昨日はパンサラッサが中山記念に出走、宣言通りの大逃げで1番人気のダノンザキッド以下を消耗戦の深~い沼に引きずり込み、上り3F37.3秒の競馬で2馬身半差の快勝を見せてくれました。
最終追い切りでしっかり負荷をかけ、さらに金曜にも坂路入りした調整過程、輸送を挟んでも482kgだった馬体重、パドックや返し馬での雰囲気など、どうやらもう一段上がありそうな状態での勝利でしたし、横山武史騎手が「パンサラッサは想像以上に強かった、あれで残られたら手の打ちようがない…」とコメントしていることからも、次走がムチャクチャ楽しみになりました。
その次走なのですが、『春の大目標は大阪杯』が既定路線だったものの、すでに矢作先生からは「道悪が得意で母系もヨーロッパ血統。そんな馬がこれだけの速い馬場で勝てたのは本当にうれしい。次はドバイ(3月26日、ターフ=メイダン競馬場・芝9ハロンが第1希望)か大阪杯(4月3日、阪神芝内2000メートル)が視野に入ってくる」とコメントが出ており、もしも招待されるようなら(バスラットレオンとともに)ドバイ遠征となるムードが満載です。
東スポ競馬『【中山記念】パンサラッサ「逃げたら強い」を実証する2馬身半差完勝劇 矢作師「次はドバイか大阪杯」』
ドバイについては招待されるかどうか分かりませんが、パンサラッサにとってドバイなんて、『今回の遠足は海外、やったー!』みたいな感覚かもしれず、もしも出してくれるなら…。いや、エフフォーリアの強さはすでに世界レベルなわけですし、大阪杯でもドバイでも、どちらになってもパンサラッサは挑戦者。次も思い切り逃げて、日本の競馬を盛り上げて欲しいと思います!
(なお、昨夜は気分が良過ぎて祝杯が進み、だらしなく寝落ちしてしまった結果、コメント頂いた皆さんへの返信が遅くなりました。申し訳ありませんでした(^^ゞm(_ _)m)
パンサラッサの気持ち良い勝利で2月が終わり、今週からは早くも3月競馬になります。と言っても今週は出資馬の出走予定がなく、3月のトップバッターは12日デビューが目標のアシタカになるでしょう。
ちなみに3/12は阪神の2000m戦に加え、中山に1800m戦、中京に2200m戦と芝の未勝利戦が組まれており、どのレースになるかはまだ未定。アシタカはパンサラッサの半弟としても注目されますから、どこになってもそれらしい競馬をして欲しいですし、そのためにも、今週来週の追い切りでしっかり動いて欲しいと思います。
そのあとになりますと、まだカイザーノヴァ、プライムラインの予定がハッキリしないため、今のところバスラットレオンのドバイ遠征まで間か開きそうです… ということなのですが、いやですね、先週バスラットレオンのドバイ遠征が決まった時には、かなーりビックリしたにもかかわらず、その後の中山記念勝利で私の感覚がマヒしてしまったのか、どうせならドバイにはパンサラッサも一緒に…などと、大それたことを普通に考えたりしています(^^ゞ
あとは、おそらく日経賞が目標のクレッシェンドラヴは、今週にはトレセンに戻ってくれるでしょう。何だかんだと言っても、クレッシェンドラヴが頑張ってくれることが一番ジワッと嬉しかったりしますので、(勢いではパンサラッサかもしれませんが)春の中山で広尾の大将らしい元気な姿を見せて欲しいと思います(^^)
しかし、中山記念勝ちは賞金の面でも大きいですね。お陰様で2月終了時点で今年の目標額の3分の1を稼いでしまいました。これで、先週までの何となく重苦しい雰囲気が一気に変わってくれるとありがたいですm(_ _)m
**出資馬の状況**
**2022年総合成績**
中山記念(G2/芝1800m)を勝ったパンサラッサの関係者コメントです。
◇吉田豊騎手のコメント 「何とかハナを切ろうと好スタートから思い切って出して行く形。1~2コーナーでペースを落とすこともできましたが、後続に脚を使わせようと思い、あとはこの馬のペースで逃げました。最後もリードがあったので、これなら大丈夫だろうと。本当に強かったですし、頑張ってくれました。昨秋に乗った時よりも今回の方が返し馬もしっかりしていましたし、ゲート内でも大人しく、精神的にも成長しているのだなと感じました。今日みたいに自分の競馬ができると強い馬。これからもこういう競馬で、もっと強い馬に勝てるようになって欲しいです」
◇矢作調教師のコメント 「逃げることは決めていましたし、自信もありました。とは言え、今日はパンサラッサの能力の高さに感謝です。本当にありがとうございました。レース後もすぐに息が入り、まだ少し余裕があったようですからね。本当に強くなりました」
◆クラブのコメント 「福島記念優勝時と同様、前半1000mの通過が57秒台という破格のラップを刻んでの逃げ。中山の坂も苦にすることなく最後まで力強く走りきり、2馬身半差をつけての重賞2勝目となりました。なお、このあとは、「上がりの様子をしっかりと確認し、さらなる大きな目標に向けて進んでいきましょう」と厩舎陣営。令和を彩る“稀代の逃げ馬”として圧倒的な個性を放ち始めた本馬には感謝の言葉しかありません」
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いろいろと思うこと、書きたいこともあったのですが、祝杯を重ねてかなりイイ感じにでき上がってしまっており、それは機会を改めて…にしたいと思います。(憶えていればの話ですが…)
それはさて置き、矢作先生や池田厩務員さんをはじめとする厩舎の皆さん、外厩や牧場の皆さん、そして、毎年ミスペン仔を募集してくれるクラブには感謝しかありません。本当にありがとうございましたm(_ _)m
そう言えば、矢作先生からもクラブからも、大阪杯の「お」の字も出ていませんが、それがすぐにでも海外レースをめざす兆候とか、そういう話ではない… と、なんだか飛躍したことを書いてしまいましたが、香港だとかドバイだとかサウジだとか、将来、海外で大逃げしたら相当に面白いんじゃないかと、祝杯で酔ってしまった私はグルグル考えていたりします(^^ゞ
いずれにしても、G2を勝って堂々とG1に挑戦するのが目標でしたので、次はさらに高い目標を設定しなければいけません。そのためにも、吉田豊騎手が仰るように、「これからもこういう競馬で、もっと強い馬に勝てるように」なって欲しいと思います!
最後に競馬実況webさんの記事を貼っておきます。敗れた各ジョッキーのコメントを見ていても、あんなペースで残られたらお手上げです…みたいな感想になっていて面白いです(o´艸`)ムフ
(横山武史騎手って、正直でイイ漢ですね!)
競馬実況web『【中山記念】(中山)パンサラッサが一気の逃げからそのまま突き放し重賞2勝目 [News]』
中山11Rの第96回中山記念(4歳以上G2・芝1800m)は2番人気パンサラッサ(吉田豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒4(良)。2馬身半差の2着に4番人気カラテ、さらにクビ差の3着に3番人気アドマイヤハダルが入った。パンサラッサは栗東・矢作芳人厩舎の5歳牡馬で、父ロードカナロア、母ミスペンバリー(母の父Montjeu)。通算成績は19戦5勝。
【レース後のコメント】
1着 パンサラッサ(吉田豊騎手)
「レース前にこの馬の競馬をして欲しいと言われていたので、後続に脚を使わせる競馬をしようと思っていました。スタートが良くて、なんとかハナへ行きたいと思っていたので思い切って出して行きました。ハナへ立ってからはこの馬のペースで走れました。直線ではリードがあったので大丈夫だろうと思って追っていました。この馬自身今回は返し馬からしっかりしていて、ゲートも大人しくて精神的にも成長していると感じました。自分の競馬が出来ると本当に強い馬です」
2着 カラテ(菅原明良騎手)
「1800mでしたが、折り合いに問題なかったですし最後は良い脚を使ってくれました。距離は延びても1800mは大丈夫そうです。馬はよく頑張ってくれましたが、勝った馬が強かったです」
3着 アドマイヤハダル(横山武史騎手)
「理想のポジション、競馬でしたが誤算だったのはパンサラッサが想像以上に強かったことです。ペースが速かったので前が止まる計算でしたが、あれで残られたら手の打ちようがありません。2走前と比べて素軽くなっていますし、重賞を取れるチャンスはあります」
4着 ガロアクリーク(田辺裕信騎手)
「休みが長く再スタートで半信半疑でした。追い切りは様子を見ながらやっていましたし、最終の追い切りはまずまず良かったのですが、ビシッと仕上げていませんでした。甘くないと思いましたが、センスがあります」
5着 ウインイクシード(松岡正海騎手)
「こういう展開になると思っていました。パンサラッサの真後ろのイメージでしたが、速かったのであれ以上ついて行っても仕方ないのであの位置になりました。粘ってくれましたが、勝った馬が強かったです」
6着 ヒュミドール(M.デムーロ騎手)
「よく頑張ってくれました。しかしこのペースでは忙しく、前が止まりませんでした。じっとしていて瞬発力勝負に持ち込むのが良いのですが、1800mは忙しかったです」
7着 ダノンザキッド(川田将雅騎手)
「返し馬では抜群に具合が良く感じました。中山に嫌な記憶が残っているのか全く走る気になってくれませんでした。また考えなければいけないですね」
9着 レッドサイオン(木幡育也騎手)
「ペースが速いと苦しくなるので後ろで脚を溜めていました。ジリジリと脚を使ってくれました」
10着 コントラチェック(丸山元気騎手)
「前が飛ばしていましたし、枠も良くなかったので自分のリズムで行きました。ペースが流れたことで力むことはありませんでした。メンバーが強くなるとマイルまでが一番良いと思います。一生懸命走ってくれました」
中山記念(G2/芝1800m)に出走したパンサラッサが優勝しましたー!!
【レース内容】まずまずのスタート。押してハナを主張すると他馬が控え、すんなり先頭で1コーナーへ。この時点でレースが面白くなることが確定しました(^^) 向こう正面に入ってしばらくはトーラスジェミニ、ワールドリバイバルがすぐ後ろにいましたが、1000m通過57.6秒のペースに先にバテたのは追いかけてきた馬たち。3角手前から完全に後続を引き離す狙い通りの大逃げに持ち込むことができました。4コーナーを回った時もパンサラッサの脚取りはしっかりしていて、必死に追いかけ始めた後続勢はその差を縮めることができず…。直線の坂ではさすがに脚色一杯になりましたが、その時点ではすでに勝負あり、追い縋るカラテを2馬身半離した余裕のゴールとなりました!
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ダーッシャァァァァーー!!!
気持ちよかぁぁぁぁぁっヽ(○´∀`)人(´∀`○)ノイェーイ♪
宣言通りの大逃げ、2番人気を背負った中でもブレることなく自分のスタイルを貫いての勝利。。これはもう、後ろが油断したとか開幕週だからとかそういうことではなく、一緒に走った馬たちがどうすることもできない、非常に強い勝ち方だったと思います。だって、追い掛けたら先にバテバテになるし、自分のペースを守ったら射程圏外に落ちてしまうんですから。
これはアレですね、(勝った直後で浮かれていると思われるかもしれませんが)過去にいた個性的な逃げ馬、強い逃げ馬たちに近づく階段を、我らがパンサラッサは登り始めたのかもしれませんね(^^)
ちなみに、パンサラッサの上り3Fは37.3秒で、推定最速のカラテが使った脚は3F36.0秒。つまり、今日の場合は残り600地点で7~8馬身離れていると追いつけなかったことになるわけですが、後ろにいるジョッキーがそういう判断を冷静に行うのは至難の業。やはり、どうしても自分の馬の余力や他馬との兼ね合いを優先してしまいますよね。いやホント、他陣営からすると、『マジで厄介な逃げ馬が出てきてしまった…』という感じではないでしょうか。
うーん。。気持ちがイイ、身持ちが良過ぎる勝利。。あまりにも嬉しくて、恥ずかしながら少し冷静さを欠いていますので、一旦、この辺にさせてもらって、このあとは祝杯の準備をしつつ関係者コメントを待つことにします(^^ゞ
**2022/2/27中山11R 中山記念(G2/芝1800m)・良**
元気一杯返し馬!
見事先頭ゴール!!
藤沢先生には大変お世話になりました。お疲れ様でしたm(_ _)m
(写真は全てバージョンワンさん撮影! いつもありがとうございますm(_ _)m)
22日にアップされた広尾TC公式ブログ『持ち込み馬のステラエージェント21!』で、ステラエージェント’21の父GunRunnerが勝った2017年BCクラシックが紹介されていました。
2017 Breeders' Cup Classic - Gun Runner
レースは見て頂ければわかる通り、内から逃げの手に出たGunRunnerをCollectedが外からピッタリマーク。GunRunnerは道中ずっとプレッシャーをかけられ、3角過ぎには馬体を併せてのマッチレースを仕掛けられる、かなり厳しい展開になりました。が、結局、直線中ほどから逆にCollectedを2馬身1/4突き放してしまうという、見た目以上に強い勝ち方をしています。
ご承知の通り、GunRunnerはケンタッキーダービーで3着に入るなど、3歳時から強さを見せた馬でしたが、その本領が発揮されたのは4歳になってから。特に、ドバイワールドカップでArrogateの2着となったあとは、5歳1月のペガサスワールドカップまで破竹のG1・5連勝と、無類の強さ、古馬になっての成長力を見せつけました。
私はすでにステラエージェント’21に出資をしていますが、GunRunner産駒に期待するポイントの一つがこの持続的な成長力でありまして、早い時期からある程度強く、歳を重ねるごとにその強さを増していくという、(私にとって)理想的な馬になってくれるのではと期待をしています。(現役馬で一番近いのは、今だとやはりパンサラッサですかねぇ(^^))
ということで、ステラエージェント’21がGunRunnerに近づくことができるかどうか、同じような成長力を発揮してくれるかどうかに思いを馳せつつ、2頭の写真を並べてみました。(上がステラエージェント’21の募集時写真、下が種牡馬GunRunner)
当歳馬と種牡馬を比べても…とのご意見はあるでしょうが、毛色が栗毛というこのもあり、ジーッと見つめていると、何となく似ているような気がしませんかね…。私には似ているようにも見えるのですが、そうでもないかなぁ…。いや、まあ、似ているかどうかはそれぞれで判断頂ければOK、私は『似ている』と思うことにしておきます(^^ゞ
ちなみにステラエージェント’21は2/10に満口直前になっています。4000口馬なので残口数には余裕があると思いますが、急にたくさん売れてしまわないとも限らないので、一応、売れ行き情報には注意しておきたいです。。もちろん注意する理由は単純で、(できるだけ様子見をした上での)追加出資を狙っているからです!( ・`ー・')キッパリ
それから、厩舎の先輩バスラットレオンがドバイ、ゴドルフィンマイルに出走することになりました。もしも将来、ステラエージェント’21が父GunRunner並みに強くなってくれるとしたら、(良し悪しは別にして)ドバイはもちろん、父母の故郷であるアメリカへの遠征も視野に入ってきそうですね。ラヴズオンリーユーという素晴らしい先輩のお陰もあって、矢作厩舎は『そういう厩舎』になったと考えておいた方がよいでしょう。(海外遠征にはリスクもありますが、それでも『挑戦なくして栄光なし』ですから!)
あと、広尾TC2歳馬の競争馬名が決まりましたが、ステラエージェント’21には世界で通用するような、(父母の)故郷に錦を飾る馬に相応しい名前を付けてあげたいものです(^^)
それはさて置き、誕生日おめでとう、大きくなれよー!!!
誕生日おめでとう🎂#バースデーえーちゃん pic.twitter.com/7pObHqNcyZ
— HIRO (@greendandy0202) February 25, 2022
**2022/2/27中山11R 中山記念(G2/芝1800m)15:45発走**
◎ パンサラッサ
○ ダノンザキッド
▲ アドマイヤハダル
△ ヒュミドール
△ コントラチェック
△ カラテ
△ ガロアクリーク
パンサラッサは3枠5番からですが、真ん中あたりまでならどの枠でも…と思っていました。
あえて気にするなら、逃げ主張が予想される他馬との並び順の方で、その観点で言うなら、2番枠にトーラスジェミニが入りましたので、西村騎手が押して叩いて絶対に引かないぞ!と言ったときだけ、ハナを切れない可能性があると思います。
ただ、トーラスジェミニがそこまでやるかどうか…。いや、トーラスジェミニは控えてどうこうの馬ではないですし、2番枠に入って全く主張をしないとしたら、そちらの方が事件かもしれませんからね。一応、(コントラチェックとワールドリバイバルは期せずして外枠に入りましたので)2番手で1コーナーを回る覚悟だけはしておこうと思います。
ただ、どちらにしても後続勢が考える以上のハイペースになりそうで、逃げるパンサラッサを外からコントラチェックが突いてくれた福島記念のような展開になるかもしれません。平坦な福島コースと直線の坂を二度越える中山では勝手が違うものの、それは陣営も吉田騎手も百も承知のことですし、超ハイペースになったらなったで『望むところ』と考えているのではないでしょうか。
問題はやはり、ダノンザキッドとアドマイヤハダルが『どのあたりからどの程度追いかけてくるか』でしょうか。こちらの希望としては、ある程度のリードを保って4角に入りたいわけですが、人気を背負う2頭が指をくわえて見ているのかどうか…。まあ、仕掛けどころは川田騎手と横山武騎手が判断する話ですが、早めから深追いするとヒュミドールやカラテ、ガロアクリークといった馬たちにチャンスを与えてしまいますし、考えてみると、吉田騎手より随分と難しいことをやらないといけないんですよね。
ということで、やることが決まっていて迷いがなく、臨んだ展開(全馬バテバテの消耗戦(^^;))がある程度保証されているパンサラッサの本命は(出資者ですし(^^ゞ)当然のこととして、ダノンザキッド、アドマイヤハダル、ヒュミドール、カラテ、ガロアクリークといったあたりは、どれが食い込んできてもおかしくないと思います。その他で怖いのはご定年を迎える藤沢厩舎勢ですが、中でもここが引退レースとなる(中山得意の)コントラチェックは要注意ではないでしょうか。
いや、藤沢先生にも随分お世話になりましたし、正直、応援したい気持ちもあるんですよね(^^;)
あ、そうだ、最後に一言、ドバイの前に国内頑張ろう!!!
ZBAT!競馬『【中山記念】夕刊フジ・調教チェッカーズ』
1番手はパンサラッサ。
やや駆け足気味の調整過程ながら、動きは豪快だ。先週の併せ馬で一杯に追われて坂路4ハロン50秒4を叩き出し、今週は余力を残しつつ51秒1、ラスト2ハロンも見た目以上に速い11秒9-12秒0の鋭いラップで伸びてきた。一段と脚力をつけてきた印象で、G2でも好勝負可能な雰囲気が漂う。
ガロアクリークはもともと調教駆けするタイプ。今回はオーバーホール明けとなるが、身のこなしは実に俊敏で、23日のWコースでは軽く仕掛けられただけでラスト1ハロン11秒4を楽々とマークしてきた。息がもてば上位に食い込んで不思議ない。
ヒュミドールも元気いっぱい。今週の併せ馬ではパートナーが馬体を並びかけると根性を発揮し、馬なりのままラスト1ハロン11秒4と鋭く反応した。気配は良化の一途。(夕刊フジ)
G2でも好勝負可能な雰囲気が漂うパンサラッサ Photo by 夕刊フジ
昨夜はバスラットレオンのゴドルフィンマイル挑戦が発表になり、それどことではなくなってスルーしていましたが、2022年2歳募集馬の競争馬名が決定しています。(ウインアルエット’20、アスカビレン’20については未定)
2022年2歳募集馬(2020年産馬)競走馬名決定(※一部未決定)
2022年2歳募集馬(2020年産馬)の競走馬名決定が決定いたしました。
※ウインアルエット'20、アスカビレン'20につきましては、現在、競走馬名申請中、および関係者各位と最終調整中でございます。決定次第、近況等にてご案内申し上げます。
〇キョウエイカルラ'20 出資馬!
競走馬名は「トリフィス : Triffis」に正式決定。
“3回宙返りに捻りを加えたトランポリン競技の技名”より。
曾祖母名から連想しての命名となりました。
〇ミンティエアー'20
競走馬名は「イエルバブエナ : Hierba Buena」に正式決定。
スペイン語で“モヒートミントとも呼ばれるミントの一種”。
母名より連想しての命名となりました。
〇ステラリード'20 出資馬!
競走馬名は「テラステラ : Tera Stellar」に正式決定。
英語で“1兆倍の”+母名の一部。
想像を絶するほどの大きな活躍を願っての命名となりました。
〇ゼロカラノキセキ'20
競走馬名は「メグルキセキ : Meguru Kiseki」に正式決定。
“巡る+奇跡(母名の一部)”。
奇跡が巡ってくるように願っての命名となりました。
〇ハイアーラヴ'20 出資馬!
競走馬名は「ボンドオブラヴ : Bond of Love」に正式決定。
英語で“愛の絆”。
父名および母名から連想しての命名となりました。
〇ジアナズドリーム'20
競走馬名は「ソアヴィータ : Soavita」に正式決定。
イタリア語で“優美な”。
美しい馬になってほしいとの願いを込めての命名となりました。
〇レトロクラシック'20 出資馬!
競走馬名は「ドンカルロ : Don Carlo」に正式決定。
“オペラの名称”より。
母名および兄名から連想しての命名となりました。
〇ゴッドフロアー'20
競走馬名は「ヴァリアントゴッド : Valiant God」に正式決定。
英語で“雄々しい神”。
母名などから連想しての命名となりました。
〇クエストフォーワンダー'20 出資馬!
競走馬名は「セントアイヴス : St Ives」に正式決定。
英国の都市名より。
母の生産国から連想しての命名となりました。
〇ラズベリータイム'20
競走馬名は「グランツベリー : Glanz Berry」に正式決定。
ドイツ語で“栄光”+祖母名の一部
からの命名となりました。
〇ジェムジェム'20 出資馬!
競走馬名は「メリタテス : Meritites」に正式決定。
人名(クフ王の妻の名)より。
父名から連想しての命名となりました。
〇ルックオブラヴ'20
競走馬名は「ランドオブラヴ : Land of Love」に正式決定。
英語で“愛の地”。
父名および母名から連想しての命名となりました。
昨年に引き続き、今年も2歳馬の馬名は正式決定後にサラッと発表するスタイルです。
まあ、アレですね、私の応募馬名は今年も全敗、完膚なきまでに叩きのめされたわけですが、確かに私が応募した馬名は(昨年の教訓?を活かすつもりになって)少し狙い過ぎたのかもしれません。(私なりに一生懸命考えたんですけどねぇ(^^;))
ということで、命名者になるという意味では残念な結果でしたが、こんな事でヘコタレていてはいけません。今回の反省も踏まえ、来年もまた(懲りずに)命名者めざして精進したいと思います!
スポーツ報知『【注目馬動向】バスラットレオンがゴドルフィンマイルに選出』
昨年のニュージーランドT勝ち馬、バスラットレオン(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父キズナ)が予備登録をしていたゴドルフィンマイル・G2(3月26日、メイダン競馬場・ダート1600m)に選出されたことが2月25日、分かった。
同馬は第一希望として、ドバイ・ターフ・G1(同、芝1800m)に登録していたが、今回は第二希望のレースに選出された形。出走となれば、昨年の武蔵野S(13着)以来、2度目のダート戦となるが、現時点で出否は未定だ。
バスラットレオン Photo by スポーツ報知
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え? まさか?? バスラットレオンがドバイのゴドルフィンマイルに選出された!?
現時点で出否は未定… そりゃあ未定だと思いますけど… でもこれ、どうするんだろうなぁ… お気楽な感じで次走はダ―ビー卿CTとか言ってる場合じゃなかったなぁ(^^;)
などと思っていたら、クラブから臨時の近況報告がっ!!!
3月26日(土)ドバイ・メイダン ゴドルフィンマイル(G2・ダ1600m)への招待が内定したことを受けまして、本日、快く承諾しました。
「ドバイのダートは軽いので、パワータイプである本馬にはきっと合っているはず。来週にもドバイ側から正式な発表があるものと思われます。バスラットレオン、挑戦しましょう」(矢作調教師)
冷静に考えれば、走行フォームの改善が少しずつ実になり始めているこの時期に、あえてリスクを取りに行くこともない気はするものの、せっかくのチャンスを逃す手はないという考え方もありますからね。
いや、今は驚きとか喜びとかそういうことよりも、キョトンとしてしまって考えがまとまりませんが、矢作先生が「バスラットレオン、挑戦しましょう」と仰るのであれば、私に否やはありません。
何にせよ、自分の出資馬が(G2とは言え)ドバイに行くなんて一生に一度あるかないかのことでしょう。(しかも、広尾TC一本で…とか言ったらクラブの皆さんに怒られちゃうかな(^^ゞ)
もうこうなったら、腹を括って全力応援しかありません( ・`ー・')キリッ
栗東トレセン在厩のアシタカは、23日、Cウッドを併せ馬で追い切られています。
- 22.02.23 川 又 栗CW良 6F 85.3-69.8-55.0-39.8-12.4(9) 強めに追う
ミッキーワンダー(三未勝)一杯の外0.4秒先行同入
- 22.02.20 助 手 栗東坂稍 1回 57.1-41.9-27.4-13.4 馬ナリ余力
- 22.02.16 助 手 栗東坂良 1回 54.1-39.2-25.5-12.7
◇安藤助手のコメント 「トレセンでは人にも従順で立ち上がるようなことはしませんが、調教ではフワフワして集中力を欠いたり、ゲートを出て右に寄れて行こうとしたりと若さを見せますので、来週もコースでしっかりと調教し、ゲート練習についても真っ直ぐ走るように調整していければと思っています。デビュー目標は再来週(3/12)。この週から三場開催ということもあり、芝2000m前後の番組は比較的選択肢が多くなりますからね。適鞍を選んで競馬に向かうことができるのではと考えています。馬っぷりの良さなどから、厩舎内でも人気の一頭です」
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23日はコースでの初追い切りでしたから、『85.3-69.8-55.0-39.8-12.4秒』ならまずまず無難なところかな?と思っていたら、「調教ではフワフワして集中力を欠いたり」と、どうやらまだ真面目に走ってはいないようですね。
ただ、安藤助手のコメントから悲観的なムードは全く感じられず、逆に、来週もコースでしっかりと調教するなどビシッと鍛えていけば、かなり良い状態に持っていけるはず…といった自信すら感じるのは気のせいでしょうか。。いや、追い切りを始めたばかりのアシタカなのに、『デビュー目標は再来週(3/12)』とかなり具体的だったもので、時計に現れない部分でかなりの手応えがあったのではと、都合良く解釈したい気持ちもありますので…。
それに、「馬っぷりの良さなどから、厩舎内でも人気の一頭」という情報が何を意味しているのか、あの矢作厩舎で人気がある馬とはどんな馬なのか…といったことも都合良く解釈したくなり…。でも、あまり前のめりになるのも大人としてアレですし、そうですねぇ、とりあえずは来週の追い切りでどこまで時計を詰めてくるかに注目したいと思います(^^ゞ
ちなみに23日に併せたミッキーワンダーさんは、2020年のセレクトセールで2億円がついたディープインパクト産駒。お値段的にはだいぶ負けてしまっていますが、調教の進み具合は同じようなところなので、これから先も切磋琢磨し、一緒に強くなり、階段を上がっていくパートナーになるかもしれませんね。
栗東トレセン在厩のプライムラインは、24日、ゲート試験に合格しています。
◇田中克調教師のコメント 「すでにベテランの馬ですから、ひとまずゲートに関しては問題ありませんでした。調教についても順調にこなせてはいますが、やはり前の捌きに硬さがあったり、トモに緩さがあったり、それに背腰がやや疲れやすかったりと、改善すべき点がまだ色々あるようですね。目標レースは、もう少し調教を積んでいってからの本馬の様子を見ながら。現時点ではダートがベターであると捉えており、距離は1400mなのか1800mなのか。追い切りをかけていく中で考えていければと思っています」
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ゲート試験合格はさすがに当然のこととして、「前の捌きに硬さがあったり、トモに緩さがあったり、背腰がやや疲れやすかったり」と、課題満載のようなので、レース出走までには少し時間が掛かるかもしれません(^^;)
と言っても、そうそう悠長に構えてばかりもいられませんので、厩舎の皆さんには早めにプライムラインの特徴を掴んで頂いて、3月後半から4月前半にはレース出走にこぎ着けて欲しいところです。
条件に関しては、「現時点ではダートがベター」とのことなので、おそらくダート戦からスタートすることになりそう。。ただ、新馬戦での芝の走りを見てしまっている私としては、プライムラインが根っからのダート馬と思えないところもありまして、いずれ再び芝を走るチャンスがもらえたらありがたいなぁと…。
そうですねぇ、地方で過ごす期間が長くなると、頭の良い馬ほどどうしてもダート馬っぽい走りになってしまう部分もあるでしょうし、そのあたりが地方転出再ファンド作戦の難しさですよね(^^;)
【チャンピオンヒルズ在厩時のプライムライン:公式HP(2022/2/24更新分)より】
美浦トレセン在厩のカイザーノヴァは、22日より曳き運動を開始しています。
◇鈴木慎調教師のコメント 「投薬を止めて様子を見始めた火曜日以降も着実に回復へと向かっており、24日は曳き運動に加えてプール調教も行いました。午後になっても特に変わりはありませんので、25日にもう一日運動とプールで調整し、このまま問題なく進むようであれば、土曜日から騎乗調教を再開していきたいと考えています」
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曳き運動とプールで動かし始めて土曜日から騎乗調教へ。状況を見ながらではありますが、回復が順調なのは確かなようですし、あまり大きなロスにならなくて良かったです。
ただ、レース復帰となると、3/21中山の隅田川特別(芝1600m)ではさすがに時間が足りない気もしますので、3/27中山の一般戦(芝1800m)が本線になるでしょうか。(出走を希望していた冨里特別と同じ1800m戦ですし)
もしもそうなれば次は一般戦で相手も落ち着くでしょうし、本来の姿を取り戻すための転厩初戦として、改めて良い内容、良い着順を期待したいと思いますm(_ _)m
【2022/1/8中京9R 鳥羽特別(2勝C/芝1200m)のカイザーノヴァ:公式HPより】