ポーランド初のホログラム切手

1991年にポーランド初のホログラム（立体）切手が発行された。下に掲げたように蝶がデザインされているのみならず、「日本国際切手展’９１」と日本語で印刷されている。要するにポーランド初のホログラム切手発行という記念すべき行事を「日本国際切手展」に合わせて行ってくれている。よほどの親日国なのであろう。


蝶の切手の下側にAporia crataegiという学名が印刷されている。和名はエゾマシロチョウと呼ばれ、日本では北海道特産種であるが、樺太、朝鮮、満州、アムール、中国からヨーロッパにわたり欧亜大陸の北部に広く分布していて、もちろんポーランドにもいる。かの国に想いを馳せながら、光の当たり具合により翅表がさまざまな色に光り輝くのを楽しんでいる。