ジャーマン・メタル・バンドの9作目。
オーケストラとの共演がなされている。
シンフォニックで荘厳な世界観にまず圧倒される。
ならばロックオペラかと思いきや、決してそんなことはない。
オーケストラに負けることなく、これまでのBlind Guardianと呼べるツインギターと甲高いハンズィのボーカルが中心に据えられ、堂々たる楽曲に仕上がっている。
シンフォニックな中から聴こえてくるリフは、まさにブラガ節である。
ただガンガン押しまくるだけがメタルの真髄なのではない。
まずメロディありきなのだ。
コーラスが美しく、ハンズィの声が苦手な私には歓迎だ。
基本はシンフォニックなメタルだが、時に中世的に、特にトラッド的にサウンドに味付けがされてて心地いい。
この手が苦手な人には、あまりオススメできないが。
Blind Guardianの中では、トラディショナルで叙情的で可憐な“The Bard's Song - In The Forest”が好きなので、5曲目の“Curse My Name”はとても好きだ。
スローなアコギで始まり、民族楽器や古楽器使用で、おまけに3拍子!
もうこれだけで十分。
もちろん、4曲目の“Ride Into Obsession”のような疾走曲もある。
7曲目の“Control The Divine”のギターソロは、泣きがあって聴かせる。
9曲目の“A Voice In The Dark”も疾走曲。荒々しくて、ライブでは盛り上がりそうだ。
一番の聴きどころは、やっぱり1曲目の9分を超す大曲“Sacred Worlds”だろう。
壮大で崇高さに埋没することなく、ブラガならではの個性を見事に打ちだしている。
そして、対と成すような8曲目のエンディングである“Wheel Of Time”
こちらは、幽玄でアラビアンな異国情緒をも感じさせる。
この2曲によって、作品としての格調を高く押し上げた。
よく練られたアルバムだと思う。
オーケストラとの共演がなされている。
シンフォニックで荘厳な世界観にまず圧倒される。
ならばロックオペラかと思いきや、決してそんなことはない。
オーケストラに負けることなく、これまでのBlind Guardianと呼べるツインギターと甲高いハンズィのボーカルが中心に据えられ、堂々たる楽曲に仕上がっている。
シンフォニックな中から聴こえてくるリフは、まさにブラガ節である。
ただガンガン押しまくるだけがメタルの真髄なのではない。
まずメロディありきなのだ。
コーラスが美しく、ハンズィの声が苦手な私には歓迎だ。
基本はシンフォニックなメタルだが、時に中世的に、特にトラッド的にサウンドに味付けがされてて心地いい。
この手が苦手な人には、あまりオススメできないが。
Blind Guardianの中では、トラディショナルで叙情的で可憐な“The Bard's Song - In The Forest”が好きなので、5曲目の“Curse My Name”はとても好きだ。
スローなアコギで始まり、民族楽器や古楽器使用で、おまけに3拍子!
もうこれだけで十分。
もちろん、4曲目の“Ride Into Obsession”のような疾走曲もある。
7曲目の“Control The Divine”のギターソロは、泣きがあって聴かせる。
9曲目の“A Voice In The Dark”も疾走曲。荒々しくて、ライブでは盛り上がりそうだ。
一番の聴きどころは、やっぱり1曲目の9分を超す大曲“Sacred Worlds”だろう。
壮大で崇高さに埋没することなく、ブラガならではの個性を見事に打ちだしている。
そして、対と成すような8曲目のエンディングである“Wheel Of Time”
こちらは、幽玄でアラビアンな異国情緒をも感じさせる。
この2曲によって、作品としての格調を高く押し上げた。
よく練られたアルバムだと思う。