メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

GranrodeoのM・S COWBOYの逆襲

2019-01-30 22:34:19 | メロディック・ハード

日本のHR/HMバンド、GRANRODEOの7枚目の後のミニアルバム。
基本は、ボーカルの紀章、ギターのe-zukaのユニット。

アルバムを通して、70年代や80年代の懐かしいフレーズが飛び出してきて、私のような世代は、楽しくなってくる。

驚きは、紀章のボーカル。
完全に洋楽テイストに変化した。
日本のロックバンド臭さが抜けた。
リズム感がいいし、声が突き抜けるのがすごく気持ちいい!
これを純日本語でやっちゃうんだから、恐れ入る(笑)

e-zukaは、今回もいろんなギタリストの影響を感じ取れる。

個別の感想を書かせていただくと、
(個人の感想です)

1)M・S COWBOYの逆襲
70年後半~80年前半のようなファンキーなリズム。アース・ウィンド&ファイヤーみたいだ。
ギターがソロが縦横無尽でカッコいい。
一本調子じゃなく、途中で静が出現。
いつかのクーデターのサビ(ある日のクーデター~辺り)が最後の方で登場する遊びがある。

2)いつかのクーデター
アップテンポで、ドラムがガンガン疾走する。
Aメロが複雑なのに、サビがシンプルでわかりやすい。
この辺のバランスが絶妙。

3)Imaginary song
タイトルからして、もろZEPの“Immigrant Song”(笑)
どんだけZEPをリスペクトしてるんだ。
紀章の絶唱が高らかでずっとこのまま突っ走ってほしい。
決めの ~song! の声が熱を帯びていながらクールでいい!

4)Vengeance
リフが終わって、ギターソロに変わる辺り、Angraのキコ・ルーレイロみたいなフレーズ(2:26~)があって、とってもいい。
サビがあって、その後のギターソロは、リッチー・ブラックモアテイストがちょっとあってなんかうれしい。
もろヘビメタだ(笑)
とあるレビューに、Liquid Tension Experimentの『Acid Rain』を土台に。。とあるが、確かにリフがそっくり。
が、ハイレベル職人達のセッションっぽい『Acid Rain』より遥かに練りこまれ、聴きやすい。


5)Odyssey~そのなんとなくを聞きながら~
私の大好きな、ロッカ・バラード。
紀章のやわらかな歌い方から、“♪何をしているのだろうか 塞いだ闇の中で…”の流れがたまらない。
エモーショナルに訴えてくる。
ブライアン・メイ風なギターの後は、ジャーニーの“Open Arms”っぽく盛り上げて、余韻を残しつつ終わる。。

捨て曲なしの質の高さが驚異的だ。



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