アキレス腱断裂手術後70日目。
この日は、超音波の装置が別の人に使われてて、なかなか使えなかった。
仕事に戻る時間の制限もあるため、理学療法士によるマッサージがなくなってしまった。
リハビリ室が混んでいたこともある。
時にはそんなこともあるだろう。
ところで、両方の踵を上げてから、ケガをしてない左足を前に踏み出すリハビリは、1週間の間にかなりできるようになった。
私の中に、「これがマスターできないとリハビリに行けない!」
との危機感があったため、何が何でもとがんばったからだ。
人間必要があれば、何とでもなる。
マッサージクリームも新たに買った。
それならばと、踵を上げたまま膝を曲げて歩けるかと聞かれた。
うん、できる。普通にするよりも歩きやすい。
が、膝をまっすぐにだと、つま先だけに力がかかって歩けない。
まだまだだ。
片足スクワットをやってみたら、意外にもできた。
片足スクワットができるとジョギング開始なんだそうだ。
予定では来週から。
だが、安心してはいけない。
リハビリの日は確かに片足スクワットができたのに、家でやってみると痛くてできない。
超音波療法後限定なのだろうか?
体操も柔軟も、サーブもできると言われた。
簡単な運動だったらそろそろやってもいいと言われたが。。夢中になるとつい体が動いて無茶してしまいそうだ。
やめとこう。
一瞬のやりたい気持ちが、一生のやれない気持ちになりたくない。
エアロバイクは、90W。
最後の5分だけ100Wにしてみた。
まぁ、がんばればできる。息もそれほど上がらない。
消費カロリー 165.4Kcal。
毎秒 5.5Kcal。
その後の昼食が進んだのは、言うまでもない。
まず感じたのが、マイケルは50歳になっても全盛期だってこと。
声はよく出ていた。
リズム感は抜群だし、音程のふらつきもない。
マイケルはもう歌えないなんてのは、全くのデマだ。
しかも、あのダンス!
超一流のバックダンサー達を控えておきながら、マイケルのダンスは群を抜いていた。
立ってるだけでサマになる。美しい。
激しいダンスをしながら、きちんと歌える!これだけで驚異だ。
なのに、少しでも改善点をみつけると、納得するまで修正する。
飽くなき探究者!
舞台演出、音楽演出の双方の監督だった。
テンポ、曲のイメージ、余韻、ダンスの形、声量、照明、サウンドのバランス等、さまざまな面をマルチにチェックし、より良いものを作り出して行った。
しかも自分がメインで出演していながら。
すごい集中力だ。
これはもう、神業としか言いようがない。
Jackson5の“I'll Be There”では、その詩を考えると感動して涙した。
すでにいないマイケルではあるが、想えば心の中に常に存在してるんだなと。
マイケルは、リハーサルの時に何を想って歌ったんだろう?
スクリーンに映される映像にも凝りまくり、楽しませようという気持ちが強く伝わってきた。
彼がなかなかライブを行わなかったのは、声のせいでなく、ステージングが膨大なものになるからだと納得した。
個人的には、ブロンドの女性ギタリストのオリアンティに目が奪われた。
エディ・ヴァン・ヘイレンのライトハンド奏法やギターの音圧が素晴らしい。
チョーキングにも冴えを見せ、指の力が強いのを感じた。
6弦が指板の半分まで達しているじゃない!!
アームはぶら下がってて全然使用してなかった心意気がまたいい!
ビジュアルにも恵まれてる。彼女のデビューアルバムを買っちゃおうという気になった。
タイトルの“This Is It”は、マイケルの言葉の中にあった。
今地球を守らなければ手遅れになる。今がその時だ。。
そんな言葉だった。
プロモビデオのような画像がアバターの映像と重なったが、メッセージはしっかりと受け止めた。
メタルをも取り込んだ幅広い音楽性、そして何よりも美しい彼の声質。
さすが万人に愛されるだけある。
アキレス腱断裂手術後63日目。
先週から変更したメニューで、自宅で毎日リハビリしてきた。
その効果があったのか、歩幅は普段とあまり変わらなくなった。
階段の下りがまだできない程度である。
とは言え、立ちあがったり、体の向きを変える時は、ケガしてない方の足から動作を始めるので、動きが緩慢だし遅いし危なっかしい。
とっさに動くことがまったくできない。
普通に歩くと、常に足首や足の裏がひきつって痛む。
しかも、普通に歩くために足の裏に力を入れなければならないので、見た目は普通でも裏では多大な努力を強いられている。背中をしゃんと伸ばしているしね。
う~~ん、涙ぐましい。。
さぁ~て、今週は、先週習ったリハビリのコースを自分でおさらいしてみた。
マッサージは、理学療法の先生にしてもらわなくてはならないけど、それ以外は自分でも楽勝だ!
でも、スクワットは上体を起こして背筋をまっすぐにとか、注意はされる。
見てないようで、ちゃんと見てるのね。
両方の踵を上げてから、ケガをしてない左足を前に踏み出すリハビリをした。
これが痛くてまだうまくできない。
「結局右足の蹴りがうまくいかないと歩けないんだ」
そんなこと言ったって、先生、痛いですぅ~~~。
ズルして、ちょっと上げてパッとすぐに踏み出してやってるうちに、コツをつかんでらしきモノができるようになった。
おっしゃぁ~~!!
次週のリハビリには、スムーズに“踵上げ踏み出し”ができるようになった私を披露することができるだろう。(の予定)
エアロバイクは、負荷を90Wに。
9分頃から汗が出る出る。
汗を拭きながらの走行となった。
インナータイプのヘッドフォンを落とさないようにだから、拭くのがむずかしい。
さすがに、もうこれ以上負荷を上げるのは無理だと悟った。
消費カロリー 161.3Kcal。
毎秒 5.4Kcal。
ご飯1膳分だそうです。栄養学的には2点分ね。
ついに、やっと固定装具が外れた~~っ!!
最近になっても、外出する時は必ず装着していた“足かせ”からついに解放された。
良かった~! これで身軽になったし、右足だけ5Eサイズ26cmじゃなくなった。
右足は軽くなったし、歩行の際のカチャカチャという音からも解放された。
ブーツを履くのは、来シーズンになってしまうが、
両方とも同じ靴が履けるのはうれしい。
では、簡単に歩けるようになったかと言えば、答えは“NO”だ。
固定装具を外した結果、足元がぐらつくようになったし、足首を支えていない不安から、足首に負担のかかる“歩幅”が出せない。
右足の蹴り出しができないので、リズム悪くよたよた歩くのは変わらない。
まぁ、整形外科の先生が、あと1ヶ月すれば普通に歩けると言ってくれたので、リハビリをサボることなく毎晩やって、じっくり回復を待つこととしよう。
今週で、リハビリの内容ががらりと変わった。
もうカーフストレッチはしない。
・超音波による患部マッサージ
・理学療法士による患部マッサージ
・バランスボールに座って片足立ち 30秒×3
・低反発クッションの上で片足立ち 30秒×3
・床に踵、壁につま先を掛けて押す 20回×3
・上記ので、膝を曲げながら 20回×3
・スクワット 20回×3
・踵上げ 20回×3
・エアロバイク 30分間
つまりは、これからはもっと積極的に患部に力を入れて、可動域を広げるってことだ。
家でも、超音波とエアロバイク以外は全部やる。
マッサージクリームは、早速買ってきたゼィ。
昨日もやってみたが、足首が前に曲がらないので、痛くてキツい。
踵をつけて片足立ちは簡単だが、踵を上げるとなると、全くできない。
困るのは、リハビリ後だと、よく曲がっているのですごく回復したように思えるが、朝起きた時とか、同じ姿勢を続けた後だと、2~3割曲がらなくなってしまうことだ。
まるで1ヶ月前に戻ったようで愕然とする。
とは言え、時期的に寒いのでそこは無理せず、ちょっとずつ体を動かして慣らすことにしている。
ホントに、“待つ”ことばかりだ。
信号がチカチカしてても、走って渡ることはできず、次の青を待ってストレス溜まるし。
早く治したいけど、こればっかりは仕方ないなぁ。
せいぜい、治ったらしたいことリストでも作って、春を指折り数えるとするか。
エアロバイクは、今週は負荷が85W。
消費カロリー152.3Kcal、毎分5Kcal。
息は上がらないが、汗がすごいので、それより上げないようにしようっと。
だって、その後すぐに出勤するんだもん。
が、ネオクラシカルだけでは括れない。
ステファン・リンドホルムは、イングウェイ・マルムスティーンをもろ彷彿させる、高速ハーモニック・マイナー・スケール。音圧もそのものだ。
中世時代の音階でギターソロをこれでもかと弾きまくる。
が、キーボードはどちらかというとプログレ・メタルで、時にシンフォニックに、時に薄っぺらにペラペラ弾く。
ベースは、ジャズテイストがあって、リズミカルというよりメロディアスに弾く。
ドラムスはテクニカルなメタルで、バスドラは重低音だが、スネアは軽め。プログレのドラマーの重低音を強くした感じ。
クレジット見たら、Flower Kingsのゾルタン・チョースだって。どおりで。
そして何よりも驚くのがヨラン・エドマン。
ご承知の通り、インギーのバンドでボーカリストを務めていた。
インギーがリッチーの息のかかったメンバーを多用したように、ステファンもヨランを使いたかったのか?と想像してしまうが、結果はそうはならない。
ヨランは、どちらかというと80年代LAメタルのように、明るく歌い上げる。
以上のメンバーが演奏しているのだから、バラバラな音楽なのかと思うが、そうはならずにうまく融合されているから驚きだ。
全体的に明るめのHRで、印象的なフレーズが耳に残る。
何よりもヨラン・エドマンが歌い始めると、ぱっとそこだけ演奏が引いて花道を用意する。
ヨランは居心地良さそうに高らかに堂々と熱唱する。
コレが心地いいんだな。
コーラスワークも絶妙だ。
もちろん、ステファンの高速ギターは驚きには違いない。
ただ、メロディアスじゃないから飽きてしまう。
ギターソロをバンドの一要素として留め、ヨランの歌をフューチャーしたVindictivのやり方は正しいと思う。(ピロピロキーボードはいらないが)
元At Vanceのオリバー・ハートマンが“Reach Out”“I'm Back Home”“The Sacrifice”の3曲で歌っている。
これが、デビッド・カバーディルに似ててなかなか良い。Avantasiaでは違う歌い方だったのに、器用なのね。
5曲目の“Venom”はマーク・ボールズのボーカルだし、変化をつけてておもしろい。
でも、ヨラン・エドマンの歌が一番だ!
ちなみに気に入ったのは、ヘヴィーでありながら緩急がある1曲目の“Modern World”、途中からどんどんキャッチーになる4曲目の“Golden Gate”あたりかな。
両方ともネオクラシカルっぽいや。
あと、マークの歌で5曲目の“Venom”。曲の展開とスピード感がいい。
アキレス腱断裂手術後49日目。
この日は、いつものジャグジーに10分浸かった後、患部の内部組織を柔らかくするということで、超音波治療器(写真)を使った。
仕組みは、シャワーヘッドのような電極に、クリームをたっぷり塗る。
それを傷口の周りに当てて、超音波を内部組織に通す。時間にして7分間。
最初はメントール入りのクリームのひんやり感があった。
超音波というからに、ビリビリするかと思ったが、意に反して何も起こらない。もしかしてピリピリしている?という程度だ。
効果は今のところ目に見えなかったが、きっと後々いいのだろう。
なんせ80万円だから。
超音波治療が終わったところで、いつものカーフストレッチだ。
気のせいか、治療後は足首が曲がる角度が出たみたい。
理学療法の先生が、どこが痛むかと確認してくれた。
指で押してみると、足首の一番細い部分から5cmほど上、突き刺すように内側も外側も同じくらい痛かった。押さなければ、ちっとも痛くないのに。
踵上げは、今週は無理なく上がっていた。
時間の経過ってありがたいね、徐々に進歩している。
だけど、聞かれる。
「左右どのくらいの配分で踵を上げてる?」
「う~ん、左右均等のつもりなんですが、うまくいかなくて。。」
まだまだ先は長い。
それに、歩く時に、悪い右足を外に開きながら回転させて歩いているのがバレた。
その方が、歩幅が出て早く歩けるからだ。
このまま悪いクセがつくといけないからと、矯正運動をした。
両足の踵を上げ、上げたまま悪い右足で蹴って左足を前に一歩踏み出す。
だけど、まだできない。痛いのだ。
それならと、初めから左足を前に出して立ち、前に後ろに体重移動してみた。
フラフラしながらも、できたので、腰もかがめてみた。
まるで軽いアキレス腱伸ばしだったが、その効果が出て、まともにまっすぐ歩けるようになった。
歩幅は、考えないようにしよう。。
エアロバイクは、今日は80Wの荷重に。
音楽を聴きながら、30分間。
よって消費カロリーは、143Kcal。
どうにか缶ビール1本分になったから、満足することにしよう。
今年から仕事に復帰した。
だから、今週は疲れたな~。11時前にも寝てしまった。
今までは、仕事と家事にプラスバレーもやってたんだよね。飲み会だって。
体力をつけなければ!