今日は高田馬場で用事があったので、それが済んだあと久し振りに早稲田松竹で映画。
チェコを代表するアート・アニメーション作家、ヤン・シュヴァンクマイエルの短編、「シュヴァンクマイエル短編集 対話の可能性」と初めての長編映画「ALICE」の二本立てです。
まずは短編から。1967年から1989年までのあいだに製作された8作品で、実写、粘土、アニメーション、さまざまな手法で描かれたかなりシュールで残酷で不気味な物語が続きます。下の写真は『闇・光・闇』という作品。粘土を使って手、目玉、足、、、とパーツが狭い部屋に集まってきてだんだん人間になるまでが描かれた8分間の作品。気持ち悪いですけど面白いです。なんと言うか声に出しては笑えないですがユーモアがあって、でも気持ち悪いという、なんともいえない味が出ています。
「ALICE」は「不思議の国のアリス」をモチーフに作られた88年の作品。まさにこの監督好みのおかしな世界がこれでもかと展開していきます。もう少し実写のアリスがかわいい方が良かったですが、こういう世界にいるのがこの監督は大好きなんだろうなという不思議な作品です。
それにしてもチェコは不思議な国です。アニメーション映画をたくさん作っていますがどれも変わった作風ばかり。カレル・ゼマンとか大好きです。日本の漫画にたとえれば「ガロ」系の作品でしょうか。たまに見ると面白い不思議な作品です。
でも今日の早稲田松竹、お客さんが多かったです。特に若い人。なんだか自分の学生時代を思い出しました。
チェコを代表するアート・アニメーション作家、ヤン・シュヴァンクマイエルの短編、「シュヴァンクマイエル短編集 対話の可能性」と初めての長編映画「ALICE」の二本立てです。
まずは短編から。1967年から1989年までのあいだに製作された8作品で、実写、粘土、アニメーション、さまざまな手法で描かれたかなりシュールで残酷で不気味な物語が続きます。下の写真は『闇・光・闇』という作品。粘土を使って手、目玉、足、、、とパーツが狭い部屋に集まってきてだんだん人間になるまでが描かれた8分間の作品。気持ち悪いですけど面白いです。なんと言うか声に出しては笑えないですがユーモアがあって、でも気持ち悪いという、なんともいえない味が出ています。
「ALICE」は「不思議の国のアリス」をモチーフに作られた88年の作品。まさにこの監督好みのおかしな世界がこれでもかと展開していきます。もう少し実写のアリスがかわいい方が良かったですが、こういう世界にいるのがこの監督は大好きなんだろうなという不思議な作品です。
それにしてもチェコは不思議な国です。アニメーション映画をたくさん作っていますがどれも変わった作風ばかり。カレル・ゼマンとか大好きです。日本の漫画にたとえれば「ガロ」系の作品でしょうか。たまに見ると面白い不思議な作品です。
でも今日の早稲田松竹、お客さんが多かったです。特に若い人。なんだか自分の学生時代を思い出しました。