あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

3月のライオン

2008-05-16 01:01:33 | Diary_7
羽海野チカの「3月のライオン」は良いよね。
3姉妹激萌マンガ。前作のハチクロよりコッチの方がずっと好きだわ。
羽海野チカは男心の分かる女性漫画家のひとりだと思うけど、
どこまで「男ウケ」展開を維持してくれるか…。

女性漫画家の作品で往々にして見受けられるケースとして、
最初は男にとって読みやすい「萌え(母性)」を描いてくれるのに、
途中から作品の主題が変わってきて、男にはエグみを感じる「女」になるんだよなぁ…。
萌えマンガと思って読んでいたら、内容がキツくなってくる。

CLAMP@ちょびっツ
津田雅美@彼氏彼女の事情
小花美穂@こどものおもちゃ
吉田基己@恋風
森薫@エマ
小手川ゆあ@死刑囚042

ざっと思いついただけでもコレぐらい出てくる。すぐに「女」モードになるマンガもあれば、
萌え展開が続いて安心しきっていたところから、じょじょにシフトしていくマンガもある。
潜伏期間の長いやつほどダメージはデカイ。
いずれにせよ共通するのは、男が読むとなんかイヤーな気持ちにさせられる展開になるってこと。
羽海野チカのハチクロでも、後半はあんまり好きな展開じゃなかったしな。

それも一つの表現だし、ストーリーに深みが出るわけで否定はしない。
ただ、最初の段階では「深く考えずにただ萌えたい」って気持ちでマンガを読んでるから、重く感じるんだよ。

俺が知っている範囲で、最初から最後まで萌え展開を維持しつづけてくれる女性漫画家っていうとPEACH-PITぐらいしか思い浮かばない。

羽海野先生にはぜひとも、「3月のライオン」@萌え展開の継続をお願いしたい。