メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

Tarja の What Lies Beneath

2010-10-31 13:21:05 | メロディック・ハード
ノルウェーの元Nightwishの歌姫、Tarja Turunenのセカンド。
相変わらずのぴんと張り詰めた美声を聴かせてくれる。

1曲目の“Anteroom of Death”は、オーケストラのチューニングから始まり、チェンバロの音色に導かれてヘヴィーなメタルサウンドが始まる。
クラシカルであり、ア・カペラ・バンドのVan Cantoのゲスト参加もあって、かなり変わっている。
ヘタするとキワモノ。
慣れると、独自のクラシックを基調としたメタルが心地いい。

2曲目の“Until My Last Breath”は、これまでのTarjaのサウンド。
3曲目の“Dark Star”は、Phill Labonteとデュエットしている。

私が気に入ったのは、4曲目のバラードナンバー、“Underneath”だ。
美声で高らかにフックのある歌メロを歌い切る。
わかりやすいし、キャッチーで感動的だ。

8曲目の“Falling Awake”は、その中でもとっつきやすい。
シンフォニックなオーケストレーションを土台に、重低音のリフを重ね、Tarjaの歌声が素直に響く。
ギターソロも中間部にあって、普通のシンフォニックなメタルになっている。
ちなみに、シングルカットされている。


曲によってはダークであり、美しいだけじゃない。
シンプルなリフも多くなっている。
重低音は、倍増されている。
しかも荘厳で神秘的で妖しい魅力はそのまま。
オペラのように、高音で押しまくるボーカルスタイルなのに、サウンドが暗黒だしクワイアを多用しているから、闇に堕ちるような迫力を感じさせる。
この孤高な気高さは、Tarjaだけが持ちうる魅力だ。
緊迫感がたまらない。

間違ってしまうと、狂気と裏表だろうが、私は好きだ。

Blackmore's Night の Autumn Sky

2010-10-16 14:41:42 | メロディック・ハード
中世的でトラッドな独自の世界観を具現化する、Blackmore's Nightの8作目。
前作の『Secret Voyage』も今までの集大成だと思ったが、こちらはさらにいい所だけを集めた集大成となっている。
今年の5月27日に、彼らの待望の長女が生まれている。
本作は、それを記念するアルバムだ。
ちなみに、彼女の名前は「Autumn」(初夏生まれなのに?)


1曲目の“Highland”は、スウェーデンのOne More Timeのカバー。
彼らにしては珍しく、シンフォニックでゆったりとして明るめ。アイリッシュも感じる。
むしろルネッサンスのアニー・ハズラムに歌わせたい。絶対似合うはずだ。
この曲のせいか、『Autumn Sky』は、全体的に優しく、ゆったりしていて、リラックスして聴ける。
キャンディスの表情豊かなボーカルもいい。

3曲目の“Journey Man”で、リッチーはストラトを弾いている。
相変わらずの、低音が続くと思ったらぱっと高音を弾いたり、タメのある弾き方でうれしい。
これも、スウェーデンのNordmanというバンドのカバー。

4曲目の“Believe In Me”もシンフォニックなナンバー。バラード仕立てだ。
素直な作品で、感動できる。

7曲目の“Celluloide Heroes”は、Kinksのカバー。
原曲は知らないが、キャンディスが切々と歌っているのに好感が持てる。
キャッチーで聴きやすく、ノスタルジックな雰囲気が優しい。
1曲目の“Highland”と並んで好きな曲だ。

8曲目の“Keeper Of The Flame”は、HRとトラッド音楽の融合のような曲。
それも、よくある重低音リフやドラムスを利かすのではなく、トラッド音楽にストラトのリフを加えたり、ちょっとリズムを増強したりと、あくまでもブラナイ流の範囲内に収まっている。

13曲目の“Dance Of The Darkness”は、12曲目の“Darkness”の2倍速。
同じ曲をリズムを変え、アレンジを変えて聴かせる趣向はおもしろい。
祭りで使われる演奏方法というが、同じフレーズの繰り返しは、日本のお祭りである「お会式」をも思い起こさせる。
あれだって、演奏と踊りの一種だろう。掛け合いだってあるし。


アコースティックなナンバーや、古楽器、民族楽器を多用しているのは、これまでと同じ。
感想も今までと同じで、彼らがいいのならいい。いや、彼らがいいものはいい。
何ら変わることはない。
この変わらなさが、Blackmore's NightのBlackmore's Nightたる所以だ。

アキレス腱を柔らかくするストレッチ

2010-10-10 21:20:15 | バレー
アキレス腱を断裂して以来、ジャンプ力が出ません。
それではバレーに差し触るので、整体へ行き、ジャンプ力を増してきました。

家でもストレッチをして、筋肉をほぐしておけと言われたので、ここにその方法を書いておきます。


①床に座布団の二つ折りを置いておく。
椅子に座り、踵を床につけ、足の指の下の膨らんでいる部分を座布団に乗せる。
乗せた部分をそのまま下に押しつける。
その際、踵は上げない。足の指は丸めない。足は前に投げ出さない。
背筋を伸ばし、顔は正面を向く。
だいたい1回に5秒押しつけ、終わるとさっと力を抜く。

②座った姿勢。膝は多少開いていていい。
踵を上げ、片方の膝を外側に開く。
開き過ぎないくらいで、手で外から内側に向けて力いっぱい押す。(前に押し気味)
足は押す力に負けないように押し返す。
踵は内側に向けて行く。
5秒やって、終わるとさっさと力を抜く。

これらを左右数セット実行!


さらに、肩を柔らかくするストレッチも。

胸の前で、両肘を付ける。下がらないように。
それを左右に動かす。

背中で両手を合わせて組み、上に上げていく。
あまり上がらない時は、肩を片方ずつ開いてみる。
すると上がるようになる。


どれも、ゆっくりと少しずつ動かす。
急いで動かすのはNG。