メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

W杯 アジア3次予選の組み合わせ決まる!

2007-11-26 22:22:55 | 中村 俊輔
詳細は次の通り。

●アジア3次予選組み合わせ
★1組 オーストラリア、中国、イラク、カタール
★2組 日本、バーレーン、オマーン、タイ
★3組 韓国、北朝鮮、ヨルダン、トルクメニスタン
★4組 サウジアラビア、ウズベキスタン、レバノン、シンガポール
★5組 イラン、クウェート、アラブ首長国連邦、シリア

日本の相手は、バーレーンとオマーン、タイと。
報道によれば、オマーンは前回のW杯の1次予選で、バーレーンは最終予選で、当たっている。
アウエーの試合会場、気候、宿泊施設、食事、移動の要領等がわかっているから、他国と対戦するよりも有利だという。
反面、オマーンやバーレーンにも同じことが言えるが。。
タイとは、北朝鮮との試合が無観客試合となったため、代替地として使用された。

3国とも日本が苦手な中東の国じゃなくて良かった。
また、反日感情の激しい中国との対戦を避けられて良かった。
パワープレイをするウズベキスタンじゃなくて良かったとも。。

この中で、各組の上位2チームが最終予選に進む。
出場枠は4.5だ。
少なくとも、タイに全部勝って、オマーンとバーレーンには、ホームは全部勝たなければならない。
いや、そんなケチなこと言ってないで、全勝するくらいの気概を持って戦わねば!
どの国も必死なのだから。
1位で抜けるか、2位で抜けるかが、最終予選の組み合わせにも響いていく。

1組が大変で、4組が楽そうに思える。
けれど、進境著しい中東の国々は、そう大差はないだろう。
2010年の切符を目指して、がんばってもらいたい。


さて、左膝の靭帯損傷&神経の痛みで戦線離脱している俊輔の具合はどうなんだろうか?
組み合わせは気になるが、こっちはもっと気になる。
悪いけど、俊輔が日本代表にならないのだったら、あまり応援する気にならない。
俊輔のいる日本代表だからこそ応援するのだ。

治る気配のない左膝の回復を、心から願う。。っていうか、落ち着いていらんない。
もう、早く治って~!
俊輔にボールを蹴らせてあげて!
私にサッカーをしている俊輔の姿を、見させてあげて!
オシムさんの回復も、神様、お願い!!

Camel の Breathless

2007-11-25 14:48:26 | メロディック・ハード
イギリスのプログレバンドの7作目。78年作品。

プログレは後追いが多かったが、これはリアルタイムで聴いていた。
当時というか今も、プログレはこむずかしいものだと思っていたが、Camelは聴きやすい。
それは、主メロディーが追いやすいからだろう。
リチャード・シンクレアの甘いボーカルが、高音で細くてキャッチーなのもあろう。

曲は2タイプに分かれる。
“Starlight Ride”“Wing And A Prayer”に代表される、メジャーコードでリズムがゆったりした、開放感溢れるものと、“The Sleeper”“Summer Lightning”に代表される、フュージョンのリズムに、ロックテイストがあるランディ・ラッティマーのギターがフューチャーされた、緊張感溢れるもの。

私は緊張感溢れるタイプが好きだ。
それは、チョーキング多用の滑らかなギターのエッジが鋭く、攻撃的だからだ。
ロイネ・ストルトにも通じる、しっとりした余韻と感動がある。
ギターは速弾きじゃなくてもいいの典型である。
反対に、開放的タイプは間延びしてて、今イチかも。
なにもCamelがこんな曲をやらなくてもって気がする。

『Breathless』のキーボードは、Styxの“Babe”に使われていたような、80年前後に多い煌びやかな響きが多い。
とってもその時代を色濃く映している。
ファンキー調な“You Make Me Smile”も時代ですね。

“The Sleeper”の冒頭の水の中を漂うような浮遊感は、Camelならでは。
メル・コリンズのサックスがリズミカルに奏で、アンディのギターが始まった頃には、喜びさえ感じる。
軽快なドラムスとベースの土台がしっかりしているからこその、楽しげなセッションのような演奏があるのだ。
このアンサンブルがキャメルの魅力なんだなぁ~。

W杯バレー男子 ロシア戦

2007-11-23 22:59:02 | バレー
2勝2敗で迎えた、第5戦目は、強豪ロシアとだった。
かつて70年代には、日本と2強とさえ言われていたのに、すっかり水をあけられてしまった。

ロシアは目下4勝の全勝だ。
どうせ無理だと思って見ていたら。。。

おおっ、今日は勢いが違う。
ジャンプサーブを思い切り打ち、ロシアの守備体制を乱していた。
サーブレシーブがセッターに返らないと、さすがのロシアも2段トスを打つことになり、ブロックへも引っかかる。
一か八かはあるけれど、トライする必要はあった。
その効果が出て、第3セットは、リードする場面もたびたびあった。

けれど、勝負どころでサーブミスが出て、試合を落としてしまった。
この辺が、勝てるチームとそうでないチームの差だろう。
リズムを崩しても、壊滅状態にはならない。
ミスを連発しない。

残念ではあるけれど、勝てるとは思っていなかったので、よくやったよ!
越川と富松の、まだ若い二人と、かつての大エースの山本がよく打ち切っていた。期待の大学生の清水の出番は少なかったが、彼のプレーに幅を持たせるために、外から見る必要があったから、これでよし。

日本のサーブがちょっとでも弱いと、きれいにセッターに返り、210cmの長身選手に決められるので、強いサーブは正解だろう。
ロシアのサーブも90kmを越えるジャンプサーブばかりでミスが多かったが、リスクを恐れてこなかった。
このスピードこそが、男子バレーなんだと痛感した。
ジャンプサーブが上手にできないと、上位に進出できないんだろう。

結局3-0で負けてしまった。
差は、センターライン。
高さとパワーは、どのチームにも負けないだろう。
ブロックの付き方も、速くて高くて読みがいい。
センターラインでは太刀打ちできない。

ただ、レシーブなら日本が勝っていた。
ストレートの打ち分けも日本が上だった。
セッターの宇佐美さえもジャンプサーブを打つ日本に、わずかに未来を見た。

Seventh Wonder の Waiting In The Wings

2007-11-20 23:40:40 | メロディック・ハード
スウェーデンのプログレッシヴなメタルバンドの2作目。

随所にDream Theaterの影響が見られる。
ベースラインはそのものだ。ドラムスもかなり似ている。
ギターがリフを速めにザクザク切るのは、Dream Theaterじゃなくて何なんだろう?
メロディアスにして、ややスローにした感じだ。

Circus Maximusと似ているが、ちょっと違う。
Circus Maximusは、テクニカルで、攻撃的に切れ味鋭く、クールな印象があるが、
Seventh Wonderは、比較的耽美的で、若干温かみがあるけどダーク。変リズムが少ないかな。
とはいえ、他のバンドと比較したら、遥かにテクニカルである。

ボーカルは、クリアでやや高音だが、線の細さはない。
声質は、ソナタ・アークティカのトニー・カッコに似ている。本家ジェームズ・ラブリエにも似てる。
北欧系なので、当然歌はうまい。

シンフォニックさは、全面的にあるが、概して軽め。
時折入るピアノが、このバンドに必要な透明感と静を出している。

1本調子なのが惜しい。リズムの多くがミディアムテンポなのだ。
曲のメリハリがつけられたら、もっといいバンドになろう。
ギターソロも派手目ならさらにいい。
それらを差し引いても、完成度は高く、素晴らしい。

やったぁぁぁ~~!!

2007-11-18 18:48:54 | バレー
体指杯(体育指導員杯:通称パパママ)の試合、Bブロックで優勝しました!!

今回はレベルが高かったので心配だったんですが、
試合が続くにつれ、調子が上がってきました。
久しぶりの優勝で、うれしいよぉ~!!

パパママというだけあって、9人制バレーのコートには、パパが3人、ママが6人いるのです。
第1試合と第2試合は、学生時代に国体に参加したという、腕に覚えのあるパパがトスを上げてくれたのが合わなくて。。
男子バレーみたいに、トスがやたら高いの。
さらに、ライトに寄ってるから、レフトアタッカーの私には距離もあって、ますます打ちにくいの。
「もっと低くして」と要求しても、
「アタッカーが合わせろ」とにべもなくて。
ミスっていて辛かったなぁ~。

でも、次第に合ってきたし、決勝はアドレナリンが噴出して、女子じゃありえない高さの2段トスも、「打つしかないでしょ」と思い切って打ったら決まって、最高の気分です。
そうやっているうちに乗ってきて、アタックが打ち切れたと思います。

もちろん私の調子の良さのおかげで勝てたわけじゃなく、みんなの力の勝利なんですが、勝利に貢献したと実感できてすごくうれしいです。
いいトスは決まって当たり前。
だけど悪いトスを思いっきり打って決まったのは格別です。
これがチームの活力にもなります。

これから打ち上げです。
今日は優勝したので、握り寿司が、プレミアビールが飲めます!
勝利の美酒は最高ーーっ!!
これがあるから、バレーはやめられないわ!!

Gotthard の Domino Effect

2007-11-17 20:54:27 | メロディック・ハード

スイスのHRバンドの9作目。
気になっていたGotthardを、ようやく聴いてみた。
第一印象は、以前ブログに書いた『Dreamland』みたいだということ。 こちら
VoのSteve Leeの声と歌い方が、DreamlandのJake.Eによく似ている。
っていくか、Gotthardの方がキャリアがあるから、Dreamlandが影響を受けたのね。
ボン・ジョビ方向にファズがかかり、パワーも勢いも清潔感もある。
うまいし、聴き飽きないのがすごい。

突き抜けるHR!印象的な歌メロ!!
クセのないHRに、一部はっとするフレーズを盛り込んで耳を傾けさせる。
4曲目の“Falling”はバラードで、シンフォニックでじわじわとドラマティックに歌い上げるのが感動的だ。
ギターソロに攻撃性はさほど感じられないのが惜しいが、その分Steveに比重がかかり、サウンドとしてはすっきりまとまっている。
万人向きなのだ。

HRとしては、素晴らしい。
楽曲の質も高い。
HRはやっぱりボーカルよぉ!という人には最適だろう。
個人的には、もっと速弾きがほしい。。


オシム監督が急性脳梗塞

2007-11-16 22:45:57 | 中村 俊輔
うっわぁ~~、ウソでしょう??

66歳のお年を召されてるとはいえ、まだまだ元気なオシム監督が、急性脳梗塞で緊急入院になりました。
すぐに運ばれたから、大丈夫とは思うけれど、長島監督のように、後遺症が残ってしまうんじゃないかと心配です。

オシム監督の年齢を心配はしてたけれど、体調を崩す場合は、徐々にだと思っていたから、まさに青天の霹靂です。
この分じゃ、代表の監督は辞任になるでしょう。
完成に時間のかかるオシムのサッカーの形が、ようやく見えてきただけに痛いな。
もっとオシムのサッカーを見たかったな。
これから、攻撃オプションを加えて、おもしろくなるところだったのに。

なんだかんだ、批判されることはあったけど、私はオシムを買ってました。
日本に足りない「動いてパスを受ける、ダイレクトプレーを増やす」を浸透させたのは、オシムの功績です。
ジーコの時にサボっていた人材発掘をしてくれたのも、オシムです。
マスコミ相手に、あれだけ辛らつなことを言えるのは、オシムくらいでしょう。
あのじいさんは、なかなかユニークで楽しませてくれたのでした。

オシムの代わりに、誰が監督になるんでしょう?
岡田さん?それこそベンゲル??
あれだけの強烈な個性を放つ人の後だから、個性的な監督じゃないと。

救いは、代表の重要な日程が終わっていたことです。
これが、アジア杯開催中だったらと思うとゾッとします。
レッズ-セバハン戦の真っ最中でもなくて良かったです。

ずっとオシムでやっていけるワケないので、代わりの監督が頑張るしかないでしょう。
オシムの土台に強固な建造物を築ける監督、誰かいないかなぁ??

Andre Matos の Time To Be Free

2007-11-12 22:35:26 | メロディック・ハード
元Angra、Shaarmanのボーカリスト、Andre Matosのソロ第1作目。
AngraやShaarmanとは違って、民俗音楽的な要素は少ない。

イントロ~2曲目がスピードチューンという展開は、いつもと同じ。
マトスはこの入りがお気に入りなんだろう。
どうでもいいけど、2曲目の“Letting Go”の5:12で、“♪シアワセが~ Set me free~”と聞こえる。
う~ん、そんなに自由の身になりたかったか。。(^^)

事実、マトスを縛っていたものを開放したのか、サウンドはストレートなメタルだし、歌も伸びやかだ。
Roy ZとSascha Paethがプロデュースに当たっているためか、軽くシンフォニックである。

一般的にはヘヴィーな2,3曲目のウケがいいだろうが、私は4曲目の“Remember Why”が好きだ。Angra的なリズムとリフ、わかりやすい歌メロ、ひねったメロディラインだからだ。
7曲目の“Face The End”はバラード。マトスはミディアムテンポよりも、スローな曲がよく似合う。
Gのザザは、Angra結成時のギタリストだ。
派手さはないが、手堅くサポートしている。

このアルバムは9曲目の“A New Moonlight”が聴き所だろう。
ベートーベンの月光~Viperの“Moonlight”からのセルフカバーである。
マトスは天衣無縫に自由に高らかに歌っている。気持ち良さそうだ。

日本ボーナストラックの“Separate Ways”にはがくっとした。
Journyの中でもヘヴィーな曲だから選んだといことだが、スティーブ・ペリーと比べると、どうしても声がこもっていて突き抜けていない。
上手なんだけど、こじんまりとしているのだ。相手が悪かった。

バンドメンバーがどこかマトスに遠慮してるように聴こえるのが残念。
楽曲は悪くないし、バランスもいいけど、突き抜けてほしかった。

Riverside の Second Life Syndrome

2007-11-10 21:43:59 | メロディック・ハード
ポーランドの、ちょっぴりメタルがかったプログレッシヴロック・バンドの2作目。
amazonからのオススメに乗っかって、聴いてみた。

コレがすごい。
Pain Of Salvationのような閉塞感と暗さ、音空間の広がり、哀愁と美しいメロディが一体となっている。
変リズムと高度な演奏な割りに、歌メロがゆったりしてて聴きやすい。

2曲目の“Volte-Face”は、メタル色が濃く、Dream Theaterのようだ。
3曲目の“Concieving You”は、まさにOpethの雰囲気がある。

ボーカル(&B)担当のMariusz Dudaのソフトな声がいい。
Pain Of Salvationのダニエル・ギルデンロウにも似てるが、もっと優しい。

シンセの使い方が、いわゆるプログレのように、オルガンやキーボードのように“単体”ではなく、オーケストレーションになってるのがうれしい。
メタルバンドの使い方だからだ。
Plotr Grudzinskiのギターにしても、生音というより、ディストーションを利かせているから違和感なく聴ける。
が、ベースラインやドラムスの使い方が、どうしてもプログレだ。重低音は少なく、ひとつひとつの音の粒立ちがはっきりしている。
プログレのリズムに、ギターのリフが入ると途端にメタルになるのがおもしろい。

楽曲の質は高く、最後まで緊迫感が持続する。
完成度の高い、素晴らしいアルバムだ。

Arch Enemy の Rise Of The Tyrant

2007-11-10 14:03:40 | メロディック・ハード
イギリスのエクストリーム・メタル・バンドの7作目。
アンジェラ嬢が加入してからは4作目になるらしい。

メロディック・ハードやプログレメタルを好きな私には、ちょっと違った分野だ。
アンジェラ嬢のデス声が、思いっきり邪魔だ。
女性とは思えない低音の迫力だけど、やっぱり好きではない。

私はアンジェラ嬢が加入する前のを1枚聴いただけだが、その頃と比べると、ギターのメロディアスさが上がっていると思う。
マイケル・アモットは次世代のギター・ヒーローと言われているだけあって、縦横無尽の派手な速弾きは聴きごたえがある。
速いリズムの上に、高速で印象的なメロディを弾かれると、思わず聴き入ってしまう。
また、ただ速く弾くだけでなく、スローパートをミックスしたり、アコギを取り入れたりして、変化に気をつけている。
そのため、デス声で押すだけのサウンドではなく、メリハリの利いた、ギターを追えるサウンドになっている。
(っていうか、デス声に蓋をしてるのかも)
攻撃的なサウンドは、破壊力満点!

8曲目の“Intermezzo Liberte”は、インスト。
ネオクラシカルの様式美があって、個人的に好きな作品だ。

これで、シンフォニックさがあって、デス声がクリアになれば、いつも聴いてるシンフォニックなメロディック・ハードじゃん!
デス声はあってもいい。
Nightwishのように、デス声とクリア・ヴォイスが共存していればいいのだ。
好みを押し付けるが、そうすれば、メロディック・ハードファンにも十分アピールする。