東京ナイト

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豊田コレクション 手ぬぐいでごあいさつ

2009-01-24 23:49:50 | 展覧会
08年1月と7月の2回、新宿のロフトプラスワンで「東京手ぬぐいナイト」というイベントを企画しました。日本最大の手ぬぐいコレクター、豊田満夫さんをゲストにお呼びし、彼の膨大なコレクションから「商店、企業手ぬぐい」「落語、歌舞伎、芸能人手ぬぐい」をそれぞれ紹介するというイベントでした。

で、今日はその豊田さんの手ぬぐいの展覧会が深川の江戸東京資料館であったので行ってきました。
特別展「豊田コレクション 手ぬぐいでごあいさつ~江戸庶民の付き合い・心づかい~」
《1月24日(土)~2月8日(日)》

http://www.kcf.or.jp/fukagawa/event_detail_030100600033.html

会場には初日ということもあってかかなりのお客様。約300枚も展示された手ぬぐいの数々を熱心に見ていました。豊田さんも会場にいらしたのでご挨拶。

今回のテーマは「配り物手ぬぐい」との事。年末のご挨拶として昭和30年代頃、商店などが配った手ぬぐいがメインです。ちょうど「手ぬぐいナイト1」と同じテーマ。「手ぬぐいナイト」でも紹介した手ぬぐいもいくつかありましたが、まったく初めて見るものもたくさんあって、今回も非常に興味深い展覧会となっていました。

コレクションは例えば、、、






うーん、相変わらずのかわいらしさです。素晴らしい。
手ぬぐい好きなら必見の展覧会は2月8日まで!

寿湯@成増

2009-01-24 00:37:31 | 銭湯
銭湯は寿湯@成増。



地下鉄成増駅下車。初めて降りたけど、けっこう静かな住宅街。歩くこと10分くらいで、目指す銭湯、寿湯へ。ファザードは少し変わった造り。モルタルの白い躯体。
中は番台式。番台に座る女性はかなり不思議な雰囲気。東北出身なのか自分の事を「オレ」と呼ぶ。なんだかスナックに来たみたいな感じ。銭湯回数券を買おうとしたんだけど、この銭湯、お店独自の回数券制度を導入しているみたい。なかなか頑張っているのかな。
で、見所は創業の昭和31年からあるという脱衣所の看板。渋いね~。



女将さんによると、看板にあるお店のうち、今も営業しているお店はないとの事。
この広告も敬心社のもので、月ぎめの看板設置料が一枚1500円との表示がある。で、初期費用はかからないとの事。高いのか安いのか・・・。



浴室は残念ながらペンキ絵はなし。昔はあったみたいだけど、敬心社の営業が終わってから更新していないとの事。というか、今も中島さんなどペンキ絵師さんが頑張っていることも女将さんは知らなかった・・・。

唯一あったのは男女の境にある山のタイル絵。なんだか観察するものもないので手持ち無沙汰。島カランが2列もあるちょっと大きめの銭湯だけどお客は3人ほど。
なんだか女将さんに個性のある不思議な銭湯でした。