杯が乾くまで

鈴木真弓(コピーライター/しずおか地酒研究会)の取材日記

活き生き薬膳弁当

2009-10-28 20:15:34 | NPO

 私が広報のお手伝いをしているNPO法人活き生きネットワークで、薬膳弁当の販売を始めました。県立静岡高校のすぐ近くにある活き生きネットワークの活動拠点・喜楽庭(きらくてい)に、中医師国際薬膳師という資格を持つ石部晃子さんがスタッフとして加わり、障がいを持つ利用者の自立支援も兼ねて、弁当の製造販売を新事業としてスタートさせたのです。 

 

 

 理事長の杉本彰子さんから誘われ、先日、試食におじゃまして、薬膳から揚げ弁当・薬膳飛龍頭風ハンバーグ弁当・薬膳カレー弁当の3種類を事務所の皆さんと一緒にいただきました。

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 から揚げは、肉や脂の毒素を消す薬膳ダレに漬け込んだ鶏肉をハトムギ粉でカラッと揚げたもの。抹茶塩やカボスでいただきます。飛龍頭風ハンバーグは、10種類の季節野菜・豆腐オカラ・鶏胸肉で作る低カロリーのハンバーグに野菜あんかけをのせていただきます。

 から揚げ弁当とハンバーグ弁当には雑穀米ブレンドご飯に昆布・ひじき・にんじん・ゴマ・ごぼう・枝豆を加えて炒めた和風ピラフと手作りしば漬けが付きます。和2009101612150000 風ピラフもしば漬けも肝臓をケアする薬膳効果があるそうです。

 

 

 最近、自然食やオーガニック料理を看板にするカフェやお弁当を街中でも頻繁に見かけますが、こんなに本格派で、しかも味はマイルドで食べやすく、なおかつワンコイン(500円)という安さにビックリでした。

 

2009101612080000  薬膳カレーはアジアのスパイス、和漢の野草など香りで氣の流れをよくし、旬の地元野菜果実をたっぷり加えてちょっぴり甘めのピューレに。隠し味に昆布・しいたけ・カツオぶしなど海の出汁を加えます。使う食材は41種類にもなるそうです。今月開館した静岡市番町市民活動センターのオープニングイベント(10月4日)のとき、薬膳カレーを試し販売してみたところ、大変な人気だったとか。薬膳食ってなんとなく風変わりな味がしそうなイメージですが、野菜やフルーツがほどよく溶け合った甘めのルーは、子どもからお年寄りまで誰にでも受け入れられたようです。

 

 

 カレー弁当は冷え性やむくみやすい人、気力の落ちている人に。から揚げ弁当は体力を消耗している人に。ハンバーグ弁当は胃や肝臓が疲れている人やデスクワークの人におススメだそうです。こ~んなに手の込んだ薬膳弁当がヘルシーもずくスープ&にんじんケーキ付で、どれもワンコインなんです。

 活き生きネットワークの利用者さんや介護スタッフの間では「もっと安く」という声もあるそうですが、私は一般的な市場感覚で、「あんまり安くすると、この弁当の価値が伝わらないですよ、500円でも安くぐらいです」と言ってしまいました。

 

 彰子さんたちは、弁当販売で儲けようというつもりはなく、この弁当づくりを、健康な人も障がいのある人も、体にいいものを気軽に摂取できて、ついでに作る喜びや働きがいが持てるように…という趣旨で取り組んでいるので、付加価値を価格に乗せて売るという発想がそもそもないんですね。

 

 私の考えはあくまでも傍観者的かもしれませんが、誰がどんな目的で作ろうと、この弁当に価値を見出して、500円以上の値段でも買う人がいるなら、自信を持ってその値段で売ればいいのでは?と思うんです。

 

 せっかく質の高いものが出来るのに、授産施設の商品だからってわざわざ安く売らなきゃならない理由はない。身内の利用者さんに手ごろな価格で、というなら、社内と社外で価格を別にすればいいだけ。ぜひ自信を持って、活き生きの名物商品に育ててほしいし、障がいを持つスタッフのみなさんがこの弁当作りに誇りややりがいを持てるようになってほしい!と思います。・・・みなさんはどう思いますか?

 

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 この薬膳弁当3種、注文販売になりますが、誰でも予約注文でき、配達もしてくれます。前日までに活き生きネットワークへお電話でお問い合わせしてみてください。

 直通電話 054-209-0700

 ホームページ http://ikiiki.canariya.net/

 ブログ http://npoikiiki.eshizuoka.jp/


素晴らしき「おくられびと」

2009-10-26 11:50:18 | アート・文化

 25日は駿河蒔絵師・中條峰雄先生の一周忌法要と偲ぶ会に参加しました。国民文化祭の創作演劇「ビューティフルフジマヤ」や「藤枝地酒まつり」にも行きたかったのですが、宝泰寺での法要も、日本平ホテルでの偲ぶ会も、本当に素晴らしい会で宝物のような時間を過ごすことができ、終了後も余韻に浸り、気がつくと18時を過ぎていました・・・。お誘いくださった国文祭関係者のみなさま、ごめんなさい。

 

 中條峰雄先生が昨年10月29日に68歳で急逝されて早1年。過去ブログにも書きましたが、毎年先生が楽しみにされていた6月の志太平野美酒物語のチケットを昨年取れずに不義理をしてしまい、「先生、10月の静岡県地酒まつりのチケットは万難を排して確保しますから!」とお約束したきり時間が過ぎてしまい、先生が入院されたことも知らず、お亡くなりになったことを新聞の訃報欄で知った始末・・・。本当に悔いの残る1年でした。

 

 

 今年になって、奥様の良枝さんから「一周忌の記念にオリジナルラベルの地酒を造ろうと思うんだけど・・・」とご相談を受け、だったら先生が楽しみにされていた志太の地酒で、オリジナルラベルを受注してくれる蔵元を、と考え、今年の静岡県清酒鑑評会純米の部県知事賞の杉錦さんを紹介しました。

 良枝さんは杉井酒造に再三通って打ち合わせをし、「やっぱりこの世に2本とない記念の酒だから」と、最高級の生もと純米大吟醸に、中條先生の実のお姉さま(女流書家)が書き下ろした文字を、手すき和紙にプリントして貼った素Imgp1555晴らしい記念酒が誕生しました。

 

 日本平ホテルの偲ぶ会の席で、私も初めて呑ませていただいた杉錦生もと純米大吟醸『うるしうるわし・中條峰雄漆の世界』。お隣の席の石川たか子さん(シズオカ文化クラブ代表理事)が、「(軽快ですっきりとした)静岡の吟醸酒とは違うイメージね」とおっしゃるので、「生もとというのは昔ながらの伝統的な酛造り手法で、現代的な吟醸酒よりも味が深く、どっしりと感じるかもしれませんが、いろいろな味付けの料理を口にするうちに、口中で調和し、しっかり受け止めてくれると思います」と即興解説させてもらいました。

 実際、食中酒として飲んでみると、次々と出てくるコース料理のどれにも合うし、負けないし、合間に酒を飲むのがコース料理のマナーと思えるほどマッチします。同じテーブルに藍染作家の増田猪富先生、版画家の牧野宗則先生、染色画家の松井妙子先生など中條先生の親しい作家仲間の先生方がいらっしゃったのですが、昼間のせいかみなさん自重されていて、石川さんと私でほとんど1本空けてしまいました(苦笑)。

 

 作業の合理化や効率化に背を向け、蒔絵の伝統を頑なに守りとおした職人の人柄を偲ぶ席に、杉井さんの生もと純米大吟醸はこの上なくふさわしい酒だ・・・と改めて実感します。杉井さん、手間のかかるお願いを聞きいれてくださって本当にありがとうございます!

 

 

 

 ついつい酒の話が先に出てしまいましたが、昨日は、今まで参加した法事の中で一番心温まる会でした。

 まず、宝泰寺の藤原東演師のお説教。人生で何が大事かといえば、やっぱり「楽しむ」ことで、きつい仕事や辛い勉強を強いられるとき、あるいは病で伏せっているときも、キツイツライと唱えるんじゃなくてその状況を楽しんでやろうと発想を変える。師は知人の漢方医から「楽という字に草かんむりをつければ“薬”になるだろう」と言われ、なるほどと思われたそうです。

 

 

 また、肉親―親が亡くなった後、1年(小祥)は晴れがましいことを控える理由とは、親が自分を産んでくれたとき少なくとも1~2年は寝ずの世話をしてくれた、そのお返しだという論語のお話。中條先生の2人のお嬢さんに向かって話されたことだと思いますが、あぁなるほどな・・・と深くうなづけました。

 

 

 そして追善供養の席ではおなじみ『大悲呪』の読誦。京都の興聖寺でいただいた禅宗教典を広げて、ナムカラタンノートラヤーヤーと通読しました。相変わらず意味はちんぷんかんぷんですが、なんとも心地の良い響き・・・。般若心経は読んでいてもいちいち頭で意味を考えてしまうのですが、大悲呪は響きが感覚的に入ってきます。…不思議ですよね。

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  偲ぶ会では、中條先生が死期を悟った後、制作に取り掛かったという遺作の文箱が披露されました。昭和の名工だった馬場兼氏が昭和35年に制作したものを若かりし頃、お父様から譲り受け、当時はこれに蒔絵を施す腕も自信もなく、そのままにしておいたのを、昨年、一念発起されたとか。入院直前まで工房で作業を続けられたそうです。

 その横には、先生の日記の最後の1ページをコピーしたものが飾られていました。

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 『大分、冥土が近づいてきたようである。これまでに多くの友人知人と出会っておのれを磨くことができたことを感謝したい。また良き家族に恵まれ幸せな生涯を送ることができた・・・ただただ感謝です』

 

 最後のあいさつで良枝さんがその一節を涙ながらに読み上げられたときは、会場全員が涙に暮れました。記念酒の外箱の『感謝』の文字は、このメッセージから採られたものだそうです。

 同年輩の男性は、こんなメッセージを遺せたらどんなに幸せだろうと思ったでしょう。自分は、まだ死期を考える年齢ではありませんが、言葉を使う仕事で、しかも酒にかかわっている身の上としては、『感謝』という言葉の酒を遺せる人生を送れたら素晴らしいだろうなぁ…。

 素晴らしきおくられびとである中條先生、素晴らしきおくりびと良枝さんご夫妻とご縁をいただけたこと、心から感謝いたします。


「同情」と「共感」の違い

2009-10-24 21:15:20 | NPO

 この週末、静岡ではいろんなイベントが重なって、どれもちょっとずつご縁があるので顔を出さなきゃと思っているのですが身一つではなんとも・・・。できれば開催日、分散してほしかったなぁ。

 

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 まず静岡市駿河区のツインメッセで昨日(23日)から開催中の『しずおか新産業技術フェア2009』。静岡県商工会連合会のブースで、このブログでも紹介した田中造園(浜松市)の竹粉末の土壌改良剤「混ぜる竹(まぜるだけ)」を展 示即売しています。地元の孟宗竹を微粉末化し、乳酸発酵させた自然100%の改良剤。これを使ったおかげで甘みがグ~ンとのったミニトマトやさつまいもの試食も行っています。

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 同ブースでは、私が過去ネーミングや広報物を手掛けた静岡県産フルーツゼリー『ふじやまさんちのいつかちゃん』、静岡の酒と肴の玉手箱『つまんでごろーじ』も紹介しています。

 

 

 

 また、富士川町の菓子店さんが、清水の手作りみその老舗・木嶋こうじ店の白みそを使った『みそみそプリン』という新商品を展示即売しています。木嶋こうじ店(清水区袖師・旧国道沿い)は、駆け出しライターだったころ、手作りみ そやしょうゆの老舗を取材リサーチしていたとき、祖母の実家(昔、清水区高橋でみそ醸造してました)に紹介してもらって取材して以来、20年来愛用しているみそ屋さん。「木嶋さんのみそでプリン?」とびっImgp1545 くり感激し、おいしく試食させてもらいました。

 

 それから過去ブログでも紹介した、やまと興業さん(浜松市浜北区)のカテキン微粉末茶の紹介や、静岡油化工業さん(静岡市駿河区)の芋焼酎「磯五郎」の注文予約も、会場内で出来ます。しずおか新産業技術フェア2009は明日25日(日)までの開催ですが、お時間の許せる方はぜひ。

 

 

 

 

 今日(24日)は他に、中日新聞全国新聞大会特集で紹介した井川の本山熟成茶お茶壺道中や藤枝地酒まつりにも行きたかったのですが、お天気がイマイチだったこともあり、午後からふじのくにNPO活動センターのセミナーに参加しました。

 

 『NPOプレゼン力アップ講座~“プレゼン力”が会員・寄付金を集める!』という興味をそそられるセミナーで、講師は日本人で初めて非営利経営修士号を取得されたという経営コンサルタント・明治大学公共経営学科兼任講師の坂本文武さん。プレゼンテーション能力ってコピーライティングにも通じるものがあるし、目下、映画制作資金不足の身としては寄付金集めのテクニックがあるなら是が非でも身につけたいところ。クレバーで歯切れのよいImgp1548 坂本さんの解説に聞き入り、3時間の講義があっという間でした。

 

 

 内容的には、企業なら企画社員や営業社員研修などでフツウに教えるイロハだったようですが、改めて相手に自分の意図を理解してもらう、共感してもらう、行動を起こしてもらうために何が必要か、私のように一匹狼のフリーランサーには整理して考える機会がなかったので、とても新鮮でした。

 たとえば、プレゼンの場で相手に伝わりやすい言葉の使い方は、ワンセンテンス7~10秒。「起承転結」ではなく、「結」を最初に持ってくる。・・・うん、これはCMやポスターのキャッチコピーを作る時も無意識にそうしてますね。

 相手に自分のメッセージを伝えるには、相手に好かれようとする恋愛トークと同じで、共通の話題を(無理してでも)見つけるとか、自分の土俵を相手に近づけることが肝要。試しにセミナー参加者(初対面)同士で、全員の共通項を挙げるというゲームをしたのですが、坂本さんから「6人のグループなら20ぐらいは共通項が挙がるはず」とプレッシャーをかけられました。

 

 

 

 プレゼンのときって、ついつい自分の思いを伝えたいあまり「オレオレトーク」に陥りがちなんですが、坂本さんは「相手が聞きたい話をしなきゃだめ。そのためには相手を具体的に想像し、慮り、絞り込む。マーケティングでいえば消費者を擬人化(ペルソナ)する。そうしないと相手との接点を見つけにくい」と言います。

 Imgp1551  最高の「接点」=「共通項」とは、わかりやすくいえば「目標」。でもNPOの場合、「子どもが生き生きと育つ社会づくり」とか「高齢者が生きがいを持つ社会」とか、私なんかでいえば「静岡に酒文化が育つように」というように、表現が“定性的”なんですね。これを定量化することが大事。坂本さんが挙げた例では、職場で社員がどことなく覇気がない。そこで社員を元気にさせよう!という定性目標を立てた。で、具体的に何をしたかといえば、「会社の玄関にスピードガンを、社内に騒音計測器を置いた」。社員が出勤するとき、重い足取りか、軽快な足取りかを数値化する。あるいは社内がシーンと静まりかえっているか、会話が活発に交わされているかを数値化して示す、というわけです。

 現実離れした例かもしれませんが、誰が、何を、いつ、どのレベルまで達成するか、政治でいうマニフェストを作るというのは、事を進展させる上で大事な原動力になるなと思いました。

 

 

 「同情」と「共感」はきちんと分けて考えなければいけません。自分のことでいえば、「酒造りのドキュメンタリー映画を自主制作したい」と言い出したとき、“特定のスポンサーや後ろ盾なしで、映画作りですって”“マユミさんもそういう目立つことを次々とやっていかないとタイヘンなのねぇ”と、冷やかし&同情半分の人もいたと思います。なんやかんやで20年以上酒の世界に関わってきたので、おつきあいで、と寄付してくれた人が大半だったと思います。

 それはそれで、目標資金の半分強は集まったのですが、「同情」や「つきあい」はこれが限度なんですね。・・・この先は、このプロジェクトに真の意味で「共感」してくれる人を発掘していかなければ。

 

 

 坂本さんによると「同情なら1000円、共感した人は1200円寄付する」そうです。事実、吟醸王国しずおか映像制作委員会にも、最初は普通会員一口で、しばらくして「少し飲み代を貯えたから」と本醸造会員、吟醸会員に、と寄付金をUPしてくれた人がいます。その人は静岡の酒造りの映像化に深く共感してくださったのだと思い、そんな人が一人でもいるなら、やる価値はあるんだと強く励まされました。

 真に共感し、目標を認識して行動を起こしてくれる人を、一人でも増やしていく・・・そのためにも定量化目標をきっちり立てることが必要だと自分に言い聞かせました。

 

 とても実のある3時間のセミナー。しかも無料!。次回は12月5日(土)13時30分~16時30分、同じく坂本文武さんが「NPOリーダーの条件」について解説してくれます。直接NPO活動はしていなくても、何らかの組織やグループで運営上の悩みを持つ人はとてもタメになると思います。

 お問い合わせはふじのくにNPO活動センターまでどうぞ!

 電話054-274-2996 

 メールwebmaster@fuji-npo.jp


ニュービジネスサロンで地酒講話

2009-10-23 09:43:08 | しずおか地酒研究会

 引き続きご案内事項です。

 このブログでも再三ご紹介する(社)静岡県ニュービジネス協議会の中部部会NBサロン11月で、私が地酒のお話をさせていただくことになりました。協議会には17~18年前から広報担当で裏方仕事をしてきましたが、自分が講師を務める日が来るとは…私なんかでいいのかなぁと歯がゆく思いますが、長く続けていればこういうご褒美もいただけるんだと感慨無量です。

 当日は『吟醸王国しずおかパイロット版(20分)』をご覧いただき、ゲストの橋本謹嗣さん(初亀醸造社長)と掛け合いトークを行います。もちろん「初亀」の試飲もしていただきます。橋本さんは静岡県酒造組合の副会長兼需要開発委員長というお立場で長年広報やイベントの仕掛けも担当されていたので、県内酒造業界の過去・現在・未来を当事者目線で話してくださると期待しています。

 

 

 NBサロンというのは堅苦しいセミナーとは違い、カフェレストランで軽食とお酒をつまみながら経営者や有識者のお話を聞くざっくばらんなサロンです。いつもはビール片手に・・・ですが、今回は特別に日本酒で行きます。

 本ブログ読者でもし、ニュービジネス協議会という団体に興味がある、パイロット版を見てみたい、初亀さんのお話を聞きたい、飲みたいという方がいらしたら、協議会事務局までお申し込みください。

 

 (社)静岡県ニュービジネス協議会中部部会 NBサロン11月 「しずおか吟醸ものがたり」

 ★講 話 鈴木真弓(しずおか地酒研究会主宰)

 ★ゲスト 橋本謹嗣氏(初亀醸造㈱代表取締役)

  『吟醸王国しずおかパイロット版(20分)』試写と、「初亀」試飲付き。

 ★日 時 11月9日(月) 18時~20時

 ★場 所 TOKAIインターネットサロン(静岡市葵区常磐町2-6-8 TOKAI本社ビル1階・JR静岡駅より徒歩15分)

 ★会 費 1000円

 ★申込み 11月2日(月)までに協議会事務局へFAXかメールで。氏名・企業名・役職名と「鈴木真弓の紹介です」と一言添えてください。

  FAX  054-653-4988 

  メール office-nb@snbc.or.jp

 

 

 なお、20日(火)のブログでご紹介した、本日23日静岡新聞夕刊農業面で掲載予定の片山真理子さん(京都高麗美術館学芸員)の記事「韓国の茶文化」ですが、紙面の都合により来週以降に延期になったそうです。私も楽しみにしていたのにちょっとガッカリ・・・。でも原稿はちゃんといただいているそうですから、楽しみに待ちましょう!

 


国文祭「藤枝地酒まつり」のお知らせ

2009-10-22 14:50:10 | 地酒

 今週末24日から11月8日まで第24回国民文化祭しずおか2009が静岡県下全域で開催されます。私は県広報誌や新聞社の仕事でいろいろと取材し、紹介記事も書いてきたので、おおよその内容は把握しているつもりですが、私の身の回りで国文祭のことを知っている人って全然いないんですよね・・・。ちーっとPR不足なんじゃないでしょうか。県下で100本近いイベントが予定されていますから、ぜひどこかのイベントに足を運んであげてください。詳しくは国文祭ホームページへ。


          

 さて、私も取材した手前、気になるイベントには出来る限り足を運ぼうと思っていますが、ここではやっぱり地酒にちなんだイベントのご紹介を。主催者から届いたプレスリリースをそのまま掲載しますね。

 

 

 

 

『藤枝地酒まつり&国文祭おもてなし広場』


 いよいよ開幕する第24回国民文化祭しずおか2009。藤枝では、24日から「茶文化探訪in藤枝」と「ふじえだ文学フェスティバル」で幕が切られます。

 24日~25日は、お茶の香ウォークや茶会、また文学の小径が開催されるなど、蓮華寺池公園周辺には多くのお客様で賑うことが予想されます。

 そこで、両日、蓮華寺池ホール横におもてなし広場を設け、すっかりお馴染みになったせとやコロッケやおかべ焼きそば、藤枝銘菓の販売、また呈茶サービスなどで、ご来場の皆様を温かくおもてなしをいたします。

 さらには、藤枝の誇るもう一つの文化である地酒をお客様に振舞います。

2009102214090000  『藤枝地酒まつり』として初開催し、各蔵自慢の銘酒の試飲、販売会を行います。初お披露目の地酒リーフレット『藤枝蔵元四傑』も会場で配布しますので、地酒ファンの方は、ぜひお越しください!

 

★日時 10月24日(土)~25日(日)9時~17時

 

★場所 蓮華寺池ホール横広場(西高跡地)

 

★出店者 藤枝市内4酒蔵(初亀は展示のみ)、せとやコロッケ、おかべ焼きそば、大久保串焼き、藤枝銘菓など17ブース

※24日(土)は、JRさわやかウォーキングが同時開催され、藤枝駅~志太郡衙~蓮華寺池公園~おもてなし広場~旧東海道商店街~藤枝駅を約1500人の方がウォーキングします。

 

★お問い合わせ 藤枝市商業観光課 054-643-3111(内線466)田中、青山、田中携帯(090-3484-8525)

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