あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

AKB48再び

2006-07-09 00:16:18 | Diary_7
以前、冷やかしで行ったAKB48の公演に再び行ってきた。

数日前から計画していた。最近、頑張るって気力が湧かず、精神的に落ち込み気味だったので、それを解消するための手段としてAKB48に行くことを考えたんだ。以前見に行ったとき特に印象的で感動的だったのは、メンバーの頑張っている姿。そのことを思い出してね。彼女たちの頑張ってる姿を見ることで、俺自身を見つめなおすことができるのではないか。再び立ち上がる気力が湧くのではないかと思ったわけよ。

金曜日の夜に事前確認のために、AKB48の公式HPを見てたんだけど、そこで驚くべき事実に気づく。俺が行こうと計画していた土曜日は、新しい公演演目の初日だったのよ。どうも公演初日ということで人気が過熱しており、金曜日の夜中から徹夜で並ばないとチケットが取れそうにないとの事。そのことに気づいたのは金曜日の深夜0:10。最寄り駅から秋葉原へ出る最終列車の発車時刻は0:22。

深夜1時、俺は秋葉原にいた…。着いたときは正直、少し後悔したよ。何を必死になってるんだってね。しかし来てしまった以上、少なくとも始発までは帰れない。威を決して行列のところまで移動する。びっくりしたよ。俺が行ったときで、すでに150人以上並んでるんだぜ。しかもその後も行列が伸びていくんだもんな。チケットの定数は240なので、始発で向かってもチケットが取れないって勢いよ。

こういう深夜行列なんて経験は過去にしたことがなかったので、どんなものやら心配ではあった。これから不毛な時間を永遠と過ごさなくてはならないかと思うとウンザリもした。ところがその心配は杞憂に終わったよ。たまたま近くにいた何人かと知り合うことが出来て、その人らとのトークに華が咲いたんだ。俺はもっと殺伐とした世界が展開されるのかと思っていたんだけど、目的が同じためか妙な連帯感が生まれるんだね。新しい発見だ。

俺が知り合った人はいずれも、AKB48の常連だったんだけど、面白い話を色々聞かせてもらったよ。ファンになった経緯や公演のみどころ、過去の公演でのエピソードなど。どんな事柄でもそうだけど、深く知っている人の話ってのは面白い。

そんなわけで、比較的楽しく行列することができた。

結局、電車が動き始めた5~6時ごろに定員に達して、購入予約権の配布が始まった。俺も無事もらうことができたよ。もらった後は駅に直行、家路について床につく。昼ごろに起きてからは、公演開始まで、家の雑事を片付けたりして過ごす。

肝心のライブについては、普通に良かったよ。前回のときよりもボリュームアップしている感じだったし、歌やダンスも面白かった。前回の経験があるので、ノリみたいなものも把握していたしね。行列のときに常連の人から教えてもらった、みどころ情報なんかも、役に立ったように思う。そして何より、目的の「頑張り」を見ることもできた。

今回のライブで、「もう少し頑張ってみるか」って気持ちになれたかな。下向きだった気持ちを、多少は上向きにできたと思う。「AKB48、ありがとう」。
あと、楽しい雰囲気っての見たことも良かったな。最近の俺は「この腐った世界」とか思ってしまってたんだけど、今回の経験で「この世も捨てたものじゃないな」って思いなおせるようになった。

追記:
今回は初日ってことで、公演の後に握手会が開かれることになった。「せっかくだから」俺も参加。ひいきの奥真奈美ちゃんと握手したよ。うれしいような、恥ずかしいような、馬鹿馬鹿しいような、ヤバイような…変な気持ちになった。なんせ小学生だからね…。しかしさすがプロ。小学生だけど、なんか大人だった。