あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

我が家のお稲荷さま視聴完了

2009-01-11 23:37:40 | Diary_7
「かんなぎ」から続く神様ヒロインシリーズの第2弾、「我が家のお稲荷さま」を全部観終わる。
ぶっ続けで観たからさすがに眼が痛くなったわ。
鏡を見たら眼がめっちゃ充血していてちょっと笑えた。

観た感想だけどなかなかの良作。面白かった。
ハートウォーミング系作品の王道みたいなつくり。
全24話をダレることなく、楽しく観ることができた。

ヒロイン役の「クー」は霊狐っていう設定で、人に化ける際には男にも女にもなるハイブリッド仕様。
そんな霊狐が主人公の家に同居するところから物語はスタートする。

そこまではありがちな設定なんだけど、こういうストーリーでの定番展開である
「クーと主人公がラブラブな感じになる」ということは無かったな。

クーは終始、主人公の後見人的な役回りに徹していたように思う。
主人公とのラブラブ要員は学校の同級生として別に用意されていたよ。
その辺りの住み分けは、クーが男でも女でもないことが効果的に作用した感じだ。

あと、この作品では主人公に小学生の弟がいるんだけど、これが非常に良かった。

ライトノベル系作品の主人公って、なぜか恥ずかしいセリフや思考回路を持っていて、
観ていて痛々しく感じることが多いじゃん。
代表的なセリフ、「ボクは誰も傷つけたくないんだ!」みたいな…
ゼロの使い魔の平賀才人、灼眼のシャナの坂井悠二がその典型例かな。

「お稲荷様」もライトノベルらしく、物語の随所にこの「恥ずかし思想」が出てくるんだけど、
そういう恥ずかしい場面は弟が担当するんだよね。
これによって主人公があんまり「痛い感じ」にならないと同時に、
痛い場面そのものも「小学生が言っている」ということで許せちゃうわけよ。

結果、ライトノベル的でありつつも、イタさ控えめで観やすい仕上がりになっている。

全体を通してイヤな感じのキャラもいないし、「軽く温まる」に適した作品だと思う。
心が疲れている時に観ると良いかもね。

かんなぎ視聴完了

2009-01-11 03:32:54 | Diary_7
今しがたアニメ版「かんなぎ」を全話観終わる。
鏡を見たら目の下にすごいクマが出来ていてちょっと笑えた。
一応の俺の立てた計画では、「かんなぎ」の次は明日中に「我が家のお稲荷さま」をコンプリートする予定。
かんなぎは全13話だけど、お稲荷様は2クール物だから気合入れないとな…。

感想なんだけど、思っていたよりずっと面白かったよ。

原作は武梨えりで、アニメのシリーズ構成は倉田英之。
女性作家(が描く男性向けマンガ)特有の苦味に、
倉田脚本によるオタクの「業」みたいなものが混ざりあって、ちょっとクセのある仕上がりにはなっているかな。
その辺で好き嫌い分かれるの様な気もするけど、俺は楽しめたな。

お気に入りキャラは「ざんげちゃん」かな。主人公の幼馴染である「青葉つぐみ」も結構好きかも。
幼馴染キャラってあんまり俺の好みになることがないんだけど、つぐみは良かったわ。

ところで、監督の山本寛は「らき☆すた」鷲宮神社に続いて、本作で鼻節神社の参拝客を大幅に増やすことに成功したわけだが…。
彼ってば、今や日本を代表する神社プロデューサーになっていない?
次はどこの神社をプロデュースするのかちょっと楽しみだな。

あと、製作者サイドの「計画通り」なんだろうけど、
第9話で脚本:高橋龍也、エンドイラスト:水無月徹のToHeartコンビがそろった事は素直に嬉しかった。

とりあえずアニメが面白かったので原作マンガもamazon購入。現在は雑誌連載は停止中らしいけど…。
一時話題になった「ナギ様中古品騒動」を直接確認するとしますわ。