東京ナイト

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映画「沈没家族」

2017-11-05 00:12:41 | 映画
今日は品川区新馬場で「ドキュ・メメント」というドキュメンタリー映画祭。
いろいろやってたみたいだけど、出かけたのが遅くて、インド人女性監督の「カシミール」をテーマにした映画のティーザーと監督自身によるプレゼン位しか聞けなかった。
ドキュメンタリー映画も国によって捉え方が当然違って、シリアスな紛争地帯を撮ろうとしている監督の前のめりで饒舌すぎるプレゼンが印象的。
「絶対にこの作品を作りたいんだ」という意思を感じた。
いろいろハードルは高そうだけど、完成したらすごい映画になりそうなのでぜひ観てみたい。

もう一本は、「沈没家族」という日本のドキュメンタリー映画。
監督は、子供のころシングルマザーとボランティアで集まった大人たちに集団保育されて育ったという人。
みんなで住んでいたマンションや父親など自らのルーツをビデオカメラを持って訪ねてめぐる映画。

この話、なんか知っている気がしていたんだけど、調べてみたら「だめ連」界隈の人たちみたい。
むかーし彼らが書いた「だめ連宣言! 」とかを読んでいたことを思い出した。
自分でも読んだことすら忘れてたけど、頭のどこかには残っているんだね。記憶って不思議。

大人になった監督は意外にふつーの人に育っていてそれもなんだか不思議。
映画の中でも誰かが言ってたけど、もっとアナーキーな人になってるかと思った。

映画祭はまだ続いてたけど、お腹がすいたので途中で抜けて東海道を品川に向けてテクテク。
お目当ての銭湯は臨時休業だったけど、おいしい中華屋「チャイニーズレストラン 野沢屋
」があったり、「幕末太陽傳」の舞台、土蔵相模の跡地がマンションになってるのを見つけたり、夜の散歩も楽しかった。

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