とりあえず一口馬主の楽しいこと

気合の出資馬応援と飲み食い! たま~に趣味の話題など。。(^^ゞ

パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

ついに大本命が首位に! JRA2歳種牡馬ランキング

2021-11-30 18:34:08 | 競馬・一口馬主全般

**種牡馬ランキング(JRA/2歳/総合/11月28日終了時点)**(馬名赤字は新種牡馬)

 

いつかいつかと思っていましたが、ついにディープインパクトが首位に立ちました。ここまで長く首位の座を保ってきたドゥラメンテも立派ですが、2歳戦に関してディープインパクトは典型的な後半追い込み型の種牡馬ですし、上位の中ではAEIが突出して高いですから、出走頭数、出走数がある程度増えてくると、自然にこういうことになってしまうんですよね(^^;)

ただ、今年の場合はそれにしても出脚が遅かったですし、重賞でも抜けて強い産駒がいるかとなると微妙です。もちろん、これからのレースで強さを見せつける可能性はありますが、朝日杯FS(12/19阪神)の結果次第では、2位以下の馬たちにも2歳チャンピオンサイアーになるチャンスが出てくると思います。

ちなみに、朝日杯FSに出走してきそうなランキング上位種牡馬の産駒は、ドーブネ(ディープインパクト)、ジオグリフ(ドレフォン)、ダノンスコーピオン(ロードカナロア)、セリフォス(ダイワメジャー)といったあたり(この中にキングエルメスの名前がないのは残念至極…)。一方のホープフルSがコマンドライン、キラーアビリティ、ジャスティンパレス、トゥデイイズザデイといったディープインパクト産駒祭りになる可能性もあるだけに、朝日杯FSの結果が重要で、もしもドーブネが勝つようなら他馬の逆転は相当に難しくなるでしょう。

新種牡馬については、この時季でもドレフォンが3位にいるのがまず素晴らしいです。一時は多少失速してきたのか?とも思わせましたが、勝ち星を24まで積み上げてAEIも1.52とかなり優秀。ジオグリフの頑張り次第ではさらに上位を狙えるのですから、レトロクラシック’20への期待も高まるというものです(^^ゞ

順位はドレフォンに及ばないものの、シルバーステートとキタサンブラックも相当に良いと思います。AEIの優秀さはもちろん、両馬ともに重賞勝ち馬を出していますし、(広尾のドグマを含めて)これから完成していく産駒が多いことを考えると、来年以降も要注目、もしも産駒が募集されたら前向きに検討したくなる種牡馬だと思います。

しかし、大本命ディープインパクトがかなり有利な情勢とは言え、上位5頭が獲得賞金4千万円以内に入っているという混戦ですから、今年は本当に面白いです。しかも、来年は目の上のたん瘤(?)ディープインパクト産駒がほとんどいなくなるわけで、さらに混戦に拍車がかかる可能性が高いときています。これは、今後は広尾TCも目のつけどころ次第では…と、何となく悪代官風の薄ら笑いを浮かべそうになってしまった私なのでした(o´艸`)ムフ

 


広尾TC公式ブログ『2022年2歳馬追加募集・2023年2歳馬募集”Hiroo no REIWA”早期特典『早特1』は、2021年11月30日まで!』
2021年11月21日(日)より申込受付を開始いたしました、2022年2歳馬追加募集・2023年2歳馬募集“Hiroo no REIWA”の早期出資特典『早得1』の期限が、2021年11月30日(火)までとなっております。
期間内にご出資いただきますと、3%ポイントプログラム6倍キャンペーンが適用され、18%ポイント還元となります。
競走馬出資金1,000円につき、倶楽部ポイント<180ポイント>が加算されます。(千円未満の端数は切り捨て)
『早得1』対象馬は、11月21日から募集が開始した募集追加募集馬が対象となりますので、ご注意ください。
以下、対象馬となりますのでご参照ください。
・ジェムジェム’20
・ルックオブラヴ’20
・ステラエージェント’21
・デプロマトウショウ’21
・サンライズシェル’21
・サンドクイーン’21

 


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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あくまでも調査のためです( ・`ー・')キリッ @魚や・新橋

2021-11-30 05:25:01 | うまいもの

新型コロナに関しては、10月後半からずっと新規感染者数が低位で推移しており、夜の街関連の各種制限は緩和方向で運用されています。その一方で、南アフリカで確認された変異ウイルスの広がりを受け、日本政府が外国人の新規入国を原則停止(30日から)するなど新たな動きも出てきており、決して油断できない状況が続いています。

そうなると、これからの忘年会シーズンに向けて夜の街は大丈夫なのか、人出は少しずつでも戻ってきているのか、といった基本的なことが心配になるものです。。が、心配ばかりしていても何の解決にもなりませんし、ここは一発、居ても立っても居られない気持ちを落ち着かせるために、以前一緒に仕事をしていた後輩と、金曜夜の新橋駅付近を調査・探索することにしたのでした。(あくまで目的は調査であり、決して飲んで騒いで…などではありません(^^;))

 

ということで、こちらが調査の成果です!

 

待ち合わせの数分間だけではありますが、金曜夜、18時半ごろのSL広場にはそれなりの人出がありました。でも、さすがにコロナ以前の喧騒には及ばない雰囲気で…。まあ、当然と言ってしまえばそうなのですが、何となく寂しいようなホッとするような不思議な気分になったのは、withコロナとの境目にある日本の現状を表しているのかもしれません。

そんなこんなで、金曜夜に不思議な気分になったところで、いつまでもボーっとしているわけにもいきません。無事に調査を終えた安心感も相まって、久しぶりに近場のお店を覗いて行こうか?との話になるのは自然な流れですよね(^^ゞ

さっそく数分歩いたところにある『魚や』さんに落ち着くと、まずはビールで喉を潤しまして。。

 

この時季の魚やさんオススメのシメサバは、ほんのりとしたシメ具合、脂がのった寒サバの旨みが味わえるなかなかの逸品です。以前も食べていたシメサバが健在だったのは嬉しい限りです。

 

つい嬉しくなって、お酒は早々に日本酒さんに切り替えます。

 

時季と言えば、やはりカキフライは外せません。

 

この日は醤油でなくソースで。衣さっくり中はジューシー、文句のつけようがないカキフライでした!(2個以上で1個ずつ注文できるのもありがたいところ)

 

寒サバを食べたので寒ブリも、そして、刺身とフライを食べたからには焼き物を。。ということになりまして、ブリかまを塩焼きにして頂くことになりました。

 

ジュワッと脂がのったブリさん、日本人で良かったと思える瞬間です(^^)

 

揚げ物と言ってもフライと天ぷらは別ものだよね!ということで、タラの天ぷらもいってみました。

 

そうしたら、本当にフワッと柔らかい極上の食感だったんですよね、このタラ天が。。タラを天ぷらで…というのは珍しいかもしれませんが、本当に美味しいので、チャンスがあればぜひお試しを。ちなみに、オススメは塩(つまりそのまま)だと思いますm(_ _)m

そして、みんな大好き万能選手の玉子焼き。単に私が好きなだけではなく、柔らかくて優しい味の玉子焼きこそが、実は日本人のソウルフードなのかもしれませんね(^^)

 

もちろんと言ってはアレですが、最後は芋焼酎ロックでビシッとシメさせて頂きました( ・`ー・')キリッ

 

あくまで調査が目的とはいえ、久しぶりに魚やさんにお邪魔をし、変わらず美味しい料理を楽しめてよかったです。ただ、全盛期には満席お断り覚悟の時間帯にもかかわらず、多少の空席があったのも事実でして。。さらには、ホール担当スタッフさんが以前より少なく、注文を通すのが結構大変だったりと、完全に戻り切っていないところが見受けられたのも確かです。

ただですね、各種の制限がある中で、大変な思いをしながら何とかかんとか乗り切っていくお店がなければ、感染が落ち着いてみたら行くところがなかった…という大参事にならないとも限りませんしね。

スタッフさんが少なくて、多少混乱しようがどうしようが、そんなことで文句を言う気にはサラサラなりませんでしたし、これからも是非頑張って欲しいと心からそう思いました。そうですねぇ、これはもうお店も客も関係なく、皆で協力しながら乗り越えていかないとどうにもならないことなのでしょう。個人にできることは限られているとは言え、こういう時こそ一日一善の精神を大事にしたいと思った金曜の夜なのでした(^^ゞ

(このあと絶対に2軒目に行っただろ!的なツッコミはナシでお願い致しますm(_ _)m)

 

魚や 新橋店
港区新橋3-14-4 豊島ビル
03-3431-5282

 

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果たして12月出走はあるのか!?

2021-11-29 05:22:48 | 競馬・一口馬主全般

11月の競馬が終わり、来週からは2021年総決算の12月競馬が始まります。が、私の出資馬に関しては、目標が確定しているのはパンサラッサの有馬記念のみという状況になっており…。しかも、有馬記念は引き続きファン投票の結果、ジャパンカップ組から何頭が出てくるか次第であり、自分で決められないのがもどかしいです。。

それでも個人的には、何となく出られそうな雰囲気を感じていて、今週末から来週にかけて、そういう方向で調整が進む話になるだろうと思っています。もちろん確証は全くないのですが、もしもダメなら正月の中山金杯と次の作戦も決まっていますから、今後もあまり気負わずに情勢推移を見守りたいところです。

ところで中山金杯と言えば、ひょっとしたらクレッシェンドラヴの出走はありますかね。。先々週の近況まではそんな雰囲気を感じなかったのですが、先週は「笹針明けだった前回の立ち上げ時よりも具合は良い」との報告になっていて、テンコートレセン坂路入り後の状況次第では、使ってくるかもしれないと思い始めています。陣営がどう見ているかは分かりませんが、明けて8歳となる馬ですから、いつまでも休んでいるわけにはいかないところもあるでしょうし…。

ちなみに先週近況で「右手前の走りが本物ではない」との報告があったバスラットレオンは、京都金杯に出走意思アリとの話が出ています。馬の状態面を含めてまだ確定的ではないものの、パンサラッサもバスラットレオンも、コントレイル、ラヴズオンリーユー引退後の矢作厩舎を支える存在になって欲しい馬なので、次走がどこになっても良いレースを期待したいです。

そして、先週電撃的に帰厩したカナロアガール、こちらは中京開催に出走する可能性が高く、もしかしたら12月出走はこの馬だけになるかもしれません。カナロアガールに関しては、来年の東京開催まではお休みかな?とも考えていましたので、この前倒しは嬉しい反面、もしも良さが全く出ないレースをしてしまうと、早めに繁殖入りの準備を…といった空気になるかもしれず。。いずれにしても、まずは悔いのない、良い状態で出走して欲しいと祈るのみです。

先週の近況では、ゲート試験に一発合格したアンジアンが吉澤ステーブルWESTに『一旦放牧』となりましたし、カイザーノヴァには熱発の話がありました。また、プライムラインは「少し時間をかけてパンプアップを」図るようなので、この3頭については年内出走はなくなったと見て良いでしょう。

ということで、やはり12月はカナロアガールとパンサラッサの応援に集中することになりそうです。有馬記念の出否が決まらないと落ち着かないのは仕方がないとして、まあ、あまりバタバタしない、落ち着いた年末が迎えられるのではないかと思います。そうこうしているうちにクレッシェンドラヴの方向性も決まってくるでしょうから、それまでは、20年産・21年産募集馬への追加出資をどうするかとか、そちら方面の話で楽しもうかと思います(^^ゞ

 

**出資馬の状況**

 

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[ジャパンカップ(G1)]3冠馬コントレイル有終飾る圧勝劇!

2021-11-28 16:34:28 | JRA G1・重賞戦線

ZBAT!競馬『【ジャパンC】3冠馬の意地とプライド!コントレイルがG1・5勝目で有終V』
第41回ジャパンカップ(3歳以上オープン、G1、芝2400m)は、福永祐一騎手の1番人気コントレイル(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)が勝利。史上初の4世代ダービー馬対決を制しG1・5勝目。3冠馬の意地とプライドを見せラストランで有終の美を飾り、最高の形で現役生活にピリオドを打った。また、ディープインパクト産駒の牡馬による初の同レース制覇で1着賞金3億円を獲得し、ゼンノロブロイ(11億1560万8000円)を抜き、JRA獲得賞金で歴代トップ10入りを果たした。タイムは2分24秒7(良)。
2馬身差の2着には好位から抜け出しをはかったC.ルメール騎手のオーソリティ(3番人気)、今年のダービー馬で世代交代を狙った川田将雅騎手のシャフリヤール(2番人気)は、先団5番手を追走から直線追いすがるも、2着から1馬身半遅れた3着に敗れた。
ジャパンCを勝ったコントレイルは、父ディープインパクト、母ロードクロサイト、母の父Unbridled's Songという血統。通算成績は11戦8勝。重賞は19年東スポ杯2歳S(G3)、ホープフルS(G1)、20年皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)、神戸新聞杯(G2)、菊花賞(G1)に次いで7勝目。ジャパンCは矢作芳人調教師、福永祐一騎手ともに初勝利。

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昨年の3冠馬コントレイルが、素晴らしい走りで有終の美を飾りました。

今日はスタートも決まり、道中はキセキの奇襲に動じることなく中団待機、今年のダービーを制したシャフリヤールの後ろでピタリと折り合っていました。直線では一瞬併せ馬の形になったシャフリヤールを置き去りにし、先に抜け出したオーソリティをアッという間に交わし去って最後は2馬身差の完勝劇。まさに3冠馬の意地を見せつけたレースだったと思います。

コントレイルと言えば、矢作厩舎でパンサラッサやバスラットレオンが一緒にトレーニングをしたこともあるわけですが、結局、無敗で3冠を制する大スターになりましたからね。思い返すと2歳の年末、ホープフルSで逃げたパンサラッサを直線でアッという間に交わす姿を見て、これはモノが違うなぁ…と驚かされたのが懐かしいです。

いやぁ、何と言いますか、他の馬には申し訳ないながら、今日はコントレイルが勝って良かったと思います。3歳秋、菊花賞の疲れがありながら果敢にアーモンドアイに挑んだ昨年のジャパンカップ、悪路に苦しみ唯一連対をはずした大阪杯、上り最速ながら出負分だけエフフォーリアに及ばなかった天皇賞。。3冠制覇後に勝利から遠ざかっていたのは、決して世代間格差的な話ではないと自ら証明してくれた気がしますので。やはり、牡馬3冠ってそんなに軽い話じゃないと思うんですよね(^^)

これで、コントレイルは無事に種牡馬入りとなりますが、何しろディープインパクト産駒で3冠馬ですから、むしろこれからが彼に与えられた使命の本番なのかもしれません。鞍上の福永騎手はもちろん、矢作先生も厩舎の皆さんも、勲章を加えて無事に次のステージに送り出せることに、何よりホッとされているのではないでしょうか。

うーむ。。ところで将来、コントレイル産駒に出資するチャンス、ありますかねぇ(^^ゞ

 

**2021/11/28東京12R ジャパンカップ(G1/芝2400m)・良**

 

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【パンサラッサ】有馬記念除外なら中山金杯へ( ・`ー・')キリッ

2021-11-28 05:23:32 | パンサラッサ

ZBAT!競馬『【古馬次走報】インディチャンプは香港マイルに参戦』
★マイルCS4着インディチャンプ(栗・音無、牡6)は、予定通り香港マイル(12月12日、シャティン、G1、芝1600メートル)に参戦する。
★栗東・矢作厩舎のオープン馬の動向は以下のとおり。マイルCS5着ホウオウアマゾン(牡3)は、状態が良ければ阪神C(12月25日、阪神、G2、芝1400メートル)へ。福島記念1着パンサラッサ(牡4)は、有馬記念(12月26日、中山、G1、芝2500メートル)を目指すが、除外されたときは中山金杯(1月5日、中山、G3、芝2000メートル)に切り替える。仏G1・フォレ賞3着エントシャイデン(牡6)は、京都金杯(1月5日、中京、G2、芝1600メートル)を使う。

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ZBAT!競馬さん以外にも、福島記念勝ちのパンサラッサは有馬記念をめざすも除外なら金杯へ、との記事が出ていましたので、おそらくその方針で進むのは間違いないのでしょう。

広尾TCにおける『有馬記念と中山金杯の両睨み』と言えば、2019年に有馬記念出走をめざすも叶わず、2020年の中山金杯にスライド出走したクレッシェンドラヴの失敗(?)があり、何となく嫌な感じを受ける方も多いでしょうが、あの時とは事情、条件が違いますので、個人的には充分あり得る有力な作戦だと思います。

具体的にあの時と今回で何が違うかと言いますと、2019年の有馬記念は日程が変則で、クリスマス前の12月22日に行われたんですよね。そうなると、翌年の金杯までには14日の間隔があり、例年より長くピークを引っ張る必要がありました。それに対して今年の有馬記念は12月26日ですから、スライド期間は10日と単純に4日も減ります。

加えて2019年は一頭でも回避馬が出れば出走できるというギリギリの状況だったため、最後の最後まで有馬記念を諦めることができず、メイチの仕上げをしてからの14日間スライドだったのが大きいです。今回どうなるかは分かりませんが、おおよその想定が出た段階で、どちらに軸足を置くかを判断しやすい状況になればしめたものです。

さらに言うと、クレッシェンドラヴとパンサラッサの個性の違い、実はこれが一番大きいと思っていまして…。

クレッシェンドラヴはデビュー以来数戦のやる気のない走りを持ち出すまでもなく、非常に繊細なところがあるタイプで、実力通りのパフォーマンスを出させることにすごく苦労があった馬です。細かく説明はしませんが、とにかくその難しい馬を、二ノ宮厩舎~林厩舎、テンコートレセン、内田騎手が手をかけて育て、『テンコーで調整したあと出走3週間前にトレセン入り、ビシッと追い切ってレースへ』というルーティンを確立することで結果を出してきた背景がありました。

2019有馬→2020金杯の14日間スライドはこのルーティンを大きく逸脱するもので、それがクレッシェンドラヴのリズムを狂わせ、本性として抱えている難しさを引き出してしまったのは否定できないところだと思います。

一方のパンサラッサはと言いますと、さすがにクレッシェンドラヴより鈍感力があると言いますか、ミスペン仔にしては育成時代からモノに動じないところがありましたし、どこの競馬場でも(右回りでも左回りでも)、相手がコントレイルであろうが条件馬であろうが、その時の実力、調子なりのパフォーマンスを出せるタイプに見えています。

これはどちらが強いとかそういう話ではなく、要するにパンサラッサの方が、『有馬記念に出られなかったら金杯へ』といった大雑把なローテーションにも対応してしまう、心身のタフさを持っているのだと思っています。(それは希望的観測だろ、と言われると、まあ、そんな気もしますけれど(^^ゞ)

いろいろと書いてしまいましたが、まずは有馬記念出走が叶うこと、これが第一希望です。その上で、除外になりそうだったらサッサと目標を金杯に切り替える作戦で…。その場合は金杯後に休みをとって、春は中山記念や金鯱賞あたりを使って大阪杯へ向かうなど、G1挑戦のチャンスはまだまだありますからね。

さすがに3冠馬コントレイルさんや海外G1馬ラヴズオンリーユーさんの穴を埋めるのは無理ですが、パンサラッサには、2022年の矢作厩舎を支える一頭として活躍して欲しいと思っていますからっ!m(_ _)m (そう言えば、来年は香港シャティンで大逃げカマすとか、やってみたら面白いかもしれませんね(^^ゞ)

 

有馬記念投票結果発表スケジュール
第2回中間発表 12月2日(木)
最終発表 12月9日(木)

投票期間:11月18日(木)から12月5日(日)

 

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【カナロアガール】電撃帰厩! 12月中京開催出走か?

2021-11-27 17:00:37 | 引退馬

カナロアガールは、26日に美浦トレセンに帰厩しています。

◇田村調教師のコメント 「回復が進み、今週末にハロン16秒程度をやる予定になっていましたので、ここからはトレセンの方でペースを上げていきたいと思います。中京開催を中心として、追い切り本数を重ねていくなかで目標レースを定めていきましょう」

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木曜近況までは岩城ステーブル在厩で、「これから少しずつピッチを上げていく予定」となっていましたので、次のレースは来年かな?と考えていました。それが、ピッチを上げるのはトレセンでやり、12月の中京開催出走をめざすというのですから、完全に予想が外れてしまいました。(田村先生、どうしちゃったんでしょう(^^;))

もちろん、カナロアガールにとってチャンスが増えるのは良い話ですし、左回りの中京コースは(少なくとも中山よりは)向いている気もしますので、うまく調子を上げて出走を実現して欲しいです。

ここまで来たら、細かいことはさて置いて、今できる最善の準備をし、レースで頑張ってもらうだけですからね。こちらもあまり着順という結果を求め過ぎず、カナロアガールらしいパフォーマンスを期待したいと思います。

 

【2021/10/31東京6R 3歳以上1勝クラス(芝1600m)でのカナロアガール:公式HPより】

 


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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広尾TC主要繁殖牝馬の配合情報! 感想アレやコレや(^^ゞ

2021-11-27 05:18:39 | イベント・募集馬検討

主要繁殖牝馬の定義は別にしまして、近年、産駒をクラブに送り出してきた木村秀則牧場の繁殖牝馬たちについて、2022年誕生予定の配合種牡馬情報が(ジャパンスタッドブックインターナショナルさんより)更新されていましたので、気になるところをチェックしておこうと思います。

 

**広尾TC主要繁殖牝馬の産駒と配合種牡馬**(太字太枠は出資済)

 

まずは全体像ですが、長く広尾TCの2枚看板として頑張ってきたミスペンバリーとハイアーラヴには、フレッシュなキングカメハメハ系レイデオロが配合されています。ちなみにミスペン&ハイアーにはこのところ続けてキズナが配合され、アシタカやハイアーラヴ’20がラインアップ入りを果たし、私も出資をしています。

ただし、キズナは20年度600万円から21年度1000万円にFeeが跳ね上がっており、高齢となった2頭に付け続けるのは難しかったのかもしれません。選択肢としては、もう少しリーズナブルなディープインパクト系種牡馬を選ぶことも考えられたでしょうが、まさかシルバーステートがここまでやるとはわかりませんでしたし…。

結果として、ディープインパクト系からキングカメハメハ系に舵を切ったカタチになっていますが、Fee1500万円也のロードカナロアではなく新進気鋭のレイデオロ(Fee600万円)が選ばれたのは、お金に糸目をつけない…わけにもいかない、広尾TCなりの工夫だろうと思います。(単純に売れる配合であればキズナやロードカナロアでも良いわけで…)

そう言えば、ロードカナロアは広尾と相性が良く、ミスペンバリーから福島記念を勝ったパンサラッサ、ステラリードから京王杯2歳S勝ちのキングエルメスを出しています。おそらく今後は自家繁殖への配合ではなく、(キョウエイカルラ’20のように)外から導入する形になるでしょうが、いずれ募集されることがあれば注目したいと思います。

話を戻しますと、このところ産駒が毎年活躍し、ミスペン&ハイアーの次を担う存在となったステラリードには、ルーラーシップが配合されています。ルーラ―シップの21年度Feeは400万円で、実はレイデオロの600万円よりも安く、オマケにパラスアテナという成功例アリ配合になるので、あえて冒険するリスクをとらなかった感じですかね。まあ、このところのステラリードは何をつけても走っちゃう感じですから、21年産のレイデオロ産駒も含めて人気になるのでしょう。(募集されれば(^^;))

ステラリードと同じくウェルシュステラを母に持つレトロクラシックに、ステラリードと同じルーラーシップが配合されたのも、この世代の注目ポイントかもしれません。レトロクラシック2番仔のドレフォン産駒がアッという間に売切れたように、繁殖牝馬としてのポテンシャルは高い評価をされていますし(ファンも多いので)、無事にパラスアテナ3/4同血の産駒が生まれれば、本格的に芝の上級クラスを狙っていきたいところでしょう。

母ウェルシュステラの繁殖にはゴッドフロアーもいて、こちらは何と父Frankelのモズアスコットが配合されています。モズアスコットはFee200万円と比較的リーズナブルですし、かなり面白い血統表ができる配合なので、無事に生まれればローリスクハイリターンを狙う募集馬になるかもしれません。ゴッドフロアーはエピファネイアやモーリスなど、注目種牡馬を配合される傾向がありますので、どこかで一発活躍馬を出したいですね。

あとは、ルックオブラヴに配合されたゴールドシップ。。ゴールドシップはサンデー系ステイゴールドの系統らしい、渋い活躍をしている種牡馬ですし、父キングズベストのルックオブラヴとの産駒がどんなタイプに出るのか興味津々です。パッと見ではイチかバチか要素の強さも感じてしまいますが、ゴールドシップ産駒であれば即出資!という大物会員さんも知っていますので…(あるいはその会員さんのための配合なのか!?(°◇°;) )

そして個人的に大注目なのは、エンパイアブルーにリオンディーズが配合されたことです。これは母レフィナーダもそうだったのですが、何故かこれまで米国系スピード血統の種牡馬を配合されることがほとんどで、エンパイアブルー自身も2年続けてマジェスティックウォリアーでしたから…。

いや、別にそれがダメではないのですが、以前から、一度普通にキンカメ系をつけて欲しいと考えていましたので、もしも22年産が無事に生まれ、募集ラインアップに入ったら目を瞑って出資したいぐらいです。ただ、現在残口164の20年産、20年産全弟の21年産が活躍してしまうと、サンデーサイレンス4×3持ちの22年産は人気になっちゃうかもしれませんね(^^ゞ

配合種牡馬がらみの話はこの辺にして…。

しかし、果たしてミスペンバリーとハイアーラヴはいつまで産駒を出してくれるのでしょうか。。ミスペンバリーなどは数年前から産後の疲労がきつく、そろそろ引退か…との話が出ていましたし、さすがにいつまでも現役というワケにはいきませんからね。個人的には最後まで感謝&応援を続けるつもりですが、何となく余計な心配をしてしまいそうです。

あとは、配合種牡馬の顔触れを見ると、やはり、広尾TCにはNF系クラブとは違う苦労があるよなぁと…。NF系でなくとも頭数が多いクラブであれば、自家繁殖用の高額Fee確保策も幅広くやれるのでしょうが、広尾の頭数だと次世代投資の予算確保にも、いろいろ工夫をしていかなければならないのでしょう。

出資をする立場としては、どうしても、その時最も旬な種牡馬を求めてしまいがちですが、血統上の強みをしっかり検討したうえで、比較的リーズナブルな新種牡馬などを選んでいく今の作戦は、きっと様々な制約の中で深く考えられたものなのだと思います… と、またしても大きなお世話な感想になってしまいました(^^ゞ

どちらにしても、22年産馬はまだ生まれていないわけですから、まずは、それぞれの繁殖牝馬が元気な仔を生んでくれること、無事に産駒たちが成長し、募集ラインアップに入ってくれることを祈りたいと思います!m(_ _)m

 

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【パンサラッサ】有馬記念ファン投票は大健闘の32位発進

2021-11-26 05:36:00 | パンサラッサ

昨日、JRAから有馬記念ファン投票の第一回中間発表がありました。

JRAニュース『有馬記念ファン投票 第1回中間発表!気になる1位は?』
第66回有馬記念ファン投票の第1回中間発表の得票数上位100頭をお知らせいたします。豪華賞品や2022JRAオリジナルカレンダーも当たるチャンス!有馬記念ファン投票は、12月5日(日曜)まで受付中。インターネットから投票可能です。ぜひご参加ください。

有効投票数 1,193,853票

 

ということで、さすがに20位までに入ることはできていませんが、『21位以下については、第1回中間発表一覧表(PDF 71KB)をご覧ください』を開くと、32位のパンサラッサ(得票数7,222)がしっかり確認できます。

ちなみに32位は評価が分かれる順位かもしれませんが、今までの出資馬たちの中では最高順位ですし、個人的には大健闘だと思っています。もちろん、ファン投票で選出されるにはもうひと頑張りが必要なものの、上位ランカーには絶対に有馬記念には出てこない馬も多く、第二回中間発表までに票を伸ばし、少しでも順位を上げることができれば…。

ただですね、パンサラッサの場合は出走意思があるワケですから、順位がどうなるかよりも、賞金順も含めて出られる情勢なのかどうかが全てです。(出られる目処が立たなければ今後の調整に影響が出ますし…)

ザッと眺めたところでは、どうも出否が微妙なラインにいるようなので、引き続き状況を見ていくしかないのですが、考えてみれば、オクトーバーSを勝つまではリステッドですら除外を気にしてドキドキしていたわけで、その僅か一ヶ月後に『有馬記念出走ラインぎりぎり』を心配できるようになっただけでも大したものです。

出走可能かどうかを判断するのはジャパンカップの結果が出てからになるでしょうが、細かい話は厩舎の皆さんにお任せするとして、とにかく次走(有馬記念であってもなくても)に向けたプロセスが順調に進むこと、福島記念と同様に、矢作先生が太鼓判を押す良い状態でレースに向かってくれることを祈るのみですm(_ _)m

 

【2021/10/17東京11R オクトーバーS(L/芝2000m)でのパンサラッサ:公式HPより】

 

有馬記念投票結果発表スケジュール
第2回中間発表 12月2日(木)
最終発表 12月9日(木)

 


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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【アンジアン】藤原先生チェック不合格で一旦放牧へ(^^ゞ

2021-11-26 05:20:32 | 引退馬

栗東トレセン在厩のアンジアンは、19日にゲート試験に合格しています。

  • 21.11.25 助 手 栗東坂良 1回 57.4-41.1-26.6-13.4 馬ナリ余力
    リヴォリ(新馬)一杯に0.2秒先行1.1秒遅れ
  • 21.11.19 助 手 栗東E良   - - - - -  12.7 ゲートナリ

◇藤原英調教師のコメント 「先週末、無事にゲート試験に合格しましたので、25日に坂路で大きめを乗ってみました。動き自体は悪くないのですが、コンディションとしてはまだまだこれからといった印象でしょうか。初入厩からゲート試験まで一気に進めてきましたからね。ここで一旦吉澤ステーブルWESTへ放牧に出し、疲労回復やリフレッシュを待ってあげた上で再入厩、デビューに向けて進めていければと考えます」

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まずは入厩早々、想定より早いタイミングでのゲート試験合格は良かったです。ゲート試験で引っ掛かると意外に負担も大きく面倒ですし、一発合格するに越したことはないですからね(^^)

ということなのですが、試験的に行われた初の大きめ(追い切り)は、坂路を馬なりで57.4-41.1-26.6-13.4秒という内容。初めての時計としては決して悪くはないものの、さすがに藤原先生のハードルは低くなく、「動き自体は悪くないが、コンディションはまだまだこれから」という評価になりました。

それを受けて、このまま在厩してデビューをめざすのではなく、吉澤ステーブルWESTでリフレッシュ&鍛え直しをすること、満足できる下地ができてから再入厩させるとの作戦になったわけですが…。

もちろん、ゲート合格からストレートにデビューをめざす流れを期待していたものの、何と言いますか、藤原先生チェックが昔と変わらず厳しいもので良かった…という気持ちもありまして、この先多少の時間が掛かったとしても、藤原先生が納得できる仕上がりになってからデビューをしてもらえればと思います。

もともと藤原先生は、できるだけ早くデビューさせるのではなく、結果を出せる状態まで鍛えてから使い出す先生ですから、概ね年明けのトレセン帰厩、そして2月後半にデビューぐらいの感覚で待っていようと思います。

(やはり、段々とディメンシオンのパターンに近づいてきました(^^;))

 


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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【パンサラッサ】疲れらしい疲れなし! そして本日第一回中間発表…

2021-11-25 05:45:26 | パンサラッサ

チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、おもに周回コースでのウォーミングアップ後、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化しています。

◇小泉厩舎長のコメント 「休み明けの2走ともに結構ハードなレースだったようにも見えましたが、先週末の獣医師チェックでは、『特に疲れらしい疲れはなく、問題なし』とのこと。馬が成長しているのかもしれませんね。見た目や感触もいつもの通り元気いっぱいですし、ここからまた少しずつピッチを上げていきたいと思います」

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「休み明けの2走ともに結構ハードなレースだった」のは確かだと思いますので、『特に疲れらしい疲れはなく、問題なし』という報告は嬉しい限りです。マイラーズCでの除外とその後の休養を別にすれば、2歳戦からずっと頑張って走っている馬だけに、簡単に油断はできないのでしょうが、これが成長の証だとしたら心強い限りです。

 となると、次走が本当に有馬記念になる可能性もかなり高まってきて…。いや、まずは出走可能かどうかが最初のポイントですから、とりあえずファン投票の状況に注目ですね。 

有馬記念投票結果発表スケジュール
第1回中間発表 11月25日(木)
第2回中間発表 12月2日(木)
最終発表 12月9日(木)

 

その上で、来週あたりになると出走想定、出走希望馬情報が出揃ってくるでしょうから、矢作先生もその時点で次走目標と調整方針を決めることになるのでしょう。こちらとしてはドキドキしながら待つしかないですが、この時期に有馬記念について我がこととして話せるだけでも嬉しいわけで、結果はどうあれ目一杯楽しみたいですね。

何と言いますか、パンサラッサは(特に精神面で)クレッシェンドラヴよりタフ(大雑把?)なところがありそうですし、相手が誰であっても、気分良く走らせたら自分の力分だけは頑張れちゃう気もします。

加えて福島記念でのパフォーマンスにより、パンサラッサが逃げ主張をしたら他馬は引くしかない、というイメージが作れたと思いますので、もしも出走が叶えば単騎逃げは約束されたようなもの。。距離云々はありますが、あまり負けを引き摺らないタフな心身を考えると、恐れることなく最高の大舞台で実力を試してみたい…気分になってきました(^^ゞ

 

【2021/11/14福島11R 福島記念(G3/芝2000m)でのパンサラッサ:公式HPより】

 


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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