メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

2005-メロディックハード年間ベスト10

2005-12-31 08:36:59 | メロディック・ハード
2005年の年間ベスト10を発表いたします。
(こちらにも書いておこう)

1. Rainbow / Live In Munich 1977(DVD)
2. Blackmore's Night / Castle&Dreams(DVD)
3. Circus Maximum / The 1st Chapter
4. Kamelot / The Black Halo
5. Last Autumn's Dream / Winter In Paradise
6. Sentenced / Funeral Album
7. Leaves' Eye / Vinland Saga
8. Nocturnal Rites / Grand Illusion
9. Aquaria / Luxaeterna
10. Divinefire / Glory Thy Name

次点 Rusmus / Hide From The Sun
    Within Temptation / The Silent Force


1位と2位は言わずもがなですね。
リッチー大先生のDVDが終盤に立て続けに発表されて、もう何も言うことがありません。私が息絶えた時には、一緒に棺に入れてほしい~~。
ミュンヘンライブは、発売されたことが奇跡です。
リリースされた時点でもう1位確定!!年末は忙しくて、慌しい最中に聴くのはもったいなくて、まだ1回しか見てません。新年になったらじっくり見ようっと。
ブラナイは映像が繊細できれい。リッチーは実にいい年齢の重ね方をしていると思います。

3位は、入院中に盛んに聴いてました。Dream Theaterのパクリっぽいですが、細部まで凝っているし、声が最高。とっても心地よくなるんだなぁ~。
本家がコケた分、一層素晴らしかったです。

4位は今年を象徴するメロディック・ハードですね。完成度の高い創り込まれたサウンドに深い味わいがあります。これもよく聴きました。

5位は年末に駆け込みで入りました。メロディックでゆったりめなギターソロは美しいし、古くはビートルズ~80年代POPSに通じるきゅんとするようなメロディラインは秀逸です。

6位は暗めですが、これもまたメロディ重視だし、暗いなりに曲のバリエーションが豊富で飽きさせません。

7位はLiv Kristine Espenaes Krull嬢の美声が魅力的。やや静か目のメロディック・ハードで、疲れた時に効果を発揮します。

8~10位はメロディック・ハードのど真ん中ですね。やっぱりシンフォニックでハードでメロディアスで大仰で曲の展開の多い、この分野が大好きです。
2006年もきっと、この路線でしょう。 なお、このあたりは、次点の2曲も含め、日によって順位の変動はします。
ボーカルの声が美しいこともベスト10に入るのに必要な要素です。

来年は、1月25日にブラナイの新作が出ます。どんな1年になるかな??
楽しみでもあります。

俊輔からのクリスマスカード

2005-12-24 22:03:19 | 中村 俊輔
この時期、毎年Syunsuke.comからクリスマスカードのプレゼントがあります。
今年もWEB上ですが、クリスマスカードを受け取りました。

背景が黄緑色で、そこにクリスマスツリーとちょっと笑顔の俊輔がサインと共に写っているという作りでした。
色のせいなのか、海外慣れした貫禄からなのか、とっても欧州っぽい。
俊輔の表情にも貫禄が見え、とっても頼もしいのです。
もしかしたら、カメラを向けられるのに慣れただけなのかも知れませんが、照れや固さや気負いは見られず、リラックスした感じに見ている私もほわっと暖かくなります。

俊輔は本当にそこら辺にいる青年とちっとも変わりません。
有名になった驕りはないし、もしかしたら自分が有名になったこともわからないのかも知れません。
どこまでもマイペース。
それが俊輔のいいところです。
有名人だから「こうせねば」「ああせねば」と自分をワクの中に縛ることがないので、伸び伸びしていると思います。
それは、グラスゴー在住ってこともあるでしょう。
だけど、反対に日本人代表としてヘタなことはできないプレッシャーもあるはず。
実に見えない不安や不満や落ち着かなさもあると思うのに、微塵も感じさせません。
サッカーに集中しています。
そこが俊輔のいい所です。
何より、私たちはサッカーをしている俊輔が一番好きなのだから、ピッチ上で有名になってほしいのです。

今夜は聖なる日。
日本では電飾で飾られてますが、カトリック教のセルティックでは厳かな夜を迎えるでしょう。
平均的な日本人である無宗派みたいな仏教徒の私は、それでも俊輔の今後の活躍を、W杯にピッチに立ち活躍することを、願ってやみません。

カード

Annie HaslamのIt Snow In Heaven Too

2005-12-23 21:52:25 | メロディック・ハード
ルネッサンスのボーカリスト、アニー・ハズラムが2000年に発表したクリスマスソング。
翌年、ルネッサンスとしては18年ぶりとなる“Tuscany”を発表している。
その新生ルネッサンスのライブに同行してきたキーボーディストであるRave Tesarが、プロデュースと新曲を1曲提供し、全アレンジをしている。
この共同制作が翌年のルネ再結成を促したのは想像に難くない。

クリスマスソングは、軽快なものと洒落たものに分かれると思う。
アニーは両方を歌いこなしているが、私個人の好みとしては“Christmas Time Is Here”や“Snowman”の洒落たものがいい。

それがわかっているのだろう、Raveの新曲“It Snows In Heaven”は、イギリスならではの格調の高さ、上品さ、清潔さ、簡潔さが伝わってきて、素晴らしくいい!

また、アカペラで歌う“Away In A Manger”はアニーの声1本で勝負していて、衰えぬ声の魅力を感じる。
“Ave Maria”の高音の優しさ、美しさ、ふくよかさ、儚いけれど芯はしっかりしている歌い方は、誰でも歌えるというものじゃないだろう。

いろんな人がクリスマスソングアルバムを発表しているが、アニーのはクリスマスの原点を思い起こさせてくれる。純粋で素朴なクリスマスを。
素直にクリスマスに感謝できる。
それはアニーが製作に当たり、商業的でなく純粋に歌でクリスマスを祝う意志を持って取り組んだからだと思う。その分素直にからだになじんでいく。
地味かも知れないが、大切な作品である。


話は変わりますが、『Merry Axemas』という、ロックギタリストのクリスマスソングの中でも、スティーヴ・ヴァイの“Christmas Time Is Here”はイチバンでしたぁ。(^^)v

ロボコン

2005-12-23 20:46:19 | Weblog
NHKで高専ロボコンをやっていた。
圧倒的な強さで他を寄せ付けなかった東京高専が優勝すると思いきや、決勝では自動ロボが制御しきれず、惜しくも津山高専に負けてしまった。
この津山高専、予選ではゴールはおろか、途中で終わってしまったというロボットだが、相手のミスがあって、ラッキーで勝ち残ったチームだ。
決勝戦もラッキーだったのか??

いやいや、試合毎に調子を上げ、優勝のプレッシャーがかかる決勝戦でもマイペースで設定上のトラブルもなく進んだ“打たれ強い”ロボットは優勝の価値があると言えよう。
転倒しても、見事に起き上がって転倒のロスなんて感じさせない強さ。
まさしく雑草の強さだ。
東京高専の非のつけどころのない、素晴らしいマシンは魅力的だが、津山高専の人間味のある、データでは負けるが、勝負はやってみなくちゃわからないという、ロボットにして人的要素で勝負が決まったのはおもしろい。

惜しくも敗れ去った東京高専だが、その実力は視聴者の誰もが認めたことだろう。
その証拠に「ロボット大賞」を受賞した。
彼らに取っては、大きな痛手となっただろうが、長い目で見ればいい経験だろう。
勝負は下馬評じゃ決まらない。
それぞれに素晴らしいロボットを作り上げた高専生の今後が楽しみになる、楽しい番組だった。

小野が浦和に復帰

2005-12-19 22:54:55 | 中村 俊輔
ファイエノールトの小野伸二は、浦和に復帰交渉を持つことになりそうだ。
フェイエでもレギュラーを取り、得点も挙げた。
が、ケガに泣かされ、最近は思うように出場もできていなかった。
私は浦和に行けば試合に出られるという意味でなく、浦和への復帰は消極的な前進だと思っている。

日本のチームに復帰するのは、名波や川口、鈴木のように、海外で思ったような成果をあげられずに帰ってくるというイメージがある。
「夢破れたり」ってところか。

しかし小野の場合は違う。「疲労骨折」を起こしたこともあり、オランダと日本の往復が体に負担をかけていたと思う。海外移籍が必ずしも本人のためにはならないのだ。
日本に固定することにより、移動の負担を減らせる。コンディションが良くなれば日本での親善試合に出場できる。
ケガのために合わせられなかった国内組と調整ができるのは大きい。
Wユースで輝いた小野だから、五輪代表予選の頃から俊輔と抜群の相性を持つ小野だから、持てる力を発揮してほしいのだ。
小野には期待しているのだ。


俊輔もアジア杯後はレッジーナで体調を崩し、しばらく試合に出られなかった。
タイトな日程、消耗させる高温多湿、過酷な移動が彼の体を蝕んだ。
持病の疲労性腰痛を起こしかけていた。
私は日本代表とクラブチームの両方共を大切にする俊輔に誠意を感じたし、手抜きをしない一選手としてのプライドと心意気を頼もしく思った。
にもかかわらず、その代償が体調不良となり、決まりかけていたレッジーナのポジションを失ってしまった。
がむしゃらになるだけじゃダメなのだ。自分の体の調子をきちんと把握し、適切な休養を取りながら練習と試合をこなさなければならない。

幸い、セルティックでは練習を休んだとしても、試合に使ってもらえる。
それだけ期待されてるし、成果も上げているのだ。
このまま無理することなく突き進んでほしい。チームの中心として。

あとわずかで2005年は終わり、すぐにW杯イヤーとなる。
ケガだけは気をつけて。
小野と俊輔は、大舞台はケガや不運で出場できなかっただけに、W杯の舞台に絶対二人して立って、絶妙のコンビネーションを見せてほしい。
勝敗よりも、まずはスタジアムに立ってほしい。
勝負はそれからだ。

YngwieのTrilogy

2005-12-14 14:47:15 | メロディック・ハード
通算3作目。
インギーが事故にあう前の最後の作品。
ボーカリストはマーク・ボールズ、ベースはインギーが弾いている。

前半はキャッチーな作品が並び、マークの歌声とよく合っている。マークのハイトーンの声質が作品をこむずかしいものにせず、親しみやすいものにしている。

3曲目のQueen Of Loveはサビが印象的で、思わず口ずさんでしまう。
Heaven Tonightと並んで好きなキャッチー作品だ。

全体的にギターソロはたっぷりと、これでもかと弾きまくる。
その超絶ハイテクぶりは鼻にはつかず、むしろ畏れ驚き、ただひれ伏すだけだ。
これほどまでに力強く正確で早弾きのギタリストがかつて存在しただろうか?
それがヴィヴラートを伴い、チョーキングも交えて優雅に襲い掛かる。
歌メロがキャッチーなだけに入りやすいが、ちょっと身を入れて聴くとたちまちインギーの魔力の虜となる。
恐れ入ってしまう、素晴らしい作品だ。

歌モノよりもさらに上をいくのがインスト作品だ。
Cryingのギターはバロックというより中世ムードたっぷりで、リッチーっぽい。
マイルドな指使いまで似ていて、たまに錯覚する。早弾きだけでなく、このような叙情的な作品が入るとほっとする。
ちなみにTime Requiemのパクられ元だ。

そしてTrilogy Suite Op:5だ。
ヴァイオリンの音色のような悶絶早弾きから始まる。そう、まさに始まりなのだ。これが恐ろしいスピードで次から次へと超絶プレイが連発。呆れるしかない。
イェンスとの掛け合いも見事である。
途中アコギに展開し、美しさにはっとする。
変リズム多用で緊迫感もある。

インギーの最高傑作と言えるだろう。

YngwieのThe Seventh Sign

2005-12-13 17:12:59 | メロディック・ハード
通算8作目。94年作品。
日本のメタルバンド「ラウドネス」の2第目ヴォーカルであるマイク・ヴェセーラを起用している。
ハイトーンで伸びがあり、ファズがかった声は甘さとパワーを兼ね揃えている。

これまでのワンパターンしつつあった楽曲を大幅に見直し、バラエティに富んだ作品作りをしているのが注目ポイントだ。
インギーがいくらワザが高度でも作品が良くなければアピールしないと認めたためだという。

Frever Oneはスローで叙情的で哀愁がある。
スピーディーな曲は、それほどはギターを前面に出さず、わかりやすい曲作りをしている。が、ギターソロになると一転、インギーの世界になり、ギターフリークをも楽しませてくれる。

私の趣味からいうと“Brothers”がいい。バロック系ネオクラシカルだ。
Icarus'にあった装飾をギリギリまで削り取り、コアな部分だけ残したかのようだ。それだけに変化に乏しくつまらないが、テーマを一段階高みに昇華させたような完成度の高さがある。

キャッチーな曲あり、インドの民俗音楽調あり、再びバロック調あり~のの、次にどんな曲が飛び出すかわからない、楽しいアルバムだ。
それらがすべてインギーカラーで覆われているのは驚異である。

YngwieのOdyssey

2005-12-12 22:12:32 | メロディック・ハード
Yngwieの4作目。Rising Force名義である。違いがわからないので放っておく。

ボーカリストはジョー・リン・ターナー。
言わずと知れた、レインボーの3代目のボーカリストである。

レコーディング中にインギーが交通事故に会い、残りをアメリカ人のジョー・リン主導で進めたため、サウンドが軽くPOPになっている。
インギーのギターパートも少ない。
じゃぁ悪いのかと言うと、これが素晴らしくいい。

1曲目のRising Forceはイントロがメロディック・ハードのはしりのようにカッコいい!キャッチーで変化に富んでいる。
レインボーの時よりも数段歌がうまくなったジョー・リンが、男らしく歌い上げる。

が、このアルバムを象徴するのは“Heaven Tonight”だろう。
ボン・ジョビかヴァン・ヘイレンのように、カラっと爽やかで、コーラスワークが明るくはじけ、かなりPOPだ。
この曲だけ異質だが、とびっきり上質なPOPロックだ。

ヌケが軽いのか、全体的に重くなく、聴きやすい。
クラシックテイストは薄まっているが、ジョー・リンのセンスが生きた、万人受けしやすい素晴らしいアルバムとなっている。
フォリナーのようなDeja Vuもいいし、ミスターミスターのようなCrystal Ballもいい。

インストナンバーのKrakatauは、変リズムとベースの動きで、縦横無尽名ギターがDream Theaterのように一瞬聴こえるから不思議だ。これもいい。

【ひとりごと】
Heaven TonghtはCheap Trickで、
Crystal BallはStyxじゃないのか??

YngwieのRising Force

2005-12-12 21:40:28 | メロディック・ハード
Yngwieの来日に合わせて聴き込みをしている。
ついでにレビューを書いちゃえ!

Rising Forceは、Yngwieのソロ第1作目だ。
8曲中6曲がインストナンバーだ。
キーボードはイェンスが弾いている割にはむずかしくないし、1984という時代のためか、古臭い音になっている。シンフォニックじゃないのだ。
ドラムスも単調だ。

が、それを補って有り余るほどのインギーのギタープレイ。
早く美しい。格調高い。
自分のワザのひけらかしよりも、楽曲が中心となっていて、高い芸術性を感じさせる。
ギタテクを追って聴いてもいいし、バロック調のメロディを追って聴いてもいい。
ワザとメロディの両方のバランスが見事だ。

これでもかのワザの応酬の2曲目のFar Beyond The Sunもいいが、私はIcarus' Dream Suite Opus 4が好きだ。
「アルビノーニのアダージョ」を挿入しているという、クラシカルテイスト満点の作品。
出だしは大味で好きじゃないが、一転して始まる叙情的なサウンドは琴線ど真ん中だ。
ロックというよりプログレだろう。
いや、クラシックにギターを持ち込んだというのが一番近い。(後に出しましたね)部分的に聴けるアコギの気だるい感じもいい。
ロックにクラシックを持ち込んだリッチーをさらに発展させている。
当時はさぞかし高い可能性を感じさえてくれたことだろう。

久しぶりの赤坂

2005-12-10 22:24:04 | Weblog
20年ぶりにかつて勤めていた赤坂へ行ってみた。

国会議事堂前で降りればいいけれど、溜池山王駅が新設されたから、銀座線を使ってみた。
南北線がいつの間にかできていて、南北線経由でしか辿り着けない。
ああ、もう、勝手に出口まで変えてしまって、わからないじゃないか!

キャピトル東急ホテルで待ち合わせ。
その昔はヒルトンホテルって名前だった。
古めかしく、気軽な格好で立ち寄れるホテルのイメージだった。
ロビーでは、ハイソな外国人が多く、披露宴も開かれていて意外だった。
周囲の認識とはズレがあるようだ。

そして、私たちが勤めていたビルは取り壊され、キレイな高層ビルが建っていた。
このビルで働きたかったなぁ~。
高層ビルだけに、前庭というか、入り口部分は広く出来ていて、私たちがいたビルは前庭部分だけだと思うと笑えた。
あの敷石のあたりだな、私の席だったのは。

日商岩井はNTTになっていたし、第一勧銀(みずほか?)はなくなっていたし、赤坂はディスコや大規模な料理店がなくなり、パチンコ屋やコンビニ、ついにはファミレスまでできてて、時代の移り変わりを痛感。
チェーンの居酒屋さんが多くなったのもちょっとなぁ~~。

そして、自分たちの移り変わりは話題にせず。

10数年ぶりに会った割に、すっかり盛り上がり、半年後の再会を約束した。
定例会になるのを望む。