東京ナイト

旅行、食事、映画にお芝居、日々のささやかな幸せを記録します

まいにゃはプロフェッショナルアイドル!/小桃音まい カウントダウンライブ

2012-12-31 10:59:34 | アイドル
今年のアイドル現場は、BABYMETAL@赤坂BLITS、東京女子流@日本武道館、しず風&絆@新宿LOFTと素晴らしすぎるライブが3本続いたので、その余韻を楽しみにもう締めようと思っていたのですが、気になってつい昨日も行ってしまいました。

小桃音まい カウントダウンライブ@渋谷Glad
2012年残り19時間と510分前♪~-まさかのフライングカウントダウン!2012年締めくくりはまいにゃで決まりっ☆

まいにゃのライブは、この前の赤坂BLITZでのワンマン以来で3回目。
ぶりぶりアイドルなのですが、その深度がハンパ無いのでかなり強烈です。

今回も、まいにゃワールド全開でプロのアイドルさんのすごさを見せてくれました。
ステージ上の表情だけじゃなく、ちょこっとドジなところのアピールとか何気ない仕草とか、まさに「プロフェッショナル」。

ベルハーみたいに素人の女の子がステージに上がった時の化学反応を楽しむ、というもアイドルの面白さだと思いますが、まいにゃみたいなプロのアイドルさんは安心してステージを楽しめます。
ファンもカウントダウンということで、サイリウムとクラッカーを配って盛り上げます。
ファンもそんなに激しい感じじゃなく、まいにゃと一緒に過ごす時間を楽しんでいるようでなんか良いなと思いました。

楽曲は3回目にしてだいぶ分かってきました。
今となっては普通だけど「民族大移動」と呼ばれるフロアのファンがみんなで一斉に動き出す「なのです✩」が面白かったし、彼女らしいと思いました。
何と言うか、あんまり現実感を感じさせない人なので、こういう振り切った非日常的な歌が似合っている気がします。
他にも例えば、さくら学院科学部の「サイエンスガール▽サイレンスボーイ」みたいなエレクトロポップとかも歌って欲しい。

今回のステージで歌った森高千里のカバー「渡良瀬橋」も切なくて良かったけどね。

という訳で、これで今年通ったアイドル現場は「102回」!
自分でもびっくり。
来年は現場の数は減ると思うけど、好きなアイドルの現場を中心にマイペースに楽しんでいこうと思います。

では皆さま、今年も当ブログを読んでいただきありがとうございました!
良いお年を!!

2012年アイドルライブ個人賞:中元すず香/富永美杜/朝倉みずほ/Nao☆/水野晴子

2012-12-30 16:14:07 | アイドル
前項では、2012年に行ったアイドルライブのうち印象に残った現場をピックアップしましたが、今回は、グループではなく、「個人」にスポットを当てて一年を振り返りたいと思います。

歌唱賞:
中元すず香(さくら学院、BABYMETAL)
今年を振り返って一番印象的だったのはやはり中元すず香さん。
さ学での生徒会長、BABYMETALのメインボーカルと大活躍でした。
彼女の魅力は何と言っても、その伸びやかな歌声。
まっすぐで凛としたその歌声は、今のアイドルシーンの中でも屈指の上手さと存在感を持っていると思います。
なんだか歌声に説得力があるんだよね。
まだ中3なのにさ。

BABYMETALのステージ、美しいライティングの中での彼女の存在感も素晴らしいのですが、さくら学院の豊洲のライブのリハーサルで年下メンバーをきちんと指導しながらグループをまとめようと頑張っていた姿も印象に残っています。

歌唱賞次点:百田夏菜子(ももいろクローバーZ) 
決めの場面での訴える力は鉄板。特にアップテンポからスローテンポに転調した時の表現力は彼女ならではですよね。


ダンス賞:
富永美杜 (Dorothy Little Happy)
卓越したダンススキルを持つドロシーですが、その中でも一番表現力があると思うメンバーが富永美杜さん。
指先まで意識されたダンス、キレのよさ、緩急の使い分け、見ていて惚れ惚れしてしまいます。

特に8月の新宿でのワンマンはじつに素晴らしかったです。
歌唱力のある高橋麻里さんの歌声に合わせ、ダンスでも歌詞世界を表現しようとする高い意識を感じました。

ダンス賞次点:廣田あいか(私立恵比寿中学) 
日ごろのしゃべり方からは想像も出来ない激しすぎるダンスは目が離せない。


表現賞:
朝倉みずほ(BELLRING少女ハート)
今年14回も現場に通ってしまったベルハー。
なぜ通うのか考えてみると、やっぱりメンバーのひとり、朝倉みずほさんのニヤニヤ笑いを見るためのような気がします・・・。
「ボクらのWednesday」という曲で、メンバー同士、手を合わせて見詰め合う、という振りがあるのですが、この時、いっつも恥ずかしそうにニヤニヤ笑います。

アイドルライブの楽しさって、いろいろあると思うのですが、意外とこういう細かいシーンが印象に残ったりするもの。
「表現賞」っていうのはおかしいかもしれませんが、意識するしないに関わらずステージ上で見せるパフォーマンスということで選んでみました。

表現賞次点:瑞稀もえ(LinQ)
あんなに楽しそうに踊るアイドルを他に知りません。2月に初めて見たときは、ただ恥ずかしそうなだけだったのに、すごい変化だと思います。


MC賞:
Nao☆(Negicco)
ゆるくてのんびりしたトークが魅力のNegiccoちゃん。
中でもリーダーのNao☆さんのトークのゆるさは別格。
オチを決めずに話し始めてしまうせいか、途中でだんだん自信がなくなりグダグダに。それに特に助け舟を出そうともしない他の二人もなかなかの玉です。

で、そんなこんなをひっくるめて、ゆるいトークを味わうのがNegiccoちゃんライブの大きな楽しみ。
ただ最近、さすがに少しずつトークが上手くなっているような気がして気がかりです。
Negiccoらしさ、もっと言うとアイドルの楽しさの本質をトークで表現しているNao☆さんにMC賞認定です。

MC賞次点:WADA(Tomato n' Pine)
名曲「ワナダンス」のオープニングの煽り、いっつも楽しそうで、見ている僕たちを幸福にしてくれました。


ステージング賞:
水野晴子(しず風&絆)
メンバーをまとめ、オタを扇動し、ステージを盛り上げる力はアイドルには必須の能力だと思うのですが、あの激しい「Iロック」を混乱もなく盛り上げる力は、晴子さんならでは。
可能なようなら、ぱっとステージを降りて、客席後方に走って行って、そこにたまっているお客を盛り上げたりする判断力と行動力はすごいし、自ら客席に背を向けてダイブしたりする勇気も持っています。
来年のしず風&絆の飛躍はやはり彼女の活躍に掛かっていると思うので、ますます頑張って欲しいです。

ステージング賞次点:いずこねこ
いつも感心するのは、彼女の盛り上げ方の上手さ。たった一人でステージに立つハンディを感じさせない掌握力は素晴らしい。セルフプロデュース力も高いし来年の活躍が楽しみ。

2012年のアイドル現場数は「101回」。ベストアクトは「ももクロの横アリ2日目」!

2012-12-28 22:25:07 | アイドル
という訳で、いつの間にか今年もあと僅か。
早いなー、と思いつつ振り返ってみると、とにかく「アイドル」にはまりまくった一年でした。

このブログを読み返してみると、2012年でアイドルの現場に「101回」(!)通っています。
これはイベントの数。
例えば、TIFみたいな大きなイベントも「1回」とカウントしているので、それぞれのアイドルのライブを観戦した本数はもっと多くなります。

主だったアイドルのライブ本数を挙げてみると・・・。

東京女子流:14回
BELLRING少女ハート:14回
Negicco:11回
さくら学院:10回(科学部、クッキング部含む)

しず風&絆:8回
ひめキュンフルーツ缶:8回
Cheeky Parade:8回
Tomato n' Pine:7回
LinQ:7回

Dorothy Little Happy:6回
BABYMETAL:6回
いずこねこ:6回
AKB48:6回(SKE含む)

ももいろクローバーZ:5回
私立恵比寿中学:5回
BiS:4回

我ながら、自分のはまりっぷりに少し引きます。
とは言え、どの現場も心に残る熱くて良いライブでした。
その中から、特に記憶に残るライブを順不同で挙げて見ます。

Dorothy Little Happy
対バンで見ることの多いドロシーだけど、8月のこのワンマンは本当に良かった。
いつも心のこもったライブを見せてくれるグループだけど、ワンマンでは更にすごかったし、温かいファンの雰囲気も素晴らしい現場でした。
『飛び出せ!サマータイム』@新宿BLAZE

Tomato n' Pine
今年いっぱいで「散開」してしまうトマパイは、やはりホームの西麻布elevenでのライブが印象的。
特に6月のこのライブは、BiSを初めて見た現場。あとHIPHOPのサイプレス上野とロベルト吉野も楽しかったなー。
「POP SONG 2 U Vol.5」

さくら学院
さ学はイベント数が少ないし、どれも外れ無しの素晴らしい現場ばかりだけど、さくら学院らしい楽しいイベントということでサマースクールを選定。
怪談話にびびった水野由結ちゃんが椅子から転げ落ちて「一人で寝られなくなっちゃうよ~」って言った台詞は忘れられないっす。
『さくら学院 サマースクール 2012 ひゃ~! 夏はやっぱり 怪談で ヒョ~』

BABYMETAL
こちらも毎回、素晴らしいライブを見せてくれるグループ。どれを選ぶか迷うけど、ライブの構成やライティングなど全てが完璧だった10月のO-EASTがやっぱり一番だったかな。何よりSU-METALが本当に神がかっていた!
「I、D、Z ~LEGEND "I"」

東京女子流
今年だけで14回も通っている女子流。会場の雰囲気が良かった野音が一番印象的。夕方だんだん暗くなってきてピンクのペンライトで染まった会場はホントにきれいだった。それにしても「女子流はしばらく活動を休止します」って発表があった時はびっくりしたよ!
『Rock you! 』@日比谷野外音楽堂

BELLRING少女ハート
で、女子流と同じ14回と一番通っているグループがベルハー。初めて見たのは今年の5月。ブログを読み返してみるとぜんぜん褒めていないけど、本当に衝撃でした。まさかこんなに通うようになるとは・・・。何が良いのか言葉で説明し難い不思議なグループなんですよね。来年は飛躍の年だと思うのでそれを見るのが楽しみ!
WALLOP PARTY!!「アイドルチョップ!!!」

BiS
いつもアイドル+αな何かを提示してくれるBiSだけど、四ツ谷の小さなライブハウスで観たノイズバンド「非常階段」との対バンはやばかった!
「自家発電Vol.00」

ももいろクローバーZ
今年のベストアクトはやっぱり、ももクロの横アリ2日目。ライブで泣いたのは初めてだし、ライブが終わっても数日間はまだ余韻が残っていたほど凄まじいライブでした。もうチケットが手に入らないし、今後観に行くことは無いかもしれないけど、あのライブが観られたことが幸せだよ。
「横アリ 見渡せば大パノラマ地獄」

というわけで、今年見た数多いアイドルライブの中で、ももクロの横アリ2日目がベストアクトでした。
BABYMETALも良かったけどね。
逆にしず風&絆やNegicco、ひめキュンフルーツ缶は大好きで現場もいつも楽しいんだけど、「絶対これっ!」っていう印象的なライブには出会えなかった気がします。

あと、イベントとしては何と言っても「TIF」が良かった。
中元すず香さんと庄司芽生さんが一緒にステージに立って、それを最前で観られるなんてアイドルファンにとって夢の様なイベントだよね。
TIF初日レポート
TIF二日目レポート

個人賞も選定してみたいけど、長くなるのでこれは次項で。

しず風&絆とニューロティカ楽しすぎっ!/『交フェス!! クリスマスイブ in新宿ロフト』

2012-12-24 10:26:41 | アイドル
という訳で、クリスマスイブの昨日は新宿ロフトで、しず風&絆主催のアイドルライブに行ってきました。

『交フェス!! クリスマスイブ in新宿ロフト ~アイドルVSロック~』、と題されたこのイベント、アイドルだけじゃなく、ニューロティカなどロック陣営も参戦。
ロックの聖地、新宿ロフトという箱の面白さも含め、非常に楽しいイベントでした。

何だかトマパイがクラブの聖地(?)西麻布elevenでやってた「PS2U」を髣髴とさせるワクワクするような面白さがあります。
今回も、アイドル側の出演メンバーは非常に豪華でしたが、実は「しず風&絆」と同じくらい盛り上がったのがロック側の「ニューロティカ」。
やっぱり場数を踏んでいるだけあって、盛り上げ方、達者なMC、音の迫力、どれも一枚上手でした。

でも、アイドルのお約束に縛られず、いろんな楽しい音楽に出会えたことは、イベントの満足度をアップさせていたし、「PS2U」のように毎月、とは言わないまでも、3ヶ月に一度くらい定期公演的にイベント化してもよいような気がします。
というか、して欲しい!

という訳で、非常に面白いイベントでしたが、個別の感想も書いておきます。

怪傑!トロピカル丸:前に見たときも思ったのですが、トークが面白い。ただ曲が少し平凡なので、キャッチーな曲があれば良いのにね。

さっちゃん:初めて見たけど、ヤバイ! 童謡をアイドルソング風に歌い、ファンにいじってもらって敢えて外すという高度な技(?)を武器とする不思議系アイドル。とりあえずもう一度、見てみたいと思わせる訳の分からないパワーがありました。

いずこねこ:相変わらずライブが上手い。今回は、「さっちゃん」の次だったので最初はやりにくそうだったけど、すぐに自分の空気にフロアをまとめ上げた腕はさすが。あと全方位外交というか、いろんなアイドル陣営と仲が良いのは賢いね。

バーサスキッズ:なんというか、ヤバイね。さすがに物販は並びませんでしたが、みんな楽しそうなのが良かったかなと。

Negicco:新曲の「愛のタワー・オブ・ラブ」から入ってメドレーだったけどちょっと短すぎない? ぽんちゃが「ネギークリスマス」というところを普通に「メリークリスマス」って言ってグダグダになっちゃったのは面白かったけどさ。

ニューロティカ:むかし、新宿ロフトで見たことがありましたが、今回改めてすごいと思いました。最初は遠巻きだったアイドルファンが最後はフロアに飛び出して自然と大騒ぎ。ロックの底力を見せつけました。「アイドルなんかに負けれるか」って感じ。

hy4_4yh:前に何かのイベントで見たことがあったけど、テンションが高くてびっくり。ちょっと引いちゃう位だけど、最後までハイテンションのまま盛り上げていました。

しず風&絆:もみくちゃになりながらも2列目を確保。いやー楽しかった!いつも通りの空手着を着ての型の披露から入り、Iロックバージョンをロックの聖地でやりきりました。特に今回も体を張って盛り上げまくった晴子さん、さすがです。
ただ残念だったのは、トリだったため、他のアイドルファンの多くが帰ってしまっていたこと。バーサスファミリーだけじゃなくて、もっと多くの人に「しず風&絆」の楽しさを知って欲しいよ。ホントにやばいくらい楽しいからさ。

『交フェス!! クリスマスイブ in新宿ロフト ~アイドルVSロック~』
出演者: ニューロティカ(バンド)・ザ☆メンテナンス(バンド)・hy4_4yh(バンド) I♡ロックしず風&絆~KIZUNA~(バンド)・​いずこねこ(アイドル) バーサスキッズ(アイドル)Negicco(アイドル)・AeLL(アイドル) 怪傑!トロピカル丸(アイドル)・Mary Angel(アイドル)・R☆M(アイドル) KNU(アイドル)・浜田由梨(アイドル)・さっちゃん(アイドル)

女子流ちゃんの成長が実感できたとても良いライブ/東京女子流『LIVE AT BUDOKAN 2012』

2012-12-23 07:52:23 | アイドル
という訳で昨日は東京女子流の日本武道館単独ライブ。
女子流ちゃんの成長が実感できたとても良いライブでした。

武道館のキャパは13000人。
でも昨日は一部のシートが使われず、空席も目立って7000人~8000人位のお客だったと思います。
開演前、いつまでも埋らない空いたシートを見ながら不安を感じていました。

野音の時と同じように生バンド。
でもステージはセットが組まれるわけでもなくシンプルな構成。
メンバーがふだんと同じように登場します。
「Limited addiction」から始まり、アップテンポな曲を4曲続けます。

今年6月の「ゆび祭り」も会場で見ていたのですが、あの時は、ももいろクローバーZの後という順番だったので、女子流ちゃん登場の時はめちゃめちゃヒートアップしていてすごい盛り上がりでした。

でも正直、今回は会場の空気が温まっておらず、いまひとつ盛り上がりに欠けます。
ピンク色のペンライトで染められた会場はきれいなのですが、僕の隣の人がじっと座っていたり、「何だかなー」という感じです。

そんな中でも、女子流ちゃんたちは本当にいつも通りのステージング。
MCもゆるいし、水分補給でトークの流れが止まったりと、びっくりするくらいふだん通り。
たぶん、ももクロなら気合入りまくりでその熱がこちらに伝わってくると思うのですが、女子流ちゃんからは、武道館への気負いがまるで感じられません。
いや、もちろんあれだけの大舞台、緊張もしていると思うし、気合もすごいと思うのですが、それをガツガツ表に出さないところが実に東京女子流らしいと思いました。

そしてふだん通りのステージを続けるうちに、会場の空気もだんだん温まってきました。
MCのあと、「ヒマワリと星屑」が始まった辺りから会場の空気が変わった気がしました。
これにはびっくり。
しょうじき「今日のライブ、どうなっちゃうんだろう」と不安に思っていたのに、いつの間にかそんな不安もなくなっています。
気がつけば隣でずっと座っていた人も手拍子をしたりして盛り上がっていました。

「どんな状況でも、ふだん通りのステージを続ける。そうすればきっと自分たちの良さが伝わる」、そんな彼女達の強い意思を感じたような気がします。
後半は、武道館の広さを感じさせずに、女子流らしい温かな空気が流れる本当に良いライブになりました。

ももいろクローバーZとは全く違ったアプローチで、「今日は良いライブだった」と思わせた女子流ちゃん。
過剰に煽ったりしなくても、「音楽の楽しさを歌って踊って伝えたい」という彼女達のポリシー通りに武道館でこれだけ楽しいライブが出来る実力は本当にすごいと思いました。
何より、これだけの大舞台にも関わらず涙もなくステージを勤めた彼女達の成長は素晴らしいです。

3年後、5年後、そして10年後も彼女達の活躍を見たい、と思わせる素晴らしいステージでした。
武道館ライブ大成功おめでとう!

降臨! BABYMETAL / LEGEND"D" SU-METAL聖誕祭

2012-12-21 08:03:59 | アイドル
という訳で、昨日はBABYMETALの赤坂BLITSでのワンマン。
チケットの抽選には外れてしまったものの、優しい方が譲ってくれて何とか参加できました。

満員の会場でワクワクそわそわしながら開始を待ちます。
開演前の高揚感は、ライブを滅多にやらないBABYMETALならでは。
この辺は、さくら学院と一緒ですね。

で、幕が落とされメンバー登場。
会場はいきなりテンションMAX!
まさに「降臨!」と呼ぶにふさわしい幕開けです。

15歳になったSU-METAL、堂々としたその姿は本当にオーラがあって神々しいほど。
ライティングも良く雰囲気を盛り上げます。
背筋を伸ばし、強い目線できりっと前を見つめるSU-METAL。
それにしてもこれだけ立ち姿が決まっているアイドルも少ないと思います。
観戦の位置は中央10列目くらいでしたが、他の二人ではなくSU-METALばかりに目が行ってしまいます。

前回のようにアニメーションで、メタルの神「キツネ神」に使わされた3人がアイドル帝国に立ち向かう、みたいな話があって、15年前のSU-METAL生誕のエピソードに。
15年前はX-JAPAN解散の年。
その生まれ変わりとしてSU-METALがこの世に使わされたとの事。

で、15年前に活躍したSPEEDの曲を、SU-METALがソロで歌いきり、ゆいもあの二人がまさかの「Over The Future」!

可憐Girl's - Over The Future


名曲だし、SU-METALにとって思い出の曲。
まあ、俄かファンなのでリアルタイムには知らないのですが、YouTubeで何度みたことか。
で、1番を二人が歌い終わると、2番をSU-METALが歌います。
上手い!
単に上手いだけじゃなく、何か聞いているこちらの背中がピンと伸びるようなまっすぐで伸びやかな歌声。
本当に今のアイドルシーンで一番心に響く歌い手だと思います。

他のメンバーでは「イジメ、ダメ、ゼッタイ」でのMOA-METALの切なそうな表情が印象的。
もともと器用な人だとは思っていましたが、表現力も付いてきてすごいことになっています。
いつもニコニコな、さくら学院のステージとは、また違った表現ができるのでメンバーも楽しいんじゃないのかな。
YUI-METALはやっぱり「おねだり大作戦」!
ふだん見せないブラックな表情がやばすぎる。
こういう曲をもっと他のアイドルグループも取り入れればよいのに、とも思うけど、この曲を嫌味なく歌えるのも、ゆいもあのあの可愛さがあってこそ、と気づきます。

で、その後も鉄板曲が続きフロアの盛り上がりはすごいことに。
ただ、やたらモッシュしたがる輩が多くて大迷惑。
本当に盛り上がっているならともかく、ただ騒ぎたいだけの人がメンバーの事も見ずにモッシュしたりダイブしたりしているかなという気がしました。
BiS界隈でもこういう人たちが目だってきましたが、そんなに騒ぎたいならホントのデスメタルのライブにいって歯でも折られて来ればいいのにね。

という訳で、今回はかなり「アイドル色」の強い構成でしたが、それはそれですごく充実したステージでした。
最後は、2月にあるLEGEND"Z"の発表。
場所はZEEP TOKYOだって。すごいね。

でも、なんかやな予感がします。
さくら学院を中元すず香が卒業することは確実としても、BABYMETALのSU-METALはどうするのか。
ここまでステージの完成度も上がって、海外からも注目されるようになって、来年は大いに飛躍の年だと思うけど、LEGEND"Z"の次があるのかどうか。

最後、十字架の下で火あぶりになったSU-METAL(すごい演出!)。
どうなる?!
ゼッタイ2月は見にいかなきゃ!

【BABYMETAL 12/20 LEGEND"D" SU-METAL聖誕祭 セトリ】
1.BABYMETAL DEATH
2.君とアニメが見たい
3.ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
4.White Love (SPEED) (SU-METALソロ)
5.Over The Future (可憐Girl's)
6.ヘドバンギャー!!
7.おねだり大作戦
8.ド・キ・ド・キ☆モーニング
9.いいね!
10.イジメ、ダメ、ゼッタイ
-アンコール-
11.ヘドバンギャー!!
12.翼をください

Negiccoらしいアットホームなクリスマスライブ/Negicco Christmas Story in UNIT

2012-12-20 07:05:10 | アイドル
という訳で、昨日はNegiccoのクリスマスワンマンライブ。
彼女達が憧れていたという代官山UNITをソールドアウトにしての開催でした。

Negiccoを初めて見たのは今年の1月、タワレコの無銭ライブ。
以来、10回くらいライブに足を運びましたが、毎回、彼女達の素朴な人柄と温かく優しいファンに癒されます。

今回、クリスマスライブということでサンタの衣装で登場したNegiccoちゃんたち。
Nao☆ちゃん曰く「ドンキで買った高い衣装で毛が抜けない!」と、ドヤ顔で報告していたのがおかしかった。
あと、今年を振り返って「TIF、横アリと大きなステージにも立たせてもらって嬉しかったし、いろんな出会いがあった一年でした」と話していました。

本当に大きく成長した一年だったと思います。
1月に見たときは「何て素朴な女の子達なんだろう」とびっくりしたのですが、昨日のステージは実に堂々たるもの。
多少トークでいつも通りグダグダになるものの、パフォーマンスは落ち着いていていました。

来年の抱負、というお題のMCで、ぽんちゃは「ももいろクローバーZさんと共演したい」、かえぽは「TVの歌番組でAKBと共演したい」と話していました。
ももクロはともかく、来年はますます大きくなることを予感させるステージだったと思います。

ライブとしてはメドレー形式でいろんな曲を歌ったりして楽しかったし、2月に発売予定の新曲「愛のタワー・オブ・ラブ」を初披露。
まだこなれてはいませんでしたが、メジャー感のある楽曲だと思いました。
最後のラインダンスも楽しかったし、Negiccoらしいアットホームなクリスマスライブでした。

オリーブオイルの驚きの美味しさ!/ラ・カンティーナ・カンチェーミ@飯田橋

2012-12-18 00:13:09 | グルメ
師走なので忘年会の季節。
いろいろ忙しいわけですが、土曜日曜と泊りでの忘年会のあと、日曜の夜は別の忘年会を開催しました。
と言っても3人だけでの小さな集まり。

飯田橋のイタリアン・バール「ラ・カンティーナ・カンチェーミ」というお店に集まったのですが、これが久々の大ヒットでした。

このお店は、イタリア食材、特にオリーブオイルを中心に輸入している専門商社が経営する小さなバールなのですが、現地の品評会で優勝したような質の高いオリーブオイルの美味しさを堪能できるお店。
料理も、「いかにオリーブオイルを使って美味しくできるか」にこだわったものばかり。

特にこの季節限定の、絞りたてオリーブオイル(ノヴェッロ)を使ったフェットゥンタというお皿がすごかった!
単にニンニクを少し塗ったパンを焼いて、そこにオリーブオイルを掛けて食べるだけの超シンプル料理なのですが、これがやばいくらいに美味しい。
新鮮で酸化していないオリーブオイルが、しゅわしゅわと口の中で弾けます。
これまでたべてきたオリーブオイルとは全く別のもの。
ぜんぜんもたれないし、とにかくフレッシュ。



他にもシンプルなピザにオリーブオイルをどばどば掛けたり、サラダに掛けたり「オリーブオイルのフルコース」。
テーブルの上には、3種類のオリーブオイルが揃っていて、自由に使えます。
と言ってもどれも品評会で優勝したようなオリーブオイルなので、本当に贅沢。



ワインの種類も揃っていてそんなに高くもなくて、と、これから時々、通ってしまうこと確実の使い勝手の良いお店でした。


ラ・カンティーナ・カンチェーミのHP

ベルハー新メンバーを初めて見た!/ナト☆カン結成1周年記念スペシャルイベント

2012-12-15 10:25:38 | アイドル
という訳で、昨日はナト☆カンの結成1周年記念ライブに行ってきました。
と言うか、ベルハーのライブを調べていたら対バンがあったので行ったのですが、いやー面白かった!

ナト☆カンはこれまで3回くらい見ていて、賑やかで楽しいライブが持ち味だと思うのですが、今回は1周年のアニバーサリーということで特別賑やかなライブでした。

ファンがメンバーにサプライズでお祝いの花束を贈ったり、メンバーが涙ぐんだり、クラッカーが鳴ったり、いろいろあって大盛り上がり。

やっぱりこういう暖かい現場って良いですね。
アイドルとファンが共振しないと良い現場にならないと思うのですが、ナト☆カンはメンバーが「とにかく場を盛り上げる」ことに徹底してこだわっているので、自ずとファンも体が動いてしまいます。
昨日集まった他のアイドルのファンも楽しめたんじゃないでしょうか。
あとはもっと持ち歌を増やして他流試合を積めば、2周年の時はもっと大きな会場で出来そうですね。
とは言え、メンバーの中で一番アイドルっぽかった横地志保さんが脱退との事で、今回のステージにも立ちませんでした。
うーむ・・・。

で、ベルハーちゃん。
新メンバーの「もえち」(公式HPが例によって更新されていないので名前が分からず・・・)、初めて見ましたが、なかなか内に秘めたものを持っていそうで、今後の成長と波乱が楽しみなメンバーだと思いました。
まだ、様子を伺っているみたいで、自分を出せていないようでしたが、爆発したらすごそうなので楽しみ!
あと、今回、カラオケの音質がすごく良くなっていて迫力がぜんぜん違いました。
ベルハーは楽曲のよさが売りなので、地味だけどこういう改善は素晴らしい。

他には、スチームガルーズのステージも良かった。
「OZ」のメンバーが5人に減っていて「?」と思っていたら、次に出てきたスチームガルーズに前のOZメンバーがいたりして、ほんとアイドル現場は少し見ないとどんどん変化していくのでびっくり。

あ、AKBpoidというグループにもびっくり。
AKBのそっくりさんが集まったグループ。
あっちゃん、まゆゆ、たかみな、と身長と雰囲気がかなり似てました。
正直、勝算があるとは思えないけど、みんないろんな事で攻めてますね。

※ナト☆カン結成1周年記念スペシャルイベント※
@渋谷O-CREST
CSRタレント部 prensents 「ハピハピ!CRESTアイドル集会!」
ナト☆カン選抜 「まりにゃ/ ナンシー/熊谷彩香/はるちろ/みゆきち/みずきんぐ/ともこ」
共演/ALLOVERβ/スチームガルーズ/OZ/BELLRING少女ハート
Smile☆Pocket/AKBpoid/DJ ペロwithナト☆カン踊ってみた/

完璧アイドルはここにいた!/小桃音まい ”チョコは嫌いだけどチョコっと早い”クリスマスワンマンライブ

2012-12-11 23:37:40 | アイドル
昨日は「まいにゃ」こと、「小桃音まい」の赤坂ブリッツでのワンマンライブ。

今年アイドル現場にものすごく通っているけど、小桃音まいの事はぜんぜん知らず、ステージを見たのは先月が初めて。
年間200本もの現場をこなして「地下の女王」と呼ばれているらしいんだけど、確かにそういう呼称がふさわしいすごいステージでした。

これだけアイドル現場に通いつつ、じつは「アイドル」らしいアイドルは苦手。
舌足らずで甘えた感じのアイドルはスルーしちゃうんだけど、彼女は、そのアイドル振りがあまりにも完璧でスルーできませんでした。
仕草、表情、どれもひとつひとつ決まっていてアイドルとしての完成度がハンパ無い。
とにかく驚きました。

で、すぐにワンマンのチケットを取って楽しみにしていた昨日のライブ。
彼女はこのライブのために、衣装を2着新調して、新曲も3曲初披露という入れ込みぶり。
アンコールのあと登場した時は、うっすら涙ぐんでいました。
それだけ、このライブに賭ける思いが強かったんでしょう。

彼女も、ももクロの武道館ライブの会場の外でビラ配りしたり頑張ったけど、しょうじき、昨日のお客は「満員」という感じじゃなくて、少しさびしかった。
地下が主戦場のファンは、赤坂ブリッツみたいな場所が苦手なのかな?
でも、これだけ気合が入ったライブを回避するなんてもったいない。
まあ、僕みたいな初心者が言うことじゃないかもしれないけど、アイドル好きならぜひチェックすべき、と思いますです。

今回のライブ、バックダンサーとして、ナト☆カン、ANNA☆S、asfiとかが出演。
その数、総勢60人以上。
小桃音まいが着替えている間、それぞれ短く自分たちの持ち歌を披露。
その間、ステージ後ろにスクリーンが下りて、小桃音まいがその歌に合わせて踊るおまけ映像が流れていました。
しょうじき目の前で歌って踊るアイドルより、スクリーンを見てしまいます。
同じ「アイドル」なのに、あまりにもレベルが違いすぎて、勝負になりません。
すごいねホント。

という訳で、ホントに楽しいライブだったのですが、残念だったのが、楽曲の弱さ。
印象に残るような曲がまるでありませんでした。
初めて聞く曲ばかりでしたが、いわゆるアイドルソングで、応援も何の苦もなく出来てしまうほど単純。
この辺りが、アイドルファン以外にアピールしにくいところなのかな?
でも、その世界を貫く彼女も一週廻ってすごいかも。
これからも時々、ライブに足を運ばなくちゃ。