がんばれ、３歳未勝利馬！

さきほど、セレクトセール２０１０に関する記事を書きましたが、ふと気がつくと、“３歳未勝利馬に残されたチャンスは数えるほど”、という季節になってきました。

広尾ＴＣの２００７年産馬７頭（Ｈｉｒｏｏ７）も、故障引退となったランペルールを除く６頭の中で、勝ち上がっているのは、ステラリードとバシレウスだけという非常に厳しい状況になっています。

競馬で一つ勝つことがどんなに大変か、この趣味をやっていると本当によく分かります。
Ｈｉｒｏｏ７の残された未勝利馬、オフェンシヴライン、ユナイテッドウィル、クラヴィコード、ボスコアズーロの４頭には、厳しい状況を乗り越えて、なるべく多くの馬に勝ち上がって欲しいと思います。

セレクトセール２０１０、好調なのか低調なのか・・・

ＳＡＮＳＰＯ．ＣＯＭ　『セレクトセール初日、落札数は過去最高』
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日本最大の競走馬のセリ市、セレクトセール２０１０（社団法人日本競走馬協会主催）の初日が１２日、北海道・苫小牧のノーザンホースパークで開催された。この日は１歳馬が対象だったが、不況の影響は大きく、大方の予想より低調で１億円以上での取引は１頭もなく終わった。

初日の１歳セールは２１４頭が上場され（欠場６頭を除く）、１７３頭が落札（主取４１頭）された。上場頭数が過去最高だったこともあるが、落札頭数はこれまでを大幅に上回り、落札率は８０・８％と０５年当歳馬の８０・１％を超える最高を記録。落札総額は３１億５７１０万円（税別）。１頭平均は１８２５万円で、昨年よりも約３８０万円下回り、０６年に１歳セールが再開してから最低となった。
----ここまで引用-----------------------

今年で１３回目を迎えるセレクトセール。
１２日に行われた１歳馬セールでは、落札頭数は過去最高だったものの、平均購買価格は過去最低を記録したとの事です。
世の中全体がデフレ基調なので仕方がない面もあると思いますが、馬産地が元気にならないと日本の競馬は盛り上がりませんから、そういう意味では少し心配になります。

一方で、一口馬主の立場としては、比較的良い馬が安く手に入るのは嬉しいことです。
ちなみに、広尾ＴＣもゼンノロブロイの牡を落札したようで、この馬が無事に募集ラインアップに入るのかどうか、とても楽しみです。

上場番号：１２７　プレジャーコネクションの２００９（父ゼンノロブロイ）　（有）長谷川牧場
落札価格：１２００万

【（社）日本競走馬協会、『セレクトセール速報ページ（http://www4.jrha.or.jp/index.html）』より】

最近は、こういうセールの情報もすぐにわかるのでとても便利です。（グリーンチャンネルでは中継もあります。）
それにしても、２００８年産馬がデビューする前から２００９年産が気になってしまうとは、これはもう、一種の病気でしょうね（笑）