シュウジデイファーム在厩のベネディクションは、引き続き、おもにBTCのダートトラックでハッキングキャンター2400~4800mを乗られています。7月下旬の馬体重は446kgです。
◇岸本担当のコメント 「術後の休養により緩んだぶん、ややハミにもたれるような走りになっていますので、まずは長めの距離をしっかりと乗り込んでさらに体力を戻していきたいですね。引き続き様子を見ながら、月内での坂路入りをめざしていければと思います」
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BTC入りを再開する直前(6月下旬)の馬体重が439kgでしたから、どうやら成長のサイクルに乗ってきた感じかもしれません。そうだとすると、「長めの距離をしっかりと乗り込んで体力を戻していく」調教はちょうど良い成長促進メニューになるかもしれず、月内の坂路入りを含めて一石二鳥、一石三鳥を狙っていきたいです(^^ゞ
「休養により緩んだぶん、ややハミにもたれるような走りになっている」点についてはあまり気にしなくて良いでしょう。左後肢副管骨の骨折が判明する前、3月末から4月頭にかけては坂路で終い2F15-14前後を乗られ、「坂路でも余裕をもってスイスイと走ってくれる」との高い評価を受けていましたから。。これからじっくり乗り込んで、結果、当時の体力が戻ってくれば、自然と走りの内容も良くなっていくだろうと思います。
それにしても、やはり、この系統はじっくり進めていった方が良いですね。
本馬についてはアクシデントによる結果論かもしれませんが、パンサラッサをはじめとするミスペン仔にしろ半兄コンタンゴにしろ、動きがよくて早くから使えたとしても、結局、本格化するのは3歳以降ですから…。
シュウジデイファーム在厩のベネディクションは、おもにBTCのダートトラックでハッキングキャンター2400~4800mを乗られています。
◇岸本担当のコメント 「手術明けの馬ですから、一気に進めていくわけにはいきませんが、引き続き長めの距離をじっくりと乗ることができており、BTC入り後も経過に問題はありません。当面はこうやって馴染ませるようにして体力を戻し、ペースアップに向けての基礎を固めていきます」
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BTCのダートでハッキングキャンターをこなしているのは前回(7/11)近況時と同じです。まだ本格的トレーニングの準備段階ではありますが、「ペースアップに向けての基礎を固め」は順調に進んでいるということでしょう。
ちなみに動画を見ると、いかにも緩くて『まだ鍛えられていない2歳馬』といった印象ですが、撮影日が6月中旬ですから仕方がないですね。あと1、2ヶ月後、募集馬見学会の頃には、もう少し引き締まった馬体が見られると思います。
このあとは、おそらく次回近況ぐらいまでは現状ベースの基礎トレ継続、そのあとぐらいからペースアップを図っていくイメージでしょうか。もちろん状況次第で判断が変わることもあるでしょうが、少しずつでもペースが上がると気持ちが入ってくるはずですし、そうなった時のベネディクションの反応が手術前と同じかどうかにも注目です!
【シュウジデイファーム在厩のベネディクション:公式HP(2025/7/15更新)より】
シュウジデイファーム在厩のベネディクションは、先週よりBTC入りを開始しています。6月下旬の馬体重は439kgです。
◇岸本担当のコメント 「騎乗後も術後の経過に異常は見られず、先週からBTCへ。ウォーキングマシンに入れた後、トラックで2400~4800mのハッキングキャンターを乗っています。まずは軽いペースで長めの距離を乗り、次のステップへとつなげていければと思います」
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前回(6/27)の近況で、軽めの乗り運動が始まったとの報告がありましたが、先週からはBTCでの調教が始まったとのこと。まだ『脚慣らし程度』のハッキングキャンターではありますが、ここまで順調に回復しているのは確かでしょう。
馬体重はまだ439kgで、現状、ジワジワと少しずつ増えている感じです。
まあ、休養中は飼葉を調整していた部分もあるでしょうし、これから調教量と飼葉が増えていった時にどうなるか…。脚元のことがあるのであまり大きくなるのも考え物ですが、正直、もう少し余裕が欲しいとは思います。
いずれにしても、まずはBTC入りができて良かったです。本当の勝負はこれからですが、着実に前進していくことが何より大事ですし、引き続き焦らず急がず、成長の後押しになるトレーニングを重ねて欲しいです!m(_ _)m
シュウジデイファーム在厩のベネディクションは、先週末から跨り始めています。
◇岸本担当のコメント 「ウォーキングマシンでの運動時間を延ばしてから、ロンギ場で軽く跨って様子を窺っているところ。距離にして1000~1200mほどの運動になりますでしょうか。僅かに熱感はあるものの術後には付き物ですし、乗り出した後も経過に問題はありません」
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ウォーキングマシン運動を経て、軽めの乗り運動が始まりました。
ちなみに本馬が手術をしたのは4/18でした。その時の報告の中で石川代表が「術後が順調であれば、2ヶ月半後ぐらいから跨っていけるものと思われます」と仰っていましたから、ここまでの進捗は概ね予定通りなんですね。
日々の前進は本当に少しずつでも、その積み重ねがとても重要。この手のことは一足飛びにはいきませんので、これからも慌てず急がず、地道なリハビリを続けて欲しと思います!m(_ _)m
【シュウジデイファーム在厩のベネディクション:公式HP(2025/6/20更新)より】
シュウジデイファーム在厩のベネディクションは、現在はウォーキングマシン15~20分を消化しています。5月下旬の馬体重は435kgです。
◇岸本担当のコメント 「中間におこなったレントゲン検査の結果にも問題は見られず、経過は引き続き良好。今後も様子を見ながら、少しずつウォーキングマシンでの運動時間を延ばしていきたいですね。馬房内ではいつも大人しくしてくれていますし、与えた飼葉をちゃんと食べてくれています」
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15分からスタートしたウォーキングマシン運動が20分になったようです。僅かな前進ではありますが、レントゲン検査の結果も良好だったようですし、来月からの乗り運動開始に向けて予定通りに進んでいると思って良いでしょう。
今はリハビリ中ゆえ、あまり増えて欲しくない馬体重は435kg。飼葉調整の結果もあって3月下旬からほとんど変わっていませんが、シルエットは段々とディメンシオンぽくなってきたかなと。。「馬房内ではいつも大人しく過ごしている」と、精神面での課題は今のところないようですし、この調子で何事もなく過ごしていって欲しいです。
先日、半兄コンタンゴは未勝利戦を走って惜しくも4着でした。ということは、あと1年以内にひとつ勝てば…みたいな比較をしても仕方がないですね(^^;) 今はリハビリに集中するしかないものの、目標は引き続き高めに設定しておきたいです!
【シュウジデイファーム在厩のベネディクション:公式HP(2025/5/30更新)より】
シュウジデイファーム在厩のベネディクションは、今週より、ウォーキングマシン入りを開始しています。
◇岸本担当のコメント 「パドック放牧で経過を観察。手術箇所が腫れるようなことはありませんので、15分だけウォーキングマシンに入れて様子を窺っていくことになりました。ひと月ほどかけて少しずつ運動時間を増やしていき、騎乗するタイミングを検討していく予定です」
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当初の舎飼いのみから一ヶ月後にパドック放牧へ、さらに二週間後の今週からウォーキングマシン開始となり、約一ヶ月半でようやく半歩前進できた…と言ったところでしょうか。
幸い手術箇所に問題は無いようですし、この調子で着実に回復していって欲しいと思います。
ちなみに騎乗は(当初の目論見では)7月からが目安ですが、この調子だと若干の前倒しがあるのかもしれません。もちろん、無理をしてまで先を急ぐ必要はないですから、そのあたりは慎重に判断頂きたいと思います。
そう言えば、日曜日にはダービーが行われますが、ということはもう新馬戦が始まるわけで…。本馬についてはもともと『早くても夏デビュー』と思っていたのでアレですが、何だかんだで早く仕上がる馬ってのもいるんですよねぇ(^^;)
シュウジデイファーム在厩のベネディクションは、現在はパドック放牧で管理されています。
◇岸本担当のコメント 「抜糸を終えて、今週からサンシャインパドック放牧に移行。術後の経過に問題はありません。過ごしやすい季節ということもあって、屋外ではあまり動き回らずリラックスした状態で草を食んでいることが多いです。月内はこのまま放牧での管理を続けていく予定です」
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手術を終えてからちょうど一ヶ月が経ちました。
先週までは舎飼いでの管理となっていましたが、すでに抜糸を終えてサンシャインパドック放牧が始まっているとのことですし、放牧中はリラックスできているようなので、概ね順調に推移していると思って良いでしょう。
この調子であれば、目標である7月からの乗り運動開始も予定通りにイケそうです。トレセン近郊に移動する馬もチラホラ出始めていますが、まあ、こちらはもともと晩成タイプですし、焦らずじっくり行きましょう!
シュウジデイファーム在厩のベネディクションは、舎飼により安静にしています。
◇岸本担当のコメント 「術後は巻き物をしたまま安静に。馬房内で大人しくしてくれています。来週、抜糸をして経過をチェックしてもらい、その後よりサンシャインパドック放牧を開始するタイミングなどを再確認していく予定になっています」
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18日に手術を終えたあとも、「馬房内で大人しくしてくれている」とのこと。舎飼い生活はしばらく続きますので多少は心配ですが、基本的に『良い仔系』の本馬であればなんとか乗り越えてくれると思います。
次のチェックポイントは来週の抜糸と患部の状態チェックになるようですが、おそらく気になる課題は出ないと思いますので、次回の近況時にはパドック放牧が始まっていることでしょう。
ということで、目標である7月からの乗り運動開始に向け、引き続きよろしくお願い致しますm(_ _)m
ベネディクションは、18日、三石の家畜高度医療センターにおいて無事に手術を終えています。
◇石川代表のコメント 「左第四中足骨(=副管骨)の骨折につき、骨折部より近位部からを取り除いてもらう手術となりました。1週間ほどは抗生物質を投与して経過を観察。獣医師によれば、『まずは3週間ほど舎飼を行い、それから3週ほどの小パドックでの放牧。引き馬やウォーキングマシンといった軽めの運動についてはその後より行ってください』とのことでした。術後が順調であれば、2ヶ月半後ぐらいから跨っていけるものと思われます」
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まずは、無事に手術が終わって良かったです。
「骨折部より近位部からを取り除いてもらう手術」のところがよく理解できませんが(日本語的に(^^;))、少なくとも骨片(剥離部?)は綺麗に取り除けたようですし、2ヶ月半後から乗れるのであれば、軽度の骨折と考えて良いでしょう。
ということで、今後は舎飼い、パドック放牧の期間を大人しく過ごすことが第一。ベネディクションは頭の良い仔なので大丈夫とは思いますが、ジッとしているべき時に暴れたりすると何があるかわかりませんからね。
ちなみに馬体を見るとまだ幼いところが抜け切っていませんから、これからの休養・リハビリ期間にもっと成長して欲しいと思う反面、あまり重たくない方が回復後の立ち上げは楽そうと思ったりも…
みたいな話はシュウジデイの皆さんにお任せするとして、確かに大事な時期に乗り込めないのは痛いですが、この程度のロスを跳ね返すだけの素質はあると信じていますし、引き続き大きな期待をしつつ見守りますm(_ _)m
【シュウジデイファーム在厩のベネディクション:公式HP(2025/4/18更新)より】
シュウジデイファーム在厩のベネディクションは、15日の調教後より歩様に違和感が生じたことからレントゲン検査を行ったところ、左後肢副管骨の骨折が判明しました。なお、週内にも手術する方向で獣医師と調整を進めておりますので、取り急ぎご報告いたします。
◇石川代表のコメント 「三石の診療所によれば、『保存療法よりも手術をして骨折箇所をきれいに取り除く、もしくはボルトで固定するなどした方が治りは良い』との見解でした。どのような処置になるかは『手術時に中身を確認してからになります』が、いずれにせよ、オペする方向で進めていきたいと考えます。現時点ではまだ流動的ですが、『術後の経過が良好であれば、3ヶ月目ぐらいから乗り出せるのでは』。手術日が決まりましたら、またお知らせいたします」
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ううむ。。そうですか…
無事にいけば早期デビューもと考えていただけに、ここでの骨折はとても残念です。
ただし、手術がうまくいって3ヶ月目から乗り出せるようであれば、年内にあらかた遅れを取り戻すこともできるでしょうし、そうなれば年明け早々からデビューを窺う態勢に持っていけるかもしれず…。
それに、これからの休養・療養生活を(430kgほどをウロウロしている)馬体の成長促進期間と捉えることもできるなど、出資者としては、少しでも明るい未来を考えてショックを和らげるしかありません(^^;)
まあ、まだ手術をしていない段階でアレコレ言っても仕方がありませんので、まずは手術が無事に終わること、骨折箇所が綺麗で治りやすいカタチになっていることを祈りたいと思いますm(_ _)m