メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

AndromedaのExtension Of The Wish

2005-08-31 18:27:56 | メロディック・ハード
北欧のプログメタル、Andromedaのファーストである『Extension Of The Wish』を聴いてみた。
すでにセカンドの『ⅠⅠ=Ⅰ』は聴いている。
とってもテクニカルで洗練されている。

ファーストだともっとメタルしていた。
ギターソロでガンガン弾きまくっているのがいい。それでいて、メロディはキャッチー。北欧らしい透明感のある美しい音。リフにしてもそれほど歪んでいない。
ギターは印象的なフレーズを奏で、歌メロとギターソロをそれぞれ交互に楽しめる。
本当にこれがデビューアルバムだろうかと思う程完成されている。
ポストDream Theater王道を継承しているが、ギターフレーズが斬新で聴き飽きない。
ドラムスとベースもテクニカルで、変リズムを難なくこなしている。
変リズムでありながらメロディアス。音を詰め込み過ぎてもいない。

ボーカリストがやや線が細く、もっと絶唱できたらなお素晴らしい。
高い水準にある、素晴らしいアルバムだ。

サイクロン掃除機

2005-08-31 14:54:50 | Weblog
9年間使っていた掃除機がいきなり壊れた。
電源を入れても、ウンともスンともいわない。
仕方なく、近くのJへ買いに行った。感謝デーで5%オフなのがうれしいね。

出かけ間際に息子から「サイクロンにするの?」と刷り込まれた。
サイクロンかぁ。安ければね。

見たら、2万円を切っていた。
東芝とサンヨーだ。
東芝はデザインが悪かった。
しかも、うちの洗濯機はサンヨー製で、16年経つのに元気に動いている。
三菱の普通機の紙パック使用は良さそうだが、ここはサイクロンだろう。

いろいろと悩んだが、最後は息子の一言が決め手となった。

使ってみたら、音はうるさいものの、よく吸い込んだ。
ゴミ捨てがメンドーだが、ティッシュを挟むとフィルターに汚れがつかず、簡単にお手入れできるのもわかった。
kakaku.comによると、今はオープン価格だが、以前は40000円したのがわかった。

ということで、下調べがなく、慌てて購入した割にはいいものが買えて満足だ。
今後は、それこそいつ壊れてもおかしくない洗濯機のために、どの機種をいくらくらいで買えればおトクなのか、調べておこう。

海辺のカフカ→ウミベノカフカ→ウイデモカクカ

2005-08-28 12:35:24 | Weblog
村上春樹氏の「海辺のカフカ」を読んでみた。
話題になったことあったし、書店の“大人になってからでもいいが、15歳の時点で一度お読みするのがお勧め”とあったので、16歳の息子に読ませるのもいいかもと思ったからだ。

内容は。。う~ん、出てくるファッションとか音楽とか、古い時代のものばかりで、私ならわかるけど、息子には到底理解できないだろうと思った。私の年代でも古いと思われる。作者の趣味なんだろう。

まず、この趣味の部分に引っかかって、素直に読めない。
書物の引用にしても、「このくらい読んでおけ」みたいな作者の希望というか脅迫を感じて、知らないことが悪いことのような引け目を感じてしまった。

普通、小説を読み終わったあとは、説明部分があっととしても、「そうなんだぁ~」と教わるような素直な気持ちで読み進み、読み終わったあとは知識が増えたため、自分が頭が良くなったような、軽い満足感を覚える。
が、「海辺のカフカ」では、引用部分を知らないといけないような難解さを持っている。一瞬シェークスピアを読んでみるかと思うが、思っただけで終わってしまう。
それはきっと、引用部分が物語の内容とうまくリンクされていないからだと思う。引用部分を知らなくても、物語を進めていけるのだ。
その引用に対する“無意味さ”が、私には作者の“脅迫”と映ってしまうのだ。
ない方がすっきりしていて良かった。


それらの装飾部分を取り除けば、なかなかに興味深い小説だった。
あり得ない設定、ありえない内容にもかかわらず、先を急いで読んでしまった。
そんな人物なんて絶対にいないと思いながらも、一見社会との関わりを持たない登場人物達の根底に、人に対する親切心、謙虚さが見られ、先の展開を心配しながら見守りたかったからだ。
時空にからめとられてしまった人たちの結末には納得できなかったが。

また、ホシノさんの言葉にあるように、私もまたナカタさんの存在や一風変わった話し方に好意を持ち、このようなしがらみのない生き方に惹かれたのかも知れない。

本筋は、カフカ少年の自分の忌まわしい過去と予言から決別するための、苦しみと葛藤、そして成長の物語なんだろうと思う。
私はその筋を追いながらも、なぜか共感は持てなかった。
それは、少年の判断力、洞察力、知識等が、この15歳の時点で私を上回っていたからだと思う。
私は淡々と違和感を感じながら少年の行為を追っていただけに過ぎない。
さらに、カフカ少年と大島少年との会話は、遥かに私の知的レベルを飛び越え、異次元の会話のように思えた。
そして何だか、実体がないのだ。

物語の中にも実体のない時間帯や異次元社会が登場する。
つまりは、この小説自体に実体がないんじゃなかと思う。

性の描写が多いのが気になったが、これは“実体感”を持たせるためのものとして、作者が意図的に組み込んだのでなはいかと勘ぐってしまう。
う~ん、悪くはないけど、むしろいいんだろうけど。。不思議な作品だ。


16歳の息子は、お笑い番組を見て笑っている。
その年齢の少年とは、そんなもんなんだ。

赤川次郎作品って

2005-08-25 12:48:05 | Weblog
「ローレライは口笛で」を読んだ。
う~ん、全然良くない。

なぜローレライの口笛を吹くのかがわからずじまいだし、犯人の設定に無理がある。
謎解きも、こじつけ説明のようで、説得力がない。
偶然が絡む要素も多く、「なぜ?」がたくさん生じてしまった。
さらに事件を引き起こす必然性が感じられないのだ。
また、途中で犯人がわかってしまったし、もう一人の犯人の関連性も希薄だ。

他の赤川作品にも感じることだが、全体的に軽すぎる。
会話の流れは楽しいのだが、それだけだ。後には何も残らないし、作品について深く考えることもないから、漠然とした「腑に落ちなさ」が残るだけ。
ただの時間潰し。
彼の作品ってこんなだっけ?

夢見

2005-08-08 06:19:24 | Weblog
夢を見ていた。
渋谷かどこか、街中を歩いていた。
今度の休みはどこに出かけようかと考えた所で目が覚めた。

病院のベッドの上だった。

病院内では、体が回復してきたし、面会に来てくれる友人が多いので、日常と変わらず過ごしていると感じていた。
ネットができず、仕事しないだけだと。
が、違うのだ。今更だが、外部との完全なるシャットダウン。
情報は集められても、実体を伴わない。

ここは皆が気遣ってくれてオブラートにくるまれたようにストレスがない。
逃げ込みにも最適なかりそめ・異次元空間。特殊だ。

それを生温い・甘やかしと非難することもなかろう。
今だけ余暇をたっぷりと享受してやる。

入院って

2005-08-05 12:41:52 | Weblog
結構快適だ。
ただ今入院5日目。手術が無事終わり、食事もできるようになった。
病室ではメールは自由なので、あちこち打ちまくっている。
友達ができたので、寂しい思いはしないし、テレビも音楽も視聴し放題。
時間になれば食事が出るし、毎日きちんと掃除してくれる。
開腹手術が所以のお腹の痛みと退屈さは仕方ないが、こんなに毎日のんびりしていいのかと思う。軽い自責の念。
しか~し、回復するために入院したんだから、ゆったりしようっと。その方が早く治るよね♪