デンマークのパワー・メタル・バンドの7作目。
昨年発売された、「The Black Circus Part.1 ~ Letters」の続編というか、完結編だ。
「19世紀のニュー・イングランドを旅するサーカス団」を題材にした、怪奇ストーリーだ。
相変わらず、パワー溢れるスピーディなサウンドを聴かせてくれる。
ストレートなリズムとボーカル。スピーディでテクニカルなギターで、ガンガン攻撃的に仕掛ける。
それでいて、シンフォニックで静的なサウンドもふんだんにあり、内容が濃い。
前作は、静と動の対比が完璧で、1曲の中に緊張感とパワーと荒々しさと共に、流れるような美しさと軽さが同居していて、とても素晴らしいアルバムだった。
さすがに2作続けて完璧なアルバムは製作できないが、これもなかなかである。
違いは、静の部分が少し削除され、荒々しさが増したことだ。
スラッシュ・メタルな部分もある。
まるで、ブラガのハンジー・キアシュのようなラーズ・F・ラーセンの鬼気迫るボーカルが、全体を緊迫感に包んでいる。
変リズムを交えながらのスピード・メタルは小気味いい。
クリスチャン・ラーセンのギターソロは、5曲目のインスト・ナンバー(Hanta Di Lupi)に集約されている。
スパニッシュギターとリフの交差する爽快さがたまらない。
全体的に、前作と比べると単調になってしまったが、リフの重厚さと変化に富んだ楽曲の完成度の高さとスピーディさはManticoraの武器だろう。
聴く者をぐいぐい引っ張っていく。
90点くらい。
昨年発売された、「The Black Circus Part.1 ~ Letters」の続編というか、完結編だ。
「19世紀のニュー・イングランドを旅するサーカス団」を題材にした、怪奇ストーリーだ。
相変わらず、パワー溢れるスピーディなサウンドを聴かせてくれる。
ストレートなリズムとボーカル。スピーディでテクニカルなギターで、ガンガン攻撃的に仕掛ける。
それでいて、シンフォニックで静的なサウンドもふんだんにあり、内容が濃い。
前作は、静と動の対比が完璧で、1曲の中に緊張感とパワーと荒々しさと共に、流れるような美しさと軽さが同居していて、とても素晴らしいアルバムだった。
さすがに2作続けて完璧なアルバムは製作できないが、これもなかなかである。
違いは、静の部分が少し削除され、荒々しさが増したことだ。
スラッシュ・メタルな部分もある。
まるで、ブラガのハンジー・キアシュのようなラーズ・F・ラーセンの鬼気迫るボーカルが、全体を緊迫感に包んでいる。
変リズムを交えながらのスピード・メタルは小気味いい。
クリスチャン・ラーセンのギターソロは、5曲目のインスト・ナンバー(Hanta Di Lupi)に集約されている。
スパニッシュギターとリフの交差する爽快さがたまらない。
全体的に、前作と比べると単調になってしまったが、リフの重厚さと変化に富んだ楽曲の完成度の高さとスピーディさはManticoraの武器だろう。
聴く者をぐいぐい引っ張っていく。
90点くらい。