東京ナイト

旅行、食事、映画にお芝居、日々のささやかな幸せを記録します

帝国湯@三河島

2009-01-11 22:16:36 | 銭湯
東博を見た後は銭湯へ。
三河島の帝国湯に。



唐破風の大型銭湯。素晴らしい存在感。「ていこくゆ」と書かれたオリジナルの暖簾も美しい。
もちろん番台式。入るなり「いらっしゃい」との元気な声。愛想の良いおじさんが番台に。お遍路マップに判子を押してもらうと、いろいろ聞いてくる。しばらくおしゃべり。
中は美しい格天井。宮大工の手による素晴らしい仕事。「帝国湯」と書かれた古い時計や鯉の泳ぐ庭、木製の窓枠、早川絵師の気合の入ったペンキ絵(なぜかヘリコプターやニンジンに乗ったウサギが飛んでいる)に章仙師の鯉のタイル絵・・・、暖かい照明の元、夢の中で見ているような美しさだった。いやー、久しぶりにわくわくする銭湯っす。
お客さんも10人以上と賑わっていて、お湯も肌に優しい感じ。
近いうちにまた訪れたい素晴らしい銭湯でした。

東京国立博物館

2009-01-11 21:51:07 | 展覧会
今日は上野の国立科学博物館で開催している「菌類展」を見に行こうとしたが、なんと大賑わいで1時間待ち。明日で終わりなのでそのせいみたい。地味な展示と思っていたけどすごいね。

さすがに待つ気もしないので、東京国立博物館へ。
大好きな博物館だけど、だんだんパワーアップしているみたい。という訳で、じっくり4時間見て回った。

写真は、新春ということで、牛を頭に乗せた十二神将。


こちらは内藤伸という彫刻家の作品「山上」。ストイックで素晴らしい存在感。


香道の道具、「十組盤」。「江戸時代 19世紀 香道志乃流の十種香に用いる盤や立物を一組にしたもの」との解説。読んでもよく分からないけど・・・。


会場はお客さんがすごく多くて、外国の人もたくさん。仏像から刀剣、絵画、土偶までいろいろあっていくら見ても時間が足りないくらい。展示の仕方も少し工夫されていてライティングもきれいになっている。「法隆寺宝物館」の仏像の展示など素晴らしい。やっぱり博物館は面白いね。