、それほど深刻な症状ではなさそうに感じますが、何となく気持ちが悪いのは確かですし、まずは岸本さんが仰るような「このまま良くなるケース」にハマって欲しいと思います。
以上、売れ行き観点で言えば、現時点ではクイーンアン、パルフェ、レスターともに、すぐに決断を迫られる状況ではありませんので、おそらくは、このまま夏の通常募集ラインアップを見るまで最終判断を保留することになりそうです。
その結果、23年産は現状(カフラー、アールグレイ、ベネディクション、パラディオン、シェンロン)で打ち止めにして、24年産馬に全振り作戦を採用する可能性もありますし、様々なパターンを考えつつ楽しみたいと思いますm(_ _)m
**広尾TC 2025/2026年2歳募集馬残口状況**(太字太枠は出資済、残口は5/12時点)
前回チェック時(4/24)からジワジワと売れてMore Than Sacred’23(シェンロン)が満口、ステラリード’23(パラディオン)が満口直前、パーフェクトラヴ’23(パーフェクトスノー)が残54口になっています。
現時点で『募集中』なのがパドックシアトル’23(クイーンアン)、サダムノンノ’24、エンパイアブルー’24の3頭だけというのは変わっていませんが、クイーンアンについてはそろそろ『残口僅か』になるのでは?と何となくそんな気がします。(いずれにしても『まだ余裕がある』という状況は変わらないでしょうけれど)
問題はパーフェクトラヴ’23(パーフェクトスノー)が残54口となり、いつ満口になってもおかしくない状態なこと。引き続きエンパイアブルー’23(パルフェ)、パーフェクトスノー、クイーンアン、クエストフォーワンター’23(レスター)の4頭に注目している中で、パーフェクトスノーについては早々に出資・非出資を決断する必要がありそうです。
ということで、パーフェクトスノーについては今週金曜(5/16)の近況をチェックして決めようかなと。。それまでに満口になってしまう可能性もあるでしょうが、それは仕方がないことだと諦めることにして…。
話は変わりますが、先日、ゴッドフロアー’23(デアアテナ)がシュウジデイファームから宇治田原優駿ステーブルに移動したように、この世代は早めに北海道からトレセン近郊に移る馬が多い気がします。
(キチンと数えたわけではないですが)例年だとこの時期までの移動はせいぜい1、2頭なのに対し、今年はデアアテナのほかに、パラディオン(チャンピオンヒルズ)、パルフェ(テンコートレセン)、エレナレジーナ’23(ミウ・リバティホースナヴゲイト)が移動を済ませていますからね。まあ、だから何だと言う気はないですが、移動情報というのも売れ行きが変わるきっかけになったりはしますので、一応の注意は払っておかなければいけません。
それにしても、クイーンアンは本当に『募集中』から動きませんねぇ…
先ほど「クイーンアンについてはそろそろ『残口僅か』になるのでは?」と書きましたが、これだけ動きが鈍いと逆に走りそうな気がする… というのは考え過ぎ、あるいは単なる『一口馬主病』かもしれませんけれど(^^;)
久しぶりにトレセン在厩馬がゼロになり、出資馬の木曜近況更新がありませんでした(^^ゞ
そんな中、デアアテナの6月トレセン入厩が内定したとのことです。
デアアテナ(ゴッドフロアー'23)6月の入厩が内定!募集締め切り迫る!
先日のブログでもお伝えした通り、北海道のシュウジデイファームから栗東近郊の宇治田原優駿ステーブルへ移動してきているデアアテナ。移動後の調整も順調に進んでいることから、管理していただく田中克典調教師と協議した結果、6月のトレセン入厩が内定しました。
田中克典調教師からも、「すごく雰囲気が良い馬で個人的にも好きなタイプ」というコメントが出ており、今後の活躍が期待される一頭です。現時点で栗東所属馬の入厩が内定しているのはデアアテナのみ。順調に調整が進めば栗東所属2歳馬のデビュー第一号になるかも!?この先の動向も注目していきましょう!
そんなデアアテナは、現在も募集中となっておりますが、満口もしくはトレセン入厩をもって募集受付を終了いたします。そのため出資をご検討中の方はお早めにご決断をお願いいたします。
(トレセンへの入厩が近付きますと、お申し込みが殺到し、入厩前に満口となってしまう可能性も充分ございます。ご注意ください!)
皆様からのお申込みをお待ちしております。
デアアテナ(ゴッドフロアー’ 23)【残口わずか】
牝2歳 黒鹿毛 2023.02.17生 新ひだか産
父:マジェスティックウォリアー 母:ゴッドフロアー (母の父:ハーツクライ)
栗東・田中克典厩舎予定
【宇治田原優駿ステーブル在厩のデアアテナ:公式HP(2025/4/18更新)より】
25.05.02近況
宇治田原優駿ステーブル在厩。おもにトラックでハッキングキャンター2000m、坂路でハロン18秒ペースのキャンター1本を乗られています。
「進めていくなかで馬房内を行ったり来たりと落ち着かない様子ですが、新しいコースには問題なく対応。むしろ調教中のほうが落ち着いてしっかりと駆けてくれる印象です。きのう来場した調教師によれば、『すごく雰囲気が良い馬で個人的にも好きなタイプ。入厩を前向きに検討していきたいですね』とのことでした。今後は速めを取り入れつつ、その準備を整えていければと思います」(乾担当)
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私はデアアテナを『出資候補の注目馬』に入れていなかったわけですが、改めて現状を確認してみると、ここまで概ね順調に来ているというだけでなく、なかなかイイ馬ですよね。
馬体は母ゴッドフロアーよりコンパクトでバランス良くまとまっていますし、牝馬にありがちな線の細さがありません。性格的には素直で大人しいようですから、何事もなければ6月入厩も予定通りに進んでいきそうです。
ただ、入厩情報につられて今さら方針を変えるのもアレですし、マジェスティックウォリアー産駒としてはマジックブルーに、ゴッドフロアー産駒としてはアスゴッドと父パンサラッサのゴッドフロアー’25に期待したいなと。(ゴッドフロアー’25はまだ募集すらされていませんが、そのうちに良い情報が出て切るでしょう!)
そうですねぇ、黒い毛色の馬は好きなので、牡馬だったらもっと気持ちが揺れていたかも…です(^^ゞ
ちなみに私の出資候補注目馬の一頭、パーフェクトスノー(パーフェクトラヴ’23)の残口が昨日時点で54口になったようです。この一週間で残99口から残54口ということは、もしかしたらこの土日で売切れる可能性もありそうで。。
『GW最終日に注目馬の近況チェック』という記事の中で、「目安としては、パーフェクトスノーの残口が50を切ったらいよいよ最終決断… いや、次につながる新たな作戦(言い訳?)をひねり出したい」と書いていますので、そろそろ準備を始めたいと思います。あ、もしも準備が整う前に売切れてしまったら、それはご縁がなかったということになりますね(^^;)
先週、移動情報の絡みでパルフェ(エンパイアブルー’23)の近況をチェックしましたので、今現在、私が出資候補として注目している残り3頭についても触れておきたいと思います。
■パーフェクトスノー(パーフェクトラヴ’23)5/2近況:小国スティーブル在厩。おもにダートコースでハロン20~23秒ペースのキャンター1500m、ウッドチップコースでハロン17~20秒ペースのキャンター2000mを消化。週1回の速めを開始しています。
「今週の計測で馬体重は435kg。どうやら早熟タイプではなさそうですし、週1回終い2F15-13程度を取り入れ始めた直後でもありますので、今がちょうどしんどい時期かと思います。何とかここを我慢して乗り越えてほしいですね。馬に落ち着きがあること、飼葉を全部食べてくれている点は助かっています」(小國代表)
2025/4/18近況写真
■クイーンアン(パドックシアトル’23)5/2近況:シュウジデイファーム在厩。右前を中心に疲れが見られたため、調教を休止してひと息入れています。馬体重460kg(4月下旬測定)
「今週に入って右前の球節部に疲れがきましたので、無理せずにお休みを挟んでケアに当たっています。それまでの調教では徐々に体がしっかりし始め、モタれも改善されて操縦性が向上。ゲート練習についても、入り・駐立ともに問題ありませんでした」(岸本担当)
2025/4/18近況写真
■レスター(クエストフォーワンダー’23)5/2近況:シュウジデイファーム在厩。左前肢の跛行が認められたため、調教を休止して様子を見ています。馬体重465kg(4月下旬測定)
「何度か診断麻酔を行い、跛行の原因を探っているのですが、現時点ではまだハッキリしない状況です。深管や球節、蹄冠部などに疑いがあったものの、いずれもレントゲン検査や装蹄師チェックにおいて異常は認められませんでした。引き続き獣医師に診てもらいながら不安箇所を突き止め、適したケアを行っていきたいと考えます」(岸本担当)
2025/4/18近況写真
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なかなか身体が増えないことが悩みの種(課題)となっているパーフェクトスノーですが、今回の近況では「どうやら早熟タイプではなさそう」との話も出ていますので、そうであるならあまり慌てて(早期デビューを意識して)攻め込まずに、成長を後押しするようなトレーニングをじっくりやっていった方が良いのかもしれません。
本馬は私も実際に見ていますし、なかなか素質がありそうな良い馬なのは確かだと思っていますが、筋肉の付き方、メリハリといった点ではまだ幼い印象を受けますし、夏場は無理をせずに最初から秋デビューを目指すで良い気がします。
でもまあ、馬体重は別にしてバランスの良さは目立っていますし、小國代表が仰るように、今の「しんどい時期」をうまく乗り越えていけば、結構面白い活躍をするのでは?という評価は変わっていません。
クイーンアンについては、(疲れで小休止をしている所為かもしれませんが)ようやく体重が460kg台に乗ってきましたし、ここ1、2ヶ月の馬体の良化が最も顕著な一頭ではないでしょうか。
右前の球節部に疲れが出たのは近況を見る限り大したことではなさそうですし、ここまでの調教により操縦性が向上、ゲートの入り・駐立ともに問題ナシというように、しっかりトレーニングの成果も出ているようです。
そうですねぇ、蛯名先生は(リップサービス込みで)クラシック参戦を意識しているようですが、いずれにしても、小休止明けの立ち上がり次第では(キタサンブラック産駒であっても)それなりに早い始動が狙えそうです。
そして、今回の近況で新たな課題が顕在化してしまったのがレスターです。
現象としては「左前の跛行」なのですが、調教を休んで(レントゲン検査や装蹄師チェックなど)いろいろ調べても原因がわからない…というのはいかにも気持ちが悪い。。いや、大したことがなく、自然に症状が解消してくれれば良いのですが、それが望める状態かどうかも分かりませんので、ひとまず続報を待つしかありません。
なんだか私が注目した途端に課題が…みたいなタイミングになってしまいましたが、そもそも私の行動と馬の順調度は無関係ですし、もちろん思い当たるフシは全くありませんので悪しからず…です(^^;)
ということで、売れ行きの点で最も切羽詰まっているのはパーフェクトスノー(残99口)ですが、晩成傾向が出てきたとなると少しでも長く様子見したくなるのが人情というもの。様子見という意味では原因不明の左前跛行が明らかになったレスター(満口直前)も全く同様ですしねぇ…。現時点で最も課題が少ないのはクイーンアンですが、彼女はまだ募集中のままという…。
なかなか難しい状況ではありますが、GW最終日に悩み過ぎるのもアレですし、目安としては、パーフェクトスノーの残口が50を切ったらいよいよ最終決断… いや、次につながる新たな作戦(言い訳?)をひねり出したいと思います(^^ゞ
先日勝ち上がったブルータスの妹パルフェが移動!募集締め切り目前!:広尾サラブレッド倶楽部
先日、当倶楽部所属のブルータスが待望の初勝利を決めてくれましたが、その妹パルフェがデビューへ向けて北海道の吉澤ステーブルから福島県田村郡のテンコートレーニングセンターに移動いたしました。高柳瑞樹調教師からも、移動後さらに乗り込みを進めていくというコメントも出ておりますので、ここからさらにパワーアップしてもらいましょう。
兄のマジックブルー、ブルータスに続く勝ち上がりを意識できるパルフェは、父ルヴァンスレーヴ×母父エンパイアメーカーという配合。この組み合わせは先週日曜日の福島1Rを2馬身半差で快勝したキミオモウハナと同配合。ほかにもリュミナーズがすでに勝ち上がりを決めており非常に相性の良い組み合わせと言えそうです。キミオモウハナ、リュミナーズはいずれもダートで勝ち上がっており、パルフェも同様にダートでの活躍が大いに期待できますが、動きの軽やかさからは芝のレースで走る姿も見てみたいと思える一頭。今後の成長が今から楽しみです。
近況にも書かれている通り「兄と比較しても成長度合いはゆっくり」ということですので、トレセンへの入厩はもう少し先となりそうですが、北海道からの移動ということもありまして、お問い合わせやお申し込みが増えてきております。当然ながら満口になりますと募集は締め切りとなりますので、ご検討中の方はお早めのご決断をお願いいたします。
※なお、トレセンに入厩した場合も募集は締め切りとなりますので、ご注意ください。
皆さまからのお申し込みお待ちしております。
エンパイアブルー’23(パルフェ)【残口わずか】
牝2歳 鹿毛 2023.04.21生 新ひだか産
父:ルヴァンスレーヴ 母:エンパイアブルー (母の父:エンパイアメーカー)
美浦・高柳瑞樹厩舎予定
最新近況(2025/4/28):25日(金)に吉澤ステーブルを出発。26日(土)に無事、福島県田村郡のテンコートレーニングセンターに移動しています。
「半兄のブルータスに比べると成長の度合いはゆっくりのようですね。よって今すぐのトレセン入厩を考えているわけではありませんが、ここからは少し早めに近場に移動のうえ、さらに乗り込みを進めていきたいと思います」(高柳瑞調教師)
【吉澤ステーブル在厩のパルフェ:公式HP(2025/4/18更新)より】
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今現在、私が出資候補として注目している一頭、パルフェがテンコートレーニングセンターへの移動を済ませています。
北海道からトレセン近郊への移動という意味では、すでに出資済みのパラディオン(ステラリード’23)が3月末にチャンピオンヒルズへ移っているものの、トレセン入厩までにはしばらく時間がかかりそうな情勢となっています。エレガンシアが待望の初勝利!将来有望なステラリードの23年産駒パラディオンにも注目!:広尾サラブレッド倶楽部
パルフェについても「トレセンへの入厩はもう少し先」とのことなので、それほど切羽詰まった状況ではないでしょうが、一般論としてこの時期の移動は前向きにとらえるべきだろうと思いますし、ゲート試験だけは早めに…といった理由で入厩する可能性はありますからね。一応、知らないうちの『募集締め切り』を避ける意味でも今後の動向に注目です。
ちなみに、先日、強い内容で勝ち上がった兄ブルータスに比べると「成長の度合いはゆっくり」と言われていますが、もともと晩成傾向の強いエンパイアブルーの仔ですからそれは当然とも言えますし(ブルータスが早すぎ?)、馬体の良さ、平均点の高さは確かだと思っていますので、テンコートレセンでどのような評価になるかも楽しみです。
そう言えば、最近、北海道酒池肉林旅行を楽しんできたバージョンワンさんの情報によると、近年の北海道は以前より夏が暑くなる一方、厩舎の暑熱対策がなされていないケースも多く、むしろ本州の方が過ごしやすい場合もあるのだそう。
そうなると、何でもかんでも夏は北海道にいた方がイイということにはならないですし、比較的涼しいと言われるテンコートレセンへの早め移動といった作戦は、今後も増えていくのかもしれませんね。
**広尾TC 2025/2026年2歳募集馬残口状況**(太字太枠は出資済、残口は4/24時点)
先週、24日にエレナレジーナ’23(ミウ)が満口になりました。
さらにはパーフェクトラヴ’23(パーフェクトスノー)が残131口、More Than Sacred’23(シェンロン)が残16口となっており、特にシェンロンについては何時売切れてもおかしくない状況と言えるでしょう。
ちなみに23年産世代はほとんどの馬が『残口僅か』以上の売れ行き表示になっています。24年産を含めても『募集中』なのはパドックシアトル’23(クイーンアン)、サダムノンノ’24、エンパイアブルー’24の3頭だけですから、全体的な売れ行きはまずまず例年通りでしょうか。
そんな中、私はエンパイアブルー’23(パルフェ)、パーフェクトラヴ’23(パーフェクトスノー)、パドックシアトル’23(クイーンアン)の3頭に引き続き注目しているわけですが、ここにきてグンと評価が上がってきたのはこの馬です!
■クエストフォーワンター’23(レスター)最新近況(4/18):シュウジデイファーム在厩。おもにBTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回、2F15-14程度で乗られています。
「安定感のある母系もさることながら、これまでの感触から父ゴールドシップの良いところだけを受け継いでいそうなのもいいですよね。今後も終いを自然と伸ばしていくような感じで、ハロン13~14秒台も取り入れながらしっかり乗り込んでいければと思います」(岸本担当)
【シュウジデイファーム在厩のレスター:公式HP(2025/4/18更新)より】
パルフェ、パーフェクトスノー、クイーンアンの出資候補牝馬3頭に、牡馬であるレスターを加えると出資検討がさらにとっちらかって収拾がつかなくなる気もしますが、シュウジデイファームにおけるレスターの動向はとても前向きで、岸本さんからは「パワーもあるしスピーディー」「平均点が高い」「気性が良く乗りやすい」といったコメントが出ています。馬体は470kg程度で仕上がりも早そうなので、デビューまであまり待たずに済みそうなのもプラスポイントでしょう。
そう言えば、鈴木慎先生にはマードラドで大変な苦労をおかけしちゃってますし、その罪ほろぼしを理由にすれば、今まで散々検討をしてきたパルフェ、パーフェクトスノー、クイーンアンより先にレスターに出資をしても怒られないでしょうしね。(いや、私がどの馬にいつ出資をしようが誰も怒らないと思いますけど(^^;))
あ、鈴木慎厩舎ということは、ゴールドシップの鞍上だった内田騎手の教育課程がセットでついてくるのも心強いっすねぇ。。今のところ気性面の課題は出ていないようですが、今後もずっとそうだとは限りませんし…。
残131口のパーフェクトスノー以外のパルフェ、クイーンアン、レスターはまだ当分の間は様子見OKだと思いますが、今から二ヶ月程度粘って『通常募集のラインアップを見てから考える作戦』が可能かどうかはさすがに微妙な気もしますし、とりあえず、あと一ヶ月程度では結論を出したい…というイメージで検討しようと思います(^^ゞ
いつもの水曜朝は『うまいもの』関係の記事を書くのですが、昨日あたりからgoo blogの画像関係の処理がおかしな動きをするもので(多分、サービス終了の記事を受けてデータのダウンロードやらをやっている人が多いのでしょう)、今日は画像少なめ(というか画像ナシ)、競馬関係の記事を書くことにしました(^^ゞ
そんなこんなで、4/13福島で無時にブルータスが勝ち上がりを決めましたので、ここらで広尾TC3歳世代の戦績(あくまで全体的にどんな感じになっているのか)をチェックしてみようと思います。
まず、以下に『馬名、性齢、戦績(最高着順)』を載せてみました。太字表記はすでに勝ち上がった馬、下線付きは私の出資馬ですが、万が一、抜け漏れ、間違いがあったらすみませんm(_ _)m(ご指摘頂ければなる早で訂正させて頂きます)
エスペシャリー(牝3):4戦0勝(2着)
マードラド(牡3):3戦0勝(7着)
マジョレル(牝3):1戦0勝(13着)
ロンパイア(牡3):6戦1勝
シップオブラヴ(牡3):3戦0勝(13着)
エターナルシルバー(牡3):3戦0勝(3着)
レジョンデロル(牡3):2戦0勝(6着)
ブルータス(牡3):8戦1勝
ラヴフォルテッシモ(牝3):2戦0勝(交流戦4着)
モダン(牡3):未出走
エレガンシア(牝3):3戦0勝(7着)
コンタンゴ(牡3):3戦0勝(2着)
シャラ(牝3):未出走
ストラテージュ(牡3):2戦0勝(10着)
ティルナノーグ(牡3):3戦0勝(13着)*4/11付競走馬登録抹消
アスゴッド(牡3):9戦0勝(2着2回)
ラパンチュール(牝3):5戦1勝
現時点までに世代17頭中3頭が勝ち上がり。
勝ち上がり率の17.6%は、これはさすがにもう少し頑張らないといけない数字でしょうか。まあ、社台・ノーザンF系クラブと同じようにとは言いませんが、クラブとして少数精鋭を謳うのであれば、少なくとも1/3以上(率なら33.3%以上)の勝ち上がり、つまり、世代17頭のうち6頭(あと3頭)以上の勝ち上がりは達成したいところです。
その前提で各馬の戦績を見渡すと、過去に2着の実績があるエスペシャリー、コンタンゴ、アスゴッドにはなるべく早く勝って欲しいかなと。3頭が勝てばその時点で6頭勝ち上がり達成ですし、高すぎる目標ではないですよね。
3頭がいずれも私の出資馬なのはさて置いて、個人的には今週予定のエスペシャリー、2回京都が目標のコンタンゴは近々勝つと思っていますし、アスゴッドは捻挫で小休止を挟んだことがむしろプラスになり、次に出てくる時には休み前より良化しているんじゃないかなと…。(多少、贔屓目が入っているのはご容赦ください)
その3頭に加えて、少しずつ上昇しているエレガンシアあたりが勝ってくれたら、勝ち上がり7/17で40%を超えてきますから、(凄いというほどではないにしろ)充分以上の合格点圏内に入ってきます。(ストラテージュやマードラド、未出走のモダンにも何とかなって欲しいものの、さすがに現時点で『勝てる!』と言えるほどの材料は…(^^;))
私の出資馬以外にも、地道にやっているうちに何かのきっかけでガラッと変わったり、交流戦でチャンスをものにする馬もいますから、関係者の皆さんには最後まで諦めず可能性を探っていって欲しいです。
ちなみに今はまだ途中経過でしかないわけですが、これが5月後半、6月になると急に追い込まれ気分になりますので、キッカケを掴むにしてもなるべく早く、チャンスがあれば逃さず貪欲に!でお願いしますm(_ _)m
今現在も出資可能な募集馬のうち、前向き検討中の牝馬3頭について、一応、近況チェックをしてみます(^^ゞ
■パルフェ(エンパイアブルー’23):吉澤ステーブル在厩。おもにBTCの直線馬場や坂路を併用しハロン17~19秒ペースのキャンター1~2本を消化。週1回の速めを乗られています。馬体重453kg(3月中旬測定)
「強化ラインへの対応向上を目標に調教を重ねているところ。体調は安定しており、終点まで集中力が持続しつつあるものの、体重が増えている割には馬体に筋肉のメリハリが乏しく、ボリューム感に欠ける印象を受けますね。まだ大きく成長が進む時期には至っていないのかもしれません。引き続き適度に終い13秒台を入れながら変化を待ってあげたいと思います」(鷲尾場長)
■パーフェクトスノー(パーフェクトラヴ’23):小国スティーブル在厩。おもにダート周回コースにてダク1200m、ハロン18~22秒ペースのキャンター2800mを乗られています。
「ソフト調教をベースとして、終いをハロン18秒くらいまで伸ばしています。どうやら来週くらいからウッドチップのフラットコースも使えそうですので、今後はウッドを中心に乗り進めていきたいですね。馬体重は数キロほど減っているものの馬自身は動けそうですので、コース開放を機にピッチを上げてみようかと思っています」(小國代表)
■クイーンアン(パドックシアトル’23):シュウジデイファーム在厩。おもにBTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週1回、2F15-14程度を乗られています。馬体重455kg(3月下旬測定)
「飼葉を食べてくれており、3F44秒程度を織り交ぜるなどして順調に乗り進めていますよ。徐々に体もしっかりしてきて、ハミにもたれ気味だった走りも改善に向かい、さらに乗りやすくなってきました。この調子でスピードへの対応力を高めていきたいですね」(岸本担当)
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まずはパルフェ(エンパイアブルー’23)についてですが、馬体重は半兄ブルータスの2歳3月馬体重が455kgでしたから、ピッタリ同じくらいのサイズですね。もともとエンパイアブルーの仔らしいバランスの良さがありますし、現時点で「馬体に筋肉のメリハリが乏しく、ボリューム感に欠ける印象」であってもそれほど心配ないと思います。
その一方で、調教における走りの評価は半兄が「スピード強化が進み、騎乗者の指示にしっかり従いゴーサインに対する反応も向上、フットワークが伸びて前進気勢も高まり良好な動き」と非常に前向きで、実際、4月中旬に吉澤ステーブルEASTへ移動したほどだったのに対し、半妹はそこまで目立つ動きにはなっていないようで。。それでもすでに13秒台をやるところまでは来ていますし、トレーニングを重ねつつさらなる変わり身を求めていけば、そのうちに変わってくるだろうとは思います。
パーフェクトスノー(パーフェクトラヴ’23)に関しては、成長促進のためにいったんペースを落とし、馬体重が448kg(3/21)まで増えたところで再び18秒ペースに戻してきたということですね。
ただ、18秒ペースをやりだすと微妙に体重が減ってしまうようで、このあたりが引き続き課題になってくるのかなと。。昨年末時点で「動かせば動かすほど軽快さやフットワークの良さが目立つ」「動きは良好、スピードが上がるにつれて重心が低くなる感じ」と走りの評価は非常に高いだけに、もう一段の成長による馬体強化が望まれます。
クイーンアン(パドックシアトル’23)については(数字はそれほど増えていないものの)、このところの馬体良化が著しいと感じていまして、3頭の中では一番順調に成長している気がします。調教進度も3F44秒程度をこなすところまで来ていますし、現時点でキタサンブラック産駒にありがちな気性面の課題、扱いにくさが全くないのも好感です。
蛯名先生が距離を延ばしてクラシックを意識したいと仰っているのに対し、岸本さんが「回転の利いたフットワークゆえ、長い距離より短めの距離で力を発揮するのでは」と意見が分かれているのは気になりますが(ちなみに遺伝子型はCC)、牝馬で主戦場がマイルあたりというのは願ったり叶ったりかもしれず、それも含めて楽しみの幅が大きいとも言えますからね。
ということで、1、2ヶ月前までは(私の中では)パルフェが出資候補一番手だったのですが、ここにきて「やはりクイーンアンかな?」という気がしてきています。(クイーンアンにはポイントが使えないというハンデがありますが…)
まあ、この3頭に関しては、パーフェクトスノーはすでに残224口になっているものの、他の2頭はまだ『募集中』のままと余裕がありますので、こうなったら本当にギリギリまで様子を見るのもイイのかなと。あと1ヶ月半もすれば夏の通常募集についてのうわさ(?)が出てくるかもしれませんし、なるべく自由度を高く保っておきたい気持ちもありますから(^^ゞ
すでに視聴された方も多いと思いますが、Youtubeの広尾公式チャンネルに蛯名調教師がご出演、現在募集中のパドックシアトル’23、残口僅かのBelcarra’24、すでに満口になっているオピュレンス’23についてコメントされています。
特にBelcarra’24については、ご自身の凱旋門賞2着(1999年エルコンドルパサー、2010年ナカヤマフェスタ)の経験を踏まえつつ、欧州に連れていく責任とプレッシャーを感じている、ずば抜けて良い馬、とまで仰っていまして…。
まあ、こういうのは出資者にとっては(たとえ話半分でも)嬉しいものです。
ちなみに私はBelcarra’24、オピュレンス’23に出資をしているわけですが、そんなに期待してくれるなら、パドックシアトル’23にも出資しちゃおうっかなぁ… 確かに馬体がグンと良くなってますしねぇ(^^ゞ
■パドックシアトル’23最新近況(3/21):シュウジデイファーム在厩。おもにBTCのダートトラックにて軽め2500m、坂路にてハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回、2~3F15-15前後を乗られています。馬体重458kg(2月下旬測定)
「ピリッと気性の勝ったところを見せ始めました。それをうまく良い方向へとコントロールしていきたいですね。乗った感触でも回転の利いたフットワークをしていますので、やはり長い距離よりは短めの距離で力を発揮してくれるのではないでしょうか」(岸本担当)
広尾TCリニューアル18周年記念募集馬への申込み解禁初日が終わりましたが、Malakoot’24とエンパイアブルー’24はいずれも『募集中』表示のままと、比較的大人しいスタートになりました。私の想定は、Baaeed産駒のMalakoot’24は『残口僅か』まではいくかな?だったのですが、皆さんの冷静な行動に感心することしきりです。
かく言う私はMalakoot’24とエンパイアブルー’24に出資申込みを済ませたことで、この世代の出資馬は、
・(外)Wildwood’s Beauty’24(牡)
・(外)Belcarra’24(牡)
・(外)Malakoot’24(牝)
・エンパイアブルー’24(牝)
以上の4頭になりました。
この際、マル外多過ぎ問題には目を瞑るとして、冷静にやっておかないといけないのは、この夏の通常募集、秋の追加募集でも何頭かに出資することを想定し、全体の出資頭数枠を、現実に合わせて若干多めに設定し直す作業です。
いや、22年世代が8頭と多めだったので、23年産世代は6頭までにしよう(と考えて現在5頭)というように、ある程度目安を決めて行動しないと、楽しい遊びのつもりがシャレにならない事態を招く可能性もありますからね(^^;)
ということで、例によって広尾TC所縁の馬、今年、これから募集が予想される馬たちの表です。
**2023/2024/2025年産 広尾TC所縁の馬**(太字は募集馬、太枠は私の出資馬)
24年産馬の顔触れの中で、将来、募集されたら間違いなく出資したい馬は、ステラリードのラストクロップであるステラリード’24、期待のディメンシオン’24、最初で最後のパラスアテナ産駒であるパラスアテナ’24の3頭。前向きに検討したい馬は、絞りに絞ってレトロクラシック’24、ルックオブラヴ’24、セイリングホーム’24といった面々になるでしょうか。
例えば、前向き検討ゾーンの馬をさらに絞って2頭に出資をするとしたら、すでに出資済の4頭に5頭が加わることになり、この時点で22年産の8頭を超える9頭への出資が確定してしまうんですよね…。
さらに怖いのは、本募集か追加募集かにかかわらず、(Wildwood’s Beauty’24やBelcarra’24のような)まるで隠し球のように突然募集される良血マル外馬が出てくるかもしれず、その対応用として2頭分くらいの余裕は持つべきという。。
うーむ。。そうなると、最悪この世代の出資馬は11頭とかになってしまい、さすがに常識的な社会人としてやり過ぎでしょうから、具体的な目標として、24年産世代の出資は22年産世代より1頭多い9頭までに抑えたいところです。
つまり、すでに出資をした4頭にステラリード’24、ディメンシオン’24、パラスアテナ’24を加えて7頭、それ以外の馬(想定外も含めて)から2頭まで、といった感じで…。もちろん、ステラリード’24、ディメンシオン’24、パラスアテナ’24といったところが今ひとつのデキだったら、幸か不幸かその分の枠が空くわけですが、実のところ、昨年9月の北海道見学会で見せて頂いたステラリード’24、パラスアテナ’24などはとても良い感じでしたからね!
ということで、(まだユル過ぎな気がしないでもないですが)ひとまずこの世代の出資頭数枠を9頭に設定し、今後の出資作戦を考えていくことに決めました。世の中、予定通りに事が運ばないケースは多いですが、いったん立ち止まって計画を立て、想定外の事態が起きたらその都度修正していく…といった習慣をつけるのも大事なことだと思います。
無計画に進んで本筋を見失うと、大きく逸れ過ぎて戻れなくなることもありますから(^^ゞ