杯が乾くまで

鈴木真弓(コピーライター/しずおか地酒研究会)の取材日記

みかん貯蔵王国しずおか

2011-01-31 17:19:40 | 本と雑誌

 JA静岡経済連発行の情報誌『スマイル』44号が発行されました。今回は全編みかん特集です。

 取材は昨年11月末から年明けにかけて、東京、沼津、清水、藤枝、浜松(三ケ日)を飛び回り、みかんの造り手・売り手の現場の声を取材Photo_2 しました。一般のグルメ情報誌と違い、この情報誌は“縁の下の力持ち”である、品種改良や栽培技術向上のために研究を重ねている専門家や、農産物の集荷施設の仕分け作業の紹介等、ちょっとした裏方重視目線で編集しています。スポットライトが当たる主役よりも、裏方や脇役のプロの仕事に惹かれる私の個人的趣向そのもの(苦笑)。もちろん地味な裏方さんばかりじゃ誌面に華が足りないということで、人気ケーキ屋さんのレシピや有名フルーツショップの紹介ページも設けています。

 

 

 今回の取材の一番のトリビアは、静岡県が「みかん貯蔵王国」だったということでした。

 

 みかんって、秋~翌春まで時期に応じていろいろな品種が出てきますよね。静岡県内では、9月に「極早生」、10月から「早生」、12月中旬から「青島」が登場し、今ぐらいから「デコポン」「はるみ」「ポンカン」「ネーブル」等の晩柑品種が出回ります。

 

 

 このうち、「青島」は、全体の約56%を占める静岡みかんの代表選手。よく「青島って静岡のどこ?」と場所を聞かれることがありますが、Photo_3 地名ではなくて静岡市の賤機山のふもとにある青島さんというみかん農家の畑で、昭和30年代に発見された温州みかんの変異種のこと。鈴木さんちで発見されたら「鈴木みかん」になっていたかも(笑)です。この青島さんちの温州変異種、他の温州みかんより糖度が高くて、しかも貯蔵しておくとグングン甘みが増したのです。

 当初は色づきや糖度の上昇に時間がかかるんじゃ普及は難しいかも…と思われたそうですが、昭和60年以降、市場で評価が高まり、各産地でも貯蔵技術が進んで、「青島みかん」の名で一気に普及しました。形がこんなふうに、ちょっぴり平べったいのが特徴ですね。

 

 青島みかんは11月下旬から収穫が始まります。収穫されたみかんは貯蔵庫に運ばれ、1~2週間かけて予措(よそ=果皮の水分を蒸発させること)を行った後、本格的な貯蔵に入ります。庫内を暗くし、換気をマメに行い、冷たい外気を取り込んで温度調整。そんな貯蔵みかんを12~3月上旬ぐらいの間、順に出荷していくのです。

 

 最近ではJAみっかびが「誉れ」、JAしみずが「本貯蔵」、JAなんすん(沼津)が「寿太郎プレミアム」という商品名で、長期貯蔵みかんを“こだわりの逸品”として売り出すようになりました。

 私が取材した岡部町のみかん農家増田正男さんも、土壁の蔵があった頃から、庫内でみかんの木箱を定期的に積み替え、風を入れながら品質と鮮度のチェックを行ってきました。

 

 Dsc_0029_2 庫内の壁一面に積み上げられた木箱を見た時、思わず、「麹室みたいだ・・・」とつぶやいてしまいました。

 酒蔵の麹室でも、麹蓋(木箱)に盛られた麹米を数時間ごとに積み明けしながら風を入れ、温度調整をするのです。もちろん、酒蔵の麹室とみかんの貯蔵庫では、目的も機能も異なりますが、外から完全にシャットアウトされた頑丈な蔵の中で、温度と水分と時間をコントロールしながら、化学変化を起こし、じわじわと変容させていくその姿にどこか相通じるものを感じます。四季のある日本で、美味しさを育むというのは、こういう知恵と経験の蓄積なんだなぁと実感させられますね・・・。

 

 

 増田さんは、はからずも「静岡県はみかん貯蔵王国と言われてきたんDsc_0016 ですよ」とおっしゃった。“王国”という表現に、造り手の矜持を感じ、そのまま書いたら、誌面では「みかん貯蔵産地」と直されていました。経済連の上の方から「おこがましい」と感じられたのな。・・・でも造り手が王国を自認するくらいの誇りを持って育てているって、いい話だなぁと率直に思いました。

 

 

 この春は、新酒の味もさることながら、長期貯蔵でプレミアム感が増した高糖度みかんにぜひご注目くださいね!

 

 

 なお、スマイル44号みかん特集号は、県内JA主要店やファーマーズマーケット等で無料配布しています。当ブログ読者でご要望があれば私から進呈いたしますので、プロフィール欄のメールアドレスにご一報くださいまし!

 


吟醸酒の香り

2011-01-29 13:10:13 | 地酒

 今日(29日)は数か月前から日時が決まっていた某著名人の対談取材が、ご本人のインフルエンザのためドタキャン。…私も、先日のサッカー日韓戦深夜観戦で汗をかき過ぎて風邪のひき始めだったので、実はホッとしたところです。

 

 

 時間が出来たところで、ここ数日間で無作為に読んだ本についてまとめておこうと思います。まずは日本酒関連の2冊。

 

 

 

 来月、静岡ライオンズクラブさんで地酒のお話をさせていただくため予習として参考にした、医学博士滝澤行雄先生の『一日2合日本酒いきいき健康法』(柏書房)。滝澤先生の日本酒健康法は、日本酒造組合中央会の冊子等でよく拝見していましたが、読み逃していた記事も多く、こうしてまとまった本は必携ですね。“ほろ酔いで心地よく呑める時間の計算方法”など有益な豆知識がたくさん載っていました。こちらで紹介しましたのでぜひどうぞ。

 

 

 お酒がらみでつい触手したのが、蟹沢恒好氏の『香り~それはどのようにして生成されるのか』(フレグランスジャーナル社)。著者は高砂香料工業で長年、香料開発に携わった方で、香料メーカーの新人研修テキストみたいな内容。もちろん素人の私には化学記号でフレーバー生成云々と解説されてもチンプンカンプンでしたが、序章でこの一文を見てライター魂がピピっときました。

 

 

 『匂いを表す言葉は幾つかあり、本文中でもいくつもの言葉が文章に合わせて使われていますので、最初にことばの意味するところを記載しておきます。

 匂い・・・匂い全体をあらわす言葉

 香り・・・有用な匂い

 臭い・・・有用でない匂い、腐敗臭など

 香気・・・科学的表現では香りを香気と呼ぶことが多い。「香気成分」など。

 風味・・・口に食品を含んだときの香りと味を含めた言葉』

 

 

 そう、こんな基本的な言葉使いの違いを、今までなんとなく雰囲気で勝手に使い分けていたので、生化学者に正しい使い方を指南してもらってホッとしたんです(苦笑)。

 

 

 

 本文中の『微生物により生成される香り』の章では、醸造酒類や発酵食品類の香りができる工程を、難解な専門用語で解説。日本酒の解説だけは現場作業を思い浮かべながら過去に読んだ本の知識とつきあわせ、なんとなく理解できたかなぁ・・・。

 

 麹造りでは、後半にかけてキノコの香りがするときがあるんですが、あれって「マツタケオール」って香り成分だそうです。そのまんまじゃん(笑)。

 

 

 

 フルーティな吟醸香は「エステル類」が主成分。アルコールと酸の組み合わせによって200種類ものエステルが造られます。日本酒とワインで比較してみると、代表的なカプロン酸エチルは、日本酒で平均3ppm、ワインで4ppm。静岡酵母が得意な酢酸イソアミルは日本酒3ppm、ワイン0.1ppm。

 ・・・つまりワイン好きの方はカプロン酸系の香りに馴染んでいるから、日本酒、とりわけ静岡酵母の酒は香りに物足りなさを感じるかも・・・ってことかな? いや、逆にワインと異なる香りだからこそ、日本酒を選ぶモチベーションになるってことかな。

 ワイン通の方、ご意見をお聞かせください。

 


私的映画寸評

2011-01-26 18:15:34 | アート・文化

 年末年始、編集作業や原稿書きに追われていたのが、ようやくひと段落。本屋さんや映画館をのぞく余裕ができました。・・・やっぱり外の感性をインプットする時間も大事ですね。最近とくにネーミングやキャッチフレーズを考える仕事が続いて、自分が操れる語彙の狭さやワンパターン化を痛感しているところ・・・。ここ数日、あまり目的を設けず、行き当たりばったりで本や映画に浸っています。

 

 ここ1週間で観た映画は『ヤマト』『ソーシャルネットワーク』『ハーブ&ドロシー』の3本。以下、勝手な感想を書きますので、これから観に行くと言う人は、読まないでください(苦笑)。

 

 

 

 『ヤマト』はアニメをリアルタイムに観ていた世代なので、観る前は期待と不安が半々ぐらいでしたが、観た後は・・・。 

 

 ハリウッドでも懐かしアメコミヒーローの実写化がトレンドになってましたが、『スパイダーマン』も『ダークナイト(バットマン)』も、アメコミを観て育って、今、大人になった世代がちゃんと観られる人間ドラマになっていた。それに比べると・・・なぜヤマトを今、あのキャスティングで実写化する必要があったのか、よくわからなかったなぁ。柳葉敏郎演じる真田さんぐらいかしら、オリジナルに通じる“熱”を感じられたのは。たぶん演じた柳葉さん自身がヤマト世代で、思い入れがあって演じられたのだと思います。

 

 

 宇宙人vs地球防衛軍みたいなストーリーって、たとえば昨年の『第9地区』みたいな作品を観た後だと、よほどキャラクターを魅力的にするか凝ったストーリーにしないと陳腐に感じてしまうし、今のVFX技術ならヤマトもこれだけリアルに描けるんだぞーと言いたかったにしても、『アバター』クラスのものを観てしまった後ではね・・・。ヤマトは好きだったけど、大人になっていろいろな映画を観て、歳も重ねてしまった身には、きわめて残念な実写化でした。

 

 

 

 『ソーシャルネットワーク』は、さすがアカデミー賞有力候補になっている作品だけあって見応えがありました。フェイスブックの存在をごく最近知った身としては、この作品を昨年の時点で映画化したデビッド・フィンチャー監督を身震いするほど尊敬します。ヤマトと対照的で、まさに、今、映画化するタイミングとしてドンピシャですね。

 

 私の好きな映画評論家の清水節さんが「リアルを疎かにし、バーチャルに依存しがちな同時代の人間関係そのものが真の主役とは言えまいか。かつて殴り合うことで生を実感する映画を撮ったフィンチャーだが、身体性を欠いたサークルが増殖していく様はさながら“反ファイト・クラブ”だ。その成功者も、心の痛みからは逃れられない」と評論していたのに惹かれ、『ファイトクラブ』も、もう一度観たくなりました。

 

 『ファイトクラブ』でエドワードノートンが演じた役のように、また古いところでは『アマデウス』のサリエリ、最近では『龍馬伝』の岩崎弥太郎のように、主人公の凄さを誰よりも理解しながら、猛烈に嫉妬し、反発する“第二の男”の目線を、もう少し丁寧に描けば、ドラマとしても盛り上がったかもしれないし、ネット時代ならではの人間性やドラマ性の薄さが却ってミソになるならば、もっとハジけた、それこそフィンチャー監督がファイトクラブを作った時にリスペクトしていたキューブリックの『時計仕掛けのオレンジ』みたいな、寓話的な表現でもよかったかも。

 

 実在の人物を取り上げる難しさもあったと思うけど、映画表現という意味で比べたらクリストファー・ノーランが作った『インセプション』は斬新だった!さすが、あのアメコミヒーロー・バットマンを『ダークナイト』に仕立てた監督だけある!!

 

 いずれにしても、『ソーシャルネットワーク』は脚本も編集も素晴らしいし、膨大な台詞の応酬なのに、役者同士の完璧な間の取り方を演出しきった監督の手腕は脱帽だし、あの弾丸台詞を日本語で瞬時に理解できるよう翻訳した人の能力も凄い!。

 

 アカデミー賞では、作品賞や俳優賞は難しいかもしれないけど、監督賞、脚本賞、編集賞は獲るんじゃないかなぁ。私的には、いつも受賞作では脚本、編集、助演など“脇役が光る仕事をした”作品に惹かれます。ライター的には字幕翻訳家にも何か賞があればいいなと思います。

 

 

 

 『ハーブ&ドロシー』は、静岡市美術館で21日(金)夜に開かれた試写会に参加しました。ニューヨーク在住のアートコレクター・ヴォーゲル夫妻を日本人監督が撮ったドキュメンタリー。コレクターといっても小さなアパートに暮らすつつましい老夫婦が、自分たちの給料で買える値段で、1LDKのアパートに収まるサイズの現代アートを、30年以上かけてコツコツ買い集めた。無名作家の売れない作品でも、自分たちが「キレイ」「楽しい」と感じたらそれでいい。そしてそれらは、いつのまにか20世紀アート史に名を残す芸術家の、若かりし頃の隠れた名作の山に・・・。

 

 

 学生時代は絵描きを目指していたという元郵便局員の夫と元図書館司書の奥さんが、時には作家本人や美術専門家を唸らせるほど鋭い目利きぶりを発揮したり、どんな高名な美術館や博物館や画廊から「売ってくれ」と言われてもNOと言い続け、新婚当時から同じアパートに住み続け、わずかな年金を今もコレクション収集に充てている。とても爽快&痛快な現代のおとぎ話で、現代アートのガイドムービーであると同時に、“老後の素敵な生き方指南”の映画になっていました。映像作品としては、どっちつかずで中途半端だったって印象もいがめなかったけど・・・。

 

 試写会の後は美術館の学芸員さんが映画に登場した作家や作品の解説をするという、なかなか粋な企画でした。私は予定があったので作品解説は聴かずに帰りましたが、せっかく駅前に立派な美術館を作って、映像視聴もできるなら、こういう企画はどんどんやっていただきたいですね!

 

 さて今週はあと、デンゼル・ワシントンの大ファンという友人と、暴走列車を止めるアクション映画『アンストッパブル』を観に行きます。感想はまた後日。


伊豆稲取の温泉&つるし雛

2011-01-24 21:42:40 | 地酒

 伊豆稲取で20日(木)から『雛のつるし飾りまつり』が始まりました。2月5日(土)からは『河津桜まつり』も始まります。まだまだ厳しい寒さは続きますが、東伊豆では一足先に早春気分を満喫できますね。

Imgp3615  

 時々、大人の日帰り電車旅の記事を書かせてもらっている東京新聞購読者向けタブロイド新聞『暮らすめいと』。今月発行された2011年2月号で、伊豆稲取の温泉&歴史散策を紹介しました。

 

 

 

 

 取材は実は昨年11月。こちらのページでちょこちょこっと紹介済みです。11月の取材ですから、桜はもちろん、雛のつるし飾りも、『雛の館』Photo というテーマ館でしか見られませんでしたが、今行けば、稲取のほとんどの飲食店や土産物店で、その店オリジナルのつるし雛が楽しめると思います。

 

 

 文中で紹介した温泉は、稲取温泉が昭和29年に初めて湧出した場所に立つ『稲取東海ホテル湯苑』。14時から24時まで日帰り入浴もできます(大人1000円、タオル付き1300円)。取材した時、瀧社長のご厚意で入浴体験させてもらいましたが、海岸の絶景を眺めながらのPhoto_2 露天風呂は実に爽快でした(写真はホテルからお借りしました)。

 

 

 入浴施設では浴槽はもちろん、女性の場合は脱衣所や洗面フロアがゆったり利用しやすいかも気になるんですが、リニューアルしたばかりでとっても快適。

 

 

 ・・・たぶん、取材でなければ稲取へ日帰りで来て、いきなりここへは来なかったと思うし、日帰り入浴専門の施設ならフリーでも入りやすいけど、ホテル旅館だと入浴だけOKかどうか聞かないとわからないですよね。外観だけではお風呂の良しあしもわからないし・・・。その意味では本当にラッキーでした。ここの1000円はお得だと思います!

 

 

 この時期は魚も美味しいし、稲取にはそばの『誇宇耶』さん、地酒専Photo_3 門店『むらため』さん、居酒屋『笑の家』さんなど静岡酒が充実しているお店もあり、真冬の伊豆の行楽にはイチオシの場所! ぜひ足をお運びくださいまし 


『ふじのくに極みの食材調味料』発表会のお知らせ

2011-01-23 10:10:40 | 社会・経済

 真冬らしい寒~い日が続きます。ちょうど1週間前の16日(日)、取材で川根本町へ車で向かったら、山肌の茶畑が白いシートに覆われているように見えたので、寒さ対策なのかな~と思ったら、雪をかぶっていImgp3600 たと分かり、ビックリ! 

 島田の川根温泉の手前の時点で道沿いの家々の屋根には雪が残り、道路の路肩に雪掻きの跡が。所々凍結もしていて、ヤバイ、チェーンがないと通行止めか?と焦ったのですが、川根本町の奥へ進むにつれて雪がなくなり、ホッとしました。平地に近いほうで降雪が多かったというのは、地形のせいでしょうかね? 

 

・・・いずれにしても、静岡県中部でチェーンの必要性を感じる寒さというのは、あまり記憶にありません。このまましばらく厳しい寒さが続くと、花粉が飛散する時期が遅れるそうですが、遅れた分、一度にドカッと飛ぶらしく、ただでさえ昨夏の猛暑の影響で飛散量が多いと言われるこの春、マジで覚悟しなければなりません。

 

 

 

 私は今週から台湾の凍頂烏龍茶を飲み始めました。『べにふうき』研Imgp0964 究の第一人者である山本万里さんから、既存のお茶の中で抗酸化物質メチル化カテキンが極めて高いと聞いて、昔から愛飲している、緑茶に近い香り高い烏龍茶です。

 一昨年、台湾旅行をしたときも買い物で一番長居をしたのがお茶専門店(写真)で、土産代で一番使ったのもお茶代でした!

 

 いつもは花粉症の症状が出始めてから、あわてて飲み始めるんですが、今年は早めに対策しとかないとね。

 

 

 

 

 花粉症に効果がありそうなお茶といえば、昨年から県商工連事業で新商品開発のお手伝いをしている菊川市のフンケン茶業さんが、杉Imgp2893 花粉そのものを混ぜたスゴ技の粉末茶を発売しています。母親がひどい花粉症だと話したら、さっそく見本を送ってくれて、今は母に飲ませています。

 

 

 ちなみにフンケン茶業さんは、粉末茶のスペシャリスト。お茶割り焼酎用の粉末茶(写真)等が評判ですが、今回、商工連のプロジェクト『しずおかうまいもの創生事業』で調味料開発に取り組む6事業者に名を連ね、粉末茶の料理だしを開発しました。

 

 

 昨年9月に東京ビッグサイトのグルメ&ダイニングスタイルショー2010秋で食味マーケティングを行い(こちらを参照を)、その後も改良を重ね、ネーミングやパッケージも決まり、いよいよ2011年2月1日~4日からのグルメ&ダイニングスタイルショー2011春でお披露目となります。

 私は最終日4日にブースでマーケティングのお手伝いをしますので、よかったら遊びにいらしてくださいね!

 

 

 フンケン茶業さんの緑茶粉末料理だしをはじめ、わさび、うなぎ、桜えびを、各産地の6人の食の匠たちがユニークな調味料にアレンジし、まったく新たに創り出した調味料。シリーズ名は『ふじのくに極みの食材調味料』と命名させていただきました。

 

 

 県内でも2月15日(火)にJR静岡駅南口の東海軒会館にて、マスコミ・バイヤー向けの発表会を行います。プロジェクトメンバーの一人『ビオファームまつき』の松木一浩さんが、各調味料を使ったオリジナルレシピも披露してくださいます。フンケン茶業の粉末緑茶だしを使ったお茶漬けが、まぁ~美味いのなんのって! 呑んだ後の〆の茶漬けに最高です!

 当日、お茶漬けが試食できるかどうかはわかりませんが、流通&メディア関係者のみなさま、ぜひいらしてくださいね!

 

 

 

平成22年度地域資源∞全国展開支援事業『ふじのくに極みの食材調味料』県内発表会

日時 2011年2月15日(火) 13時30分~15時

場所 東海軒会館6階(静岡市駿河区南町9‐1)

内容 ①新商品と開発企業の紹介、②新商品を使った料理の試食、③商談の実施

問合せ 静岡県商工会連合会事業振興課(担当/吉田、設楽、望月)

 TEL 054-255-9811  FAX 054-255-6060

  E-mail   j-sinkoh@mail.ssr.or.jp