メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

イングランド戦

2010-05-30 23:33:03 | 中村 俊輔
ひどかった韓国戦の後だったから、正直期待してなかったイングランド戦。

結果は1-2。
先制したものの、2本のオウンゴールで逆転負け。

日本はよく連動し、イングランド選手達を囲い込んで、すばやくパスを通したと思う。
なぜこんなに鮮やかに変化できた?と思えるほどの快進撃だった。
寄せが速く、集中していた。
フィールドプレイヤーは、特に大久保とヤット、阿部が良かった。
選手間ミーティングが奏を効したか?
負けはしたけど、善戦だった。
と言いたいが。。

川島の大当たりがなかったら、1-4で負けていただろう。
PKが決められていたら、その時点でおしまいだった。
それと、イングランドがどうしたの?というくらいミスキックが多かった。
シュートもうまくいかなかった。

ある意味、日本のプレッシャーが強かったと言える。
けど、イングランドの不調ぶりは明らかだった。

闘莉王と中澤のオウンゴールは、厳しい場面で精一杯やった結果だから仕方ない。
いっぱいいっぱいだったのだろう。
終盤、日本はバテていたので、バテるほどの運動量を求められる試合だから、もうひとりのセンターバックの存在は必須。
最後までもったのは、この日も長友くらいのもんだ。
こんな試合ばっかりじゃなぁ。
余裕の試合運びってもんを、たまには見てみたい。
まぁ、韓国戦よりは上向いているのを好材料としよう。
結論……まだまだ

なお、俊輔は今日は出場機会なし。
先にケガを完治すべきだろう。

韓国戦観戦 ダメ出し

2010-05-24 22:58:33 | 中村 俊輔
壮行試合なのに…。
がっかりだ!

誰もがそう思ったことだろう。
相手が韓国と言えど、ホームだ。しかも勝率の高い埼玉スタジアム。お膳立ては整っていた。
だから尚更力の差が身に染みた。

日本代表は弱かった。
これが敗因だ。
個人能力もそうだったし、連携プレーもそうだった。
韓国は、ボールを持つとさっと開く。選手間の距離がいい。
寄せも速いし、意志の疎通がある。
これがチームプレーというものだろう。きっちりと選手各々の役割分担がなされていた。
ゴール前にボールが渡った時は、周辺の選手が一斉にゴールに向かったのには驚いた。
こんな思い切った攻めは、日本代表で見たことない…。まるで面で合わせているようだ。

対する日本は、点で合わせている。
合えばきれいだけど、選手間で向く方向が違ってしまうと修正できない。
バックバスしたり、攻撃の速度を緩めるしかない。
辛い現実を突きつけられてしまった。

根本が違ってるとしか思えなかった。
強化の方向性が違う。
これまでも、岡田監督の戦術でいいのか疑問だったが、今日確信した。
もう取り返しがつかない。


注目の本田は、さすがに当たりは強かった。が、本田ひとりに任すには荷が重すぎる。
生かしきれてないのだ。
俊輔は、この日もらしくないボールの奪われ方をして、残念だった。
が、中央に来て決定的なパスを出すのはさすがだった。
後半、俊輔が交代して日本代表が良くなるかと、失意の中思ったが、攻撃の組み立てさえもできず、バラバラになってしまった。
俊輔が悪いのではないのにはほっとしたが、問題は根深いのに愕然とした。
どうにもならないのだろうか??


何だかダメ出しばかりで、申し訳ない。
試合後の落胆ぶりが、異常なためだ。
W杯まであと18日。残された時間で修正してほしいが…。


韓国サポは声が大きく、統率され、『デーハミングク…』の声援は、シンプルだからこそ迫力があると思い知らされた。
バモニッポンよりシンプルな応援歌がほしいな。
応援までも完敗だった。

ロニーが亡くなるなんて!!

2010-05-17 20:02:53 | メロディック・ハード
Rainbowの初代ボーカリストのロニー・ジェイムズ・ディオが亡くなった。
67歳だった。

すごくショック。。
近況は知らなかったけど、病魔に侵されていたなんて思いもしなかった。
ご冥福を祈らずにはいられない。


私が初めて見た洋楽ライブが、このRainbowだった。
1978年のRainbow2回目のツアーの武道館。
例の札幌で死亡事件を起こした時のである。
その時の誠意ある対処に魅かれた。

武道館は、ロンドンブーツを履いた痩せた男性が多く、すごく危険な場所に思えた。
が、彼らの演奏と“虹”は完ぺき。すべてにおいて満足した。
あの時ほどライブでカリスマ性を感じたことはない。

ロニーは小柄で、お世辞にも美形とは言えないが、パワーとガッツのある歌声で魅了し続けた。
あんなに高音が太く強烈な声を出せる人なんていないよ。
魂の熱唱だった。
ロニーは月と星をあしらったジーンズを履いて、最後までパワー全開だった。
そして、なぜリッチーがロニーとやりたかったのかが、瞬時で理解した。

それから、2007年に来日したHeaven&Hellでは、往年のパワーは減退していたものの、なお輝いていた。
ロニーだ、まだ現役でRockしてる。。すごいよ、がんばってるよ。。


そういったことが、頭の中に浮かんでは消えていった。
ロニー。。
リッチーは私に多大な影響を及ぼしたが、ロニーがいなかったらシンフォニックなパワーメタルは出現してなかったかも知れない。
壮大で様式美があって、歌メロはキャッチーで。。


今夜は『Rainbow Rising』を聴きながら過ごそう。
これが私のレクイエム。

俊輔の代表選出に思う

2010-05-16 16:27:43 | 中村 俊輔
俊輔が代表に選出されたのは、素直にうれしい。
決まるまで、気が気じゃなかった。

リーガ・エスパニョールで出場機会に恵まれずに、試合勘がなくなってるとか、左足首のねん挫により、微妙なタッチができないでいるとか、さまざまなマイナス要素が耳に入ってきていた。
だけど、それよりも。。

ねん挫以降のスタジアムで見た俊輔の出来は、全くダメだった。
並の選手以下。
本調子じゃないというのもあるが、キレとボール裁きがらしくなかった。
トラップが足元に落ち着かない。
ボールを止めると、後ろからかっさらわれてしまう。
キックフェイントで抜けられるはずが、すぐに守備網に引っかかってしまっていた。
積極的なパス回しは影を潜め、安全なバックパスが増えていた。

ボールキープの面は良かったと思うけど、トップ下は、攻撃してナンボ。
時折見せるサイドチェンジはさすがだけど、リスクを犯す前への展開が見られなくて残念だった。
ゴール前へボールを運ばないと、点は入らないじゃないか!
仲間のカバーはしてたと思うけど、そんなの他の選手だってできる!
俊輔にしかできないプレーが見たいのに、なぜにセーフティーファースト??

そんないら立ちを感じていた。


晴れて代表に選出され、すごくほっとした。
実績を重んじてくれれば、今がダメでも、本番はたとえベンチにいようとも、ネームバリューと経験を買って選んでくれるはず。ネガティブだろうが、どんな理由であれ、代表に入ってほしかったのだ。
まるで子供を見守る親の気持ちですね。

あとは、ケガすることなく、その日を迎えてほしい。
本来のきらめきを取り戻しながら。
意表を突く、正確なパスを武器として。
最後のW杯、悔いなくプレーしてと願わずにはいられない。

リハビリ最終日

2010-05-09 09:04:21 | バレー
昨年の11月16日に完全断裂した右アキレス腱。
19日に手術した翌日から始まったリハビリ通いは、5月6日についに終わりを迎えた。
整形外科の診察で、“もう大丈夫”が出たためだ。
実に6ヶ月になろうとしている。

思えば、不自由な日々を送り、家族や仕事先、さらにはバレーチームにも大きな迷惑をかけてしまった。
それでも嫌な顔せずに支えてくれた人たちに、まずは感謝したい。


リハビリを振り返ってみると、最初の2週間を超える入院生活は楽だった。
他にやることがなく、時間が来たらリハビリ室に松葉杖で通い、与えられたメニューをこなすのみ。
家に帰っても、入浴の後のリハビリ重視で、とにかく回復を第一条件としてがんばれた。
次第に歩く歩幅が出てきたことが、私を後押しした。

仕事復帰した年明け(術後6週間)は、体力的にキツかった。
通勤するのに時間がかかり、体のバランスがうまく保てないために立ってるだけでも転倒しないかと心配し、足のハリも出た。
仕事から帰ってもすぐに家事をこなすのも大変だった。へとへとになっていたのだ。
さらに夜のリハビリもしなくてはならず、毎日が試練だった。

バレーの試合には“応援”として加わった。
見てても自分ができる気はさっぱり起こらず、不安だった。
『本当にジャンプしてアタックが打てるんだろうか?』頭の中は、そればかりだった。

リハビリは経過と共に変化し、4ヶ月目から筋トレ風なリハビリになった。
右太ももの筋力強化。
筋肉痛がキツかったけど、バレーのレシーブの動きに繋がるからがんばった。
家の中でバレーシューズを履いて、滑らないようにして床を蹴っていた。
と同時に、バレーの練習へのOKが出たから、うれしかった。
やっとパスができた。

5ヶ月目になると、ジャンプ重視のリハビリになった。筋トレ&ジャンプ。
けれど、この頃からサボってしまうんだなぁ。
ジャンプは、下や上の階に響くから、なかなかできないのだ。
『毎週以上バレーの練習に参加できるようになったから、体育館でリハビリ以上に動いてるから、これでいいんじゃ?
バレーの練習をフルメニューこなせるようになっていたし。』
根底に、練習してるからという言い訳が透けて見える。
まぁいっかぁ、ケースバイケースだ。
それでも、スタンディングで30cmジャンプできるようになって良かった。


今後は、普通にバレーの練習をして、リハビリはほとんどしないだろう。
練習の合間に、気がついた時にする程度だろう。
うれしいような、ほっとした気分。
反面、自分がサボっているような気分になるのはなぜ??

年と共に筋力の衰えは来る。
まだまだ以前と同じ状態には戻っていない。
だけど、こうしてバレーが再びできている。素直にうれしい。
機会があればジムで筋トレをこなしつつ、長くバレーを続けていきたい。

Avantasia の Angel Of Babylon

2010-05-06 22:04:16 | メロディック・ハード
Avantasiaの4作目。
同時発売のThe Wicked Symphonyと対をなしている。

The Wicked Symphonyよりもダークな感じ。
キャッチーな曲やスピーディな曲が減っているが、その分内に籠ったパワーを感じさせる。

豪華なゲスト陣は、
ボーカル:Russl Allen, Jorn Lande, Michael Kiske, Jon Oliva, Cloudy Yang,
Bob Catley, Oliver Hartman
ギター:Sascha Paeth, Bruce Kulick, Oliver Hartman, Henjo Richter
キーボード:Jens Johansson
オーケストレーション:Milo Rodenberg
オルガン:Simon Oberender
ドラムス:Felix Bohnke, Alex Holzwarth, Eric Singer

特筆すべきは、ツアーでバック・コーラスを担当したCloudy Yangが1曲丸々歌ってることである。
それとSavatageのJon Olivaが、前作のアリス・クーパーの雰囲気そのままに妖しく歌ってることだ。
Henjo Richterは、Scarecrowの時に使った“Promised Land”を焼き直した関係で入ってると思われる。


感想は、『The Wicked Symphony』と大体同じ。素晴らしい作品である。

特にサシャ・ピートのギターソロは素晴らしい。
マイナー・スケールを使って、メロディアスに情感たっぷりに泣きのギターを自由に弾く。
このタメがたまらないんだなぁ。1曲目“Stargazers”、7曲目“Blowing Out The
Flame”で顕著だ。
時に邪悪に弾きまくってる。

トビアスの甘さと激しさを併せ持つボーカルは、やっぱり好きだ。
丁寧に感情を込めて一生懸命に歌う姿に好感が持てる。

素晴らしい作品なのだが、ただひとつ難点を申し上げると、「作り込み過ぎちゃったなぁ」ってことだ。
キャッチーさと勢いが失われて、例えばライブの時に合唱しづらくなってしまった。
単純なサビが減ってしまったってことだ。
じっくり聴き込むと良さはわかるが、『Scarecrow』は最初からノレたので、ちょっとばかし残念だ。

2曲目のタイトルナンバー“Angel Of Babylon”は、その中でもキャッチーでサビが印象的で良い。
7曲目の“Blowing Out The Flame”は、ゴズペルの効いたバラード。
80年代の産業ロックに繋がる感触がある。
他にも、インギーちっくな曲や、ホワイトスネイク調な曲等、80年代を彷彿させる曲がある。


そして、主人公が魂を売って手に入れたのは『ダイアモンド』だった。
アルカディアやバビロンなどの宗教関係を、欧米では普通に取り入れているんだなと痛感した。