東京ナイト

旅行、食事、映画にお芝居、日々のささやかな幸せを記録します

地平線会議の報告会@「石楠花(シャクナゲ)峡谷からの脱出」

2010-02-27 07:40:38 | イベント
昨日は久しぶりに地平線会議の報告会に。

地平線会議とは、冒険や探検をしている人たちが集まるネットワーク。
月に一度集まって、その活動を報告する催しをもう30年くらい続けている。

で、今月は「石楠花(シャクナゲ)峡谷からの脱出」と題し、東チベットのツァンポー峡谷を単独で踏査したフリージャーナリストの角幡唯介さんの報告。



90年前、イギリスの探検家が調査して多くの成果があったが、あまりに渓谷が険しすぎて調査できず、手付かずのまま残された「空白の5マイル」地帯の探検を昨年末にしてきたそうだ。

うーむ、すごい。
Google Mapで世界中どこでも見られる気がしていたけれど、まだこんな所が残されていたなんて。
じっさい、この辺りは世界中の探検家に注目されているようで、アメリカの登山家なども入っていてその発見を「ナショナルジオグラフィック」で発表したりしているとの事。
確かにロマンあふれる話。

報告者の角幡さんは、渓谷の断崖をロープで下り、渓谷の中に隠された滝や洞窟を発見すると、「世界中でこのことを知っているのは自分しかいない」という興奮があったとの事。
「ツァンポー峡谷のどこかに桃源郷がある」、という現地の伝説もあったりして、大きな洞窟を発見した時などは、「ここがそうかもしれない」と思ったとそうだ。

世界中を「知った気に」させてしまうインターネットだけれど、まだまだ知られていない事が世界には残されているんだ、ということを改めて発見させてくれた興味深い報告会だった。

「コミュニティを問いなおす―つながり・都市・日本社会の未来」

2010-02-25 07:25:30 | 
本は「コミュニティを問いなおす―つながり・都市・日本社会の未来」(ちくま新書)



コミュニティが今後、今まで以上に大切になってくるような気がしていたのでタイトルにひかれて読んでみました。

著者は広井良典さんという千葉大の先生。社会保障がご専門のようです。
この本は、「大佛次郎論壇賞」を受賞しただけあって、ひじょうに示唆に富んだ良書でした。

内容は、社会保障だけでなく、都市、科学、福祉、宗教までさまざま分野に言及しつつ、今後、激変する事が予想される日本社会の「つながり」に関して考察しています。
「社会」を公共(政府)、共同体(コミュニティ)、私(企業、市場)に分けて考え、「政府」や「市場」ではカバーできない部分を担うのがコミュニティだという意見はとても説得力がありました。

これまでの日本社会は一貫して「農村」的コミュニティの社会でした。
都市でも、「カイシャ」と「家」のつながりが強固で、個人同士がつながりあう「都市型コミュニティ」ではなく、「農村型」だったとのこと。
しかし、今後、雇用の流動化と高齢化社会に変化していくと、そうした農村型社会の土台となってきた「つながり」が希薄化していきます。

しかし、人はつながりを必要とする生き物なので、代わりに「地域」というコミュニティの重要性が増してきます。つまり、住んでいる街を一種の「カイシャ」と見立て、そこへの愛着をこれまで以上にもち、それがよりよい姿になるよう積極的に参加するようになる、と著者は言います。

実は、「銭湯の果たす役割」について考えながらこの本を読んでいました。
「地域」が今後重要になってくるとすると、その拠点となる場としては、コミュニティセンターなどの公共施設も考えられますが、入浴という日常行為を提供する銭湯は、敷居も低く、「場」としては最適です。
また、高齢者(だけではないですが)同士のコミュニケーションは、ケアとして心身の状態や生活に大切な意味を持ってくるので、そうした点からも良いと思います。

あとは、単に「入浴」という行為を提供するだけでなく、コミュニケーションの場として、くつろげたり常連さんを中心に何かのイベントを行ったりといった「つながり」をより意識して、その銭湯を中心としたゆるやかなコミュニティを地域の中で作る事が、今後、銭湯を考える上で大切かもしれません。
「地域と銭湯」に関してはもう少し考えて深めていきたいと思います。

という訳で、こんな読み方をする人はあまりいないかもしれませんが、読んだそれぞれの人にヒントになるような一冊。オススメです!

「幇間宴会」の打ち合わせ

2010-02-24 00:39:29 | Weblog
今日は西荻窪で4月に企画している「幇間宴会」の打ち合わせ。
ほんとうの幇間芸人さんをお呼びしてふだんは料亭でしか楽しむことのできない江戸前のお座敷芸を堪能しようという企画。

料亭なんて行った事がないのでよく分からないんだけれど、太鼓持ちの師匠と飲むことなんて、もしかすると二度とないかもしれないので、なるべく僕達も「偉い人」になりきって盛り上がろうと思っていた。
でも、実際に運営を打ち合わせてみると、予算とか準備のこととか現実的な障害がいくつも発生してなかなか思い通りには行かない感じ。
うーむ・・・。

でも、出来る範囲でいろいろ知恵を出して盛り上げたい。
差し当たり、幇間芸に必要な「屏風」をどこからか調達して来る必要がある。
まったく当てが無いよ・・・。

まあ、間違いなく面白い会になると思うので、なるべく悪乗りしていろんな仕掛けをして、参加者の記憶に残るような宴会を実現したいし、せっかくなら幇間の師匠にも喜んでもらえるように頑張りたい。

それにしても、打ち合わせのあとに行った西荻の飲み屋「鳥安」。ぼろかったけど安くて美味しかった。最初はがらがらだったけど、いつの間にか常連さんで満員。中央線沿線はいいお店が多いね。

「はたらきたい。 ほぼ日の就職論」

2010-02-23 00:06:33 | 
本は「はたらきたい。 ほぼ日の就職論」。



この前「BRUTUS 吉本隆明特集」が面白かったので、糸井重里関連本ということで本棚を探したら出てきた本。買ったもののまだ読んでいませんでした。
というか、どうも糸井重里さんという人は胡散臭いイメージがあって、敬遠していたところがありました。

で、読んでみたのですが、なるほどこれは確かに多くの人に支持される本だなという事が分かりました。
就職に関するあれこれを、採用のプロの人やしりあがり寿さんや、矢沢永吉さんなどが語るのですが、みんなとても上手くまとめて言葉にしています。
共通するのは「シンプルであること」。
小手先のテクニックじゃなくて、普通に自分を見せよう、という内容。
就職で悩んでいる人にたぶん一番必要な知恵な気がします。
既に就職している僕にも「働く」ということの面白さを再認識させてくれました。

他に「100のことば」という働くことに関する短文が100個掲載されているのですが、これも良い言葉ばかり。
例えば萩本欽一さんは「したくない仕事しか来ないんです。でも、運はそこにしかない」、任天堂の社長は「自分が誰かと仕事をしたら、次も一緒に仕事をしたいと思わせる事がモットーだった」とか・・・。

で、みうらじゅんのめちゃくちゃな笑えるインタビューも時々入っていて飽きさせない構成。

という訳で、悪い本ではないのですが、なんだかインスタントな気がします。
正解が近すぎるというか。
この本がきっかけになれば良いと思いますが、解決した気になるのはお手軽すぎるかも。
まあ、偏見があるからこんな感想になってしまうのかもしれませんね。
でも、もっと悩んでいろんな本を読みまくった方が若者たちの力になると思ったりもしました。

三十日鳥『踊り日和vol.3 遠くからの音』

2010-02-21 22:42:50 | ライブ、芝居、演芸など
今日は友人が出演している舞踏の公演に。
三十日鳥(ミソヒドリ)『踊り日和vol.3 遠くからの音』。

仙川の住宅街の中にある個人宅。
ときどき「森のテラス」というオープンガーデンとして貸し出されるらしく、今回の舞台はここ。



高台の森の中、テラスのある素敵な一軒家。
中に入ると大きな窓から日が入り暖かい。出演者自らお茶やお菓子を振舞ってくれる。
開演までしばしくつろぐ。
薪ストーブの上のやかんがちんちん沸いている。
20人も入ればいっぱいの会場。子ども連れが多く、奥で赤ちゃんが泣いていたりする。いい時間。

おもむろに開演。
出演者は女性ばかり5人。
生ギターの演奏をバックに、(たぶん)上京してきた女性の不安やワクワクする気持ちを表現している。

というか、あんまりストーリーや意味付けは無意味かもしれない。
何というか、仲の良い女性達が集まってわいわい言いながら、楽しい時間を過ごすうちにひとつのお芝居が出来上がり、そのおすそ分けを僕達がもらっているような気になってくる。
とても幸福な時間。

観ているうちに、若草物語の四姉妹が演したお芝居の事を思い出した。
家族や親しい友人だけに見せる舞台。
でもそこにはとても親密な時間が流れ、観ている方も演じている側も幸福を共有している。

この三十日鳥の舞台を観るのは二度目だが、前回も谷中の蔵を舞台に、枠にとらわれない自由なステージを見せてくれた。
今回の「森のテラス」もとても素敵な空間で、その空間を上手く生かしながらのびのびと演じている。
遠くで鳥が鳴いていたり猫が庭を横切ったりするのもいい感じ。

20人を前にしたちいさなちいさなステージだったかもしれないが、こんな楽しくくつろいで舞台を見るのは初めてかもしれない。
繁華街の大きな劇場でやる事ばかりが「成功」では無いと思う。
「足るを知る」。
テラスで踊る彼女達の幸せそうな姿を見ていてこんな言葉を実感として感じる事ができた。
素晴らしい日曜日。楽しい休日。ごちそうさまでした!

三十日鳥ブログはこちら
http://miso-hi-dori.blogspot.com/

「めぐりゆくまなざし―発見され続ける銭湯―」

2010-02-21 10:28:43 | イベント
昨日は本郷の東京大学で開催された「めぐりゆくまなざし―発見され続ける銭湯―」というシンポジウムに行ってきました。



東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室というところが主催で、その学生さんたちが手作りで企画したイベント。
でも、出演者は豪華で、路上観察会の藤森照信先生! 画家の大竹伸朗さん!他に関西で頑張っている銭湯文化サポーター'sのラッキー植松さん、内田利惠子さん、東京大学教授の渡辺裕先生も出演。
いよいよ東大でも銭湯をテーマにイベントが・・・、とちょっと感動しました。

内容も充実。パネラーが一人ひとり発言するのですが、売れっ子現代画家の大竹伸朗さんは、直島に「I ♥ 湯」という銭湯を作品として建てたりしていて、その話。
話題がいったりきたりするのですが、間の取り方が上手く、盛り上がりました。
「I ♥ 湯」かなり行きたいです。
既成概念にとらわれない、新しく魅力的な銭湯が発見できそうです。
http://www.naoshimasento.jp/#/ja/contents/01

藤森先生の「宮造り銭湯は、震災以後の建物。それ以前の社会は地縁がしっかりしていたので銭湯が部外者に存在をアピールする必要が無かった。だから京都の銭湯は今も派手じゃない。」という発言には納得。他にタイル絵職人、章仙を巡る探索記も大笑いで楽しめました。銭湯ナイトにも来て欲しいかも。

銭湯文化サポーター'sのおふたりは、昨年京都の錦湯であったイベント「ふろいこか~」でも聞いた美章園温泉の廃業を巡るお話。
一過性のイベントだけじゃなく、「銭湯お掃除サポート隊」「似顔絵巡回展」など、地に足の着いた地道な活動をされている事に今回も感銘を受けました。
東西で刺激しあいながら、銭湯を巡る草の根運動を盛り上げていきたいと僕も思った次第です。

最後に、渡辺裕先生。ドイツで起きている旧東独への懐古ブームや「三丁目の夕日」を巡る昭和レトロブームなどを通じ、「今なぜ銭湯が発見されているのか」を解説。しょうじき、あまりお話は上手くはなかったのですが、内容は示唆に富んでいていろいろ発見がありました。

という訳で、さまざまな立場の方が銭湯について語った興味深いシンポジウム。
こうやって銭湯が「発見」されるのはとても良いことだと思います。
あとは、銭湯文化サポーター'sのラッキー植松さんが壇上で何度も話していた通り、「外側から発見するだけじゃなくて、銭湯に入るという行為も楽しんで欲しい」というところでしょうか。

シンポジウムの後は、一緒に行った友人たちと、本郷三丁目の近江屋洋菓子店で、美味しいケーキを食べて、お気に入りの宮造り銭湯、菊水湯に入って帰宅。
大充実の一日でした。


第三松の湯(鵜の木天然温泉)

2010-02-20 08:31:48 | 銭湯
最近、このブログで取り上げる銭湯は、なんだか廃業寸前の所ばかり。
いや、他の銭湯も行っているのですが、ブログに書くほどでもないかなという感じなのです。

で、昨日訪問の第三松の湯(鵜の木天然温泉)も2月21日で廃業との事。
多摩川線の鵜の木駅下車3分に立地の黒湯の温泉銭湯です。



入り口の暖簾にも「天然温泉」と誇らしげに書かれています。
でも、その横に「諸般の事情で廃業します」との張り紙が・・・。

中はフロント式。
ちょっとしたロビーもあります。

脱衣所に入ってびっくり。お客さんがたくさん!
浴室とあわせると15人以上はいたかも。
みんな常連さんな感じの方ばかり。とにかくお客が続々と詰め掛ける人気銭湯です。

ビジュアルは丸山絵師の瀬戸内海の風景。泰然とした作品で良い感じです。

で、この銭湯最大の売りは「黒湯」。
浴槽がいくつかあって、普通のお湯もあるのですが、熱い黒湯と冷たい源泉の黒湯が楽しめます。
黒湯はその名の通り、黒いお湯で、古代の海藻が溶けてできたもの。ミネラルもたっぷり含まれていて殺菌力も高いとの事。

という訳で、天然温泉を堪能できました。
が、こんな良い銭湯が廃業とは・・・。ほんとうにもったいなさ過ぎです。
跡地はマンションにでもなるのでしょうが、せっかくならこの豊富な黒湯を生かして、天然温泉付きマンションにしちゃえばよいのに。

「幇間の遺言」

2010-02-18 23:53:53 | 
本は、「幇間の遺言」。
先日読んだばかりの「いつもお祭り気分 幇間の世界」に登場した、最後の幇間、悠玄亭玉介師匠の半生を聞き書きした一冊。



「いつもお祭り気分」と違って、こちらは、師匠の洒脱な語り口を活かしながら上手くまとめてある手馴れた内容。
幇間という不思議な職業を生きた師匠の半生が、さらさらっと読めてしまう。

表紙のイラストが山藤章二だったりして、「いかにも」な感じが多少気になるが、まあ読みやすいし面白い。

入院中の師匠にインタビューしているのだが、この病人の元気なこと。
途中、往年の名歌舞伎役者の話などが出ると、身振り手振りも交え声色を似せて語りだす。80代でのインタビューだけれど、記憶力も頭の回転も抜群。長い台詞なんかもさらさら出てきて感心してしまう。

話題は、師匠の幼少時代の話から、幇間になったきっかけ、噺家や歌舞伎役者の思い出話、最後は幇間が語る教訓まで様々。
やっぱり幇間時代のめちゃくちゃな話が面白いが、最後の「教訓」も良い話。
例えば、「嫌な人がいても、とにかくいっぺんその人を好きになってみろ」とか、「お金より信用が大切」とか、まあ当たり前のことかもしれないけれど、「よいしょ」だけで世間を渡ってきただけに、具体的だし分かりやすい。なんだか凄みまで感じてしまう。

という訳で、なかなか面白い本でした。

「いつもお祭り気分 幇間の世界」

2010-02-16 23:09:04 | 
本は「いつもお祭り気分 幇間の世界」。
最後の幇間と言われた悠玄亭玉介師匠を1年間に渡り取材した一冊。
筏丸けいこさんという詩人の方が書いている。



先日、幇間になったばかりの方と知り合う事ができて、その方からお借りした。
「幇間」のことは落語の登場人物でしか知らないが、江戸文化のエッセンスを体現したような存在なのではないかと思う。

で、この本。
悠玄亭玉介80歳の「追っかけ」を自称する著者が、お座敷からホールでの公演、打ち上げ、果ては毎月欠かさず行っている成田山へのお参りまで同行した1986年頃の記録。
「最後の幇間」と言われ当時、人気者だったようで、毎日精力的に活動されている。幇間の仕事場「お座敷」もまだまだ華やかな時代。玉介さんも始終きわどい洒落を言いながら元気いっぱい。

なにより印象的なのはその気配り目配り。「お座敷の番頭さん」として、宴会の隅々まで目を光らせ、全部の人が楽しく遊べるよう動き回る。
著者の関心もそこにあるようで、幇間芸というより、幇間という人生を活き活きと、でも誰にも見せない心の底に何かありそうな玉介さんを愛を持って見つめている。
芸人でありながら決して自分が主役になってはいけないという矛盾をはらんでいるので、いろんなドラマがあるみたい。

という訳で、知らない世界を垣間見れて面白かった。
ただ、文体や著者のちょっと過剰な思い入れが少し鼻についたかな。

スキー部合宿

2010-02-15 09:19:45 | 旅行
週末は新潟にスキーに行ってきました。
ここ5年ほど続いている「スキー部」の合宿です。

部と言っても公式なものではなくて、ただ会社や取引先の人たちと4人で毎年1回、新潟に行く集まりです。
みんなそれなりに滑れて、何より呑み助の馬鹿者揃いなので、すごく楽しい会なのです。
ほんと、笑い殺されるんじゃないかと心配するくらい大笑いしています。

毎年、だれかゲストがスポット的に参加するのですが、今年はスキー1級の腕前の人が参加してくれました。
で、こんなに面白かったスキー部の合宿は初めてでした。
1級さんは、今月、勤めていた会社が倒産したばかりなのに、スキーに来ちゃうくらいの飄々とした人。
今回は、彼にいろいろ教えてもらいました。
結果、ほんとうに見違えるほど上達しました。

しょうじき、それまで僕は、それなりにスキーも滑れるし、もうそんなに上達する余地もないと思っていました。
なにしろ20年以上、滑っているのです。
なので、一本一本を流して滑り、ただ疾走感を楽しむだけで、満足していました。

でもそれはとんだ勘違い。
実際は、1級さんのちょっとしたアドバイスですごく改善され、改善を実感できたことで、上達の喜びが甦り、ものすごくスキーに熱中する事ができました。

こんな感覚は久しぶり。
猛烈に感動しました。
単にスキーが上手くなっただけじゃなくて、「もう上手くなんかならない」と勝手に自己規制していた、自分では気がついていなかった枠を壊すことができた喜びです。

なんだか今回の経験は、仕事やプライベートのいろいろな局面にも通じる話だという気がします。
「こんなもんだ」という思い込みが気がつかないうちに行動を束縛して制限してしまう「枠=自己規制」となっているんだと思います。
つまり勝手に限界を設定してしまっていて、それ以上はできない、しなくてもよいと思い込んでしまっているのです。
でも、「枠」を飛び越えれば、その先にはもっと大きな喜びが待っていました。

という訳で、単に面白かっただけじゃなく、人生をもっと活性化させる大切な発見のあったスキー合宿だった気がします。
今日はなんだか柄にもなく深い事を言っているかもしれません・・・。