goo blog サービス終了のお知らせ 

とりあえず一口馬主の楽しいこと

気合の出資馬応援と飲み食い! たま~に趣味の話題など。。(^^ゞ

パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

2026年2歳募集馬、大体の作戦を決めました!?

2025-08-19 05:34:04 | イベント・募集馬検討

**広尾TC 2026年2歳募集馬残口状況**(太字太枠は出資済、残口は8/18時点)

 

先週申込みをしていたセイリングホーム’24について、出資金の振込手続きを済ませましたので、『広尾TC・2026年2歳募集馬』全21頭中8頭への出資が完了したことになります。

この世代の特徴は、半分冗談のようなマル外4頭(Sea The Stars産駒、Flightline産駒、Baaeed産駒×2)の存在でありまして、この4頭すべてに『夢枠出資』をしてしまった私は、現在、出資総頭数を抑える作業に例年以上に苦慮しているところです。

いやホント、以前はマル外馬はせいぜい1、2頭でしたから…。

まあ、そんなことを言ってもクラブは許してくれませんから、何とかこの厳しい状況を打開し、ワクワク楽しい一口馬主ライフを自分なりに満喫していくしかありません。

そして、そのために私が編み出した作戦はなんと!! すでに出資をしたマル外4頭のことはいったん頭から消し去って、現時点の出資馬はエンパイアブルー’24、ディメンシオン’24、パラスアテナ’24、セイリングホーム’24の4頭だけだと考えて、今後の作戦を決めていくのもアリなんじゃないか!?というものです。

つまり、既出資が4頭ならあと3頭ぐらいはイッてもイイよね…的な(^^;)

本当にそれでいいかは甚だ微妙なところですが、そう考えるとだいぶ気が楽になるのは確かです。

あと3頭にいけるなら、早特1期限の今月末までに(母馬出資優待含めて)53%ポイントバック対象募集馬から1頭を選んでポイントを獲得、残り2枠と獲得ポイントを活用する前提で、その他募集馬の様子を見つつ秋の追加募集馬の情報公開を待つ…という作戦が取れますからね。(追加募集、周年記念募集は24年産ではなく25年産パン祭りかもですし)

ということで、(細かいことはさて置いいて)今月末までにあと1頭いくといしたらこの馬かな?の候補を2頭告白してしまおうと思います。(他にも候補がいないわけではないですが、キリがないので…)

■ステラリード’24(牡):【8/15近況】シュウジデイファーム在厩。場内でおもにダク、ハッキング2000~3000mを乗られています。馬体重410kg(8月初旬測定)
「角馬場やダートで縦列など集団での騎乗調教を進めており、乗っている時も落ち着きがあります。先頭に立って誘導役が務まるぐらいですからね。気難しいようなところは感じられませんし、扱いやすい馬ですよ。父モズアスコットの血がうまくマッチしているのかもしれません」(岸本担当)


 

■パーフェクトラヴ’24(牝):【8/15近況】パカパカファーム厚賀分場在厩。引き続き、昼夜放牧で管理されています。馬体重445kg(8/5測定)
「夏場の良質な青草の恩恵を受け、体重がグンと増加。素晴らしいひと月を過ごしましたね。体調もすこぶる良好ですし、運動能力やバランス感覚などもいっそう向上している様子です。落ち着いて群れに溶け込んでおり、まだまだ成長が期待できそうです」(クリス場長)


 

ステラリード’24は、「気難しいところは感じられず扱いやすい馬。父モズアスコットの血がうまくマッチしているのかも」と、兄姉をたくさん見てきた岸本さんから前回(7/15)近況に続いて気性面についての言及がありました。ステラ仔は常に気性と頭の高さが課題になるわけですが、それが少しでも軽い程度で済むのならありがたいです。走る能力に関しては、ある程度以上のレベルが保証されている系統でもありますし、結局、出資をするなら『早特1』のうちに…と考えたくなります。

募集時の情報から20kg増やしたパーフェクトラヴ’24もなかなかです。鈴木慎厩舎なので、おそらくシュウジデイファーム育成になるのでしょうが、現時点の馬体と本格的な配合レベルを考えれば、牝馬の中ではかなり上位の評価をして良いんじゃないかと思います。半姉のパーフェクトスノーには最後まで悩んだ末に出資しませんでしたが、こちらは鈴木慎厩舎で、伯父さんの主戦だった内田騎手の教育係就任が有力というのもプラスポイントでしょう。

 

*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2025/2026年2歳募集馬、そろそろ第2ラウンド!?

2025-08-12 05:42:00 | イベント・募集馬検討

**広尾TC 2025年2歳募集馬残口状況**(太字太枠は出資済、残口は8/11時点)

*私の出資馬とまだ買える募集馬のみ掲載

2023年産募集馬については、先週土曜日にパルフェ(エンパイアブルー’23)がトレセン入厩となったため募集終了、残りはデアアテナ(ゴッドフロアー’23)、モラール(ハキ’23)、レスター(クエストフォーワンダー’23)、ルストラーレ(スーンシャイン’23)、パラディオン(ステラリード’23)、クイーンアン(パドックシアトル’23)の6頭になりました。

私としては、最も注目していたパルフェへの出資を見送った以上、他の馬に行くのもどうかと思いますし、この世代についてはさすがにもう打ち止め。あるとしたらパラディオンへの追加ですが、今のところそのつもりはないので、ここからは2024年産馬への出資検討に集中したいと思います。(さすがにもう迷いはないです(^^ゞ)

 

**広尾TC 2026年2歳募集馬残口状況**(太字太枠は出資済、残口は8/11時点)

 

さて、本命の2024年産馬たちですが、新規募集開始直後の状況とあまり変わっていません。

いませんが、あえて言うなら、すでに募集されていたアンジュシュエット’24、エンパイアブルー’24といった馬が売れてきているのは面白い傾向でしょうか。。まあ、大雑把にまとめるとこの2頭は新規募集馬たちと比べても魅力がある…ということでしょうし、エンパイアブルー’24出資者の私としても、それはそれでわかる気がします。

ということで、2024年産の新規募集馬については、先月末までに入金完了した出資馬のポイントが還元され、2度目の近況が報告され今週末から『早特1』が期限を迎える月末までの2週間、ここが第2ラウンドになりそうです。

私としても、『残口僅か』となっているセイリングホーム’24については結論を出すつもりですし、その後に続くフォーエヴァーユアーズ’24、パーフェクトラヴ’24、ステラリード’24、レトロクラシック’24、ゴッドフロアー’24、ストームハート’24あたりの順位付けも、第2ラウンド中に新ためて整理したいと考えています。

そうですねぇ、月末までにセイリングホーム’24ともう一頭…ぐらいはポチッといってしまうかもしれません(^^ゞ

 

*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

Comments (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パルフェ(エンパイアブルー’23)トレセン入厩により募集終了!?

2025-08-10 06:46:05 | イベント・募集馬検討

【ご注意ください!!】エンパイアブルー' 23が明日入厩予定となりました。(8/8 10:00現在):広尾サラブレッド倶楽部

ということで、予定通りであれば昨日トレセン入りをしているハズなので、規定により『残口僅か』だったパルフェは募集終了になっていると思います。(駆け込んだ方もいると思いますので、最終的な残口状況は不明です)

募集開始当初からずっと注目馬として取り上げてきた私としては、最後までどうすべきか迷ったわけですが、結論は涙をのんで出資見送りに…。理由はパルフェ自身にあるのではなく、『24年産馬にたくさん出資してしまいそうだから』というもので、正直なところ、今でも『この馬はイイなぁ… 走りそうだなぁ…』と思っています。

もちろん結果は分かりませんが、半兄ブルータスはすでに2勝目をあげましたし、エンパイアブルー産駒らしい馬体の良さにはさらに磨きがかかっています。最近はルヴァンスレーヴ産駒もなかなか頑張っていて本当に… と、あまり女々しいことを書いても仕方がありませんね。。とにかくパルフェの活躍、成功を祈りたいと思いますm(_ _)m

(しかし、この馬が満口にならないとは…。ルヴァンスレーヴ牝馬で3800万円はさすがに強気すぎたか(^^;))

 

最新近況(2025/8/8更新):テンコートレーニングセンター在厩。15-15開始後も順調にきていることから、明日(9日)、美浦トレセンへ入厩することになりました。馬体重471kg(7月末測定)
「先週から速めを取り入れ、これまでに計3本を消化。暑さも気にせず、真っすぐ元気に駆け上がってくれていますよ。普段は落ち着きがあり、たまにスイッチが入るとカーッとするあたりは牝馬らしい性格かと。日増しに馬体を大きく見せるようになっている点にも好感が持てます。調教師によれば、『それであればこのタイミングでトレセンに迎え入れ、ゲート、そしてデビューを目指していきましょう』とのことで、明日)(9日)の入厩が決まりました」(伊藤マネージャー)

最新写真(2025/7/31更新)

 

ちなみに私、本日は昼から出かける用事があり、テラステラの摩周湖特別をリアタイ観戦できません。

非常に残念ではありますが、帰宅するまで結果を見ずに頑張るつもりですので(レースの感想なども夜になります)、テラステラ出資者の皆さん、応援よろしくお願い致しますm(_ _)m

 

*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2ヶ月経過でコントレイル上昇中!? @JRA2歳種牡馬ランキング

2025-08-05 05:33:13 | イベント・募集馬検討

**種牡馬ランキング(JRA/2歳/総合/8月3日終了時点)**(馬名赤字は新種牡馬)

JBISサーチ(JBIS-Search):国内最大級の競馬情報データベース

 

新馬戦が始まって2ヶ月が経過し、だいぶ今年の特徴・状況が見えてきました。

ちなみに、このランキングの前回チェックは6/22終了時点だったのですが、その時の1~3位はエピファネイア、モーリス、キズナでした。そして今回もエピファネイアの首位は安泰、キズナとモーリスは順序が入れ替わっていますが、まあ、この3頭に関しては最後まで上位争いをしそうですし、産駒が走っても特に驚きはありませんからね。

4~6位については、前回がスワーヴリチャード、ドレフォン、キタサンブラックだったのに対し、今回はドレフォン、コントレイル、スワーヴリチャードに。注目は何と言っても大型新種牡馬コントレイルで、7月前半まではなかなか勝ち馬が出ず、ちょっとザワついた感すらあったものの、ここにきて18位から5位まで上がってきたのはさすがです。

もちろん、社台SSの全面バックアップがあり、初年度から繁殖牝馬の質も確保されていますから、ある程度以上に走って当然というえばそうなのですが、コントレイル自身、秋以降に急激に強くなったと言われていますし、父ディープインパクトも本来は『早さ』で勝負のタイプではなかったですからね。この時期に勝ち馬が増え始めて5位まで上がれたということは、もしかしたら秋から冬にかけて、ダントツ首位のエピファネイアに迫る活躍があるかもしれません。

とは言え全体的な印象としては、今年はエピファネイアが強いですねぇ…。

広尾のエピファネイア産駒と言えばベネディクションがいますから、(今は手術明けの立上げ中ですが)何とか今年中にデビュー戦を戦えるぐらいに頑張ってもらって、できれば父の勢いに乗って欲しいところです。

また、パラスアテナ’24に出資をした立場から言うと、この時季のモーリス好調は嬉しい限り。上にいるエピファネイアとキズナが強いので、この先どこまで争えるかは分かりませんが、何だかんだで昨年からの好調を維持しているのは立派ですし、早期から安定して良い産駒を出せる種牡馬として、さらに評価が上がるのではと思います。

その他では、昨年は出足が悪かったサートゥルナーリア(前回はランキング外)が、この時期に4勝を挙げて11位まで上がっているのは目につきます。もともとの血統レベルが高いことに加え、社台・ノーザンGrを中心に、各育成場が初年度を経験して『サートゥルナーリア産駒の仕上げ方』を掴んできたのかもしれません。

こうなると、益々フォーエヴァーユアーズ’24が気になってしまいますが、今はまだ『募集中』のままなので、急に思い立って何かをしでかすことのないよう、落ち着いて見極めていきたいところです(^^ゞ

 

Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2026年2歳新規募集馬、揺れる気持ちと今後の作戦(^^;)

2025-07-29 05:33:37 | イベント・募集馬検討

2026年2歳新規募集馬への出資申込みが7/24に解禁され、私は初日にパラスアテナ’24、ディメンシオン’24、Anasheed’24に出資をしました。今のところ満口になったのはパラスアテナ’24のみですが、この3頭については様子見するまでもなく、雨が降ろうが槍が降ろうが早晩出資をするつもりでしたから、どうせなら初日から…で良かったと思います。

その後、セイリングホーム’24が残口僅かになっていますので、(今すぐ売り切れる状況ではないとは言え)次のヤマが来るであろう8月半ば(7月入金完のポイントが反映されるタイミング)、早得1期限の8月末(近況情報がもう一回確認できるタイミング)に向けて、セイリングホーム’24への出否は決める必要がありそうです。

その上で、もしもセイリングホーム’24に行ったとすると、この世代8頭目の出資になりますし、まだ秋の追加募集、来年の周年記念募集が控えていると考えると、いったんそこまでの出資で区切りをつけて、あとは『ギリギリまで様子見作戦』に移行すべきかなと…。(必殺の『優柔不断モード』発動とも言う(^^;))

まあ、ステラリード’24、パーフェクトラヴ’24、フォーエヴァーユアーズ’24、レトロクラシック’24、ゴッドフロアー’24、ストームハート’24の6頭から1頭だけ選べと言われても、現時点の情報だけではなかなか難しいわけですし、だとすれば、状況が許す限り判断を遅らせ、少しでも多くの材料を集めて考えるしかないですからね。

そうですねぇ… それでもあえて6頭の中から1頭選べと言われたら… 本当に無理やりになってしまうのでアレですが、フォーエヴァーユアーズ’24かパーフェクトラヴ’24か… いや、どうなんだろう… という感じです(^^ゞ

 

【7/24出資申込み、7/28支払い完】3頭

Anasheed’24 1歳 栗毛 2024.02.21生 英国産 出資済み!
父:Baaeed 母:Anasheed (母の父:Frankel)
栗東・矢作芳人厩舎予定
販売総額 8,100万円 / 総口数 3000口
2026年2歳新規募集馬、これはスルー出来ないかも?(1)

 

パラスアテナ’24 牡1歳 黒鹿毛 2024.02.16生 日高産 出資済み!
父:モーリス 母:パラスアテナ (母の父:ルーラーシップ)
美浦・高栁瑞樹厩舎予定
販売総額 4,800万円 / 総口数 2000口
2026年2歳新規募集馬、これはスルー出来ないかも?(2)

 

ディメンシオン’24 牝1歳 鹿毛 2024.04.14生 新冠産 出資済み!
父:ロードカナロア 母:ディメンシオン (母の父:ディープインパクト)
栗東・須貝尚介厩舎予定
販売総額 6,600万円 / 総口数 3000口
2026年2歳新規募集馬、これはスルー出来ないかも?(3)

 

【8月中~下旬に出否判断】1頭

セイリングホーム’24 1歳 鹿毛 2024.04.11生 新冠産 8月中~下殉に判断!
父:エフフォーリア 母:セイリングホーム (母の父:Shamardal)
美浦・中舘英二厩舎予定
販売総額 3,000万円 / 総口数 2000口
2026年2歳新規募集馬、これは評価上昇かも?(1)

 

【ギリギリまで様子見?】6頭

ステラリード’24 牡1歳 栗毛 2024.01.09生 日高産
父:モズアスコット 母:ステラリード (母の父:スペシャルウィーク)
栗東・高柳大輔厩舎予定
販売総額 3,400万円 / 総口数 2000口
2026年2歳新規募集馬、これはスルー出来ないかも?(4)

 

パーフェクトラヴ’24 1歳 鹿毛 2024.04.07生 新冠産
父:ルーラーシップ 母:パーフェクトラヴ (母の父:オルフェーヴル)
美浦・鈴木慎太郎厩舎予定
販売総額 1,800万円 / 総口数 2000口
2026年2歳新規募集馬、これは評価上昇かも?(2)

 

フォーエヴァーユアーズ’24 1歳 栗毛 2024.02.19生 新冠産
父:サートゥルナーリア 母:フォーエヴァーユアーズ (母の父:Motivator)
栗東・荒川義之厩舎予定
販売総額 3,200万円 / 総口数 2000口
2026年2歳新規募集馬、これは評価上昇かも?(3)

 

レトロクラシック’24 1歳 鹿毛 2024.03.21生 日高産
父:タワーオブロンドン 母:レトロクラシック (母の父:ディープインパクト)
美浦・奥村武厩舎予定
販売総額 1,800万円 / 総口数 2000口
2026年2歳新規募集馬、やっぱり気になるどうしよう?(1)

 

ゴッドフロアー’24 1歳 黒鹿毛 2024.03.16生 日高産
父:ファインニードル 母:ゴッドフロアー (母の父:ハーツクライ)
美浦・鈴木慎太郎厩舎予定
販売総額 2,200万円 / 総口数 2000口
2026年2歳新規募集馬、やっぱり気になるどうしよう?(2)

 

ストームハート’24 1歳 鹿毛 2024.02.28生 日高産
父:マジェスティックウォリアー 母:ストームハート (母の父:Uncaptured)
美浦・蛯名正義厩舎予定
販売総額 2,400万円 / 総口数 2000口
2026年2歳新規募集馬、やっぱり気になるどうしよう?(3)

 

 

*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2026年2歳新規募集馬、明日までに大体決めます(^^ゞ

2025-07-23 05:27:22 | イベント・募集馬検討

7月11日に『広尾TC・2026年2歳新規募集馬』の詳細情報が公開されて以来、無視できなかったり評価が上昇したり気になったりの観点で、昨日までに10頭の馬を取り上げ、素人なりの感想を書いてきました。

諸事情により取り上げられなかった5頭についても、それぞれに特徴、良いところがあり、ここで終わるのは多少の心苦しさを伴いますが、もう出資申込み解禁日が明日に迫っていますので、個別の感想はここまでにさせて頂きます。

ということで、これまでに取り上げた10頭は下に載せた通りでありまして、少なくとも解禁日初日、或いは7月末あたりまでに出資をする馬はこの中から選ぶことになるはずです。(当たり前ですけど)

具体的にどの馬から行くかについては難しいところですが、比較的早く満口になりそうなのは2000口募集のパラスアテナ’24、セイリングホーム’24、レトロクラシック’24あたりかなぁと…。Anasheed’24、ディメンシオン’24は3000口なので多少余裕があるでしょうし、何となくですが、今回は即日満口馬は出ないんじゃないかと考えています。

もちろん、だからと言って余裕をブッこくつもりはないですが、場合によっては初日に出資をした馬のポイントで次の馬に…みたいなパターンも採用したいですし、そこは柔軟に対応していくつもりです!

 

Anasheed’24 1歳 栗毛 2024.02.21生 英国産
父:Baaeed 母:Anasheed (母の父:Frankel)
栗東・矢作芳人厩舎予定
販売総額 8,100万円 / 総口数 3000口
2026年2歳新規募集馬、これはスルー出来ないかも?(1)*追記アリ

 

パラスアテナ’24 牡1歳 黒鹿毛 2024.02.16生 日高産
父:モーリス 母:パラスアテナ (母の父:ルーラーシップ)
美浦・高栁瑞樹厩舎予定
販売総額 4,800万円 / 総口数 2000口
2026年2歳新規募集馬、これはスルー出来ないかも?(2)*追記アリ

 

ディメンシオン’24 牝1歳 鹿毛 2024.04.14生 新冠産
父:ロードカナロア 母:ディメンシオン (母の父:ディープインパクト)
栗東・須貝尚介厩舎予定
販売総額 6,600万円 / 総口数 3000口
2026年2歳新規募集馬、これはスルー出来ないかも?(3)

 

ステラリード’24 牡1歳 栗毛 2024.01.09生 日高産
父:モズアスコット 母:ステラリード (母の父:スペシャルウィーク)
栗東・高柳大輔厩舎予定
販売総額 3,400万円 / 総口数 2000口
2026年2歳新規募集馬、これはスルー出来ないかも?(4)

 

セイリングホーム’24 1歳 鹿毛 2024.04.11生 新冠産
父:エフフォーリア 母:セイリングホーム (母の父:Shamardal)
美浦・中舘英二厩舎予定
販売総額 3,000万円 / 総口数 2000口
2026年2歳新規募集馬、これは評価上昇かも?(1)

 

パーフェクトラヴ’24 1歳 鹿毛 2024.04.07生 新冠産
父:ルーラーシップ 母:パーフェクトラヴ (母の父:オルフェーヴル)
美浦・鈴木慎太郎厩舎予定
販売総額 1,800万円 / 総口数 2000口
2026年2歳新規募集馬、これは評価上昇かも?(2)

 

フォーエヴァーユアーズ’24 1歳 栗毛 2024.02.19生 新冠産
父:サートゥルナーリア 母:フォーエヴァーユアーズ (母の父:Motivator)
栗東・荒川義之厩舎予定
販売総額 3,200万円 / 総口数 2000口
2026年2歳新規募集馬、これは評価上昇かも?(3)

 

レトロクラシック’24 1歳 鹿毛 2024.03.21生 日高産
父:タワーオブロンドン 母:レトロクラシック (母の父:ディープインパクト)
美浦・奥村武厩舎予定
販売総額 1,800万円 / 総口数 2000口
2026年2歳新規募集馬、やっぱり気になるどうしよう?(1)

 

ゴッドフロアー’24 1歳 黒鹿毛 2024.03.16生 日高産
父:ファインニードル 母:ゴッドフロアー (母の父:ハーツクライ)
美浦・鈴木慎太郎厩舎予定
販売総額 2,200万円 / 総口数 2000口
2026年2歳新規募集馬、やっぱり気になるどうしよう?(2)

 

ストームハート’24 1歳 鹿毛 2024.02.28生 日高産
父:マジェスティックウォリアー 母:ストームハート (母の父:Uncaptured)
美浦・蛯名正義厩舎予定
販売総額 2,400万円 / 総口数 2000口
2026年2歳新規募集馬、やっぱり気になるどうしよう?(3)

 

 

*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2026年2歳新規募集馬、やっぱり気になるどうしよう?(3)

2025-07-22 18:34:58 | イベント・募集馬検討

 

ストームハート’24
洗練された流線型のフォルム、大胆不敵な強者が多才を極める。

1歳 鹿毛 2024.02.28生 日高産
◇父:マジェスティックウォリアー 母:ストームハート (母の父:Uncaptured)
◇美浦・蛯名正義厩舎予定
◇販売総額 2,400万円 / 総口数 2000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:CT
◇Point!:母は重賞勝ち馬エイシンブルズアイの妹にあたり、その3番仔にして初めての牡駒。体高があって脚が長めのスタイリッシュなフォルムは標準をやや上回るサイズまで成長してきており、流線型のきれいなシルエットが際立っている。放牧地ではそのプライドの高さから他馬たちを支配する存在とも言え、首を使った低い姿勢での走りにはブレがなく、肩の可動域や体幹の強さなども将来のメリットとなりそうだ。ダート色の濃い血統背景ではあるものの、芝にも挑戦したい好素材。持続しそうなスピードを武器にマイルから中距離あたりでの大躍進を期待したい。

◇最新近況(2025/7/15更新):北海道・浦河の辻牧場在厩。夜間放牧で管理されており、近日中にも日高町のファンタストクラブへ移動する予定となっています。馬体重441kg、体高161cm、胸囲176cm、管囲20.8cm(6月末測定)
「気温によって多少の長短はありますが、基本的には16時頃に放牧地に放ち、翌朝まで屋外へ。いつも大威張りで自分を誇示しており、これぞ男馬といった振る舞いを見せています。体つきは当初の印象そのままに、ムダ肉の少ないキレイに見せるタイプ。背丈があって骨格も十分ですからね。成長の進度も比較的早いほうだと思います」(辻代表)

◇募集写真(2025/7/11更新)

-----

 

24日に申込み解禁となる新規募集馬15頭のうち、私がスルー出来なかったり、評価が上昇したり、やっぱり気になったりする馬が、ついに10頭目になってしまいました。(やめられない止まらない♪)

そろそろいい加減にしないといけないタイミングではありますが、いろいろ検討しているうちに、どうしてもこの馬には触れておきたいと思ってしまいましたので、空気を読まずに続けさせてもらいます。

まず馬体に関しては、募集のPOINT!にある「体高があって脚が長めのスタイリッシュなフォルム」という表現がぴったりでしょう。これは動画を見るとさらに分かりやすく、その格好良さ、身のこなしの綺麗さにはエンパイアブルー産駒っぽさすら感じます。(エンパイアブルー産駒っぽい、という表現は私の最大級の賛辞です)

加えて6月末の測尺が『馬体重441kg、体高161cm、胸囲176cm、管囲20.8cm』ですから、数字の上でも全く不安なし。シュッとしていてやや薄手の姿かたちを見ると『これなら芝でも…』と考えてしまいますが、このぐらいのサイズがあれば、むしろ血統イメージ通りのダート路線で、目を瞠る大活躍を期待したくなります。

その血統については竹内さんの解説にある通り、A.P.Indyの母Weekend Surpriseのクロスがかなり目立ちます。もともとマジェスティックウォリアーはSecretariat、Buckpasserのクロス持ちですから、本馬には北米系スピード、パワー、底力が満載ですし、その中に南米産の父Siphonが加わっているのですから…。(Siphon好きにはたまらない!)

日本の場合はどうしても芝のレースが中心ですが、昨今は以前に比べてダート路線が格段に整備されてきましたし、血統面の魅力を考えると、もうダート全振りでもイイんじゃないかなと。いや、芝の中距離で無双できればそれはそれで嬉しいですが、万が一、世界をめざすとなればダートはかなり美味しいですからね(^^ゞ

 

ストームハート’24(牡)

 

ちなみにゴッドフロアーの仔が蛯名厩舎なのは、それはそれで多少の唐突感があったりします。

何故そうなのかはよく分かりませんが、ここ数年の預託厩舎のバランスを考えると、クラブも蛯名先生もこの馬にはそれなり以上に期待をかけているんじゃないのかなと。。勝手な想像ではありますが、何となくそんな気がしています。

と、散々イイ感じのことを書いてしまいましたが、正直、こういう馬がすぐに売れてしまうと私としては困ります。まあ、そこはフタが開いてからになりますが、できれば少し様子見がしたいです(^^ゞ

 

*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2026年2歳新規募集馬、やっぱり気になるどうしよう?(2)

2025-07-22 05:35:19 | イベント・募集馬検討

 

ゴッドフロアー’24
優れた重厚感と敏捷性を兼備、秘めたる闘争本能が歓喜を呼び込む。

1歳 黒鹿毛 2024.03.16生 日高産
◇父:ファインニードル 母:ゴッドフロアー (母の父:ハーツクライ)
◇美浦・鈴木慎太郎厩舎予定
◇販売総額 2,200万円 / 総口数 2000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:CC
※本馬は2025年4月に左後肢飛節のOCD除去手術を行っております。

◇Point!:十分な目方とバランスの取れた馬体にはしっかりと中身が詰まっており、背中は父、腹目のラインは母をイメージ。気性は母方にも似て、ときおり気の強いところを見せるが、普段はやさしく、人には従順で手入れの際も全く問題はない。放牧時には身幅のあるボディを持て余すことなく、敏捷性を感じさせる走りを見せてくれており、群れの中では平和主義。ただし、仕掛けられた喧嘩には黙っておらず、必ずやり返す気丈な面も持ち合わせている。力を要する馬場も苦にしない印象があり、適性は洋芝やダートか。距離はマイル以下で本領を発揮してくれそうだ。

◇最新近況(2025/7/15更新):9日(水)に北海道・日高町のヴェルサイユファームから、浦河のシュウジデイファームへ移動しています。馬体重460kg、体高152cm、胸囲175cm、管囲20.6cm(6/2測定)
「半兄のアスゴッドと同じく、どっしりとした体つき。他の1歳馬よりも幅があって、ひと回り大きく見えますね。このあたりは血統なのかもしれません。現在はウォーキングマシンを50~60分。加えて、エリ上げなどの初期馴致の導入部分に着手しています」(岸本担当)

◇募集写真(2025/7/11更新)

-----

 

ここまでくると、もうどの馬から取り上げても一緒な気もしますが、それだとあまり意味がないので(私なりに)真剣に悩んだ結果、アスゴッドの半弟ゴッドフロアー’24を選ばせてもらいました。

まず馬体に関してですが、腹回りなどはゴッドフロアーの仔らしいしっかりしたサイズ感。それでいてアスゴッドほどの分厚さはなく、全体的なバランスはこちらの方が上に感じます。(アスゴッドは他を圧する筋肉量が異常でした…)

6/2時点の測尺は『馬体重460kg、体高152cm、胸囲175cm、管囲20.6cm』ですが、まだお尻が高くて背丈も伸びそうですし、結局、500kg近くまで増えるのかもしれません。ただ、そもそもこの系統は軽さで勝負ではないですし、「洋芝やダートのマイル以下」で勝負をするならこういう馬体が良いのかも…とも思います。

実は、昨年の見学ツアーで見せて頂いた時には、もっとシュッとしたシルエットだった印象があるのですが、ゴッドフロアーの仔は、良くも悪くもこういう姿カタチになってくるんですねぇ(^^;)

そして血統面についてですが、竹内さんは主にファインニードルについて、(サクラバクシンオーやタワーオブロンドンを引き合いに出しつつ)母系にスタミナ系を持つスプリンターの優秀さを解説してくれています。

その上で、実は私にとってのファインニードルは、エンドスウィープ直系として是非とも成功して欲しい種牡馬なんですよね。。詳しく書くと長くなるのでやめますが、その昔、サンデーサイレンスに対抗するべくエンドスウィープの仔を探して叶わず、代わりにプリサイスエンド産駒のスプラッシュエンドに出資をしたことが思い出されます(^^ゞ

(そう言えば、スプラッシュエンドもOCD手術歴アリだったな…)

と、そんなことを考えながら血統表を眺めてみると、エンドスウィープ×Nijinsky×Secretariatの組み合わせなど、どことなくスプラッシュエンドの香りがしなくもない…。芝でもダートでも泥んこ馬場でも頑張って走り、準オープンで活躍してくれた出資馬を懐かしく思い出したら、何となく本馬が他人とは思えなくなりました。(トホホ…)

いやホント、本馬の母父はサンデー×トニービンのハーツクライですし、竹内さんの仰る『母系にスタミナ色が強い短距離馬』という意味では、レトロクラシック’24よりコチラじゃないかと思えてきます。

 

ゴッドフロアー’24(牡)

 

ということなのですが、一番の問題点は、果たしてこの馬まで手が回るのか?ということで。。ここまでに取り上げた馬はすでに9頭で、出資済みの24年産4頭をプラスすると13頭になってしまいますからね。

一世代13頭はいくら何でもやり過ぎなので、これはマジで絞らないと(^^;)

本馬については何となく長く楽しめそうな予感はあるものの、鈴木慎先生のところで言えば、パーフェクトラヴ’24も候補に挙がっているわけで、少なくともそのどちらか一頭に絞る必要はありそうですm(_ _)m

*OCD
離断性骨軟骨症(Osteochondritis Dissecans)のことで、主に若駒に起こりやすく、関節(主に飛節、球節、後膝、肩)の軟骨から軟骨片が剥離し、炎症、関節液が増えることで、関節の腫脹が起きる症状です。関節鏡手術による軟骨片摘出、増量した関節液を抜いた後にヒアルロン酸を注入するなど、早い段階で処置をすれば予後は良好で、術後も競走能力に影響を及ぼさないとされています。

 

*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2026年2歳新規募集馬、やっぱり気になるどうしよう?(1)

2025-07-21 13:47:53 | イベント・募集馬検討

 

レトロクラシック’24
初年度からG1を制した魅惑の父、心身に漲る活力が未来を突き拓く。

1歳 鹿毛 2024.03.21生 日高産
◇父:タワーオブロンドン 母:レトロクラシック (母の父:ディープインパクト)
◇美浦・奥村武厩舎予定
◇販売総額 1,800万円 / 総口数 2000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:CC
※本馬は2024年5月に左前肢の肢軸矯正手術を行っております。
◇Point!:背丈は低めで現時点ではまだ体型が幼く、やや小柄ではあるが、胸前の発達や各パーツの大きさ、管囲の太さなどは十分なもの。首差しの強さは特筆に値し、幼少期から歩みの力感に優れている。放牧地では他馬の出方に応じて対抗しており、適度にピッチの利いたパワフルな身のこなしで元気いっぱいに疾走。普段はおとなしく、運動に対しての前向きさや積極性は将来のアドバンテージとなりそうだ。胴が短めで全体的にがっちりとしたタンク型ゆえに、イメージはダートの短距離か。同父のラパンチュールに続き、重賞の舞台でその雄姿を輝かせたい。

◇最新近況(2025/7/15更新):8日(火)に北海道・日高町のヴェルサイユファームから、日高町のファンタストクラブへ移動しています。馬体重411kg、体高153cm、胸囲171cm、管囲21.5cm(6/2測定)
「到着時の馬体重は432kg。環境が変わっても落ち着いている様子ですし、歩様も問題ありません。まだこちらに来てから一週間ほどですので分からない面も多い段階ですが、半兄のモダンより穏やかな気性をしているようにも思います。ウォーキングマシン入りもすんなり。現在は30分の運動をおこなっており、機を見て初期馴致を開始する予定となっています」(佐久間調教補佐)

◇募集写真(2025/7/11更新)

-----

今まで『これはスルー出来ないかもシリーズ』『これは評価上昇かもシリーズ』の中で、あえてこの馬を取り上げなかったのは、多少引っ掛かるところがあるからなのですが、それについてはあとでちょこっと触れることにします。

まず、馬体については全然問題なし、募集のPOUNT!には「背丈は低めで現時点ではまだ体型が幼くやや小柄」とありますが、そんなに小さくないしバランスも水準以上、筋肉の量やつき方はむしろ他の募集馬たちより目立っていると思います。実際、6/2測定時点で『馬体重411kg、体高153cm、胸囲171cm、管囲21.5cm』、7/8ファンタストクラブ到着時には432kgに増えているそうですし、『評価上昇馬』に挙げてもおかしくないぐらいです。

まあ、動画を見ると確かに「胴が短めで全体的にがっちりとしたタンク型」には見えますが、今後の成長で胴に伸びが出てくれば印象も変わってくるかもしれませんし、現時点で一概に「イメージはダートの短距離」とは言えない気もします。(『左前肢の肢軸矯正手術』の影響については、動画においては気になりませんでした)

血統に関しては、竹内さんがシンコウエルメスのストーリーや、ラパンチュールを例にしたタワーオブロンドン×ディープインパクトの魅力を紹介してくれています。

私としては、タワーオブロンドン自身の可能性はもちろん、ウェルシュステラを強調する配合(Sadler's Wells、Gone Westのクロス)に魅力を感じますし、広尾と相性の良いディープインパクト×Sadler's Wells×Shirley Heights(ラパンチュール、ディメンシオン、エタンダールなど)がイイ仕事をすれば、かなり面白いんじゃないかと思っています。

(遺伝子型がCCなのでアレですが、やはり単純にダート短距離勝負とは思えない?(^^ゞ)

 

レトロクラシック’24(牡)

 

ということで、馬体、血統面に関しては前向き要素が多く、積極的に検討したいところながら、唯一引っ掛かる点があるとしたら、それは『奥村先生・ジョイナスファームライン』と私の相性の悪さなんですよねぇ…。

本馬はすでにファンタストクラブに移動を済ませていますが、奥村厩舎の通例によれば、いずれジョイナスファームで仕上げることになるのでしょう。そして、それはトゥジュール、モダンと同じ流れでありまして、具体的に何が悪いとかそういことはないにしろ、正直、私にとってのプラス材料ではないんです。(モダンはまだ進行形なので何ともですが…)

まあ、2頭続けて厳しい状況になったということは、3頭目は大丈夫でしょ!みたいな考え方もありますし、気にする必要ないと言われればそんな気もしますが、ちょっとどうしようかなぁ…と考えたりしています(^^;)

*​肢軸矯正手術(Angular Limb Deformity)
主に若齢馬(当歳)において、​装蹄療法による肢の内反・外反の矯正が難しい場合などに実施することが多い手術です。骨成長のバランスを整えることが目的となります。

 

*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2026年2歳新規募集馬、これは評価上昇かも?(3)

2025-07-18 05:47:30 | イベント・募集馬検討

 

フォーエヴァーユアーズ’24
随所に魅せる素質の片鱗、チャンピオンディスタンスの主役を狙う。

1歳 栗毛 2024.02.19生 新冠産
◇父:サートゥルナーリア 母:フォーエヴァーユアーズ (母の父:Motivator)
◇栗東・荒川義之厩舎予定
◇販売総額 3,200万円 / 総口数 2000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:CT
◇Point!:父に2024年のJRA新種牡馬チャンピオンを迎えて誕生した母の3番仔。標準サイズをやや上回る立派な馬体は幼少期から目を惹く存在であり、バランスの良さ、肢勢の正しさ、胴回りのボリュームなどに好感。放牧地ではいつも元気いっぱいに仲間たちと遊んでいるため、若馬の勲章でもある生傷が絶えないが、人が大好きなタイプでみんなの人気者。一頭でも行儀よく振る舞える自立心に富んだ性格はハンドリングや将来のレースにおいても必ずやプラスに働くと見る。魅力が凝縮した血統背景も心強く、大舞台に立つ夢に向かって突き進んでいきたい。

◇最新近況(2025/7/15更新):北海道・日高町のパカパカファーム厚賀分場在厩。昼夜放牧で管理されています。馬体重434kg、体高154cm、胸囲174cm、管囲20.5cm(6/20測定)
「このひと月における馬体重の増加はそれほどありませんでしたが、サイズは十分ですし、数字以上に筋肉のボリュームが目に見えるようになり、運動能力も高まってきました。放牧地の群れの中でも、自信からくる落ち着きのようなものが窺い知れ、全体的な成長が順調に進んでいます」(クリス場長)

◇募集写真(2025/7/11更新)

-----

 

セイリングホーム’24、パーフェクトラヴ’24に続く、『評価上昇かもシリーズ』の3頭目を選ぶのはかなり難しかったのですが、数頭の候補の中から最終的にフォーエヴァーユアーズ’24にしました。

私は父リアルスティールの半兄トゥジュールにも出資をしていましたが、トゥジュールは2歳7月に重度の屈腱炎を発症、長い闘病生活の末、無理やり間に合わせた3歳8月の未勝利戦、未勝利終了後の10月に走った1勝クラスの2戦のみで引退、というほろ苦い結果に終わっています。でも、あれはいわゆる『屈腱炎がなければ案件』で、馬体の良さ、デビュー戦で見せたセンスなどは、本当に怪我さえなければ…と思わせるものでしたからね。

そして、父がサートゥルナーリアに替わった24年産についても、「バランスの良さ、肢勢の正しさ、胴回りのボリューム」、さらには筋肉の付き方など、総合的な馬体の良さは魅力的。動画で見せる脚捌きもスッキリしていて綺麗ですし、総合点の高さでは同時期のトゥジュールを上回っているように感じます。(お値段も上回ってますけれど(^^;))

また、サイズについては6/20時点で『馬体重434kg、体高154cm、胸囲174cm、管囲20.5cm』ですから全く問題ないでしょう。父シルバーステートの半兄エターナルシルバーは5月の遅生まれ故、5月下旬に『馬体重332kg、体高144cm、胸囲161cm、管囲19.1cm』と小さかったですが、今は450kg台で競馬をしているなど、フォーエヴァーユアーズの仔はそれなりに成長力がありそうですからね。

血統に関しては、竹内さんの血統診断にMotivator×Shirley Heightsネタとしてタイトルホルダー、Montjeu×Shirley Heightsネタとしてパンサラッサと、とても夢のある話が載っていますので是非ご一読を。

ちなみにタイトルホルダーはキングカメハメハ×トニービン×ノーザンテーストのドゥラメンテ産駒、パンサラッサはキングカメハメハ×Storm Catのロードカナロア産駒でですから、ある意味、特徴がすごくよく出ていますよね。一方、本馬は父がロードカナロア産駒サートゥルナーリアなので、パンサラッサにスペシャルウィーク×Sadler's Wellsのシーザリオがプラスされていて、確かにパンサラッサを少しタイトルホルダーに寄せたイメージになっています。

フォーエヴァーユアーズはフランスで堅実に22戦を走って7勝している馬ですし、3番仔のこの馬か一つ下の25年産(牡、父サートゥルナーリア)あたりで、そろそろ一発が出てもおかしくない気もしています(^^ゞ

 

フォーエヴァーユアーズ’24(牡)

 

本馬を管理する荒川先生には、私はマジックブルーで初めてお世話になりました。

正直、矢作先生や藤原先生、池江先生といった重鎮、キラキラ系ではないですが、あまり目先のことに右往左往せず、中長期で馬のことを考え、育ててくれるイメージを持っています。(その分、使う数は多くないと思いますけれど…)

その上で、本馬には馬体や血統面から『あまり小さくまとまって欲しくない』魅力がありますし、馬の成長に合わせてじっくり育てる荒川先生の方針は、結果的にうまくマッチするんじゃないかとも考えていますm(_ _)m

 

*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする