杯が乾くまで

鈴木真弓(コピーライター/しずおか地酒研究会)の取材日記

『杯は眠らない』発刊記念ブックカフェ開催&取扱店情報4月24日

2023-04-24 08:30:23 | しずおか地酒研究会

 4月22~23日の2日間、『杯は眠らない』発売記念のしずおか地酒サロン「日本酒ブックカフェ@このはな」を開催しました。本の販売が目的ではありましたが、35年間の地酒取材でお世話になった多くの方々への感謝を直接お伝えできたらとの思いで、ご来店の方に無料で手作り酒肴と持ち寄り酒をふるまいました。料理上手の酒友におつまみを持ち寄ってもらったのでお金はかからず。結果、余った酒肴のほとんどをいただいてしまい、私自身が得をしただけの会でしたが(苦笑)、大切な酒友の皆さまと、美酒を囲んで楽しくまったりした週末を過ごすことができました。

 会場は、私が主宰する駿河茶禅の会の例会でいつもお世話になっている古民家ワーク&レンタルスペース「このはな」(HPはこちら)。オーナーの一級建築士永田章人さんは故・増井傳次郎さん(満寿一)の同級生で、増井さんが現役の頃、蔵で使用していた木製机を譲り受け、このはなで使用していることから、この机を囲んで、『杯は眠らない』でもページを割いて書かせていただいた増井さんのことや酒縁について語らいたいと思い、永田さんも、ぜひにと快くお貸しくださいました。本当にありがとうございました。

「このはな」では毎月1回、茶道の歴史や哲学を学ぶ駿河茶禅の会を開催しており、今回も裏千家の望月静雄先生はじめ茶禅メンバーが全面的に協力してくれました。コロナ前に茶禅の会で共同購入したガイアフロー静岡ウイスキーのプライベートカスクがちょうど出来上がったところだったので、メイド静岡静岡の日本酒とウイスキーの競演を楽しむことも出来ました。

 

 和室には『杯は眠らない』に掲載した新聞記事や雑誌記事の実物を展示させてもらいました。

 

 増井さんが生前最期に醸した満寿一大吟醸の在庫を全量買い取ったのが弟分にあたる喜久醉の青島傳三郎さん。今回青島さんから、その貴重な大吟醸と、満寿一から譲り受けた仕込みタンクで醸した喜久醉を提供していただき、増井さんに献杯することもできました。

 本でも紹介した「大吟醸を燗してみて」と言った増井さんのエピソードにちなみ、満寿一大吟醸と私が保存していた満寿一純米吟醸の燗酒も味わい、青島さんから「しっかり造られた酒は大吟醸でも燗上がりすると河村傳兵衛先生もおっしゃっていた。増井さんはそれを聞いていたんじゃないか」とうかがい、“傳”の絆を改めて感じました。

 

 来店客の多くは、しずおか地酒研究会の会員さんや私のFB友達でしたが、初対面の茶禅の会会員と、実は家がすぐ近所だったとか、学校の先輩後輩だったとか、同じ流派の茶道仲間だった等など不思議なつながりが判明し、「静岡って狭いねぇ」を連発。本のサインに「酒縁に感謝」と添書きさせてもらいました。限られた地域の限られた人脈の、奇跡と呼ぶほどのものでもない、ささやかな邂逅だったかもしれませんが、地酒がその大切な繋ぎ役になってくれたことに無上の喜びを感じました。

 参加者のお一人からは「静岡は狭いから、自分が動いた分だけご縁が生まれる」とのメッセージをいただきました。一歩動いてみようというインセンティブが、やはり、地酒には、ちゃんとあるんですね。

 あらためて、ご来店くださった皆さま、お手伝いをしてくださった皆さま、本当にありがとうございました。

 

 『杯は眠らない』のお取り扱い店は4月24日現在、以下のとおりです(オーダー順に掲載しています)。

 

■ひばりブックス 静岡市葵区鷹匠3丁目5-15 HPはこちら

■高久書店 掛川市掛川642-1 HPはこちら

■長倉書店 修善寺本店、清水町サントムーン店 (企業HPはこちら

■かたやま酒店 浜松市中区砂山町510-9 HPはこちら

■ダイドコバル 藤枝市田沼1丁目3-26 食べログページはこちら

■呑み処ぼちぼち 浜松市中区千歳町35 TEL 090-6353-4120

■ヴィノスやまざき 静岡本店、新静岡セノバ店、沼津店、広尾店、中目黒店、有楽町店、室町店、銀座店、武蔵小杉店、川崎店、CIAL横浜店、池袋店、流山店 (企業HPはこちら

■長島酒店 静岡市葵区竜南1丁目12-7 HPはこちら

■旭屋酒店 浜松市東区植松町269-3 HPはこちら

■こめや原口酒店 牧之原市新庄1034-1 HPはこちら

■蕎麦処 誇宇耶 賀茂郡東伊豆町稲取1940-1 HPはこちら

■磯自慢酒造 焼津市鰯ヶ島307 HPはこちら

■志太泉酒造 藤枝市宮原423-22-1 HPはこちら

■杉井酒造 藤枝市小石川町4-6-4 HPはこちら

■青島酒造 藤枝市上青島246 TEL 054-641-5533

■初亀醸造 藤枝市岡部744 HPはこちら

■酒&FOODかとう 浜松市西区神ヶ谷町7873-1 HPはこちら

■十割蕎麦と天丼の店 楽食庵 焼津市大住34-1 TEL 054-620-5227

■SAKEBOXさかした 大阪市此花区高見1丁目4−52 HPはこちら

■洋食クックドール 静岡市駿河区東新田4丁目17-1 食べログページは

こちら

■酒のケント 藤枝市南駿河台4丁目11-23 TEL 054-644-5582

■禅叢寺 静岡市清水区上清水町5-7  HPはこちら

■酒舗よこぜき 富士宮市朝日町1-19 HPはこちら

■篠田酒店 静岡市清水区入江岡町3-3 HPはこちら

■吉見書店 竜南店、長田店 企業HPはこちら

 

*お近くに取扱店がない場合は鈴木のメール mayusuzu1011@gmail.com までお問合せください。

*5月22日夜に静岡県ニュービジネス協議会中部部会NBサロン(TOKAI本社1階特別会議室)、5月24日夜にひばりブックス、6月3日夜にダイドコバルにて本にちなんだトークイベントを予定しています。詳細は決まり次第お知らせします。

 

 


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『杯は眠らない』お取り扱い店情報4月15日

2023-04-15 08:34:34 | しずおか地酒研究会

 4月14日付け静岡新聞にて、〈地酒取材の35年、一冊に〉という見出しで今回の『杯は眠らない』自費出版について紹介していただきました。取材のオファーが来たときは、日曜日の書評欄の隅っこにちょこっとでも載せてもらえたらありがたい…と思っていたのですが、こんなに大きく取り上げていただいてビックリ感激でした。

記事はこちらから読めます。

 

 さすが地元最強新聞、朝6時台からメールやLINEで「載ってるねー!」のメッセージが続々。取扱い店じゃない書店の知り合いから「なんでうちに声掛けてくれなかったのー!」と恨み節?も。数年来音信不通だった方も何人か連絡をくれて、思いがけず旧交を温めることができました。

 14日はもともと焼津と掛川2ヵ所に納品予定があり、トランクに本を積んで走り回っていたのですが、運転中に静岡のひばりブックスさんから「すぐに追納して」とSOSがあり、帰宅したら知り合いの酒販店さん2店から新規オーダー。「・・・新聞掲載効果は今日一日限定だ」と自分に言い聞かせつつ、みるみる捌けていく在庫を目の前に、〈重版〉の二文字が頭をよぎりました。

 とりあえずは4月22~23日の日本酒ブックカフェでお客様の意見をうかがいながら今後のことを考えていこうと思っています。こんな贅沢な悩み、罰が当たりそうでコワイ・・・。

 

 4月15日現時点でのお取り扱い店は以下のとおりです(オーダー順に掲載しています)。店舗によって在庫状況が異なりますので、ご面倒でもご確認をお願いします。

 

■ひばりブックス 静岡市葵区鷹匠3丁目5-15 HPはこちら

■高久書店 掛川市掛川642-1 HPはこちら

■長倉書店 修善寺本店、清水町サントムーン店 (企業HPはこちら

■かたやま酒店 浜松市中区砂山町510-9 HPはこちら

■ダイドコバル 藤枝市田沼1丁目3-26 食べログページはこちら

■呑み処ぼちぼち 浜松市中区千歳町35 TEL 090-6353-4120

■ヴィノスやまざき 静岡本店、新静岡セノバ店、沼津店、広尾店、中目黒店、有楽町店、室町店、銀座店、武蔵小杉店、川崎店、CIAL横浜店、池袋店、流山店 (企業HPはこちら

■長島酒店 静岡市葵区竜南1丁目12-7 HPはこちら

■旭屋酒店 浜松市東区植松町269-3 HPはこちら

■こめや原口酒店 牧之原市新庄1034-1 HPはこちら

■蕎麦処 誇宇耶 賀茂郡東伊豆町稲取1940-1 HPはこちら

■磯自慢酒造 焼津市鰯ヶ島307 HPはこちら

■志太泉酒造 藤枝市宮原423-22-1 HPはこちら

■杉井酒造 藤枝市小石川町4-6-4 HPはこちら

■青島酒造 藤枝市上青島246 TEL 054-641-5533

■初亀醸造 藤枝市岡部744 HPはこちら

■酒&FOODかとう 浜松市西区神ヶ谷町7873-1 HPはこちら

■十割蕎麦と天丼の店 楽食庵 焼津市大住34-1 TEL 054-620-5227

■SAKEBOXさかした 大阪市此花区高見1丁目4−52 HPはこちら

■洋食クックドール 静岡市駿河区東新田4丁目17-1 食べログページは

こちら

■酒のケント 藤枝市南駿河台4丁目11-23 TEL 054-644-5582

■禅叢寺(4月16日から)静岡市清水区上清水町5-7  HPはこちら

■酒舗よこぜき(4月18日から)富士宮市朝日町1-19 HPはこちら

*お近くに取扱店がない場合は鈴木のメール mayusuzu1011@gmail.com までお問合せください。

 

 

■発売記念しずおか地酒サロン「日本酒ブックカフェ@このはな」開催

 日時/4月22日(土)12時~20時、23日(日)10時~15時 

   *時間内に自由に遊びにいらしてください。入場無料&ドリンクフリー

 場所/古民家ワーク&レンタルスペース「このはな」(こちら

 内容/静岡市内の閑静な住宅街にある古民家(安東2丁目、アンコメさんや知事公舎の近く・アクセスはこちら)。私が主宰する駿河茶禅の会の例会でいつもお世話になっている素敵なスペースで、飲んでしゃべって本の試し読みができるブックカフェを2日間限定で開店します。ご来店の方にはもれなく鈴木の秘蔵酒をサービス。ノンアルコール用にお抹茶サービスもいたします。ご来店の際はお酒&おつまみ&お茶菓子の持ち込み大歓迎!本がお気に召してくださればお買い上げ、よろしくお願いします!

 このはなのオーナー永田章人さんは故・増井傳次郎さん(満寿一)の同級生で、増井さんが現役の頃、蔵で使用していた木製机を譲り受け、このはなで使用しています。この机を囲んでぜひ語らいたいと思っています。

 お問合せは鈴木のメールまで mayusuzu1011@gmail.com

 


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『杯は眠らない』お取り扱い店情報4月8日

2023-04-08 09:48:30 | しずおか地酒研究会

 初めての自費出版本『杯は眠らない』の発刊から1週間経ちました。発刊のお知らせはこのブログとfacebookでしか発信できていないのですが、多くの方々に応援&オーダーをいただき、印刷冊数の約2分の1が、無事、“嫁入り”できました。本当にありがとうございました!

 関係者や酒友に行き渡ったところで、これからが正念場。この本は賞味期限のある消耗品じゃないところが強みだと思っているので、残り2分の1、時間がかかっても気長に売っていこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 4月8日現時点でのお取り扱い店は以下のとおりです(オーダー順に掲載しています)。短期間にお引き受けを英断してくださり、心より感謝申し上げます。なお店舗によって入荷のタイミングが異なりますので、ご面倒でもご確認をお願いします。

 

■子鹿社(通販のみ) HPはこちら

■ひばりブックス 静岡市葵区鷹匠3丁目5-15 HPはこちら

■高久書店 掛川市掛川642-1 HPはこちら

■長倉書店 修善寺本店、清水町サントムーン店 (企業HPはこちら

■かたやま酒店 浜松市中区砂山町510-9 HPはこちら

■ダイドコバル 藤枝市田沼1丁目3-26 食べログページはこちら

■呑み処ぼちぼち 浜松市中区千歳町35 TEL 090-6353-4120

■ヴィノスやまざき 静岡本店、新静岡セノバ店、沼津店、広尾店、中目黒店、有楽町店、室町店、銀座店、武蔵小杉店、川崎店、CIAL横浜店、池袋店、流山店 (企業HPはこちら

■長島酒店 静岡市葵区竜南1丁目12-7 HPはこちら

■旭屋酒店 浜松市東区植松町269-3 HPはこちら

■こめや原口酒店 牧之原市新庄1034-1 HPはこちら

■蕎麦処 誇宇耶 賀茂郡東伊豆町稲取1940-1 HPはこちら

■磯自慢酒造 焼津市鰯ヶ島307 HPはこちら

■志太泉酒造 藤枝市宮原423-22-1 HPはこちら

■杉井酒造 藤枝市小石川町4-6-4 HPはこちら

■青島酒造 藤枝市上青島246 TEL 054-641-5533

■酒&FOODかとう 浜松市西区神ヶ谷町7873-1 HPはこちら

■十割蕎麦と天丼の店 楽食庵 焼津市大住34-1 TEL 054-620-5227

 

お取り扱い店(*卸価格にて納めさせていただきます)は随時募集しております。ご連絡お待ちしております!

mayusuzu1011@gmail.com

 

 

■発売記念しずおか地酒サロン「日本酒ブックカフェ@このはな」開催

 日時/4月22日(土)12時~20時、23日(日)10時~15時 

    *時間内に自由に遊びにいらしてください。

 場所/古民家ワーク&レンタルスペース「このはな」(こちら

 内容/静岡市内の閑静な住宅街にある古民家(安東2丁目、アンコメさんや知事公舎の近く・アクセスはこちら)。私が主宰する駿河茶禅の会の例会でいつもお世話になっている素敵なスペースで、飲んでしゃべって本の試し読みができるブックカフェを2日間限定で開店します。ご来店の方にはもれなく鈴木の秘蔵酒をサービス。ノンアルコール用にお抹茶サービスもいたします。ご来店の際はお酒&おつまみ&お茶菓子の持ち込み大歓迎!本がお気に召してくださればお買い上げ、よろしくお願いします!

 このはなのオーナー永田章人さんは故・増井傳次郎さん(満寿一)の同級生で、増井さんが現役の頃、蔵で使用していた木製机を譲り受け、このはなで使用しています。この机を囲んでぜひ語らいたいと思っています。

 


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『杯は眠らない』発刊顛末記

2023-04-03 09:25:15 | しずおか地酒研究会

 前回記事でご案内した『杯は眠らないーしずおか地酒35年の取材録』は4月2日発刊となりました。前回の、内容がよく分からないブログ記事だけで、すぐにご注文をくださった酒販店さんや酒友の皆さま、数少ない取扱い書店でさっそく見つけてお買い上げくださった皆さま、本当にありがとうございました。

 

 3月30日午後、印刷所から届いた本の段ボールを自宅玄関にとりあえず山積みしたときは、これが全部ゴミになったらどうしよう…ライター人生最大のバクチだな…と身震いしました。新人作家の処女作を世に送り出す編集者ってこんな気持ちかなぁと緊張しながら、最初の段ボールから取り出した10冊を手提げ袋に入れ、本を作ってくれた子鹿社田邊詩野さんが紹介してくれた鷹匠のひばりブックスさんを訪ねました。

「書店さんが引き受けてくれる自費出版本は1作あたり多くて2~3冊程度」と聞いていたので、おそるおそる「何冊置いてもらえますか?」と尋ねたところ、思いがけずドンピシャの「10冊」。実は、詩野さんがひばりブックスさんを会場に出版記念イベントを5月に企画してくれていたのです。

 オーナー太田原さんからは「スズキさんの前作〈杯が満ちるまで〉はよく売れたんですよね、期待しています」と嬉しいエールをいただきました。翌31日には、尊敬する元静岡新聞記者の川村美智さんがSNSで「ひばりブックスで偶然、真弓さんの本を見つけて早速購入!」と投稿してくれていて二重の感激。目に見えないバトンリレーが展開し始めたようで、ふわふわした気持ちになりました。

 こちらは詩野さんが作ってくれた配布注文用チラシです。

 

 31日は同じく詩野さん紹介の掛川の高久書店さんへ。”走る本屋さん”として知られるオーナー高木久直さんは、静岡書店大賞の発起人でもある静岡県を代表する活字文化人。そのような目利きがどんな反応を示すのか緊張しましたが、高木さんも「10冊引き受けましょう」とおっしゃってくれました。その日のうちに、以前取材でお世話になった掛川工業高校の杉山直康先生が「偶然見つけて購入しました。高久書店さんにはいつも素敵な本を求めて通っています」と嬉しいメッセージ。場所柄、『開運』の蔵人さんも通ってこられるそうですから、目に留めてくれると嬉しいなぁ!

 この日は、いの一番に注文をくれた浜松のかたやま酒店さんのもとへ。『開運・伝 波瀬正吉大吟醸無濾過斗瓶取り』を自分へのご褒美に購入しました。次いで藤枝のダイドコバルさんに納品。4月1~2日に藤枝・上伝馬商店街で開催する食のイベント〈mittaさくら祭り〉に出店されるそうで、店頭で紹介していただけることに。「飲食店仲間に宣伝します」と力強いエールをくださいました。

 4月1日は静岡朝日テレビカルチャー地酒講座の今年度第1回目の講座があり、テーマはもちろんこの本。受講生の皆さんに「教科書にしますから!」と半ば強引に?購入してもらいました。講座では本で紹介した蔵元の酒を7種(東から白隠正宗、高砂、萩錦、磯自慢、杉錦、喜久醉、開運)セレクトし、ブラインドで楽しんでもらいましたが、講座が始まる前、教材を調達しにうかがったヴィノスやまざきさんでも本を扱っていただけることになりました。

 ヴィノスの種本祐子社長は、ブログを見てすぐに連絡をくださり「首都圏のヴィノス全店舗でも売らせて!」と太っ腹オファー。すぐに各店舗から希望冊数を集めてくれて、「なるはやで送って」との連絡。デキる経営者は判断が早い!と感無量で梱包・発送を行いました。

 

 “嫁入り先”が順調に決まり、ウキウキ気分で帰宅したら、一足先に本を読んだ母から「ここ、間違っているよ」とひと言。な、なんと、赤面モノの校正ミスが!

 誉富士のことを書いた110ページの3行目、1俵(60kg)とするところ、1俵(60gになっていたのです。

 詩野さんとあれほど何度も校正のやり取りをしていたはずなのに、なんでこんな単純ミスを見落としていたのか・・・と気分急降下。母は「私でも、ああ校正ミスだなとわかる間違いだから、こんなややこしい本を読もうとしてくれる人ならわかってくれるよ」と慰めて?くれましたが、とりあえず詩野さんに連絡し、急遽訂正シールを作ってもらうことに。「わざわざミスしましたって言わなくても、黙ってりゃ気がつかれないよ」と暢気に話す母を諫め、まずはここでお知らせ&お詫びをさせていただこうと思います。本当に申し訳ありません。

 すでにお客様の手に渡ってしまったものに関しては、シールを貼ったものと交換させていただきますので、お買い上げ先にお申し出いただけますよう、お願い申し上げます。個人的に連絡がつく方には、私から連絡させていただきます。

 

 4月3日現時点でのお取り扱い店は以下のとおりです。短期間にお引き受けを英断してくださり、心より感謝申し上げます。なお店舗によって入荷のタイミングが異なりますので、ご面倒でもご確認をお願いします。

 

■子鹿社(通販のみ) HPはこちら

■ひばりブックス 静岡市葵区鷹匠3丁目5-15 HPはこちら

■高久書店 掛川市掛川642-1 HPはこちら

■長倉書店 修善寺本店、清水町サントムーン店 (企業HPはこちら

■かたやま酒店 浜松市中区砂山町510-9 HPはこちら

■ダイドコバル 藤枝市田沼1丁目3-26 食べログページはこちら

■呑み処ぼちぼち 浜松市中区千歳町35 TEL 090-6353-4120

■ヴィノスやまざき 静岡本店、新静岡セノバ店、沼津店、広尾店、中目黒店、有楽町店、室町店、銀座店、武蔵小杉店、川崎店、CIAL横浜店、池袋店、流山店 (企業HPはこちら

■長島酒店 静岡市葵区竜南1丁目12-7 HPはこちら

■旭屋酒店 浜松市東区植松町269-3 HPはこちら

■こめや原口酒店 牧之原市新庄1034-1 HPはこちら

 

お取り扱い店(*卸価格にて納めさせていただきます)は随時募集しております。ご連絡お待ちしております!

mayusuzu1011@gmail.com

 

 

■発売記念しずおか地酒サロン「日本酒ブックカフェ@このはな」開催

 日時/4月22日(土)12時~20時、23日(日)10時~15時 

    *時間内に自由に遊びにいらしてください。

 場所/古民家ワーク&レンタルスペース「このはな」(こちら

 内容/静岡市内の閑静な住宅街にある古民家(安東2丁目、アンコメさんや知事公舎の近く・アクセスはこちら)。私が主宰する駿河茶禅の会の例会でいつもお世話になっている素敵なスペースで、飲んでしゃべって本の試し読みができるブックカフェを2日間限定で開店します。ご来店の方にはもれなく鈴木の秘蔵酒をサービス。ノンアルコール用にお抹茶サービスもいたします。ご来店の際はお酒&おつまみ&お茶菓子の持ち込み大歓迎!本がお気に召してくださればお買い上げ、よろしくお願いします!

 このはなのオーナー永田章人さんは故・増井傳次郎さん(満寿一)の同級生で、増井さんが現役の頃、蔵で使用していた木製机を譲り受け、このはなで使用しています。この机を囲んでぜひ語らいたいと思っています。

 


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