中京11レース 長篠ステークス(3勝C/芝1200m)で16着となったプライムラインの関係者コメントです。
◇高倉騎手のコメント 「アグレッシブに行ってほしいと言われていましたので、スタートして押してみたのですが、この(不良)馬場が合わなかったみたいです。道中3コーナーあたりでバランスを整えるため、脚を溜めながらと思ったのですが、そこからダラダラといった走りになってしまいました。前走の行きっぷりが良かったものですから、今回ブリンカーを外してもハミを取ってくれるかと思っていたのですが…。色々と気になるぶん、手応えが良くなかったのかもしれません」
◇田中克調教師のコメント 「馬場状態が悪化しており、まったく前に進んでくれませんでした。本馬はパワータイプではありませんので、これだけの不良馬場になってしまっては、しんどかったと思います」
◆クラブのコメント 「断続的に激しい雨が降り、7R以降は不良馬場。ゲートをポンと出てくれましたが、内目の荒れた馬場に脚も気持ちも取られてしまったようで、推進力のあるスムーズな走りを繰り出せず、直線に向いて徐々に下がってしまう形となりました。なお、このあとは、「栗東に戻ってきてからの状態もよく確認した上でまた考えていく」(師)予定となっています」
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高倉騎手、田中克先生ともに、一番の敗因は「馬場が合わなかったこと」との見解で一致ですね。
まあ、今日は素人目にも行きっぷりの悪さが見て取れましたし、不良馬場が合わなかったゆえの敗戦、何なら参考外の一戦としてさっぱり忘れてしまっても良い気がします(^^ゞ
ただし、じゃあ良馬場だったら上位争いできたのか?についてはいろいろ考えていきたいところ。。
今後については「栗東に戻ってきてからの状態もよく確認した上でまた考えていく」とのことですから、レース選択も含めた作戦全体の再検討をお願いしたいところです。
いずれにしても、苦手な不良馬場の中でプライムラインは頑張ってくれました。
次もまたメゲずに応援しますので、さらに元気な姿を見せて欲しいと思いますm(_ _)m
中京11レース 長篠ステークス(3勝C/芝1200m)に出走したプライムラインは16着でした。
【レース内容】好スタート!押して先行するも、他馬が速くてやや離れた5番手まで。不良馬場があっていない面もあったのか、道中の行きっぷりは今ひとつに見えました。3~4角にかけては荒れ馬場を嫌って各馬が外目に進路を取る中、プライムラインはインピッタリで回ったため、直線に入った時には前がガラガラでしたが…。残念ながらそこから前を追うスピード、余力は全くなく、ズルズルと下がってしまって16着での入線となりました。
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芝に路線を変更後、一番の完敗でした…
不良馬場も良くなかったかなぁ…
どうなんでしょうね、今日は不良馬場の所為にして『参考外!』でも良いのですが、それにしても、短距離戦特有のスピードが求められる、1200mの路線が合っているようには思えなくて(^^;)
田中克先生的には芝1200m路線にそれなりのこだわりがおありのようなので、もう一戦ぐらいは押してみるのもイイですが、もともと短距離仕様の馬ではなかったはずですし、適切なタイミングでもう少し長い距離も使ってみて欲しいです。
あとはですね、どうしても気になるのは今日が446kgだった馬体でありまして…。パドックで歩く姿に何となく元気がなく、少し寂しく映ったのは私の気のせいでしょうか。3勝クラスで2着していた頃は470kg台で競馬をしていたわけで、去勢によって余分な脂が抜けたとしても、もう少し張りがあっても良いと思いました。
これはどうしますかね。。何でもよいので上昇のキッカケが欲しいところですが、今日もその手掛かりはつかめず。馬は頑張ってくれていますので、また新たな作戦を考える必要があるのかもしれません。
**2024/8/31中京11R 長篠ステークス(3勝C/芝1200m)・不良**
長篠ステークス(カタール賞)【2024年8月31日中京11R】:競馬ラボ
シュウジデイファーム在厩のマードラドは、引き続き、おもにBTCの坂路で週2回の速めを乗り込まれています。
◇岸本担当のコメント 「週前半に3F39~40秒程度、後半に15-15を乗っており、順調にやれていますよ。時計ばかりで馬が煮詰まってしまわないように、適度に抜いたり、調教メニューを変えたりして対応しています。前半からバーッと行くような面は徐々に薄れてきており、以前よりはコントロールが利きつつある状況です」
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岸本さんのコメントからは、かなり気を遣いながら調教を重ねている様子が窺えますが、その甲斐あって「以前よりはコントロールが利きつつある」のはスバラシイです。最終的にどんなタイプに育っていくかは分かりませんが、いくら走る能力が高くてもある程度我慢が利かないと競馬になりませんから、是非、今の調子で『競走馬の走り』を身につけて欲しいです。
馬体に関しては、これはもうだいぶ良くなってきたように感じます。2歳のこの時季なので若干幼さが残っているのは当然として、かなりイイ感じの筋肉がついてきていますし、相当に期待できるんじゃないでしょうか。
ちなみに予定通りであれば、本馬は次回近況時には美浦近郊にいるかもしれません… と言いますか、少なくとも来月末の北海道ツアー時には会えないはず。何だか嬉しいような残念なようなで複雑ですが、秋の府中をめざすのですから仕方がない。。今となっては昨年のツアーで(ちょっとした手違いで?)会うことができて本当に良かったです(^^)
【シュウジデイファーム在厩のマードラド:公式HP(2024/7/26更新)より】
ファンタストクラブ在厩のモダンは、おもにダート周回コースで軽めのキャンター2400~3200mを乗り込まれています。
◇佐久間調教補佐のコメント 「大雨により坂路の馬場状態が悪かったため、この一週間はトラックで距離を乗り込む形となりましたが、馬自身は順調にきており、週末からまた坂路に入れて時計を出していきたいと思っています。元々がガッシリとした体型の馬ですから、目に見えてシャープになった印象はありませんが、調教を継続することによって皮膚感は着実に薄くなってきています」
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いやぁ、北海道でも大雨の影響があったんですね。最近は(台風じゃなくても)雷が鳴ったり、線状降水帯的なヤツができたりと、いろいろ気をつけることが多くて厄介です…。
それはさて置き、馬体写真を見ると、まだ全体的に緩くてボテッとした印象ながら、先月の状態に比べるとだいぶそれらしくなってきたような…。佐久間調教補佐によれば、「皮膚感は着実に薄くなってきている」とのことなので、この調子でトレーニングを継続し、あとふた回りぐらい身体を引き締めて欲しいと思います。
ただですね、動画で歩きを見るとやっぱり悪くないんですよね。まだ太いので『ノッシノッシ』みたいな印象になってはいますが、脚の出方、脚の運びは綺麗で柔らかいですから、これから調教が進んで馬体が引き締まり、それに連れて少しずつ軽さが出てくれば、相当に見栄えが良くなるんじゃないかと期待をしています。。頑張れ!!
【ファンタストクラブ在厩のモダン:公式HP(2024/8/23更新)より】
シュウジデイファーム在厩のストラテージュは、おもにBTCのトラックで軽め2500m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
◇岸本担当のコメント 「週前半に3F39~40秒程度、後半に15-15を乗っており、しっかりとトレーニングを積んでいるところ。以前よりも余計なことをしなくなっていますし、坂路での動きや力感も良化中です。コロンとした馬体を小さく見せなくなっているあたりは少しずつ成長しているのだと思います」
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8/23更新の写真を見ると、確かに以前より競走馬らしい身体つきになってきていますし、「少しずつ成長している」のは間違いないと思います。「以前より余計なことをしなくなった」あたり、精神的にも大人になりつつあるのでしょうし、この調子でトレーニングを継続していけば、栗東近郊への移動タイミングはそう遠くないのかもしれません。
今のところ、調教での走りや動きについて目立ったコメントはありませんが、ここまで頓挫なく順調に過ごしているのは強みだと思いますし、一応、「坂路での動きや力感も良化中」とのことなので、おそらく少しずつ強くなるタイプなのではと…。
いや、派手さはなくてもジワジワ良くなるタイプというのは、ひとつ、ふたつと地道に勝ち星を重ね、気づけば上のクラスで活躍していた…みたいなケースもあるんですよね。。答え合わせはまだ先になりますが、本馬は調教よりも本番で良さが出る、いわゆる実戦タイプなんじゃないかと想像しています。(希望的観測込みですけれど(^^ゞ)
【シュウジデイファーム在厩のストラテージュ:公式HP(2024/8/23更新)より】
**2024/8/31中京11R 長篠ステークス(3勝C/芝1200m)15:35発走**
◎ ティニア
○ ロードフォアエース
▲ ヤマニンアンフィル
☆ プライムライン
△ ジャスパーノワール
△ タツダイヤモンド
△ シロン
△ ロードラスター
プライムラインは1枠2番になりました。
基本的に、一発を狙うなら外枠より内枠だと思っていましたので1枠2番は大歓迎。もちろん包まれるリスクはありますが、メンバー的にかなり先行争いが激しくなりそうですし、想定以上にペースが速ければ番狂わせのチャンスが出てくるでしょう。
ということで、今回は内枠からの一発狙いに徹する意味でも、あまり前へ行こうとしないでOKかも。。中団のインで脚を溜め、直線でも内を狙いつつ前が崩れるのを待つ…で良いのではと思います。まあ、作戦がハマらない場合は惨敗もあり得るでしょうが、無難な作戦を採用して、なんの爪アトも残さずに負けるのもアレですしね。
ちょっとイチかバチかの一発狙いに寄り過ぎた気もしますが、まあ、たまにはそういレースがあってもイイのかなと(^^ゞ そろそろ(?)開き直って思い切った勝負をするのは悪くないと思います。
栗東トレセン在厩のエスペシャリーは、28日、Cウッドを単走で追い切られています。
- 24.08.28 助 手 栗東CW良 5F 73.1-56.3-40.1-12.5(4) 馬ナリ余力
- 24.08.25 助 手 栗東坂重 1回 57.4-42.7-28.3-13.9 馬ナリ余力
マテンロウシルビア(新馬)馬ナリに0.1秒先行同入
◇四位調教師のコメント 「単走なら問題ありませんが、行きっぷりが良すぎるため、坂路の併せ馬だと抑えるのが大変なくらい。ただ、今春の時と比べて体が大きくなって背丈も伸びている印象ですね。良い感じできていると思います。あと何本か追い切りを重ねていくなかでデビュー目標を具体化し、そこに向けてしっかり調整を進めていければと考えます」
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まだ坂路ウッドで軽く感触を確かめる程度ながら、トレセンに戻ったエスペシャリーの追い切りが始まりました。
その中で、「行きっぷりが良すぎて坂路の併せ馬だと抑えるのが大変」というのはちょっと微妙な気もしますが、行く気がないよりはずっとましだと思いますし、前回入厩時より「体が大きくなって背丈も伸びている」とすれば、デビューを急がず、あえて夏場をトレーニングに充てた甲斐があったというものでしょう。
四位先生も「良い感じできている」と仰っていますし、今の流れで順調にいけば、9/16中京の牝馬限定マイル戦あたりに間に合うのかも。。もちろん、今後の追い切り次第ではありますが、一応、頭に入れて見守りたいと思います。
【栗東トレセン在厩のエスペシャリー:公式HP(2024/8/29更新)より】
ピークブルームは27日に札幌競馬場よりファンタストクラブへ移動。これまでに至る成長の経緯やレース内容等を踏まえまして、今後の進退について蛯名正義調教師と慎重に協議を行いました結果、心情的には大変苦しい決断となり、誠に残念ではございますが、未勝利番組が終了を迎える現時点での引退が適切であるとの見解で一致。近日中にも競走馬登録を抹消することになりました。なお、出資会員の皆様には、抹消に関する諸手続きが完了し次第、オフィシャルサイト等にてご案内いたしますので、今しばらくお待ち願います。
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ということで、ピークブルームの引退が正式に決まりました。
本馬については募集当初から『イチかバチか』な感触が濃厚にありましたが、結果的には良くない方の目が出てしまい…。蛯名先生にはいろいろ作戦を考えて頂きましたが、結局のところ、心身ともに中央で勝ち上がるレベルに無かったということでしょう。
エピファネイア牝馬は当たれば一発がデカいですし、全体的には引き続き好調なのですが、気性的に難しい馬が多く出る印象もありますし、アベレージを求めるタイプではないかもしれません(^^;)
(何でもかんでも走るわけじゃない…というのはどの種牡馬でも同じですけれど)
サンデー、Sadler's Wellsのクロスを持ったエピファネイア牝馬と言えば、実はディメンシオン’23も全く同じ構成なので、(直接は全く関係ないですが)ディメンシオンにはピークブルームの分まで大きな一発をかっ飛ばして欲しいです(^^ゞ
話が逸れてしまいましたが、ピークブルーム号、関係者の皆さん、今までありがとうございましたm(_ _)m
プライムラインは、8月31日(土)中京11R 長篠ステークス(3勝クラス・芝1200m)に高倉稜騎手で出走します。
- 24.08.28 助 手 栗東坂良 1回 55.2-40.0-26.4-13.2 馬ナリ余力
- 24.08.25 助 手 栗東坂重 1回 58.0-40.0-25.3-12.2 馬ナリ余力
- 24.08.21 森裕太 栗東CW重 6F 83.9-69.0-53.8-38.7-11.7(6) 末強め追う
リチュアル(古オープン)馬ナリの外0.7秒先行同入
◇田中克調教師のコメント 「先週長めから追い切った後は坂路中心の調整。28日に単走で55秒程度となりました。リフレッシュ放牧を挟んだ後もここまで順調にきていますし、出走態勢は整っています。芝に転向してこれが3戦目。まだ着順は芳しくありませんが、着差や内容はそこまで悪くないですからね。中京の芝の走りを見てみたいと思います」
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プライムラインの長篠ステークス出走が確定しました。
最終追い切りは坂路で55秒程度ですから、実質21日のCW83.9-69.0-53.8-38.7-11.7秒で仕上げた感じですね。その上で田中克先生が「順調にきている、出走態勢は整った」と仰っていますので、状態面に関しては問題なしで良いでしょう。
あとは北海道の洋芝から中京に変わってどうかですが、これは実際にレースで確認するしかないですね。本当は距離延長も試して欲しいところながら、そのあたりは順を追って、ひとつずつ考えていくことになるのでしょう。
そうですねぇ、確かに田中克先生がコメントしておられる通り、ここ2走の敗戦は着順ほど大きく負けていませんし、枠順、位置取り、展開ひとつで上位争いができてもおかしくないですからね。
絶対の自信があるかと言われれば、さすがにそんなことはないながら、上位人気の馬たちと互角のパフォーマンスが見たいですし、まさかの一発を期待しつつ応援したいと思います!
**2024/8/31中京11R 長篠ステークス(3勝C/芝1200m)出走馬**
シュウジデイファーム在厩のアスゴッドは、おもにBTCの坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化しています。
◇岸本担当のコメント 「ソエの治療を行った後ですし、北海道は見送ることにもなりましたからね。目下は慌てて時計を出すのではなく、普通キャンターを入念に乗ることで慎重に進めていければと思います。筋肉の張り感などはキープできていますよ」
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「筋肉の張り感などはキープできている」との言葉通りと言いますか、競馬を二度使って身体つきがさらに良くなった気がします。これはもう、未勝利をウロウロする馬じゃないのは明らかでしょう!(多分…)
ということで、「慌てて時計を出すのではなく普通キャンターを入念に乗る」のはとても良いと思いますし、一通りの治療が終わったとは言え、ソエの話もありますからね。
まずはシュウジデイファームでしっかり乗って、次に復帰をする際には一発回答で勝ち上がって欲しいと思います。イメージは、9月後半に栗東に移動をして10月に…といった感じではないでしょうか(^^)
【シュウジデイファーム在厩のアスゴッド:公式HP(2024/8/23更新)より】