東京ナイト

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東京パフォーマンスドール PLAY×LIVE『1×0』 エピソード1 & エピソード2

2013-08-24 11:17:39 | アイドル
8月16日と22日に東京パフォーマンスドールの公演を観てきました。

PLAY×LIVE『1×0』と題し、お芝居のパートとライブのパートが分かれている構成。
しかも芝居のパートは、エピソード1からエピソード5まで続く予定で、最後は12月の公演になるという大仕掛けなプロジェクトです。

TPDは、1990年に結成されたアイドルグループ。
その時は、アイドルに興味が無かったので、まるで知りませんでしたが、篠原涼子も在籍していたグループだったそうです。
で、2013年になって、新たに新生TPDとして活動を再開。
とりあえず、どんなものなのかお手並み拝見、という軽い気持ちでエピソード1を見に行ったのですが、本当に驚愕のハイレベルなステージでした。

まず、舞台がプロジェクトマッピングという全く新しいシステムを導入していて、これにびっくり。
色と光が自由自在に操れて、ステージが舞台転換することなく次々に変化していきます。
文章で書くのは難しいのですが、一度見たらびっくりすると思います。



この舞台に立つのが全国8800人の応募の中から厳選された10人。
みんな手足が長く、驚くほどの美少女揃い。
中にはダンス経験の無いメンバーもいたと思うけど、厳しいレッスンの成果なのか、みんなピシッと踊れていて、動きに無駄がありません。
しかも演劇パートでは、みんなちゃんと芝居が出来ているし本当にびっくり。
特に上西さん、櫻井さん、橘さんに目を奪われました。

と、ずっと驚いてばかりのTPD体験でした。

当然、エピソード2も観にいって、またまた感激。
エピソード1から一週間しか経っていないのに、メンバーは落ち着いていて客席を見る余裕が出てきています。
この成長振りにまたまたびっくり。
こんな世代の少女たちの、こんなハイレベルなステージを、こんな素敵な舞台で見られるなんて、世界中探してもここしかないよなって言うレベル。

運営がどんな人なのか分かりませんが、しっかりしたビジョンと志を持って、有能な人材を集め、大きな資本も投下してまじめに作り上げたステージ。
「アイドルブーム」だからって、その辺の女の子を集めて、碌にレッスンもしないで歌わせる地下アイドルとの差は歴然。
地下アイドル好きとしては、どっちも楽しめるけど、まあすごい企画です。

しかもこれだけの大仕掛けのステージ経験は、彼女たちを本当に大きく成長させるはず。
これまで、さくら学院だけが、卒業後も輝けるスーパーレディーへの進路だと思っていたけど、TPDも新たな名門校になる予感がします。

とにかくすべてのアイドルファンとアイドル運営に一度は見てもらいたい、新しい可能性が凝縮されたステージです。
10月から始まるエピソード3も楽しみすぎます!

Dorothy Little Happy『東京定期ライヴNo.6 』 第1部@渋谷WWW

2013-08-17 19:37:49 | アイドル
という訳で、すっかり更新が滞っています。
忙しいのもあるけど、とにかく現場に行きまくっていて収拾がつかなくなっています。
なので、出来る範囲でのんびり更新していきます。
まずは本日17日のライブから。

Dorothy Little Happy『東京定期ライヴNo.6 』 第1部@渋谷WWW

今年の1月から始まった定期ライブ。
その時は、「定期公演では、もっと成長できるようにいろんな事にチャレンジしたい」って話していたけど、TIFの大成功を受けて、会場の渋谷WWWは昼夜共にソールドアウト。
満員のフロアを前に、今回は特に自信に満ち溢れた素晴らしいステージだった。

ドロシーの良さは何度も書いているけど、特にステージに向き合う丁寧で心のこもった姿勢が素晴らしい。
「いいライブにしたい」っていう思いが、歌からダンスからMC中の表情から全部伝わってくる。

今日のライブで、いまアイドル界で見るべきグループの筆頭だと思った。
それほど完成された上質なステージ。
でも、これからの可能性もまだまだ感じるところが楽しみ。

今日のライブで、麻里ちゃんは「今年の夏はずっとお仕事が入っていて、毎日歌えて幸せ」って、ホント嬉しそう。
なんか見ているだけでこっちも幸せになるような笑顔。

あとやっぱり美杜のダンス。
緩急を上手につけていて、ぱっと止まったときの姿勢の美しさは随一だと思う。
止まる姿勢を多用するのがドロシーのダンスの特徴で、その姿勢が美杜に限らずみんな美しいから魅せるんだって素人ながら分かった気がする。

佳奈ちゃんは、しっかりしたリーダーとして、MCを率先して引っ張る安定感。
グループの要として本当に重要だよ。

るーちゃんは、MCでいつもほのぼのとした笑いを作ってくれる貴重なキャラ。
今日のライブでも、「定期ライブ6回目ということは、四捨五入で10回目だね」ってとぼけた発言。
彼女がいることでグループに心の余裕が生まれるんだと思う。
これはたぶんものすごく重要なことだと思う。
妹分のパティロケを見ていると、「パティロケにも、るーちゃんのようなキャラがいれば」っていつも思う。
完璧を求めすぎると息苦しくなってくるんだよね。

香美ちゃんは、MCではあんまりしゃべらないけど、すごく嬉しそうにダンスをする笑顔が印象的。

とにかく、そんなメンバーを見ていたらこちらもだんだん高まってきて、アンコールの『Life goes on』の歌詞を聴いていたら思わず泣きそうになった。

あと、10月発売の新曲「アジアンストーン」を初披露。
目新しい曲ではなく、いかにもドロシーらしいミドルテンポの佳曲。
振りも美しくこれから完成度が上がっていくのが楽しみ。

次の定期ライブは10月。
同じ渋谷WWWだけど、この勢いならもう少し大きな会場で出来ると思う。
この会場は見やすくていいんだけど、「武道館」という大きな目標を達成するためには、この勢いを活かして次のステップに進むべきじゃないかな?
例えば、O-Eastとか。

何はともあれ、次のライブも必ず見に行きたい。

「BUZZ♡ドル~噂のアイドル集合~@鹿鳴館」

2013-08-03 09:38:07 | アイドル
昨日は、目黒鹿鳴館のアイドル現場。

「BUZZ♡ドル~噂のアイドル集合~@鹿鳴館」
出演者 はる海&一~HAJIME~(しず風&絆選抜+バーサスキッズ選抜)/いずこねこ/asfi/HR/choice?/ほいっぷ★Girls/TAKENOKO▲/T!P

やばいくらい楽しいイベントでした。
何と言っても、「はる海&一~HAJIME~」の楽しさ!
絆の晴子さんと美海ちゃん、それにバーサスキッズから6人が選抜されての期間限定ユニット。
絆のふたりは、キッズにライブの楽しさを伝えようとしていたし、キッズはそれを吸収しようと一生懸命。
今しか見ることの出来ないアイドルが脱皮しようとする瞬間に立ち会えた気がします。
みんなのパフォーマンスも良かったけど、何より心に響いたのは、メンバーの気持ち。
晴子さんは長いMCで、キッズへの期待と愛情をしっかり語っていたし、キッズたちはつたない言葉ながら流れる涙で自分たちの気持ちを表現していました。
こうやって繋がっていくんだな~、って、少し感動しながらみんなの表情を見ていました。

「いずこねこ」
去年はずいぶんライブを見たと思うけど、すっかりご無沙汰になってしまい、茉里ちゃんのパフォーマンスを見るのは半年振りくらいかも。
今回も5曲くらい披露したけど、最後の曲以外は聞いたことのないものばかり。
でも、ファンを惹き付け扇動する支配力は相変わらず強力。
緩急をつけて盛り上がりを作っていく演劇的な才能があるんだろうね。楽しかった。

「HR」
福岡の大人数グループ。今回が3回目。TIFでも見たけどぜんぜんピンと来なかった。
でも、今回は國本満里菜さんのパフォーマンスに注目。彼女と久米知里さんの二人が群を抜いて頑張っていた。
でも、大人数の制服ユニットでは、國本満里菜さんの頑張りは空回り気味かも。
碌に知らないのに言うけど、彼女はたぶん、ソロでやったらよいのに、って思いました。
ちょっと、まいにゃを髣髴させる個性。もったいない。

「ほいっぷ★Girls」
今年の3月、何本かライブを見て気になっていたグループ。
なんと言っても、まあちゃんの小鹿のようなかわいらしさが素晴らしい。
ステージ上でも、ぼんやり素になってしまい、慌てて表情を作る時とか、なんともいえない楽しさがありました。

という訳で、どういう基準で選ばれたか分からない今回の出演グループでしたが、ごちゃ混ぜ感も楽しい良いイベント。
「はる海&一~HAJIME~」は、今回がラストステージということですが、バーサスっぽい企画なので、ぜひまたやって欲しいユニットでした。