メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

ThunderのThe Magnificent Seventh

2006-04-16 20:59:52 | メロディック・ハード
英国のハード・ロック・バンドの7作目。
まずBad Companyを感じる。ボーカルのダニーの鼻に抜ける声と、ブルースがかった、こむずかしいことのないストレートなロックがそのものなのだ。
70年代の空気感まで運んでくれるサウンドにびっくりだ。

3曲目の「Monky See, Monkey Do」に至っては、リズム隊にZepplinを感じさせながら、ただの70年代かぶれバンドにとどまらない、高いクオリティを示してくれる。
Zep+ポール・ロジャースだと考えると楽しい。
どうやら90年にデビューしたらしいが、メンバーの写真を見ると結構行っているので、70年代を実体験した人たちの手によるのかも知れない。(誰か教えて。。)

時折懐かしいフレーズを感じ、完全にThunderの世界に溶け込めてしまうのは、あまりにもかつて聴いてきた音楽だからだろうか。
70年代くささを感じさせながら、古さをそれほど感じさせないのがいい。
Whitesnakeらしさはもちろんある。
5曲目の“Amy's On The Run”の哀愁のギターも琴線に触れる。