メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

俊輔が日本へ帰る??

2007-01-30 22:35:02 | 中村 俊輔
今日発売のサッカーマガジンに、俊輔のインタビューがあった。
それを読んで、考えてしまった。

内容は、かいつまんで書くと、
「海外で体験したことを、まだ代表のポジションがあって、体が動くうちに日本の選手に伝えたい。
日本のサッカーをもっと強くしたい。
30歳を迎えるまでには日本に帰るつもり」

海外で続けるのはキツいから、35歳まで、長くはできないだろうっていうのと、生活環境や家族のこともあるらしいが、俊輔はやっぱり日本代表での自分を第一に置いているんだなと思った。
俊輔ひとりだけがレベルアップしただけじゃダメで、全体の底上げが必要だと判断したのだろう。
それもこれも、W杯で勝利を収めるために!
悪いことじゃないんだけど、ちょっと待ってよ。。。


私は、俊輔の実力がどこまで通用するか、見たかった。
スコットランド・プレミア・リーグで、2位以下を引き離して、断然首位にいるし、アシストランキングで1位というポジションに満足はしても、さらに俊輔には上を目指してもらいたかった。
リーガ・エスパニョーラの中堅チームに移籍して、トップ下として君臨した姿を見たかった。
それが無理だとしても、リーガ・エスパニョーラでプレーしてもらいたかった。

実際、それが俊輔の夢だったんじゃないか??

―――――――夢は移ろうもの。
目標が変わったんだろうか。

私はこのままセルティックにいてもいいとも思っていた。
日本代表の試合には出られなくても、セルッティックでいい成績を収めていれば、そちらの方がずっと俊輔の身になると思っていた。
なぜなら、俊輔のことを信頼している身体能力の高いチームメートが、闘争心剥き出しの、惜しみない運動量でボールを受けるのを待ってくれているから。
俊輔のラストパスを、高い決定率できちんとゴールしてくれるから。
俊輔のコンダクトで、チームが美しいハーモニーを奏でてくれるようになったから。
しかも、俊輔のチームでチャンピオンズリーグの決勝トーナメントにも出られてる!
ストラカン監督から、絶大なる信頼と理解を得ている!
もったいないよっ!!


ここで、マリノス時代を思い浮かべる。
俊輔は、チームの王様だった。
けれど、マリノスにいたのでは安住してしまって、それ以上レベルアップはできない。
だから、過酷な条件に身を置くために、海外移籍した。

今回のセルティックでも、同じような状況なのかも。
もう結果を出したから、次のステップに進む時期なのかも知れない。

でも、なぜそれがJリーグなのか?
レベルダウンじゃないか。
ここが納得できないのだ。
俊輔が、もうレベルアップは望んでないのならわかる。
はっ、そうか、う~ん、認めたくはないけど、俊輔はレベルアップというよりは、長期間の現状維持とW杯での勝利を選んだってことなんだろう。
残念だなぁ。

確かに、俊輔が帰ってくれば、Jリーグの人気は再燃するし、俊輔の試合を見に行ける。
空席の目だった代表戦も、満席になるだろう。
日本のサッカーにとっては、いいことだらけだ。

いいことだらけだ。。。
そう考えて、無理やり納得しよう。
何より、俊輔が選んだんだから。
俊輔が望むことなら受け入れるっきゃない。

これで、もしもW杯に出場できなかったら。。。
えっ、もしもそうだったら???
海外へ逆戻り・・・は・・・ないか。。。
そんなこと考えず、W杯に出られるように応援しないといけないんだろうなぁ。

Therion の Gothic Kabbalah

2007-01-29 22:52:55 | メロディック・ハード
スウェーデンのシンフォニック・ヘヴィ・メタル・バンドの、通算10作目。
2枚組。
あれっ、もっとヘヴィーなバンドじゃなかったっけ?
リズムが落ち着き、サウンドが薄くなり、女性ボーカルまで入っちゃった。

時に、プログレだろ~~っていうサウンド(Disc2の1曲目、“The Wand Of Abaris”等)があるけど、総じて聴きやすい。
ヘヴィー・メタルとプログレの融合度は半々ってところか。
Opethのような、暗さと沈痛さはなく、むしろ開放感と弛緩を感じる。
アルバム・ジャケの通りだ。

「Gothic Kabbalar」というタイトルなのに、ゴシックの要素はない。
女性ボーカルがあるからゴシックという見方もあるかな。
メタルとプログレと若干の中東を混ぜたようなサウンドだ。
そればかりか、パンクもフュージョンもみんな寄っといでなサウンドは、比較するものがなくて呆れる。
呆れはするが、聴いてるうちにクセになるから恐ろしい。Therionの罠だ。
ギターソロが、しっかり早弾きでメロディアスなメタルやってるからオッケーなのだ。

Kabbalhaを調べてみると、「元来ヘブライ語で伝承の意。ユダヤ教神秘主義の一。古来より伝えられた神秘的聖書解釈および密儀の伝統をいう。」
とあったので、漠然と感じた“中東”は、間違いではないのだ。

もうちょっと閉塞感があればもっといい。

AngraのAurora Consurrgens

2007-01-27 23:55:59 | メロディック・ハード

本館に、AngraのAurora Consurrgensのロングレビューを書きました。
いつものブログの4倍の時間を割きました。

よろしければ、本館に飛んで読んでみてくださいね。
こちらです。

にしても、ラファエルは毎度のことながら、物事を暗く深く考えると思います。
非日常的な歌詞を読んで、自分を振り返ることも時には必要。

私の関心事は、キコとラファエルのギターパートが、Aurora Consurgensではどのように割り振られているかです。
ライブが楽しみ~。

 

 


Blind Guardian の Somewhere Far Beyond

2007-01-22 22:25:42 | メロディック・ハード
う~ん、やっぱり叙情的でいい。
ジャケがよくイメージを伝えている。
1曲目の“Time What Is Time”の出だし、つまりアルバムが始まった時から、メランコリックなアコースティックサウンドが流れる。
それが一転して、スピーディなジャーマン・メタルに変化するさまは感動的で素晴らしい。

3曲目の“Black Chamber”では、叙情的なピアノがフューチャーされた小品だが、これから始まる戦闘の旅路への、いい心の準備となっている。

エレキギターで早弾きするところは、とことん攻撃だ。
メロディアスにツインギターがうなり、緩急をつけながら進行する。
リフも低音で力強い。
反面、アコギ使用のスローなパートは、切なさもあって心に染み入る。
この静と動のバランスが絶妙だ。

7曲目の“The Beard's Song”では、トラッドの要素もある。
ヤバい、トラッドの要素だよ~。私はコレに弱い。
8曲目の“The Piper's Calling”では、バグパイプまでも入っちゃう。やっりすぎ?
9曲目のタイトルナンバーは、メロスピだが、トラッドも入ってきて無国籍の楽しさがある。
Helloweenの「I'm Alive」のような勢いとキャッチーさもある。うん、何でもアリ。

ギターで、伸ばす音が途中から半音上がるのが、どうしてもブライアン・メイっぽく思えてしまう。
そういや、コーラスだって、Queenっぽかったりする。
そしてやっぱり、Queenのカバー「Spread Your Wings」があった。

音を詰め込みすぎないので、ギターかボーカルに集中できる。
双方が競合することはない。これは聴く上で重要である。
ハンズィのボーカルが、もっとクリアならさらにいいけど、個性的なのでこれでもオッケー。

Rhapsodyのように、ゲーム音楽っぽくもあるけど、そこまで大仰ではないし、壮大ではない。
安心して聴ける。

Harem Scarem の Human Nature

2007-01-20 22:19:03 | メロディック・ハード
カナダのHRバンド、Harem Scaremの10作目。
彼らが活躍した80年代後半は、残念ながら聴いてましぇ~~ん。^^;

それでも強引に感想を書いてしまう。
サウンドはTNTやZeno等の、耳なじみのいいHRをやっていると思う。
POPで歌メロがきれいなHRだ。
それに、コーラスワークが重なり、80年代の上質な産業ロックに仕上がっている。

どの曲もキャッチーでシングルカットできる。
特に5曲目のバラード「Hanging On」は、胸を焦がすようなメロディで、Harry Hessの切ない歌声が中毒になりそうだ。
6曲目の「Don't Throw It Away」は、Queenっぽいコーラスとギターで魅了する。
7曲目の「Give love / Get Love」は、これぞキャッチー!
印象的な歌メロとQueenの「Sombody To Love」のようなコーラスが楽しい。
変リズムがうまく緩急をつけている。
9曲目の「Starlight」には、なんとジョン・オバニオンの「Walk Away Renee(いとしのルネ)」って曲を思い出した。(誰も知らないだろう~)

1曲目のタイトルナンバーからして、スケールが大きくて容易にHarem Scaremの世界に入れる。
アプローチとして最適だ。
欲を言うと、ちょっと優等生すぎるので、スピーディな曲を1曲入れるとか、攻撃性を持ってほしいんだな。

Neal Morse の Testimony

2007-01-18 22:07:31 | メロディック・ハード
SPOCK'S BEARDを宗教上の理由で脱退した、キーボーディストのNeal Morseのファーストソロ。
2003年作品。
ドラムスをDream TheaterのMike Portnoyが務めている。
そのせいか、サウンドはTransatlanticに酷似。
まぁ、私はTransatlanticのサウンドに飢えていたため、Neal Morseを買ったようなもんです。^^;

驚くのは、Nealのマルチプレイヤーぶりだ。
Mikeのドラムス以外は、ほとんど担当と言って良い。
キーボード、ギター、ベース、ボーカル等だ。
ついでに、プロデューサーも担当。
が、ゲストは多く、コーラスやヴァイオリン、サックスなどを担当している。
KansasのKerry Livgrenも“Long Story”で、派手目なギターソロを聴かせてくれる。

とってもシンフォニックだ。70年代プログレで言うと、Camel、marillionか。
Transatlanticでも感じた、ビートルズに通じるPOPセンスが秀逸だ。
Nealの声質にもよるが、大地の広がりやぬくもりが感じられる。
緊迫感や、冷徹さは微塵も感じられない。
洒落たフレーズがあり、時に大仰に、時に美しいメロディラインがある。
この辺が、アメリカのプログレバンドの個性なのだろうか。

2枚組だが、どの曲もきっちりと作り込まれ、聴き応えがある。
Neal Morseの実力を示した作品と言えよう。

整体 ― 5日目 左足首徹底的

2007-01-18 00:16:04 | バレー

年末にほぐしてもらった左足首。
それを、その日のうちに足首をひねってしまったため、
今日の整体師は開口一番、「前回よりも足がずっと固い」

そこで、機械によるマッサージになった。
ハンディのマッサージャみたいなので、強い振動を与えられた。
これが、足首のまわりになると、痛いこと!すねも痛い。
なんでこんなにカチカチなんだよ~~っ!!

どうやら、動けるようになったので、練習をきっちりやったことと、週2回の練習が、まだ私のアキレス腱では対応できてないことによって固くなったようだ。
つまり、やりすぎだったのだ。

私の痛みをよそに、今日は左足首を重点的にマッサージしてくれた。
私の足首の痛みは、かかとが内側に倒されて、そのままひねってしまったためのものだという。
それを治すために、踵を持って引っ張る必要がある。
誰でもいいから、引っ張ってもらいなさいと、引っ張る方向を教えてもらった。
さらに、だんだんとしゃがむ動作を2回させられ、それによって収縮した筋肉を捜し当ててくれた。
そこを重点的にケア。痛いよ~。
また、自分でマッサージした部分にしこりがあることが判明。
やみくもにマッサージするのではなく、足首を伸ばした状態と、曲げた状態の2ポーズでマッサージをしないとダメなんだそう。
う~ん、奥が深い。

一通り終わって足首を動かしてびっくり!
ひきつりが消えてる!!マジックだ。

4月25日の画像と比べてみると、明らかに形が違う。こちら 
右と左の差がなくなってきている。
これを快挙と呼ばずして何と呼ぶ??
今後はバレーの練習をほどほどにしながら、ますます動きが良くなるようにしたいな。


Opeth の Damnation

2007-01-15 21:41:37 | メロディック・ハード
2003年にリリースされた、スウェーデンのプログレッシヴ・デス・メタル・バンドの7作目。

もともと寂寥感と耽美性があるバンドだ。
作風は、同じスウェーデンのPain Of Salvationに似ていると思う。
「Damnation」は、Opethのこれまでのアルバムと違っている。
それは、デス声を廃し、70年代プログレ色を濃くしている点だ。

暗く、アコースティックな反復の多いメロディの中に、心地良い不協和音と、かすかに流れる風のような静けさがある。
場面によっては、メロトロンを使うので、懐かしくも切ない。
メロトロン使用の箇所は、King Crimsonのようだが、やりきれなさがPink Floydのようでもある。

Opethが素晴らしいのは、70年代の懐古主義に留まらず、目新しさを求めている点だ。
それは、ボーカルのデジタル処理であったり、斬新な場面展開だったりする。
70年代プログレの中に身を浸し、過去のバンドを思い浮かべながら、時折はっとする新しい音に心がときめく。歪むギターも入ったりする。
暗いのに、ボーカルのミカエル・オッカーフェルトの声に癒しがあり、まるでバークレー・ジェームズ・ハーヴェストのように温かい。
歌メロもなじみやすい。
エレクトリカルでヘヴィーなパートと、静かでアコースティックなパートとの対比がいい。

70年代プログレが体に染み付いているので、尋常のなじみ感じゃないのはどうしようもない。
これはもう、感性の問題だ。
70年代プログレが好きな人にこそ、聴いてもらいたい。
2003年にこんなに素晴らしいアルバムが製作されたことに感謝。

足首の軽い捻挫は、アキレス腱なのか??

2007-01-14 22:09:48 | バレー
2月末に完全断裂したアキレス腱は、手術当時は2007年にはすっかり良くなっているものと思っていた。
リハビリは快調だったし、整体によってジャンプ力は増し、順調に回復していくものだと思っていた。

けれど、落とし穴があった。
「捻挫」だ。
それも、ジャンプ時に人にぶつかって、つま先から着地した時のような重い捻挫じゃなく、床がすべり、足を取られたために起こった軽い捻挫。

ちょっと違和感はあるけど、バレーができない程度じゃない。
整体に行って見てもらったら、足の甲、ふくらはぎ、太もも、腰をマッサージしてもらい、矯正してもらったら、たちどころに良くなった。
しかし、整体で良くしてもらったのもつかの間、その日の練習のアタックの着地で元通り。
その後、練習や試合の度に、足の裏で床を強く踏みつけると、グキッとした、不快な軽い痛みが走る。

すごく痛かったらバレーをやらないのだが、軽いから続行できる。
軽く筋を違えたような感じ。

バレーはできるし、ジャンプもできるし、走れる。
だけど、違和感がある。痛みもある。

どうしたらいいんだろう??
休むべきなのか?
でも、私の代わりをやれる人がいない。
第一、私がバレーをやりたい!

このまんま、捻挫が良くならず、クセになるのが一番悪い。
そうなるパターンに持って行っているのではないかと不安だ。
整体へ行ったら、きっとストップされるだろうなぁ~。
長い目で見るのがいいんだろうけど。。
どうしよう??
う~ん、とりあえず17日の整体までやっちゃえ!

捻挫は私のアキレス腱(弱点)でしたぁ。

Sinergy の Suicide By My Side

2007-01-10 23:31:19 | メロディック・ハード
Children Of Bodemのアレキシ・ライホと、アメリカ人女性シンガーのキンバリー・ゴスを中心とした、ストレートなメタルバンドの3作目。
2002年作品。

チルボドのアレキシ・ライホのギターは、速いしメロディアスでとってもいいのだが、ボーカルがデス声なので、どうも聴けない。
そこで、ハードなヴォイスのキンバリー嬢の登場となるのだ。

うん、Sinergyはなかなかいい!
まず、楽曲が優れている。
ヘヴィーでいてメロディアスだ。
70年代風の歌メロとリズム隊がきちんとあって、90年代風のギターが被さる。
ギターは、テクニカルでリズミカルだ。
泣きのギターはないが、ヴィブラートやハーモニクスを生かしたギターは、聴いて楽しい。

アレキシ・ライホは小柄で、私とそう変わらない身長だという。
それなのに、小さな手でテクニカルな演奏をしてしまう。驚異だ。

キンバリー・ゴスの声は、元Dark Moorのエリサ嬢みたいに、まるで男性のようだ。
女性にしては低音でパワフル。
けれど、バラードではしっとりとした女性らしい高声も聴かせ、その変化が楽しい。
スピードのメリハリ、リズムのメリハリがつけば、さらに良くなると思う。