シュウジデイファーム在厩のベネディクションは、現在はパドック放牧で管理されています。
◇岸本担当のコメント 「抜糸を終えて、今週からサンシャインパドック放牧に移行。術後の経過に問題はありません。過ごしやすい季節ということもあって、屋外ではあまり動き回らずリラックスした状態で草を食んでいることが多いです。月内はこのまま放牧での管理を続けていく予定です」
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手術を終えてからちょうど一ヶ月が経ちました。
先週までは舎飼いでの管理となっていましたが、すでに抜糸を終えてサンシャインパドック放牧が始まっているとのことですし、放牧中はリラックスできているようなので、概ね順調に推移していると思って良いでしょう。
この調子であれば、目標である7月からの乗り運動開始も予定通りにイケそうです。トレセン近郊に移動する馬もチラホラ出始めていますが、まあ、こちらはもともと晩成タイプですし、焦らずじっくり行きましょう!
シュウジデイファーム在厩のベネディクションは、舎飼により安静にしています。
◇岸本担当のコメント 「術後は巻き物をしたまま安静に。馬房内で大人しくしてくれています。来週、抜糸をして経過をチェックしてもらい、その後よりサンシャインパドック放牧を開始するタイミングなどを再確認していく予定になっています」
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18日に手術を終えたあとも、「馬房内で大人しくしてくれている」とのこと。舎飼い生活はしばらく続きますので多少は心配ですが、基本的に『良い仔系』の本馬であればなんとか乗り越えてくれると思います。
次のチェックポイントは来週の抜糸と患部の状態チェックになるようですが、おそらく気になる課題は出ないと思いますので、次回の近況時にはパドック放牧が始まっていることでしょう。
ということで、目標である7月からの乗り運動開始に向け、引き続きよろしくお願い致しますm(_ _)m
ベネディクションは、18日、三石の家畜高度医療センターにおいて無事に手術を終えています。
◇石川代表のコメント 「左第四中足骨(=副管骨)の骨折につき、骨折部より近位部からを取り除いてもらう手術となりました。1週間ほどは抗生物質を投与して経過を観察。獣医師によれば、『まずは3週間ほど舎飼を行い、それから3週ほどの小パドックでの放牧。引き馬やウォーキングマシンといった軽めの運動についてはその後より行ってください』とのことでした。術後が順調であれば、2ヶ月半後ぐらいから跨っていけるものと思われます」
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まずは、無事に手術が終わって良かったです。
「骨折部より近位部からを取り除いてもらう手術」のところがよく理解できませんが(日本語的に(^^;))、少なくとも骨片(剥離部?)は綺麗に取り除けたようですし、2ヶ月半後から乗れるのであれば、軽度の骨折と考えて良いでしょう。
ということで、今後は舎飼い、パドック放牧の期間を大人しく過ごすことが第一。ベネディクションは頭の良い仔なので大丈夫とは思いますが、ジッとしているべき時に暴れたりすると何があるかわかりませんからね。
ちなみに馬体を見るとまだ幼いところが抜け切っていませんから、これからの休養・リハビリ期間にもっと成長して欲しいと思う反面、あまり重たくない方が回復後の立ち上げは楽そうと思ったりも…
みたいな話はシュウジデイの皆さんにお任せするとして、確かに大事な時期に乗り込めないのは痛いですが、この程度のロスを跳ね返すだけの素質はあると信じていますし、引き続き大きな期待をしつつ見守りますm(_ _)m
【シュウジデイファーム在厩のベネディクション:公式HP(2025/4/18更新)より】
シュウジデイファーム在厩のベネディクションは、15日の調教後より歩様に違和感が生じたことからレントゲン検査を行ったところ、左後肢副管骨の骨折が判明しました。なお、週内にも手術する方向で獣医師と調整を進めておりますので、取り急ぎご報告いたします。
◇石川代表のコメント 「三石の診療所によれば、『保存療法よりも手術をして骨折箇所をきれいに取り除く、もしくはボルトで固定するなどした方が治りは良い』との見解でした。どのような処置になるかは『手術時に中身を確認してからになります』が、いずれにせよ、オペする方向で進めていきたいと考えます。現時点ではまだ流動的ですが、『術後の経過が良好であれば、3ヶ月目ぐらいから乗り出せるのでは』。手術日が決まりましたら、またお知らせいたします」
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ううむ。。そうですか…
無事にいけば早期デビューもと考えていただけに、ここでの骨折はとても残念です。
ただし、手術がうまくいって3ヶ月目から乗り出せるようであれば、年内にあらかた遅れを取り戻すこともできるでしょうし、そうなれば年明け早々からデビューを窺う態勢に持っていけるかもしれず…。
それに、これからの休養・療養生活を(430kgほどをウロウロしている)馬体の成長促進期間と捉えることもできるなど、出資者としては、少しでも明るい未来を考えてショックを和らげるしかありません(^^;)
まあ、まだ手術をしていない段階でアレコレ言っても仕方がありませんので、まずは手術が無事に終わること、骨折箇所が綺麗で治りやすいカタチになっていることを祈りたいと思いますm(_ _)m
シュウジデイファーム在厩のベネディクションは、おもにBTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回、2F15-14前後を乗られています。3月下旬の馬体重は430kgです。
◇岸本担当のコメント 「3日に左後肢の管の外側にかすり傷を作ったぐらいで、変わらず順調にやれていますよ。周りのドタバタに釣られてたまにイレ込むことがあるものの、基本的には落ち着いた性格。坂路でも余裕をもってスイスイと走ってくれますし、好感が持てますよね」
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出ました! 岸本さんの『好感』コメント!!
「坂路でも余裕をもってスイスイ」という表現も良いですし、だいぶイイ感じじゃないかと思います。
そう言えば、ひとつ上のコンタンゴが未勝利戦で2着に入ったのは前回近況(3/21)の直後でした。あれがなければベネディクションも『本当に大丈夫なの?』と言われてしまいそうでしたが、半兄がようやく素質の片鱗を見せてくれて良かったですし、ディメンシオン推し会員としてはかなりホッとしています(^^ゞ
ちなみに同時期のコンタンゴがどうだったかを調べたところ、2歳3月末には「まだ力んで走りがちなぶんフットワークの伸びへと繋がらず、終盤の推進力に欠けるところがある」と言われていたのに、その2週間後には「徐々にピッチを上げており、ひとまず15-15の壁は越えてくれたかな」となっていて、ちょうど今ごろ、春先からグンと良くなっていったんですよね。(コンタンゴは吉澤ステーブル育成なので単純比較はできないですが…)
その点、ベネディクションは最初から良く動いているようですし、先週、岸本さんから「比較的早そうな印象」と言ってもらえたように、仕上りに関しては明らかに兄よりコチラだろうと思います。
そうなると、やはり本馬は夏デビューでしょうねと…。
あまり先走ってはいけませんが、できれば2歳のうちにひとつは勝っておきたいですm(_ _)m
シュウジデイファーム在厩のベネディクションは、おもにBTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回、2~3F15-15前後を乗られています。2月下旬の馬体重は431kgです。
◇岸本担当のコメント 「馬房内でもおとなしく、常歩などもちゃんと歩ける馬。調教でもムキになることなく、適度な前向きさで駆けてくれる気性面の良さがありますね。成長過程も順調ですし、この調子で調教量を積み重ねていければと思います。仕上がりも比較的早そうな印象です」
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このところ、気性面での課題が顕著な出資馬が増えていますが、本馬は「馬房内でもおとなしく、常歩などもちゃんと歩ける馬、適度な前向きさで駆けてくれる気性面の良さがある」と優等生ぶりを発揮しているようです。(ミスペンバリーの系統も個性的な馬が多いので油断はできませんけれど… あえてマードラドの名前は出しませんが(^^;))
馬体に関しては、もう少し腹回りがしっかりして欲しいですし、全体的に幼いところが抜けきっていない印象ながら、岸本さんが「仕上がりも比較的早そうな印象」と仰っていますので、いざ動かしてみるとあまり緩さがないのかもしれません。
前回(3/7)の近況でも「15-15でも楽々と駆け上がっていく」「この先ピッチを上げても難なくついてきそう」といったコメントがもらえていましたから、基本的には早期(夏)デビューを狙っていくだろうと思います。
ただし、本質的に晩成傾向がある系統なので、デビュー時期についてはあくまで様子を見ながらでイイかと。できれば目標を高く設定したい馬なので、あまり時期に拘らず、小さくまとまらないように進めて頂ければと思いますm(_ _)m
【シュウジデイファーム在厩のディメンシオン’23:公式HP(2025/3/14更新)より】
◆競走馬名は「ベネディクション : Benediction」に正式決定。“神の加護、祝福”を意味します。
シュウジデイファーム在厩のディメンシオン’23は、おもにBTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン18秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回、2~3F15-15程度を乗られています。
◇岸本担当のコメント 「坂路では行きたがるくらいの前向きさ。そのぶん少し頭を上げることもありますが、15-15でも楽々と駆け上がってきますからね。性格も良く、操縦性にも問題はありませんので、この先ピッチを上げても難なくついてきてくれるのではないでしょうか」
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あまり余計な褒め方をしない岸本さんから「15-15でも楽々と駆け上がっていく」「性格も良く、操縦性にも問題なし」「この先ピッチを上げても難なくついてきそう」といったコメントが出るということは、現時点で『かなり前向きな手ごたえ』を感じておられるということでしょう。(こういうコメントが出る時は、大体、すごくイイ感じ(^^))
現状、唯一の課題と言って良い馬格に関しても、今後は『神のご加護と祝福』が後押しをしてくれそうですし、とにかく順調にトレーニングを継続していけば、来年の今ごろはドキドキ&ワクワクできているかもしれません。
デビュー前にあまり前のめりになるのもアレですが、これはかなり期待していいんじゃないですかねぇ…。時期に関してはまだ何ともですが、(矢作先生ですから)動きが良ければ普通に夏デビューを狙ってくるでしょうし、母ディメンシオンがキーンランドカップ(引退レース)で3着に突っ込んできた走りを思い起こすと、洋芝はきっと合うはずですからね!
シュウジデイファーム在厩のディメンシオン’23は、おもにBTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン18秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回、3F15-15程度を乗られています。1月下旬の馬体重は431kgです。
◇岸本担当のコメント 「BTCへの通いに戻して順調に乗り進めています。現段階ではもう少し背丈が欲しい印象で小ぶりの馬体ですが、乗りやすくてコントロールが利きますし、坂路での動きにも余裕がありますからね。頭も良く、ポテンシャルの高さを感じさせる一頭です」
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背丈が低めでやや小ぶりとのことですが、写真や動画を見るとすごくバランスが良いですし、レベルが高い牝馬であるのは間違いないと思います。もう一段の成長があれば尚良しですが、この一ヶ月で10kgほどは増えていますし、そこは神さまのあと一押しに期待したいと思います。(サイズアップの薬とかあれば楽なんですけれど…)
そして、肝心の動きに関しては「乗りやすくてコントロールが利く、坂路での動きにも余裕がある」となかなか高い評価がもらえました。まあ、そのくらいの評価がもらえないようでは困る馬とは言え、3F15-15をこなす中での評価には信憑性がありますし、改めて「ポテンシャルの高さ」を確認できて良かったです。
ちなみに半兄のコンタンゴには微妙に気難しいところがありますし、エピファネイア牝馬の妹も課題が出るとすればその辺かな?と考えていましたが、どうやら今のところは「頭の良さ」の方が目立っているようで、この調子であれば何の心配もない優等生路線に乗っていけそうです。(その気になればガンガン進めていけそう?)
ということで、あとはもうひと回り馬体が成長するのをサポートしつつトレーニングを継続するのみ。この調子だと早いデビューの路線にも乗れそうですが、そこは矢作厩舎の皆さんにお任せしたいと思いますm(_ _)m
【シュウジデイファーム在厩のディメンシオン’23:公式HP(2025/2/18更新)より】
シュウジデイファーム在厩のディメンシオン’23は、おもにBTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン18秒ペースのキャンター1本を消化。適時、終い15秒台で乗られています。
◇岸本担当のコメント 「現在はBTCに滞在して経験を積んでいるところ。まだ若さを見せますが、自分からグイグイと行きますし、結構楽に動けるようになってきましたね。ここ最近の上昇度で言えば、本馬が一番。だんだんと血統面の良さが表れてきたのではないでしょうか」
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今までは成長進度がゆっくりで、どちらかというと『幼さ』が目立っていた本馬ですが、ここにきて少しずつ体力がついてきたのか、岸本さんから「自分からグイグイと、結構楽に動けるようになってきた。ここ最近の上昇度で言えば本馬が一番、血統面の良さが表れてきた」と、非常に嬉しいコメントをもらうことができました。
もちろん、馬体には(サイズ感も含めて)幼さが残っていて、まだまだこれから成長してもらわないと困るわけですが、動画を見ると、現時点でも柔らかい身のこなしや全体の雰囲気から、素質の高さ、ポテンシャルでは他馬とひと味違うのでは?と感じさせます。実際、調教ペースにおいても一気に進んでいた馬たちとの差を詰めていますからね。
ただし、ミスペンバリーの仔ですから焦らずじっくりの方が良いだろうという気持ちも。。でも、矢作厩舎は『何となくゆっくり』やることはしないですし、今後も順調にいくようなら、比較的早いデビューを狙うパターンかもしれません。
【シュウジデイファーム在厩のディメンシオン’23:公式HP(2025/1/21更新)より】
シュウジデイファーム在厩のディメンシオン’23は、おもに週2~3回、BTCのダートトラックで軽め2500~3000m、坂路でハロン18秒ペースのキャンター1本を消化。機を見て終い15秒台まで伸ばして乗られています。12月下旬の馬体重は422kgです。
◇岸本担当のコメント 「トラックではハミにモタれてみせたり、坂路では少し頭を上げて行きたがるくらいの前向きさをみせたりと、まだ幼い面もありますが、そんな段階でも走り自体は楽ですからね。父の産駒には我慢が利かなかったり、口が硬いような馬もいますので、そのあたりに注意しながら、本馬の良さを伸ばしていければと思います」
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馬体重は11月初旬の415kgから12月上旬の418kg、そして今回の422kgとジワリジワリと増えています。なかなか一気に増えてくれないものの、「機を見て終い15秒台まで」進められていることを考えれば悪くないですし、最終的にはお母さんと同じくらい(440~450kg)の身体になるような気がします。
調教に関しては、まだ幼さが抜けていなくて荒削りのようですが、「そんな段階でも走り自体は楽です」と、素質があることは間違いなさそうです。ただし岸本さんが仰る通り、エプファネイア牝馬は気性がポイントになるケースが多いので、今のうちにしっかり基礎を覚えつつ、我慢の利いた走りを身につけて欲しいと思います。
まあ、岸本さんが「本馬の良さを伸ばしていければ…」と仰るということは、少なくとも『良さ』があるということですからね。引き続き大きな期待をしていますので、とにかく無事&順調に進んで欲しいと思います!