メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

The DarknessのOne Way Ticket To Hell

2006-04-14 21:27:55 | メロディック・ハード
イギリスのThe Darknessのセカンド。2005年作品。
ファーストは全英1位になり、160万枚売った。

ボーカルのジャスティンは、Burrn!誌に、全身タイツ・胸毛付きという目立つ格好で写っていたから、その姿は私もよく知っていた。
顔はいいのに、カッコがなぁ~。キモい!!
それで避けていたが、今回聴くチャンスが来た。

巷ではAC/DC+Queenという。
う~ん、ストレートなRockをやって、コーラスワークやアレンジの方向がQueenって感じ。
サウンドがカラッしてて軽く、ボン・ジョビなどのLAメタルみたいだ。
ポップでなじみやすい。ジャスティンの地声は、クセがなく聴きやすい。かと思うと、まとわりつくようなファルセットを使う。
メリハリがあるのはいいが、やりすぎ感も。

ポップとして秀逸な「One Way Ticket」「Dinner Lady Arms」、トラッドを取り入れた「Hazel Eyes」、Rasmusのようなイントロに哀愁がある「Bald」、Queenの影響を感じる「English Coutry Garden」「Blind Man」と、いろんな表情があって楽しい。
「Blind Man」が一番シンフォニックで好きだ。

ジャスティンの声は、ファルセットを使ったスローバラード(Blind Man)ではフレディに似てて(確信犯)、プロデューサーのロイ・トーマス・ベイカーの起用を見ても、彼らがQueenにリスペクトしているのがわかる。
それを聴いた私は、Queenちっくなのが売れるのはいいことと、イギリスを見直した気分だ。
もっとも、4/10に書いたHeartlandの方が好みだが。。

確か、遥か大昔に~♪One Way Ticket To The Moon~♪ と歌っていた曲があったと思う。。