メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

Deliain の We Are The Others

2013-03-25 16:17:54 | メロディック・ハード

オランダのシンフォニック・メタルバンドの3作目。
2012年作品。

元Within TemptationのMartijn Westerhoitが結成したためか、重低音を効かし、シンフォニックに味付けし、ギターソロは少ないというサウンドスタイルは、Within Temptationによく似ている。
けれど、Deliainの方が、サウンドの密度が薄く、キャッチーなために聴きやすい。
4th以降のWithin Temptationなら、Deliainの方が好きだ。

女性ボーカリストは、Charlotte Wessels.
彼女の声は、明るくカラッとしており、妖しさもある。
それでいながら、曲の静のパートでは、憂いのある歌い方もできる。
何よりも、メジャーコードでは元気があるので、非常に耳障りがいい。

すんなりと入り込むので、むずかしいことを考えずに聴くのにはうってつけ!

9曲目の“Babylon”は、シンプルに何度も♪バビロン~ と歌って単純なのだが、嫌いじゃない。
まるで80年代のヘヴィー・メタルみたいだからか?


ボーナス・トラックで、よく聴いたような男性ボーカルが。
すぐに確認すると、やっぱりNightwishのMarco Hietalaだった。
彼の圧倒的な迫力と同等なボーカルは、そう容易く現れないだろう。

7曲目の“Where Is The Blood”にもデス声ちっくな男性ボーカル(Burton.C.Bell)が使われており、Charhotteの声は、デス声との相性バツグンなのを証明した。
ちょっとお疲れの時に聴くのに、最高だ!