東京ナイト

旅行、食事、映画にお芝居、日々のささやかな幸せを記録します

さくら学院 2013年度卒業式「The Road to Graduation Final」

2014-03-31 23:36:05 | アイドル
という訳で、昨日はさくら学院の2013年度卒業式。
渋谷公会堂を満員にしての華々しくも厳かな式典でした。

さくら学院 2013年度卒業式「The Road to Graduation Final ~さくら学院 2013年度 卒業~」



中元すず香推しなので去年ほどは高まらないかな、と思っていましたが、やっぱり卒業式は特別。
気持ち良いほど感動の涙でした。

今年も送辞と答辞のスピーチに涙。
まず注目の送辞は、最愛だけでなく由結ちゃんも名前を呼ばれマイクの前に。
心のなかでどよめく父兄。
来年度の生徒会長が誰になるかは、さくらの父兄の永遠の関心ごとですが、これで5月の転入式までどうなるのか分からない、モヤモヤ状態が続きます。
まさに運営の手のひらで踊らされていますが、まあこれも予想の楽しみが続くと思えば良いのかな。

で、由結最愛スピーチは、下級生から見た4人の姿をいろんなエピソードを交えながら紹介するもの。
例えば、今の中3の4人はオリジナルメンバーだけど、そのすぐ後に由結最愛が転入してきたので、4人は下級生として甘える立場にはほとんど立てなかった、とのこと。
たぶん先生からの指導も厳しかったろうし、4人からうっすら感じる「苦労人」の雰囲気はこんなところも原因なんだろうと思います。

でもたとえ下級生に嫌われても厳しく指導し続けた飯田來麗ちゃんのように、「さくら学院愛」は4人から共通して感じていました。
それはすでに卒業した先輩から受け継がれてきた、さくら学院の美しい伝統。
その伝統をしっかり継承したい、という意志を由結最愛の送辞からも感じることが出来ました。

で、それを受けて、まり菜会長の答辞。
内容は、いろいろ悩んだし衝突もあったけど、今年のさくら学院の絆は、その壁を乗り越えたからこそ生まれた。
今のメンバーと出会えた事が奇跡だし、これからもずっと仲間だよ、というもの。
しょうじき文字にすると当たり前すぎるものですが、まり菜が真っ直ぐ前を見ながら、一言一言噛み締めながら話すと、全然クサく感じずただただ感動しました。

送辞と答辞が終わると、倉本校長と森先生の挨拶。
特に、さくらのメンバーに近い存在である森先生の話は胸を打つものでした。
内容は、ある意味エリート校である、さくら学院で学んだことはとても大切だし、ここでしか学ぶことの出来ない貴重な体験。
でも時には寄り道をしてみるのも大切。
そうして得た知識や経験が自分の糧となるだろう、と言うもの。
時に笑いを交えながらも、卒業するメンバーのことを思って真剣に話す森先生。
さくらのメンバーは、本当によい大人たちに囲まれ、みんなに愛されながら成長できているんだということが伝わってくるスピーチだったと思います。

やぱり、さくら学院はほんとうに素晴らしい学び舎ですね。

あと、ライブのことも簡単に書いておくと、まず新曲の「I・J・I」を初披露。
アグレッシブでカッコ良い曲。
で、今のメンバーでは最初で最後の披露なのに、ほぼ完璧なダンスのシンクロ率。
たった1回しか披露できない曲でも一生懸命レッスンして仕上げてくるところが、さくら学院品質だし信頼できるところ。
今回のライブで一番の収穫でした。

パフォーマンス委員長の飯田來麗ちゃん。
今回も最高の笑顔でステージに立っていました。
ここ何回かのライブでの表現力の高さは驚くほどだし、ここに来て急激に魅力を増していると思います。
本当に「今日も元気に成長中」なんだなって嬉しい驚き。
最後の「message」の時も、由結や愛子をくしゃくしゃってして笑いかけていたり、やわらかな雰囲気になっていて、ほんとうに素敵でした。

あと、中3の4人で楽器演奏に挑んだ「FRIENDS」も会場から万雷の拍手。
しょうじき、去年の中元すず香ちゃんのような絶対的な歌唱力を4人から感じることは出来ないけれど、でもそれでも自分達で出来る最高のものを客席に届けたい、という強い気持ちはちゃんと伝わってきました。
それに、この時も來麗ちゃんは、ギターを弾きながら会場を笑顔で眺めていたり、この大切な時間を心に刻みつけようとしているんだって思いました。



まあ、他にも、クッキング部の「しゃなりはんなりどら焼き姫」が楽しすぎる件や「負けるな!青春ヒザコゾウ」もとんでもなくウキウキする名曲ということが判明した件、今まで気が付かなかった「スリープワンダー」の上手の階段での歌っていないメンバーのパフォーマンスが地味に良かった件など書き始めると切りがない卒業式。

じっさい、ライブの後も、父兄仲間10人で感想戦を3時間以上。
次期生徒会長の予想から来年のお渡し会の対策まで話題が尽きず。
やっぱりさくら学院は、僕たち父兄にとっても最高です。

2014年3月30日 渋谷公会堂 セットリスト

01. School days
02. 目指せ! スーパーレディー -2013年度-
03. 負けるな!青春ヒザコゾウ
04. ベリシュビッッ
05. スコアボードにloveがある / テニス部 Pastel Wind(杉崎寧々・田口華・野津友那乃・大賀咲希)
06. 予想以上のスマッシュ / テニス部 Pastel Wind(杉崎寧々・田口華・野津友那乃・大賀咲希)
07. 科学部 科学究明機構ロヂカ?Special Medley / 科学部 科学究明機構ロヂカ?(堀内まり菜・佐藤日向・磯野莉音)
08. あちゃ!ちゃ!カリー / クッキング部 ミニパティ(菊地最愛・田口華・水野由結)
09. しゃなりはんなりどら焼き姫 / クッキング部 ミニパティ(菊地最愛・田口華・水野由結)
10. FRIENDS ~Unplugged 2013~ / 中等部3年 from さくら学院(堀内まり菜・飯田來麗・杉崎寧々・佐藤日向)
11. 未完成シルエット
12. I・J・I
13. スリープワンダー
14. My Graduation Toss
15. Jump Up ~ちいさな勇気~
16. message
<アンコール>
17. 旅立ちの日に ~J-MIX 2012~
18. 夢に向かって


参考:2012年度 さくら学院卒業式のブログ

アイドル甲子園FESTIVAL@新木場STUDIO COAST

2014-03-30 07:18:44 | アイドル
という訳で昨日は一日中、アイドル甲子園FESTIVAL@新木場STUDIO COAST。

100組以上のアイドルが4つのステージに分かれて登場する大型イベントでした。
会場もこじんまりしているので、移動やチラシ配りのためウロウロしているアイドルちゃんがそこら中にいて、何かやたら華やか。
気がつけば10:30のスタートから19:30まで会場に。
でもほんとうに楽しい一日でした。

で、開場前の作戦は、TPD、山活、琉ドルだけ押さえて、あとはなるべく知らない新人や地方組を見て回るつもりでした。

結局、この日見たのは25組のアイドルちゃん。
全部羅列すると・・・。

サンミニッツ → Tokyo Cheer2 Party → 東京パフォーマンスドール → イニーミニーマニーモー
→ 1 Believe FNC → 8princess → おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!  → 山口活性学園
→ nanoCUNE  → DANCEROID → RYUKYU IDOL → 赤マルダッシュ☆ 
→ ナト☆カン → TAKENOYAMA24 → I'S9 → 月と太陽 → HR → GALETTe*
→ Jammy →  涙-NAMIDA-  → アイドルカレッジ → Barbee → ウルトラガール
→ Cheeky Parade → BELLRING少女ハート


事前の予想通り、TPD、山活、琉ドルが最高の盛り上がり。
なるべく知らないグループを見るようにはしたけど、しょうじき残念ながら特に「これはすごい!」っていう発見はなし。

でも、TPD、山活、琉ドルで声が枯れるくらい、とんでもなく盛り上がれたから、満足感はかなり高かったです。

まずTPDはこの先、対バンの度に見つかっていきそう。
会場入りしたらちょうどチラシを配っていたのですが、他のアイドルとは別格のオーラがありました。
その飛び抜けたビジュアル力と華やかなステージは攻撃力が高過ぎ。
ただ曲がいわゆるアイドルソングじゃないので、入りにくい人もいるかも。

山活もホントに熱かった。
メインステージの「HOT STAGE」に立てて高ぶってしまい、泣きながらパフォーマンスするメンバーにこちらも感動。
特にメインボーカルの森脇ゆいさんが、胸に手を当て目に涙を浮かべながら歌う姿は、ものすごい迫力がありました。
きっとあの大きなステージから見た光景は素晴らしかったのでしょう。
25分間の持ち時間、ノンストップのメドレーはいつも通りの良曲揃い。
マジで最高でした。
あ、ただ、大きなステージに慣れていないからだと思うけど、もう少しステージを広く使ったほうがいいかも。
ちょっとこじんまりしてたかな。まあ慣れだと思うので今後の成長に期待です。

久し振りのRYUKYU IDOLは、するっと最前を確保。
で、持ち時間20分をすべて「ハートのエナジー」をひたすらリピートするという荒業。
最前なので盛り上げなきゃと思い、ひたすら応援していたら一発で声が枯れました。
あと、後ろも見ずに湧いてたから気が付かなかったけど、他の人に聞くと、ライブ中、どんどん人が増えてめちゃめちゃ盛り上がったとのこと。
やっぱり流ドルはライブがアナーキーで楽しいし、何よりメンバーが嬉しそうなのが高まります。
もっと東京に来る機会があれば見つかるはずなんだけど、次回は「夏かな~」とのこと・・・。
あと久し振りに見たのに、はななんが名前をちゃんと覚えていてくれて嬉しかったっす。

と、メインの3組以外だと、さいきん注目の「月と太陽」。
この日、新曲を投入。でも、もう少しエモい曲だと嬉しかったかも知れません。ちょっと楽曲的に弱いかも・・・。
とか言って最前で湧きまくっちゃったけど。
めぐちゃん、パフォーマンス中に少しずつ笑顔が出てくるようになってきたのが嬉しい。
ここから数ヶ月の変化が楽しみ♪

Cheeky Paradeは超久しぶりだったけど、ますますパフォーマンス力が付いていて、会場は、この日最高の盛り上がりだったと思います。
ステージも大きく使ってキレのあるダンスと攻撃的な楽曲。メジャーの実力を見せつけてくれました。

で、チキパのあとに登場したのがBELLRING少女ハート。
ぞろぞろチキパヲタが帰っていく中、やりにくかったと思うけど、フロアに降りて呑気に歌いながら練り歩くというベルハーらしいやり方で盛り上げていました。
まあ、ヲタが盛り上がりすぎてメンバーから「だから地下って言われるんだよ」って怒られていたけどそれも含めてのベルハーだよね。
しっかりベルハーの個性があるんだから、それはほんとにすごいこと。

と、他にも気になったグループは幾つもあったけど長くなったのでこれで終わり。
あー楽しかった!

『The Road to Graduation 2013 ~さくら学院 放課後アンソロジー みんなでわっしょい! ~』

2014-03-28 23:21:34 | アイドル
今日は、さくら学院@渋谷AX。

『The Road to Graduation 2013 ~さくら学院 放課後アンソロジー みんなでわっしょい! ~』



卒業式前の大切なライブだけど、推しの中元すず香さんの卒業が迫っていた去年ほどの緊張感はなく会場入り。
番号は良かったのに仕事でギリギリになってしまい、真ん中位の場所。
でもステージが高いのでストレスなく楽しめました。

で、今回は、中3の4人と転入生の2人に注目しようと思っていたけど、正面に来ることの多かった由結ちゃんの尋常じゃない美しさについ見とれてしまいます。
何しろ本当に大人っぽくなってきたし表情も素晴らしい。
でも遠目からでもわかる赤ちゃん肌で、何というか無敵です。

そんな中、飯田來麗ちゃんの表情の素晴らしさに途中から気が付きました。
やわらかい笑顔をたたえながらのパフォーマンスは、残された時間を大切にしようと思っているのがひしひしと伝わってきました。
なので、後半はほぼずっと來麗ちゃんに注目。
たくさん良い表情を見せてくれたけど、特に「マシュマロ」の優しい笑顔は本当に素敵。
しょうじき、これまで來麗ちゃんにこんなに注目したことはなかったけど、それを後悔させるほどのパフォーマンスでした。

とは言え、今日のさくら学院の主役は、何と言っても杉崎寧々ちゃん。
卒業後の目標を中3の4人がそれぞれ話したのですが、女優を目指すと宣言した日向と來麗ちゃん。
それに大好きなアニメや物語に関わる仕事をしたいので声優アーティストを目指すと宣言したまり菜が続きます。
で、最後に寧々ちゃんが「高校生になったら芸能界は引退して、お母さんのような看護師になりたい」と発言。
そもそも芸能界に入ったのも、オーディションの景品目当てで確たる目標があったわけでもなく、あくまで自分は茨城の田舎もんと自分を語る寧々ちゃん。
さくらの中では、しっかりしたトークとステージ上で見せる自然体の笑顔が魅力だったのが彼女。それは数あるアイドルの中でもユニークな個性だったし、父兄みんなから愛されていたと思います。

でも、実はとんでもないタレント揃いの、さくら学院。
キラキラと煌く卒業生の4人はもちろん、由結最愛の最強ペアや、不思議炸裂の、まり菜会長を間近で見てきて色々考えることもあったのかもしれません。
引退を決めるまでどれだけ悩んだことでしょう。
緊張しながらもしっかり自分の夢を語る彼女の言葉を聞きながら、杉崎寧々の成長をはっきり感じました。
さくら学院で学んだことはものすごくあるはず。
今後、スーパーレディーの道を確実に歩んでくれることでしょう。

でも、「もし今年の生徒会長が、まり菜じゃなく寧々だったら違った結果になったかもな」ってつい思ってしまいます。
何というか、ほんとうに難しいですね。

ライブのことを書くと、まず新曲「負けるな!青春ヒザコゾウ」が初披露されました。
背の順に並んでの歌い出しから、さくら学院感満載の楽しい曲。
由結ちゃんが最愛どころか、まり菜も抜いてる!とか見どころいっぱい。
組体操みたいな振り付けも楽しかったし、今後、転入式や卒業式などの節目でメンバーの成長を確認するためにも必ず歌って欲しい曲です。

「FRIENDS」は相変わらずの名曲。
特に今回は、まり菜会長が「みんなケンカをしたりぶつかったりしながらいっぱい真剣に話し合って、ようやく今のパフォーマンスが出来るようになりました。私達の今の気持ちが伝わるよう一生懸命歌います」と話した後、歌い出したので、しょうじきうっすら涙。
さくらはこういう真っ直ぐな発言があっても、それは心から思ってのことだって分かるので、ほんとうにフロアの僕たちの心にも響きます。

で、最後の曲は、寧々ちゃん引退の発言の衝撃を引きずりながら「jump Upちいさな勇気」。
手拍子も忘れ呆然としながら寧々ちゃんのパフォーマンスを見つめていました。
すごい表情でした・・・。

2013年度のさくら学院は残るところあと1回だけ。
卒業式もどんな感動が待っているのか、心してハンカチを多めに持って出席したいと思います。

モーニング娘。'14 コンサートツアー春「EVOLUTION」@オリンパスホール八王子

2014-03-15 22:05:50 | アイドル
という訳で、今日は、モーニング娘。のライブに初参加。
年間200以上のアイドル現場に通っていますが、モーニング娘。というかハロプロ勢には縁がなく、気にはなっていたものの機会がありませんでした。

でも今回、知り合いがチケットを余らせていたのでそれに便乗して急遽参戦。
1階のすごく良い席で初めてのモーニング娘。を堪能しました。



とは言え、名前と顔の一致するメンバーは、道重、鞘師、小田さくらの3人だけ。
曲も、昔の曲はおぼろげに分かるものの、ここ数年の曲はさっぱりの状態。
基本、対バンをほとんど行わないハロプロ勢なので、オリコンでいくら1位をとっても僕のようなアイドルヲタにとっては遠い存在でした。

そんな中、一番驚いたのは、小田さくらのボーカル。
歌割りが異常に細かい、つんく楽曲でもはっきりわかる力強く伸びのある歌声。
アイドル離れしたそのボーカルは際立った個性を発揮していました。
細かなソロパートで細切れに聞くんじゃなく、ソロでしっかり聞いてみたい歌声だったと思います。

センターの鞘師も、さすがセンターという存在感。
彼女も力強いボーカルを持っていました。ダンスを踊る姿も美しかったです。

道重は、抜群のMC力をもった頼りになるリーダー。
自分大好き感も漂わせつつ、ちゃんと笑いもとって、他のメンバーの良い所も拾っていてさすがって思いました。

この3人以外だと、工藤遥さんに注目。
踊っている時の表情が一番自然で楽しそう。やんちゃ感もあるし、MC力もあるのでもっと成長すれば頼りになりそうです。

ただ、しょうじき他のメンバーからは、それほど「ライブが楽しい!」という感じが伝わってきませんでした。
ダンスのフォーメーションが複雑で移動も多いので、それをこなすのに汲々としてしまい、肝心の「ライブの楽しさ」がなおざりになっていた気がします。
「ライブがすごい」というのがモーニング娘。のアイデンティティだと思うのですが、それにとらわれすぎているようだったのが残念。

あと、ライブの数が多いせいか、一期一会感がなく、いつものライブを繰り返しているような印象を受けました。
去年見た、℃-uteの武道館公演の時のような驚きは薄かったかな。
しょうじき、つんく楽曲もいまひとつぴんとこなかったので、もう一度行きたいか、と言われれば微妙。

とは言え、アイドルの一つの頂点とも言える、モーニング娘。を良い席で見ることが出来たのは貴重な経験でした。

東京パフォーマンスドール/@JAM NEXT Vol.5 ~春はすぐそこ!スプリングカーニバル!!~

2014-03-09 21:17:56 | アイドル
という訳で、今日は、さくら学院の公開授業「歌の考古学」。
去年の内容が、とんでもなく素晴らしかったので当然見たかったのだけど、チケット発売の時に商談が入ってしまい、まさかの見られず・・・。
twitterの書き込みを見ると今年も素晴らしかった模様。
あーあ・・・。


とは言え、DDは気持ちの切り替えが早いので、さくら学院がダメなら東京パフォーマンスドールという訳で秋葉原へ。

@JAM NEXT Vol.5 ~春はすぐそこ!スプリングカーニバル!!~ 1部&2部@ AKIBAカルチャーズ劇場

出演:i☆Ris / TOKYO TORiTSU これで委員会 / 東京パフォーマンスドール

で、TPDほんとうに素晴らしかったし、今日のステージを見ることが出来て良かった。
渋谷の劇場で公演を続けているTPDにとって初めての対バン。
でも、そんなことをちっとも感じさせない圧巻のステージだった。
ゴージャスで祝祭感に満ちたステージは本当に華やか。
ここまで華やかなグループは今のアイドルシーンではマジで思いつかない。



TPDのライブは、1年間ひたすらレッスンを続けてきた成果が現れていて、アグレッシブでウキウキするようなステージ。
で、びっくりするほど手足の長い美少女が9人揃っているので登場するだけでとんでもない華やかさ。
メンバーも、渋谷より元気な声援にノリノリな様子。
すごく嬉しそうにメンバー同士、目を合わせたりしていて何だかこちらも気分が高揚。
シブゲキだと芝居鑑賞の気分で見てしまうので、今日みたいな盛り上がりがなかなか実現できない。
でも、今日のメンバーの嬉しそうな表情を見ると、渋谷でももっと盛り上がらなきゃって思った。

あと、TPDのメンバーはみんな美少女揃いだけど、何と言っても星来さん。長くて細い手足を駆使しての何だか上品なダンスは見とれてしまう。
らこちゃんは笑顔が素敵だし、二葉のダンス、晏夕と香帆のボーカル、菜七ちゃんの頼れるリーダーっぷり。
タレント揃いで怖い位。今日の対バン相手とはまるでレベルが違った。

春以降、対バンも増えるみたいなので一気に見つかりそう。

2014年2月のアイドル現場

2014-03-05 22:32:38 | アイドル
という訳で、2014年2月のアイドル現場をまとめて紹介DEATH!

2月2日 「ガールズイノベーション」@新宿BLAZE
出演:<アイドルグループ> 
 READY TO KISS/涙-NAMIDA-/メグリアイ/フラップガールズスクール/柊木りお/SUPER LIPs/ウルトラガール/滝口成美 with Control-S/ホームランなみち/Feam/GALDOLL/Cover's DOLL/Misaki/PLC
<女子大生アイドル>
 早稲田大学わこ-!プロジェクト/慶応大学PiU/法政大学チームえびくろ/明治学院大学DYLM/上智大学/他

今日は現場の選択を間違えた・・・。 「ガールズイノベーション」。会場は新宿BLAZEなのにお客は40人くらいしかいない。 スカスカ感が半端なくて盛り上がろうにもテンション落ち気味。 G☆girls出演って書いてあったのに居ないし・・・。 結局、夜の2&のワンマンも行かずに帰宅。

そんな盛り上がらない「ガールズイノベーション」で気を吐いていたのが、柊木りお。 「なんかみんな暗いよ!」って声を掛けて会場の空気を温めようと頑張ってた。さすが。
ウルトラガールも、いつもの様に、ともろんが汗だくになって応援。 2組ともお客が少なくても盛り上げようと懸命なのがすごい。

で、「ガールズイノベーション」には大学生のサークルアイドルも登場。 早稲田のハロプロコピーアイドルも上手かったけど、ももクロのコピーを元気に踊った「法政大学チームえびくろ」が面白かった。本人たちが一番楽しそう。 Feamのステージの時も、フロアで盛り上がってた。


2月5日 「ワンコインBOMBER」
出演:加藤育美/PLC/渋谷DOMINION
今日は新宿レッドノーズのワンコインライブ。お目当てはPLC。
地下感濃いけど、メンバーのルックスはピカイチ。なんかわちゃわちゃして楽しい現場だった。三上亜希子さん、表情豊かで注目。ヲタも多かったし、新曲「キューティパイ!」もオリコンのウィークリーで19位とのこと。
でもなー、今から新しいグループを推していこうという気力が沸かないのは何故だろう。

あと初見で加藤育実さんというソロアイドル。 「ゴッドタン」でヒムコーズとしても活動中との事。すごく楽しそうなパフォーマンス。 で、「今すぐKiss Me」をカバー。テレパシーの持ち歌だからお馴染みだったけど、コールのタイミングが違った。現場によって様々なんだね。


2月6日 「フリージアとショコラ×『LIVEアイドル図鑑』前夜祭」@O-EAST
palet/東京女子流/ベイビーレイズ/姫carat
小桃音まい/アイドルカレッジ/青SHUN学園/アイドルピット/涙-NAMIDA-
今日はO-EASTで久し振りに東京女子流。夏のTIF以来。と言うかちゃんと見たのは一昨年の武道館以来かも。
みんな大きくなっていてびっくり。特に、めいてぃんがすごく綺麗になってた。あと新井さんとゼロズレ正面だったのでヤバ! 表情、ダンス、何もかも他のメンバーとは一線を画していたよ。

で、久し振りだったけど、「おんなじキモチ」や「頑張って」とかお馴染みの曲を披露してくれたのでブランクを感じずに楽しめた!
やっぱり女子流、ダンスはしなやかで美しいし、本当に別格だったな。
一昨年の武道館以来、他界してたけど、また定期公演とかに行かなきゃって思った。でもやっぱり盛り上がるのが昔の曲っていうのがな~・・・。新曲もセクシーすぎていまひとつかも。

ベイビーレイズも超久し振り。りおとんが変わらないダンスで和めた。全体としてはすごくパワフルに成長。良いグループだなって思った。特に、でんちゃん、いい表情。「暦の上ではディセンバー」も聴けたし満足。


2月11日 テレパシー主催イベント「ピピピ会」@渋谷Glad
ブログ記入済み


2月12日 さくら学院「Jump Up~ちいさな勇気~」リリイベ@お台場MEGAWEB
今日はお台場でさくら学院のリリイベ。 今年の卒業ソング「Jump Up~ちいさな勇気~」を初披露。
去年は絶対的な歌唱力の中元すず香を活かす曲だったけれど、今年は中3の4人を中心とした2013年度らしい合唱曲。一心に歌うメンバーの美しい輪唱が本当に見事だった。

さくら学院の「Jump Up~ちいさな勇気~」は、メンバー間のアイコンタクトがたくさんあって、それも見どころ。新曲を披露する緊張と誇らしさを感じながら、励まし合うように目を合わせるメンバーを見ているだけで胸熱。
中3から下級生に引き継がれるような振りも心に響いた。




2月15日 さくら学院 『The Road to Graduation 2013 ~Happy Valentine~』1部+2部
ブログ記入済み


2月16日 Dorothy Little Happy『定期Live at Tokyo 3rd tour初日ちょうど一ヶ月前』昼公演+夜公演
ブログ記入済み


2月17日 WELOVE / アイドル甲子園NEXT~平日Freeライブ~@渋谷RUIDO.K2
ブログ記入済み


2月22日 青山☆聖ハチャメチャハイスクール presents『ハチャメチャ祭Vol.12』@渋谷WOMB
ブログ記入済み


2月23日 Dorothy Little Happy@豊洲フリーライブ
2月23日 アキドラアイドルLIVE Vol.6@アキバドラッグカフェ
2月23日 asfi 6thワンマン -星川だりるラストLIVE -@渋谷DESEO
3本まとめてブログ記入済み


2月24日 QUATTRO MIRAGE vs @JAM Vol.1 Dorothy Little Happy / ねごと
ブログ記入済み




2月26日 Dorothy Little Happy リリイベ@ラクーア
今日はドロシーのリリイベ@ラクーア。 12月の発表以来、今日のアルバム発売までに38回ものイベントを重ねてきたとの事。 僕はそのうち8回見ているけど、どのライブもほんとうに丁寧で心のこもったパフォーマンスだったと思います。他の30回もきっと同じクオリティのはず。さすがドロシー!

38回ものイベントをこなしてきたドロシーで驚くのは、やっぱり麻里ちゃんの歌声。 毎回「STARTING OVER」で彼女の伸びやかな美声に聞き惚れてしまうけど、常に安定したあの歌声を維持するのは相当大変なはず。麻里ちゃんの事だから自己管理もきちんとしているんだろうな。尊敬。

という訳で2月の現場は、17現場!

BABYMETAL 「黒い夜 LEGEND "DOOMSDAY" ~召喚の儀~」他

2014-03-04 00:11:26 | アイドル
という訳で、3月2日は朝早く起きて多摩川競艇場に。
山口活性学園が競艇場でのイベントにでるのです。
バニビが進行も務めるこのアイドルイベント。タイムリーに山活を呼んでくれるとはさすがです。

数あるロコドルの中でも最も熱いライブを見せてくれる山活。
去年はなかなか東京に来てくれませんでしたが今年はこれで3回目の東京遠征。
でも山口はさすがに遠いようで、途中の東名での事故渋滞のためオープニングに間に合わないハプニング。
もっともメンバーのほとんどは眠り込んでいて渋滞に気が付かなかったとのこと・・・。

で、ぐっすり寝て気合十分の山口活性学園のメンバー、今回も気合あふれるライブを見せてくれました。
対バン相手がバニビとアフィリアだったので余計感じたのかもしれませんが、とにかく1回1回のステージに賭ける気合が凄まじすぎ。
あーほんと楽しかった!
今月末にもまた東京に来てくれるので楽しみ!

山口活性学園 アイドル部  IDREAM  【PV】 4th single 2014年2月19発売


で、熱い山活ライブを堪能したあとは昨日に続き武道館に。

BABYMETAL 「黒い夜 LEGEND "DOOMSDAY" ~召喚の儀~」

前日のライブが凄すぎて、2日目はどんな内容なのか不安を感じながら着いた武道館は今日も満員。
客層は、ほんとうに様々。
濃いアイドルヲタもいれば、美人のサブカル女子やカップル、それに海外から来たと思しき外人メタラーとカオスな感じ。
で、ほとんどがBABYMETALのTシャツを着ていて楽しげな雰囲気。

この現場の雰囲気を他のアイドル運営はぜひ見るべき。いろんなヒントが詰まっていると思います。
今回、Dorothy Little Happyが、あれだけいい曲を集めたアルバムを出して、あれだけ質の高いパフォーマンスを見せてくれて、あれだけリリイベを重ねてもウィークリーチャート9位(1.3万枚)。
しょうじき「何でもっと売れないの?」って思うし、前作に比べればジャンプアップですが、同じ日にアルバムを発売し、「武道館ライブに専念する」という理由でリリイベを一切行わなかったBABYMETALはチャート4位(3.7万枚)。

もうアイドルヲタだけを見ていては、先に行けないんだなということが如実に現れた結果だと思います。
もちろんアイドル界隈の中でそれなりに運営していくのなら良いのでしょうが、ドロシーのように「満員の武道館ライブ」を目標にしているなら、いろいろ戦略をねったほうが良さそうです。

でも、BABYMETALは更にその先を行っていて、今回発表されたのが「世界進出」。
日本での布教は一段落したので、今年の6月はヨーロッパ遠征を開始するとのこと。
このまま日本で活動を続けていれば、そんなに遠く無い将来、ドーム公演なんかも出来るかも、位の可能性はあると思っていたのですが、さすがアミューズ、更にその先を見据えているようです。

実際、BABYMETALのアルバムは、アメリカ、イギリス、ドイツでのメタルチャートでは1位、2位にランクイン、台湾やインドネシアなどのロックチャートでも1位にランクインしているそうなので世界征服もあながち夢じゃないかもしれません。

年末の幕張では、日記に「メタルの様式にとらわれない、もっと素直な中元すず香の歌を聴きたいって今回改めて思った。」と書いていますが、今は「この先、世界でどこまで行けるのか見せて欲しい」と松井やイチローを送り出すときの心境です。
父兄としては、さくら学院出身者がどこまで高く羽ばたけるのか、見守りたいと思います。

細かいライブの感想は、1日目の日記と似てしまうので省略。
でも中元すず香の歌声は何度聞いても素晴らしいので今回も圧倒されました。
SU-METALのソロ曲、「紅月‒アカツキ-」ではちょっと泣いたかも。
歌が上手いだけじゃなくて、なんか説得力がある不思議なシンガーなんですよね。
他の二人も、さくらでは見せないきりっとした表情が素敵だったし・・・。
本当にBABYMETALは最高です!(by柊木りお)



BABYMETAL 「黒い夜 LEGEND "DOOMSDAY" ~召喚の儀~」
1. BABYMETAL DEATH
2. いいね!
3. 君とアニメが見たい~Answer for Animation With You
4. おねだり大作戦
5. 4の歌
6. 新曲
7. 紅月‒アカツキ-
8. Catch me if you can
9. ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
10. ギミチョコ!!
11. 悪夢の輪舞曲
12. メギツネ
13. イジメ、ダメ、ゼッタイ
̶ENCORE―
14. ド・キ・ド・キ★モーニング
15. ヘドバンギャー!!

BABYMETAL 赤い夜 LEGEND “巨大コルセット祭り” ~天下一メタル武道会ファイナル~

2014-03-03 23:11:39 | アイドル
という訳で3月最初の土日はかなり濃厚なアイドル三昧でした。

まず1日の土曜日は、池袋東武でのDorothy Little Happyフリーライブ。
アルバム「STARTING OVER」のリリイベもこれで4回目位ですが、今回も楽しかった。
ただ、さすがに麻里ちゃんの声に疲れが・・・。
ちょっと働かせ過ぎじゃ・・・、と思いながらステージを見たあと、速攻で日本武道館に移動。

もちろんBABYMETAL「赤い夜 LEGEND “巨大コルセット祭り” ~天下一メタル武道会ファイナル~」参戦のため。

2012年の春にタワレコのインストアで初めてBABYMETALを見て以来、中元すず香の歌声に惹かれずっと追いかけてきたBABYMETAL。
BABYMETALをきっかけに、さくら学院や武藤彩未にも通うようになったし、まあ自分のアイドル活動のひとつの原点でもあります。
でも昨年末の幕張メッセでのライブはしょうじき不完全燃焼だったので、「もう僕の追いかける規模じゃないのかな」と寂しく思いつつ惰性で参加した今回のライブ。
終わってみれば「BABYMETAL、凄まじ過ぎるよ・・・」。
本当に圧倒された今年のベストに入るであろう衝撃的なライブでした。

これまで武道館では、東京女子流、スーパーガールズ、℃-ute、指祭りとアイドルのライブを見てきましたが、今回のステージが群を抜いてゴージャス。
センターステージのため、いつも以上に見やすかったし、何よりライティングの美しさ!!! 
マグマのようにステージが赤く染まったり、レザーが飛び交ったり3人をより大きく見せてくれました。
このまま、さいたまスーパーアリーナに持って行ってもたぶん広く感じさせない程の完成度。
彩未ちゃんもそうですが、さくら関連のライブはこういうところにちゃんとお金と情熱をかけるので信頼できます。



今回は、「MCなし、アンコールなし」の一本勝負。
いつものようなギミックに頼らず、メンバー3人と神バンドだけがひたすらパフォーマンスし続けるシンプルすぎる構成。
でもだからこそ、SU-METALの歌声だけに集中することが出来ました。

わずか1時間ほどでしたが、最高に満足できたと思います。
席は2階でしたが、ステージ正面なので見やすく満足。
いつもは最前センターを目指してモッシュの海に溺れながら見ているのですが、ゆっくりステージを堪能できて、これはこれで楽しいかな、と。

幕張ではそんなに響かなった「ギミチョコ!!」も武道館で聞くと、「なんて楽しい曲!!」。
昔のBABYMETALっぽい楽しさに満ちた曲で、最近少し影を潜めていた「やんちゃで楽しいBABYMETAL」を堪能できます。

YUIMETALとMOAMETALの作詞作曲と言われる「4の歌」も実にバカバカしい曲で素晴らしすぎ!
あの二人の発想の豊かさは、さくら学院の公開授業を見ていればよく分かりますが、今の彼女たちでなきゃ出てこなかった発想とそれをちゃんと曲にしちゃう運営の遊びココロが最高です。

中でも僕が一番好きな中元すず香のソロ「紅月-アカツキ-」は鳥肌もの。

本当になんという表現力なのでしょう。
満員の武道館の観客の前でも臆することなくまっすぐに歌を届ける決意のこもった眼差し。
今回、「史上最年少での武道館ライブ」ということが喧伝されていますが、そんなこと、あの会場にいた人なら誰も気にしないはず。
とにかく武道館が狭く感じるほどの圧倒的な表現力でした。

後半の「ヘドバンギャー!!」で、ステージからYUIMETALが落下するハプニングも。
あの広いステージをYUIMETALとMOAMETALの二人はちょこまか休まず駆け抜けていたので、相当脚に来ていたはず。
落ちたYUIMETALだけじゃなく、MOAMETALの脚ももつれ気味でした。

でもそれでもステージを一切止めることなく歌いきった残りの二人は完璧なまでに「プロ」。
最後の「イジメ、ダメ、ゼッタイ」でYUIMETALも無事復帰して笑顔を見せてくれたのは本当に良かった。



という訳で、3人(+神バンド)の歌とパフォーマンスだけで勝負を掛けてきた今回の武道館。
想像を超えるくらいに成長したBABYMETALの実力を見せつけた圧倒的なライブだったと思います。

BABYMETAL「赤い夜 LEGEND “巨大コルセット祭り” ~天下一メタル武道会ファイナル~」@日本武道館
3月1日 セットリスト:
01. メギツネ
02. ド・キ・ド・キ☆モーニング
03. ギミチョコ!!
04. いいね!
05. Catch me if you can
06. ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
07. 悪夢の輪舞曲
08. おねだり大作戦
09. 4の歌
10. 紅月 -アカツキ-
11. BABYMETAL DEATH
12. ヘドバンギャー!!
13. イジメ、ダメ、ゼッタイ