シュウジデイファーム在厩のカフラーは、引き続き、おもにBTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン15~18秒ペースのキャンター1本を乗られています。4月下旬の馬体重は450kgです。
◇岸本担当のコメント 「行きっぷりが良すぎて、乗り手が抑えるのに苦労するほど。終いをハロン15秒くらいまで伸ばして乗り進めており、順調にきていますよ。こちらでの調教量といった点ではまだ少なめですので、さらに乗り込みを重ねつつ、体力アップを図っていければと思います」
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BTCでの速めを継続しつつ、馬体が450kg台に乗ってきたのは朗報でしょう。
調教の絶対量は足りていなくても、「行きっぷりが良すぎて乗り手が抑えるのに苦労するほど」というコメントには、スピード対応、前進気勢といった観点での前向きな評価を感じますし、今のところ全てがうまくいっているように思います。
あとは岸本さんが仰るように「さらに乗り込みを重ねつつ体力アップを図っていく」のみ! この時期にしっかり乗り込むことは、先々必ず武器になると思いますし、1月生まれの本馬には早めのデビュー、早めの1勝が欲しいですからね。
BTCでの調教は実質3ヶ月ほどですが、ようやくそれが成果として表れてきたかもしれません。この調子で成長を続け、American Pharoahの代表産駒が狙えるレベルになってくれたら最高です(^^ゞ
シュウジデイファーム在厩のカフラーは、おもにBTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン15~18秒ペースのキャンター1本を乗られています。
◇岸本担当のコメント 「機を見て、終いをハロン15秒くらいまで伸ばしており、少しずつその頻度を上げているところ。スピード対応に問題はありませんので、あとは乗り込んでいって基礎体力を高めていき、さらに次のステップへと導いていきたいですね。着実に馬体が締まってきています」
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シンプルなコメントの中に「スピード対応に問題はない」「着実に馬体が締まってきている」と嬉しい内容が詰まっています。「あとは基礎体力を高め、さらに次のステップへ」とあることからも、現在の順調さが窺えます。
前回(4/4)近況あたりから15-14程度の調教が入ってきていますが、今のところ走る能力については合格点以上の評価がもらえています。気持ちの面で多少ピリッとしたところがあるようですが、(順調に調教が積めているように)気性難というほどの課題ではなさそうですし、この調子でバンバン乗り込んでいって欲しいです。
馬体は440kg台でもうひと回りの逞しさが欲しい印象ですが、そこは体力アップを図る中で少しずつ筋肉を増やしていければ…。American Pharoah産駒でもシュッとした体型ですから、ここから(馬体重自体は)大きく増えないのかもしれませんが、見た目以上にギュッと詰まった中身で勝負をしていきたいです。
これは何となくの勘でしかないですが、タイプ的には怪我で引退を余儀なくされたメリタテスに似たところがありそうな。。ハマった時にはムチャクチャ強い競馬をしてしまうタイプ、悪くないんじゃないかと思います(^^)
【シュウジデイファーム在厩のカフラー:公式HP(2025/4/18更新)より】
シュウジデイファーム在厩のカフラーは、おもにBTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン16~18秒ペースのキャンター1本を乗られています。3月下旬の馬体重は444kgです。
◇岸本担当のコメント 「およそ隔週で終いのみ14秒5~15秒5程度に伸ばしているところ。少々敏感な面もありますが、ハミ受けや折り合いなどは着実に良化傾向を示しています。それに体も引き締まりつつありますね。坂路での動きに問題はなく、最後まで楽に動けていますよ」
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徐々にペースが上がる中、ハミ受けや折り合いに進境があるのはイイですね。基本的なところができていないと、後々、しなくてもいい苦労をすることになったりますから、今のうちにしっかり身につけておきたいです。
「隔週で終いのみ14秒5~15秒5程度」まで進んできた走りについては「坂路での動きに問題はなく、最後まで楽に動けている」とのことなので、今のところ『概ね期待通り』と言って良いでしょう。
American Pharoah産駒と言えば、先日の伏竜ステークス(3/29中山)で、単勝1.3倍に推されたルクソールカフェが5馬身差の圧勝をかましていました。そのルクソールカフェも夏の北海道では2戦して勝てず、休みを挟んだ秋以降に破竹の4連勝ですから、カフラーもあまり急がなくてイイとは思うものの、実は本馬は1月末生れだったりしますからね。
本格的にペースが上がるのはまだ先になりそうですが、馬体はスッキリまとまっていますし、やり出せば比較的早く仕上がりそう。。今後の動き次第では、早めの始動も充分あり得るんじゃないかと思います(^^)
シュウジデイファーム在厩のカフラーは、おもにBTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン16~18秒ペースのキャンター1本を乗られています。2月下旬の馬体重は441kgです。
◇岸本担当のコメント 「飛行機輸送などの色々な経験をしている馬でもあり、BTCや新しい物事にも動じることなく、落ち着いて調教に臨んでくれていますよ。速めはこれからになりますが、現時点での感触で言えば、洋芝やダートのイメージでしょうか。ゆくゆくは軽さよりも力強い走りを見せてくれそうに思います」
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普通キャンターから少し進んで16~18秒ペースまで。BTCでのトレーニングが始まってからも、「新しい物事に動じることなく」取り組めているのは何よりです。
馬体を見ると、まだシュッとしていて芝馬のようなシルエットをしていますが、岸本さんによれば「現時点では洋芝やダートのイメージ。ゆくゆくは軽さよりも力強い走りを見せてくれそう」と、どちらかというとパワーが勝っているタイプのようです。
ただ、本馬はAmerican Pharoah産駒ですから、多くの出資者は最初からダートをイメージしていたはずですからね。その意味ではパワータイプは望むところですし、これでもう二回りダート馬っぽい筋肉がついてくれば言うことなしです。
あ、加えて言うなら「飛行機輸送などの色々な経験をしている」点が、精神面の強さタフさにつながってくれれば…。遠征や連戦に強いというのも絶対に武器になりますから、それも含めた総合力を身につけて欲しいです!
【シュウジデイファーム在厩のOnonimo’23:公式HP(2025/3/14更新)より】
◆競走馬名は「カフラー : Khafra」に正式決定。“エジプトの王”の一人。父名から連想しての命名となりました。
シュウジデイファーム在厩のカフラーは、引き続き、おもにBTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン16~18秒ペースのキャンター1本を乗られています。
◇岸本担当のコメント 「まだ普通キャンターの段階ではありますが、ひとまず坂路を楽に勢いよく駆け上がってくれますね。やや行きたがるところがありますので、現在はネックストレッチを使用。体を伸縮させて走れるように走行フォームの改善にも努めています」
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BTCでのトレーニングが始まってまだ日が浅いですが、普通キャンターレベルであれば「坂路を楽に勢いよく駆け上がってくれる」とのこと。もちろん、本馬は大きな期待を集めている馬ですから、この段階でもたつくことなど想定していなかったわけですが、ひとまず最初のハードルをクリアできたようで良かったです。
その上で、前回、今回の岸本さんコメントを総合すると、『前進気勢があって運動能力も水準以上、ただし多少敏感なところがあって気持ちのコントロールに課題あり』といったところでしょうか。実際にはネックストレッチをつけて走行フォームの勉強をするなど、細かい改善ポイントはたくさんあるのでしょうが、それらについては今後のトレーニングの中で身につけていくもの、アレもコレも最初から全てできてしまう馬なんて、ほとんど(全然?)いないでしょうからね。
あとはそうですねぇ、今現在450kg程度の馬体がもう二回りは大きくなって欲しいかなぁ…。一応、本馬にはダート無双を期待していますので、馬力はいくらあっても困りませんし、遠征競馬や連戦にも対応して欲しいと思っていますので(^^ゞ
シュウジデイファーム在厩のOnonimo’23は、現在は、おもにBTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン16~18秒ペースのキャンター1本を消化しています。1月下旬の馬体重は442kgです。
◇岸本担当のコメント 「場所を問わず、乗り始めに少しチャカチャカするようなところはありますが、BTCの環境自体には問題なく順応してくれており、結構行きっぷりもイイですね。坂路調教のスピードにもすんなりと対応してくれていますし、力もありそうです」
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BTCでのトレーニングが始まるなどのイベントがあったにもかかわらず、この一ヶ月で馬体重が10kgほど増加してくれました。見た目もとても良くなってきましたし、着地検疫明けも非常に順調に推移していると思います。
ちなみに岸本さんは「乗り始めに少しチャカチャカするようなところがある」と仰っていますが、本馬に関しては「物音にビクッと反応する」とか「性格的にピリッとしていて敏感」とか、毎回その手のコメントを出すのが恒例行事ですからね。実際、何らかの対策をするまでもなく調教が問題なく行えていますので、全く気にしなくてよいでしょう。
その上で、「結構行きっぷりがイイ」と前進気勢がありそうですし、今のところスピードとパワーを兼ね備えていると感じられますから、総合的にかなりやれるタイプのAmerican Pharoah産駒なのではと。今のところ、日本でのAmerican Pharoah代表産駒はカフェファラオでしょうが、本馬にはそれを越えるような、大きな夢を見させて欲しいと思っています。
あ、ちょっと勢いに乗って言い過ぎましたかね。。まあ、この時期ですから多少の法螺はOKでしょう(^^ゞ
【シュウジデイファーム在厩のOnonimo’23:公式HP(2025/2/18更新)より】
シュウジデイファーム在厩のOnonimo’23は、おもに場内でダク、ハッキング3000mを消化。BTC入りも開始しています。
◇岸本担当のコメント 「いくらか敏感で性格的にピリッとしたところはありますが、BTCに入っても落ち着いた状態で乗れていますし、ハミ受けなどもだいぶ良くなってきたように思います。まずは新しい環境に馴染ませて、様子を見ながら進めていきましょう」
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3ヶ月の着地検疫が明けてBTCでのトレーニングが始まりました。これで、ようやく本格的なトレーニングのスタートラインに立ったと言って良いですし、ここまでの準備期間を無駄にせず、ハミ受けなどに進境あるのもイイですね。
若干気になる点はと言えば、(動画で確認できる)歩く際の仕草でありまして、やや頭を高くして周りを気にしていると言いますか、何となく神経質で臆病な一面が垣間見えている気もします。ただ、それでもBTCでは落ちついて乗れているわけですし、現時点であまり心配してもどうにもなりませんから、時間の経過とともに落ち着いてくることを期待します。
その一方で、馬体に関しては段々とそれらしくなってきていると思います。今の見た目だと、どちらかというとスピードが勝っているように感じますが、それも含めて今後、トレーニングが本格化する中での変わり身に注目したいと思います(^^)
【シュウジデイファーム在厩のOnonimo’23:公式HP(2025/1/21更新)より】
シュウジデイファーム在厩のOnonimo’23は、場内でおもにハッキング2000~3000mを消化しています。12月下旬の馬体重は433kgです。
◇岸本担当のコメント 「体を大きく見せる割には敏感な一面もあり、他馬のバタつきや大きな物音に対してビクッと反応するようなところがありますね。それでも周回運動に支障はなく、順調に騎乗調教をこなしてくれていますよ。そろそろ3ヶ月の着地検疫が明けますので、今後はBTC(軽種馬育成調教センター)に入って乗り進めていきたいと思います」
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そう言えば、来日後の輸入検疫を経てシュウジデイファームに入ったのが10月でした。来週には3ヶ月の着地検疫が明けてBTCでのトレーニングが始まりますので、実際に走らせてみた感触がどうなのかなど次回の近況が楽しみです。
ただ、10月にシュウジデイに到着した時の馬体重が433kg、12月上旬測定時が434kg、さらに今回の12月下旬も433kgとほとんど変わっていないのはどうなんでしょうね。体高が160cmで管囲が20cmある馬ですから、もう少し増えてもイイ気がしますが、それは暖かくなるころまでに…と考えておきます。
敏感な一面がある点については、これからトレーニングが本格化する中で慣れていくしかないでしょう。落ち着いて能力を発揮すれば必ず走ってくる馬だと思いますので、少しずつ、着実な前進をして欲しいと思います。
いずれにしても、細かいことは全てこれから次第。引き続き大きな期待をしつつ見守ります(^^)
シュウジデイファーム在厩のOnonimo’23は、現在は、場内でおもにハッキング3000mを消化しています。
◇岸本担当のコメント 「集団に加わった直後はもうひとつスムーズに周回できない感じでしたが、今ではずいぶんと馴染んできましたね。物音などに敏感なところがあってチャカチャカすることがありますので、もう少しドッシリと構えられるようになってくれればと思います。体つきは目方以上に大きく見せる印象で感触も良好です」
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13日に馬体重434kg、体高160cm、胸囲174cm、管囲20.0cmとアナウンスがあり、シュウジデイファームでの調教も軌道に乗りつつあるようなので、これから先は、いつ頃同世代の馬たちに追いつくかに注目です。馬体はバランスが良く、歩きも明らかに水準以上でとても良い馬に見えますから、意外に早く追いついてくれるかもしれません。
ちなみに「物音などに敏感でチャカチャカすることがある」のは多少気になりますが、来日により大きく環境が変わったうえに、初期尾馴致など初めての経験をたくさんしましたからね。そこは多少割り引いてあげたい気もします。
そう言えば、本馬に出資を決めた時、私は「動画や写真を見る限りでは、馬体は本当に良いと思います。サイズ感は分からないものの、バランスが良いし欠点らしいところがあまりない。歩きも私の好みのゾーンに入っていますし、日本に来るまで安心できない…ということ以外に大きなマイナスはない」と書いていて…。
つまり、無事に来日をしてサイズが確認できた時点であとはもう楽しみしかないわけです。走る能力についてはまだ手探りでしょうが、岸本さんの「感触は良好」がもらえましたので、多分、大丈夫じゃないかと思っておきます(^^)
【シュウジデイファーム在厩のOnonimo’23:公式HP(2024/12/13更新)より】
シュウジデイファーム在厩、Ononimo’23の12月上旬時点での馬体重および測尺データをお知らせいたします。馬体重434kg、体高160cm、胸囲174cm、管囲20.0cmです。
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10/19に来日したOnonimo’23の測尺データが公開されました。
マル外については出資時にはデータが分からないですが、それはそういうものだと割り切るしかありません。(多分、個人の馬主さんが庭先で買う場合だって、そういうデータなしで決めるわけですから…)
それはさて置き、現時点で馬体重434kg、体高160cm、胸囲174cm、管囲20.0cmと言われるとだいぶホッとしますね。動画、写真は11月に更新されたもの、つまり、シュウジデイファームに入った直後に撮影されたものですが、比較的シュッとしたラインのシャープな身体つきで、これで435kgあるんだ?という印象を受けていました。
逆に言えば、この感じで435kgならサイズはソコソコかも…と想像していたわけで、体高が160cm、管囲20.0cmは納得の数字といったところです。
American Pharoah産駒でシャープな馬体といえば、怪我で無念の引退となったメリタテスがそうでしたが、彼女は本馬よりさらに細身で小さな馬でした。その点、本馬は牡馬ですし、まだまだこれから増えそうな雰囲気がありますから、矢作先生好みの『スピードで勝負できるAmerican Pharoah産駒』になっていくかもしれません。
と、例によって勝手な想像を書いてしまいましたが、そのあたりも含めておそらく来週あるであろう近況更新が楽しみです(^^)
【シュウジデイファーム在厩のOnonimo’23:公式HP(2024/11/19更新)より】