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マレーシアでの生活が始まった

2020-09-23 23:30:47 | Diary_7
Selamat datang ke Malaysia!
マレーシアへようこそ。

マレーシアでの生活が始まった。
今まで居住地が、愛知→東京→横浜→仙台 と徐々に北上していったが今回一気に南下。
コロナ禍収まらぬなかの海外生活という事でイレギュラーなことも多いが、
過ぎてしまえばこれも貴重な体験と言えるようになるかもな。

PCR検査、抗体検査、強制隔離、、、単語では聞くこともあるけど、実際に体験した人はそうそういないと思う。

さて、諸々の手続きが終わって実質的な生活を始めて2週間ほど、
良くも悪くもな点が少しずつ見えてきた。

まずは良い点

まず家は日本よりも広い。
マレーシアの大きさは日本から九州を引いたぐらいで、人口は3分の程度。日本と比べて土地に余裕がある。
日本並の家賃を払えば、セキュリティ完備、ジムプール付きのなかなかな家に住めると思う。

移動費用が安い。
ガソリンはリッター40円ぐらい。これはさすが産油国といったところか。
タクシー料金もせいぜい数百円程度だし、高速料金も日本の10分の1以下ぐらい。
電車、バスはまだ乗ったことがないが、数十円レベルらしい。
「交通費」を考えないで動けるのは大きなメリットだ。

ローカル飯も安い。旨い。
1食150〜300円ぐらい。
一口にマレーシア飯と言っても中華系、インド系、マレー土着系とあって、なかなかバラエティに富んでいる。
それに加えて、中華料理、インド料理だけどマレーシア料理みたいな一言では説明しづらいジャンルもある。
強いて喩えるならば、日本食における「洋食」みたいな立ち位置?
個人的にはこの中華系マレー料理がなかなか好きかも。
あとは隠れ名物としてケンタッキーフライドチキンね。日本のより美味い。
マレーシアではあらゆる宗教の人が食べられる肉として鶏肉に力入れているようだ。

ネット環境はしっかりしている。
ここがちゃんとしているのは本当に心強い。
その延長線上で、テレビだって日本の番組をリアルタイムで観ることができる。
携帯料金も安いので、パケ死の心配もなさそうだ。

英語が通じる。
少なくとも英語ができれば日常生活で困ることはまずない。
英語が公用語的な立ち位置なので、英語で話しかけてもまず問題ない。
例えば、レストランのメニューや看板も英語表記か英語併記がほとんどなので安心感がある。

一方でマレー人の母語(マレー語、中国語、ヒンディー語あたり)は英語ではないので、
英語母語圏よりも平易な英語を使っているし、お互い様精神で間違った文法発音も許容される雰囲気がある気がする。


次に悪い点

家の設備はそれなり。
照明だったり、水回りだったり、細かいところで荒さを感じる。
逆に日本の家って、本当にいろいろ考えて設計しているんだなあと気づかされたわ。

道の作りが非効率で運転マナーも悪い。
グランドデザインなく道路を拡張しているせいか、
特に都市部の道路はぐちゃぐちゃに伸びており、複雑怪奇。加えて道路キャパに対して車が多いこともあり、良く渋滞が発生する。
運転マナーも悪いので、その点では特に注意が必要。道路の整備状況も決して良いとは言えない。

日本食は高い。
庶民飯になるほどその高さを感じる。感覚的にはざっくり倍。
当たり前だが味も日本と比べれば劣る。
特にコンビニ飯や、安チェーン店的な部分が弱いので、「今日は適当に済まそう」を日本食やるのが案外難しい。
家に「適当飯」を常備しておくのがポイントになるかも。
宗教的な問題もあり豚肉料理が少ないのも残念ポイントかな。肉の基本は鶏肉になる。

夜明けが遅い
香港のタイムゾーンと合わせているからとも言われているが、
マレーシアのタイムゾーンは地理的に合っていない。(GMT+8)
地理的には日本と2時間以上の時差が合ってもおかしくないのに、実際の時差は1時間。
そのため7時〜7時半ごろにようやく日の出。ちなみに日の入り時刻は19時〜19時半ごろ。
赤道に近いのでこの時間は1年中ほぼ同じ。
夜明けが遅いので、朝起きてカーテン開けても普通に暗い。
これは慣れの問題かもしれないが、暗いうちから仕事支度を整えるのは正直気分が萎える。

どこに住んでもメリットデメリットはあるもの。
まだ生活がスタートしたばかりで分からない事も多いけど、
住めば都でせっかくの機会をエンジョイしようと思います。