杯が乾くまで

鈴木真弓(コピーライター/しずおか地酒研究会)の取材日記

2015年秋・白隠禅師展&地酒講座のご案内

2015-09-01 20:44:56 | 白隠禅師

 9月スタートの今日は、この秋、私が関わる諸々の行事お知らせを。

 

 まずは白隠さん関連から。直近で9月5日(土)にグランシップ連続講座【静岡×徳川時代】の第4回として、芳澤勝弘先生が「富士山と白隠」をテーマに講義されます。

 「駿河には過ぎたるものが二つあり・・・」と謳われる徳川時代の静岡の偉人、原の白隠禅師が残した大量の書画の中から、富士山にスポットをあて、そこに込められたメッセージを読み解きます。こちらを参照。

 ◇日時 9月5日(土) 14時~

 ◇会場 グランシップ9階910会議室

 ◇講師 芳澤勝弘氏(花園大学国際禅学研究所元教授)

 ◇費用 1000円 *直接会場で受付可

 

 

 沼津市主催の【白隠禅画墨蹟名品100展inぬまづ】と【駿河白隠塾第2回白隠塾フォーラム】は、9月のシルバーウィークに開催します。

 白隠禅師が遺した1万点とも言われる書画。その多くは目に触れる機会が限られています。今回の展示は、約100点にのぼる国内有数の規模。白隠塾フォーラムでは芳澤先生がいくつかの書画を詳しく解説。斬新で迫力に満ちた白隠書画の名品をより深く堪能することができます。私は9月24日(木)に会場当番で詰めております。連休明けの平日でたぶん静かだろうな・・・じっくり鑑賞できる穴場日です!

 ◇会期 9月18日(金)~27日(日) *会期中、一部入れ替えあり。

 ◇時間 10時~16時30分(入場は16時まで)

 ◇会場 プラザヴェルデギャラリー(キラメッセぬまづ2階)

 ◇料金 500円(高校生以下無料) 事前申込不要

【第2回白隠塾フォーラム】

 ◇日時 9月23日(水・祝) 13時~15時

 ◇会場 プラザヴェルデ3階コンベンションホールB

 ◇内容 第1部「白隠禅師の世界」 第2部「白隠禅画墨蹟名品100選展inぬまづ 展示作品解説」

 ◇講師 芳澤勝弘氏(駿河白隠塾塾長/花園大学国際禅学研究所元教授)

 ◇料金 一般2000円  駿河白隠塾会員は無料 

 ◇申込 要事前予約  駿河白隠塾事務局 TEL055-925-0512  

     hakuinjuku@hakuin.jp  (メールでは件名を「第2回白隠塾フォーラム申込」とし、住所・氏名・電話番号を明記)

 

 

 FBでは先行告知した朝日テレビカルチャーの新講座【地酒ライターとめぐる酒蔵探訪】。静岡スクール(新静岡セノバ5階)で10月から開講で、9月中に入会申込すると入会金(3240円)が無料になります。

 

 これまで有料カルチャーで講師の依頼があっても、私自身はカルチャー講師にふさわしい資格(利き酒師とか日本酒学講師など等)を持ち合わせていないため、知り合いの酒販店主を講師に紹介してきました。酒販店さんなら試飲酒の手配ができるし、講師にも受講者にも互いにメリットがありますしね。今回は、5月の志太平野美酒物語2015の会場で偶然再会した中学高校の同級生A子ちゃんが、現在朝日カルチャーに勤めており、「静岡スクールには日本酒講座がないから、ぜひやって!」と本人リクエスト。しずおか地酒研究会でやっているような内容でよければ、と受けることになりました。

 地酒研でやっていることといえば、現場をみて、現場の人の声を聴くこと。集団での酒蔵見学となると、場所は限られるかなと思いましたが、「私が行きたいのはここ!」とA子ちゃんが挙げた3蔵にダメもとでアタックしたら幸運にもOKをいただけました。酒の専門家ではない、単なる取材記者の私では講師としていたらない点は、訪問先の蔵元や杜氏のみなさんが助けてくださると信じています。というか、消費者のみなさんを現場の造り手につなぐのが私の役割だなと。

 年末はさすがにどこもテンテコマイだと思ったので、地酒研で困ったときにいつも頼ってしまう後藤英和さん(ときわストア店主)に甘酒づくり指導をお願いしました。初回と2回目はセノバの教室で「吟醸王国しずおかパイロット版」を観てもらってざっくり解説&テイスティングを楽しんでいただこうと考えています。地酒に興味のある方、仕込み最盛期の酒蔵をのぞいてみたい!という方は、ぜひぜひ受講生になってくださいね。詳しくはこちらを!

 


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