こどもの時間

最後は東中野で映画「こどもの時間」。

埼玉県桶川市にある、いなほ保育園というものすごく自由な保育園を長期にわたって取材したドキュメンタリー。
0歳児から6歳まで100人以上の子供たちが、4000坪の広大な敷地で泥んこになりながら、元気に育っていく様子をカメラはじっと観察します。

それにしてもやたら元気な子供たちです。土の上をはだしで駆け巡り、昼食のお肉を巡ってケンカし、落とし穴を作ってみたり、夏は手作りのプールに飛び込んだり、冬は焚き火で料理をしたりと、観客はただ、子供たちが遊んでいるのを観ているだけなのですがまったく見飽きません。

こどもたちは遊びにも食べることにも眠ることにも真剣です。そんなひたむきな彼らを観ながら自分の子供のころを思い出しました。で、なんだか元気になりました。良い映画です。
http://www.tontongikogiko.com/kodomonojikan/

虎の湯＠武蔵野市

銭湯は虎の湯＠武蔵野市。



自転車だったのでよく分かりませんが、HPによると三鷹駅から歩いて25分の立地。大きな道路沿いですが、なんと目の前に「 武蔵野天然温泉 湯らく」なるスーパー銭湯が営業中。完全に喧嘩を売っています。お客さんの入りを心配したのですが、常時10人以上と大賑わいの人気銭湯でした。

で、この銭湯、駐車場があるのですが、そこに早川絵師のペンキ絵が！　たまたま気がついたのですが、こういう場所に描いてあるのは珍しいので嬉しい気分です。


で、番台式の虎の湯、中はかなり個性的。ご主人はかなり造作好きなのかいろいろ改造してあります。まず、お風呂が岩風呂。かなり気合の入った岩風呂で壁一面に溶岩とか岩とかが貼り付けてあります。また、なぜか五重塔が男女の境に設置されていたり、早川絵師のペンキ絵が無理やり設置されていたりと見所たっぷり。
さらに浴室の横側にもう一つ細長い浴室があり、ペンキ絵も描かれています。こちらは現在使われていないようでしたが、なんとも不思議な空間でした。

という訳で、非常に個性的な人気銭湯は、向かいのスーパー銭湯に負けずに頑張っているようでした。

樹齢90年の山桜を使ったテーブル

実家が建て替えをして、ちょっと前に完成したので、お祝いにテーブルを贈る事にしました。
友人の家具職人さんに依頼し、樹齢90年の山桜を使った素晴らしいテーブルと椅子のセットが完成。今日が受け渡しの日だったので見に行きました。

素晴らしいです・・・。
自然でやさしい色合いの無垢のテーブルは、金具を一本も使わない職人の仕事。樹齢90年の山桜の厚い一枚板で存在感も抜群です。表面も鉋で丁寧に削ってあり、びっくりするほどすべすべ。確実にたくさんの時間がかけられた事を物語っています。
なんと言うか、本当に感激しました。ありがとう。



椅子も4脚、オリジナルで作成してもらいました。こちらも座り心地もよく、繊細でスマートな出来。


合わせるとこうなります。


友人の家具工房はこちら。
http://www.labo-style.com/

まだ若い、でもとことん細部までこだわる熱心な職人+デザイナーの田中さんの工房です。
こんど清澄白河で初めての個展があるとの事。
1月30日～2月16日　清澄白河「楽庵」
興味のある方はぜひ！