東京ナイト

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AKB48の22枚目のシングル「フライングゲット」

2011-08-23 22:55:53 | AKB48
今日はAKB48の22枚目のシングル「フライングゲット」の発売日。
早速購入してみました。

是枝裕和や蜷川実花など、毎回個性的な監督の手に委ねられるAKBのPVですが、今回のPVの監督は堤幸彦。
なんと、架空の武闘映画「紅い八月 頂上決戦篇」の主題歌をAKBが歌い、出演するという趣向。
香港のB級映画っぽい安手のジャケットも良い感じで雰囲気が出ています。



この「フライングゲット」はこの前の選抜総選挙の順位が反映されたシングル。
1位から21位までのメンバーが出演しています。
PVは20分以上の長編。まるで映画です。

秋葉原某所、選ばれた者だけが入れる秘密の場所に集う20人の格闘家たち、実はAKBメンバー。
出演メンバーの腕には、総選挙の順位が刻印され、序列に従い4チームに別れ、それぞれ語り合っています。
内容は、それぞれのメンバーが感じているであろうリアルでちょっとシリアスなもの。
今はこの秘密の場所で楽しく暮らしているものの、そこには順位という序列があり、下位の者は上位を羨み、上位の者もその欲望はさらに膨らみ現状に満足できない。
共通するのは、いつかここから出て行かなくてはいけない、という現実。

そんな中、その秘密の場所が謎の武装集団に襲撃される危機。
果たして彼女達の運命は、そして武装集団の黒幕は・・・。

正直、曲自体はあまり魅力的ではありませんが、さすが堤監督、短編映画としてとても面白かった。
大島優子さんが迫真の演技だったし、前田敦子さんも存在感がありました。
ただ、この二人に押され、総選挙3位の柏木由紀さんはその他大勢にまぎれてしまい、あまり目立っていませんでした。
この辺り、上位メンバーに投票したファンとしては微妙なところでしょう。
SKEでも、10位の松井怜奈さんより14位の松井樹里菜さんの方が目立っていたし・・・。まあ、PVの内容は全て監督に委ねられているようなので、選挙順位を重視するより、作品の完成度を重視した結果なんだと思いますが。

そしてこの「フライングゲット」のカップリングが総選挙22位から40位までのアンダーガールズたちの歌う「抱きしめちゃいけない」。
SKE48の秦佐和子さんも総選挙33位の結果を受けて見事、メンバー入りしています。
このPVは、曲の最初から最後まで長回しで撮っていて、メンバーの早着替えが見所。
アンダーガールズの曲は良い曲が多いのですが、これはちょっと平凡かな。
ただ、メンバーそれぞれの表情はけっこう均等に映されているので、投票したファンとしても納得できると思います。

不肖わたくしも秦佐和子さんに投票したので嬉しい限り。
半年前、彼女がアンダーガールズ入りできるとは多分誰も思っていなかったはず。
そう思うと、この抜擢は感慨深いです。
とは言え、佐和子さん、ちょっと緊張しているのか表情が硬いですが・・・。

他に総選挙のドキュメントなども入って映像だけで50分と盛り沢山なCD+DVD。
今回は何枚売れるでしょうか?

殻の外の大きな可能性

2011-08-12 23:06:49 | Weblog
今日はまったくの個人的日記です。

今日は一日、ある撮影に立ち会っていました。
ふだんはお付き合いのないファッション系のカメラマンの方にお願いしたのですが、彼の仕事の発想力や表現力に本当に驚かされました。

少し難しい撮影だったので、無理をしてお願いしてみたのですが、こちらの想定を遥かに超える素晴らしい回答を出してくれたし、こちらのリアクションが良かったこともあってか、さらにそれ以上の仕事をしようと、どんどんアイデアを出してくれて、何というかとてもワクワクしました。
別にふだんもちゃんとした仕事をしていたつもりでしたが、今回、初めて彼と仕事をしてみて、それは限られた範囲内というか、想定内の仕事しか出来ていなかった事に気がつかされました。

すっと同じような仕事をしていると殻からなかなか外に出られない、とよく言いますが、本当にその通りでした。
殻の外にも大きな可能性がある事に気がつかないでいたのです。

うーむ・・・。
でもそのことに気がつけただけでも良かった。
やっぱり一流と言われる人は、それだけの理由があるものです。
楽しい一日だったな~。


「ポチッとな。-Switching On Summer-」

2011-08-10 08:43:06 | AKB48
最近更新をサボっていてすみません。
深い意味は無いのですが、なんとなく更新の頻度が落ちています。暑いせいでしょうか・・・。

で、久し振りの更新はまたしてもAKBネタ。
応援している松原夏海さんの初舞台となる「ポチッとな。-Switching On Summer-」というお芝居を横浜で観てきました。

同じAKBの平嶋夏海さんも出演していますが、他のキャストは若手の役者さんが中心で、なんだか「ちゃんとしたお芝居」でした。

物語は、とある高校の生徒会室。
そこにある謎の「開かずの扉」を軸に、生徒会のメンバー達が賑やかに動き回る舞台でした。
とてもコミカルでスピーディーで楽しかった。

心配していた松原さんのお芝居も他の役者さんと比べても遜色なく、なんだか昔から小劇場のステージに立っていたかのように自然でした。
考えてみれば彼女はこれまで数え切れないほど、AKB劇場の舞台に立っています。
その舞台経験は、同じ年代の女優さんと比べても群を抜いているはず。
その経験が今回の存在感につながったのでしょう。よかったよかった。



でもひとつだけ気になったことが。
お芝居が全て終わった後、メインキャストだけで、今回の公演について語り合うミニトークがあったのですが、松原さん今回の自分の役柄について「自分はもう21歳なので、高校1年生の役はきつかった」と言ってしまいました。
観ている側としてはせっかく自然に演じていてよかった、と思っていたのに、本人がこういうコメントをしてしまうのはマイナスです。
ましてや制服を着る機会の多いAKBメンバーなのに・・・。
多分思ったことをそのまま話してしまっただけなのでしょうが、この辺りの脇の甘さが彼女のウィークポイントだと感じました。
もっとも見方を変えれば、「自然体」という彼女の魅力にもつながるのですが。

ともあれ、これを機に女優さんを目指して少しずつ経験を増やして頑張って欲しいものです。