メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

Blackmore's NightのVillage Lanterne

2006-01-28 16:05:07 | メロディック・ハード
Blackmore's Nightの5作目、Village Lanterneが発売された。
聴き込むほどに素晴らしさが実感されるよっ!
発売元はさておき、今までと変わらぬブラナイ節が展開される。
前作の『Ghoast Of Rose』よりさらに1段進んでストラトを使用している。

1聴して感じたのは、キャンディスの歌唱力の向上だ。
新作を出すごとに表現が豊かになって、儚さ、哀愁さも歌い分けられるようになってきている。
近作はそれに余裕が加わった。貫禄と言ってもいい。今までいっぱいいっぱいだった表現を、さらりとこなしているのだ。
精神的な安定からなのか、年齢的なものなのか、各地でライブをこなした実績からなのかは不明だが、“歌姫”としての素養を自らの手でもうひとつ加えたのだ!

サウンドは、全体的にシンフォニックになったようだ。
背景に効果的に流れる壮大なシンセが心地いい。
1回目には「何も変わってない」と感じたが、2回目、3回目と繰り返すと、シンフォニックなサウンドに乗ってストラトがリフを刻む3曲目の軽快な“I Guess It Doesn't Matter Anymore”がいい!
歌に乗せるギターソロやフレーズは、まさにリッチーならでは!

続く4曲目“The Messenger”は、アコギのソロで、3曲目の後だからか、心地よく入れる。
6曲目“Fareie Queen”はキャンディスの美声が楽しめる。後半の街中に出たような陽気さとの対比がいい。
7曲目“St.Teresa”完全なるRock!キャンディス、うまいじゃないの!
中世音楽といっても、ネオクラシカルでなく、トラッド系の音を取り入れ、70年代風にしてシンフォニックにアレンジしている。

そして、9曲目には、来日公演でも披露してくれたMond Tanz~Chald In Timeのメドレーが。
原曲のままでは能がないと思ったためか、Mond Tanzは中世風シンフォニックにアレンジされてておもしろい。スキャットの部分はボリュームを上げて聴くべき。Sister Of The Moonのお姉さま達の歌声は美しい~っ!!

前作の延長線上にあるようだ。
大いなるマンネリと揶揄されようが、Blackmore's Nightはこうでなくちゃ!
中世音楽の風と空気と魂を運んでくれる。民衆レベルで。。
バラエティ豊かになって聴きやすく、素晴らしいアルバムだ。

他にもいっぱい感じたことがあるが、キリがないのでこの辺で。
いずれ本館にちゃんとしたレビューを書く予定です。

腰が死にそうに痛い~~!!

2006-01-28 12:06:31 | Weblog
今までも朝起きると痛かった腰が、大変なことになった。

木曜日の朝、いつもの痛みを抱えながら起き、軽くネットし、家事をこなした。
いつもなら、ここでたいていの場合痛みが軽減する。
が、この日は痛いまんまだった。
動作はどうしても鈍くなる。
けれど、許容範囲と判断し、仕事に向かった。

私の仕事は、主に端末入力と、プリンタから打ち出された入力されたものと資料の照らし合わせだ。
端末の前に資料を置いて入力するので、どうしてもキーボードが手元から遠くなる。
ノートPCを使う時は、数字のキーが遠くなるので、さらに大変だ。
資料の照らし合わせは、A3の大きな紙とB4の紙の束を、マーカーを引きながらチェックする。
場所を取るので、どうしても右に左にと腰と頭を振りながらでないとできない。
また、常に時間に追われているので、根を詰めて休みなくこなさないと終わらない。

こんなことなので、腰痛が時間が過ぎるに従ってどんどん悪化し、昼休みには、椅子にじっと座っているのが苦痛になった。
これじゃ、集中力も途切れるし、仕事にならないと、上司に「帰りたい」とお願いした。
上司も帰したいのはやまやまだったんだろう。が、忙しいのでひとつだけ仕事をしてから帰ってと言った。
帰りたい一心で、1時間で仕上げた。かなり無理をした。

その頃には、背筋を常に伸ばさないと歩けないようになっていた。帰りの挨拶も、首を傾けるだけ。なんとも情けない~。

家に着いてはみたものの、寝るにしても痛くてじっと横になれない。
これでは困ったと、整体に電話して、緊急で診てもらうことにした。

ここがまた遠いのよね~、自転車で15分だけど。
鍼を打ってもらい、マッサージを受けた。
鍼を打ってもらっている間、横向きでじっとしているのも辛い。
けれど、これで治ると我慢したのよね、がんばっちゃいました。

弱々しくチャリこいで、やっと家に辿り着き、また横になったけどダメ。
関節痛の薬「アンメルシン」があると息子が言い出し、これだ!と飲んだけど、一向に効果が出ない。

なんでこんなに痛いの??陣痛の苦しみのようだ。腰が割れそう。
ダンナのケータイにメールし、早く帰ってくるように要請した。

ダンナが帰ってきて、朝作っておいたおかずや、前日の残りやらで食事の用意をしてくれた。
が、私は食事をする体勢も大変で、軽く食べるだけで終わりにした。こんなに痛いのなら、食べない方がいい!!

お風呂に入ると楽というので、入ってみたら、腰が確かに軽くなった!
が、体を拭いたり下着を身に着けたりが大変。何回も入るのは無理だ。
温めればいいのかと、腰にホットカイロ貼ってみたが、どうにもダメ。

ここで思い出したのが、スポーツ選手の痛み止めの注射!!
そうだ、もう最後の手段として、痛み止めの注射だ!!
それしかない!!

ダンナに緊急で痛み止め注射をしてくれる病院を電話で探してもらった。
夏に手術を受けたT病院では、生憎外科の先生しかいなかった。痛み止めの座薬ならできるけど、注射は無理なのだ。しかもアンメルシンと同じ成分の座薬らしい。う~ん、効果があるとは思えないなぁ。やっぱり注射だ!
それがわかったせいか、ダンナは電話で他の病院に「整形外科の先生は詰めてますでしょうか」という聞き方をした。
すると、2ヶ所は「今オペ中です」という返事だった。
ダンナは他の病院を当たると言い、整形外科がいるという、脳外科や小さな病院にまで電話を始めた。むろんダメ。
「オペ中というのは、やんわりと断っているんだよ。もういいよ、T病院の座薬を受ける。もう電話しないで」
私が痛みに耐えかねて懇願しても、まだ電話を続けている。
デスクワークでの姿勢が悪いとか、椅子が悪いとか言っている。もう、余計なことは言わないで早くしてよ!

結局電話は小1時間かかってしまっていた。
初めのT病院に決めた。
その間私は、七転八倒し、うめき続けていた。

T病院では、すぐに診察してくれた。普通は緊急は受けないが、夏に手術したのが利いたのだろう。
レントゲンを取り、しびれのきている太ももに触っている感触があるかどうか確認し、座薬の処置をしてくれた。
30分後に効いてくるでしょうという。
はぁ~、まだあと30分我慢するのかぁ。
果てしなく長い時間が恨めしく思えて仕方ない。
歩くのだって、車に乗るのだって、決死の覚悟なんだぞっ!!

それからは、時計とにらめっこ。
まだ30分経たないのかとか、30分経ってもまだ効かないぞとか。
結局40分経ったところで痛みから解放され、眠りに落ちた。

「仕事はどうなっているのだろうか」「クレームが出なければいいけれど」と心配しつつもぐっすり眠れた。
朝になって、びっくりするほど痛みが取れ、むしろいつもより軽いくらいだ。
おおっ、座薬の効果!!
痛み止めってありがたいなぁ~。
すっかり薬万歳になってしまった朝だった。


結局診断名は何だったのかと言うと。。
ただの『筋肉痛』ですって!!
筋肉痛じゃ死なないよね。^^;

Flower Kingsの来日希望の署名

2006-01-24 21:36:21 | メロディック・ハード
Flower Kingsの来日を希望する署名が始まりました。
フラキン来て~~♪と同意される方は、どうか下記のリンク先へ行って、署名をしてください。
お願いいたします。

 

リンク先にも書いてある通り、1999年の初来日には、興行的に振るわなかったので、2回目の来日はむずかしいとされております。
が、署名が集めて直談判すれば来日が決定するかも知れません。
私自身がフラキンを知ったのが2001年か2002年だったので、このままライブを体感できずに終わるのはとっても残念です。
ロイネのギターをナマで楽しみたいのです。
少しでも賛同してくださるのなら、どうか署名をお願いいたします。<(_ _)>

EdguyのRocket Ride

2006-01-22 15:23:08 | メロディック・ハード
ジャーマン・メロディック・パワー・メタルのEdguyの7作目。
前作の「Hellfire Club」が大変な傑作だったので、期待を込めて発売を待っていた。

う~~ん、作風が変わってしまっているような。。
前作にあった、静と動の見事な対比は、曲によっては残っているものの、きっちりと作り込まれたシンフォニックな格調の高さがなくなっていた。
身を刺すほどの緊張感も薄れていた。

前作が売れてワールドワイドになった代償として、アメリカでも受け入れられるような作品を作ったということだ。
LAメタルの影響を受けた曲もみられ、Edguyの特徴であった大仰なロックオペラのような壮大なファンタジーが減ったのは、とっても残念だ。
プロデューサーがHeavens Gateのサシャ・ピートであることに、過度の期待を持ったこともある。

とはいえ、水準は遥かにクリアしている。前作が素晴らしすぎただけだ。
もうちょっと頭を冷やさなければ、客観的なレビューは書けそうにない。
っていうか、「Hellfire Club」のレビューを書かねば。

『加地蔵さん&大明神』?

2006-01-21 15:04:45 | 中村 俊輔
サンスポに『G大阪、『大黒様』の次は『加地蔵さん&大明神』?』の見出しがあった。
大黒がグルノーブルへ移籍した後、新たな目玉として加地と明神を抜擢したというのだ。

おお~、そんなにまでしてゲンを担ぎたいのかぁ。
それにしても、加地が地蔵とは小者だぁ~~、と笑ってしまった。

ガンバは宮本が一番人気らしい。
宮司。。

セルティック-キルマーノック戦(指輪にキス)

2006-01-15 13:16:15 | 中村 俊輔
未明に行われた、SPLのセルティック-キルマーノック戦での俊輔のプレーは最高だった。

開始3分で得たFKを右スミに蹴りこみ、もう必勝ムード。
50年間ホームのセルティックパークではキルマーノックに負け知らずという、ゲンのいい試合会場であり、前試合での負けを引きずっているのでは?の不安を一蹴で払拭した。

このFKが決まった時、俊輔は左手の指輪にキスをし、拳を振り上げ、同僚に抱き抱えられた!
“俊輔が指輪にキスするなんて。。”
今までのシャイな俊輔からは想像できない、堂々たるパフォーマンス。
そこには、もう1段階一皮むけて、より逞しくなった青年がいた。
そして、自分のやりたいプレーをすることの他に、観客に対して“楽しませる”“一緒に喜びを分かち合う”一体感を感じた。
まるで外国人のようだ。

観客席に、奥妻と愛息がいたせいもあるのだろうが、アピールがサマになっていて、もんのすごくセクシーだったんだよ~、これが!
私は、男性が人目を気にせずに、愛情表現するのが大好きなのだ。
たとえ、それが奥様に対してであっても、カッコ良くてクラクラする。
俊輔には全然そんなつもりはないのだろうが、オトコの色気オーラが全開だった。

俊輔には、プレーで魅せられていたが、今回は得点GETのパフォーマンスで魅せられた。
もしや、得点すると、毎回この『指輪キス』パフォーマンスが見られるのかな?
ってことで、こうなったら、毎試合得点を期待してしまうのだ。
ネットで動画をGETしたし、今日の得点シーンを見てにまにまして、幸せな気分になっている。
うれしいな♪
これまで以上に応援しちゃう♪♪

あっ、その後のプレー、展開力、運動量、相手をかわす動き、守備等、キルマーノック戦は非常に良かったです。(取ってつけのような。。^^;)
MOMばんざ~~いっ!!

Dragon ForceのInhuman Rampage

2006-01-13 22:31:29 | メロディック・ハード
英国が誇るメロディック・ハード、Dragon Forceの3作目。
今回は、めっちゃ速い!疾走曲が並ぶ。

1曲目をスタートした時から、まるで早送りのように速いドラムスとベースライン、いや、リフだって負けてないぞ、「こんなに速く弾けちゃいます」とひけらかすかのように、弾きまくる。
いやぁ~、まさに早送り。笑っちゃいます。
最初は、疾走曲の連続で、いつまで続くと唖然としてましたが、ずっとでしたぁ。^^;

バスドラがあまり鳴らず、ベースも弱め。
テクニカル志向なので、より一層速さが強調される。
デイヴ・マッキントッシュのドラムスの音がヘタすると繋がって聴こえる。いいのか?あり得ないぞ。

メンバーそれぞれテクニカルだが、一本調子で眠くなる。
ボーカルの声だって、好みなのに、哀愁のかけらもなくて惜しい。
日本人にゃ、泣きのギターや感情移入の歌メロが必要なのさ。
ミディアムテンポがあってこそ、疾走曲が際立つってもんだ。

まぁ、テンポのことは置いといておこう。
7分台の曲が揃い、力を注いでいるのがわかるが、いささか冗長気味でコンパクトにまとめた方がいい。
長いのなら、間にスローパートを1分くらい挟んだ方がいい。

ハーマン・リとサム・トットマンのツインギターは、歌メロでは高速リフを鳴らし、ソロではリフとリードに分かれる。
リードはハーマン・リが弾いているのか、ハーモニクスを使ったりして恐ろしく速いのにテクニカルだ。
時折使われるツインギターは、一糸乱れぬ高速ツイン。
何が何だかわからないけど、すごいぞ!!

ZPサートは、Evil Masqueradeのヘンリク・ブロックマンのような細めの声だ。どっちが有名なのかわからないが。
人によっては最高かも知れないけれど、私は疾走曲を半分に減らして、スローやミディアムテンポの曲を増やしてほしい。
テクニカルで適度にシンフォニックで、好きな部類の音だから。

これなら、ファーストのValley of the Damnedの方がいいな。
それでも後半がキャッチーだから89点ってところ。

高校サッカー 決勝の感想

2006-01-09 23:30:32 | 中村 俊輔
まずは、野洲に「優勝おめでとう」と言いたい。
2-1で延長戦を制して野洲が優勝したが、勝負に勝っても試合は鹿児島実業の流れだった。
それを野洲のものにしたのは、DF陣の集中した守備によるものである。
体や足を入れて、シュートコースをことごとく潰していた。

攻撃は鹿児島に軍杯が上がる。シュートの数も、ゴール前でボールを持つ時間も長かった。
が、最後まであきらめずに守る野洲のDFの前ではゴールを奪えなかった。。それがすべてである。

反対に野洲は数少ないチャンスをものにした。
運が向いていたと言えるかも知れない。
私は正直、優勝するのは鹿児島だと思った。

野洲の個人技を生かしたプレー見ていておもしろかった。
サイドへ出せ!と思った場面ではきちんとサイドに出していた。
ヒールキック、フェイントを織り交ぜ、自分とボールとの距離を保ってキープする姿は頼もしかった。
昨日も書いたが、野洲のサッカーが浸透すれば、身体能力に劣る小柄な選手は活路を見出すことができる。
フィジカルがなくても活躍できるとわかれば、練習への取り組み方が変わるだろう。
技術と集中力と走力で、力をねじ伏せることができる。-痛快だ。
良いところを伸ばす指導法が実ったのである。

青木は足が速くて、トップスピードに乗るのが早い。体のキレでドリブルで抜け出せる。昨年の星陵の本田のようだ。
Jに入ったら、足の速さを生かして右サイドか、ポストプレーヤーのいるチームの受け手にいいと思った。
その点、千葉は巻がいるので最適。
デビューは早いかも。今後の活躍が楽しみだ。

高校サッカー 準決勝の感想

2006-01-07 22:31:48 | 中村 俊輔
全国高校サッカー選手権の準決勝、野洲-多々良学園を見た。

両校とも攻撃が持ち味とあって、攻撃に形があっておもしろかった。
野洲は右サイドからのクロスを放り込み、ゴール前で競って点を入れるタイプ。
サイドを駆け上がるのではなく、中盤は真ん中で形を作り、右サイドへ出す。
右へ出す分攻撃が遅くなって、ゴール前のDFが増えるが、正確なクロスによって、確実にチャンスメイクしていた。

千葉入りが内定しているFW青木はその中でも目を引いた。
この日は残念ながらポストを叩いて得点できなかったが、1対1で負けない強さと、DFを置き去りにするキレがあった。
それと、ポジショニングが的確でよくフリーになっていた。
強さとセンスを感じた。

チームの戦術はユニークだ。
ヒールキックやワンツーを駆使し、個人能力が高い。ボール扱いがうまかった。
まるで俊輔の個人技を一回り小さくしたプレーが続出し、今までの高校サッカーにない創造力を感じさせた。

対する多々良学園は力強い。シンプルな組み立てで前へ前へとボールを回し、FWのハウバード・ダンや平本へつないでシュートをする。
リズムは多々良学園の方が良く、FWに当たりが出れば勝てそうだった。フィジカルは断然多々良のFWが有利だった。
が、個人技頼りのサッカーは、見ていて残念な場面もあった。
左サイドにフリーな選手がいるのに、中央からの攻撃に終始し、変化に乏しかった。
これが野洲のDFの集中力ある守りに阻まれ、最後までゴールネットを揺らせなかった。

象徴的なのは、ラスト10分。
野洲はDF3人をゴール前に1列に並べ、3人で囲むようにディフェンスしていた。
ボールは支配されても、最後の壁はこじ開けられない。
固い守りの戦術だった。
そればかりか、野洲はロスタイムはコーナー近くでボールを回し、ずる賢く時間を稼いでいた。
高校サッカーがこんなことするなんて正々堂々としていないなと思ったが、ヨーロッパサッカーが簡単に見られるようになった環境面の整備が、今までにないサッカーを見せたのであるから、やむを得ないのだろう。
よく言えば冷静だ。勝利に徹している。
勝負に割り切りも必要なのだろう。

野洲にはサイドへのパス出しの遅さを感じ、高校サッカーのレベルと痛感してしまったが、細かくつなぐサッカー、創造溢れるプレー、ダイレクトパスだけじゃなくボールを止めるが、DFをかわす動きが新鮮だった。
このサッカーの完成度が高まれば、ブラジルのようにスピーディーになれば、とてつもなく可能性を秘めたチームになる。
突出した選手がいないが、平均化している。
日本チームの方向性を示されたような気がした。

1-0で勝った野洲は、決勝は鹿児島実業との対戦。
優勝して注目されればおもしろいなと思ってしまった。

Bad HabitのAdult Orientation

2006-01-07 21:08:37 | メロディック・ハード
スウェーデンのHRバンドの1996年の作品。
最近、9年ぶりの新作『Here Say』も発売されている。

ひとつ前のブログに書いた「Last Autumn's Dream」とかぶる。
80年代の盛んにMTVに流れていたRockやPopsを彷彿させながらも、さらに1歩進んで美しいメロディラインとコーラスを鳴り響かせている。
それはBon Jobi、スレイド、Quiet Riot、Jガイルズバンド、REOスピードワゴン等のROCKにリック・スプリングフィールド、ケニー・ロギンスのPOPさを加え、仕上げにMr.ミスター、ティアーズ・フォー・フィアーズのAORを振りかけたって感じだろうか。
Turn Backの頃のTOTOにも似てる。(Live For Todayとか)

Rockとしては軽め、明るさもあるが、洒落た感覚が魅力的だ。
びっくりするのは、アルバムを通してどの曲も水準が高く、捨て曲がないことだ。
POP感覚で最後まで押し通すのではなく、どこかにマイナー調を取り入れ、切ない気分にもしてくれる。
能天気に明るいだけじゃ満足しない日本人に合っている。
「Last Autumn's Dream」ほどは懐かしくないかな。

このバンドの最大の長所はボーカルの声だ。
爽やかで突き抜けている。
西海岸のようにカラッとしている。
何だかプロデュースがロン・ネヴィソンのようだ。
確か、以前もそんな感想を北欧のバンドに持ったことがある。
最近じゃ、これが北欧の持ち味なんだろうか。

80年代前半に聴いていた音楽をすべて肯定してくれる、素晴らしいアルバムだ。
ラストのFoeverはSearch Is Over(Survivor)かFoolin' Myself(Eric Carmen)にも似て例えようもなく美しい。