東京ナイト

旅行、食事、映画にお芝居、日々のささやかな幸せを記録します

「うんこは汚いから自分とは関係のないもの」

2010-01-30 08:35:46 | 東京ナイトイベント
ここ数日、「東京うんこナイト」開催に向けて、資料の読み込みをしていますが、並行していろいろなところで告知活動をしています。

mixiもそのひとつ。
昨日もあるmixiコミュで告知させてもらったのですが、すぐに抗議のコメントがありました。
やはり「うんこ」や「のぐそ」という言葉に不快の念を覚える方がいらしたようです。

今回ご出演いただく糞土師・伊沢正名さんから前に聞いたのですが、某大学で講演した時、伊沢さんの話を聞いた学生たちは感動していたのに、たまたま聞きに来た先生から「本学の品位に関わる」との抗議があったとの事。

この抗議には「うんこは汚いから自分とは関係のないもの」という意識があるような気がします。
でも、当然のことながら、抗議をされたご本人も毎日行っている行為。
ならば、「水洗トイレで流して、はいサヨナラ」ではなく、その後の「うんこの運命」について知ること想像することこそが、「本学の品位を守る」先生として大切なのではないかと思います。

まあ、この「東京うんこナイト」の告知も某大手新聞から掲載を断られてしまいました。
と言うわけで、このブログをお読みで、本イベントに興味をもたれた方、「東京うんこナイト」は2月5日開催。
マスコミより口コミです! どうぞ周りの方へのお知らせにご協力ください!

銭湯活性化に関する新プロジェクト

2010-01-26 07:30:55 | Weblog
このところ連日の飲み会が続いていますが、昨日はただの飲み会ではない、かなり楽しい会でした。

銭湯活性化に関する新プロジェクト立ち上げのための打ち合わせだったのです。
「銭湯ナイト」を続けてきて思ったのが、もう少し具体的に銭湯に関わりたいという事。一過性のイベントだけじゃなく、目に見えるカタチとして何か出来ないかとずっと考えていました。

で、その思いを共有できる友人たちとの雑談から生まれたアイデアを具体化する作業を続けています。
まだ、発表できるレベルのものではないのですが、だいたいの方向性と、もっと先の可能性も感じられる良いミーティングが出来ました。
企画って、この時間が一番楽しい時かもしれませんね。

このところ、身辺で暗いニュースが続き落ち込んでいたのですが、なんだか気分も明るくなってきました。
もう少ししたら、このプロジェクトの事を発表できると思います。楽しい企画になりそうです。
今日は曖昧な日記ですみません。

出すほうの情報

2010-01-22 07:56:07 | Weblog
出演者も決まったので「東京うんこナイト」の準備を着々と進めています。

構成案を考えたりする必要もあるのですが、それ以上に、出演者の皆さんはそれぞれ専門家の方なので、僕も付け焼刃でも知っておかなければいけないことを勉強する必要があるのです。
と言うわけで最近は、うんこ関係の本を読んでいるのですが、思ったのが、食べることの情報はあふれるほどあるのに、出すほうの情報はほとんど存在しないと言うこと。

僕も伊沢さんと会うまで、出すことを意識したこともなかったのですが、世の中もそうなようで、とにかく本が少ないです。

なので、今回イベントにご出演いただける、日本トイレ研究所副代表の上さんの話も楽しみ。ずっとご専門で活動されてきた方なので、驚くような話が聞けるのかなと期待しています。

と言うわけで、「東京うんこナイト」は2月5日(金)。
ただいま絶賛予約受付中です!

「東京うんこナイト」出演者確定

2010-01-18 23:14:33 | 東京ナイトイベント
2月5日開催のトークイベント、「東京うんこナイト」ですが、実はまだ出演者が確定できず、やきもきしていました。

出演をお願いしていた方の都合が合わなかったり、出演者のバランスを考えたり、いろいろ悩む日々を送っていたのですが、本日、ようやくオファーを出していた方から「OK」の返事をもらうことが出来ました。

戎谷徹也さん。
NGO大地を守る会の理事で、有機食材の宅配会社「大地を守る会」の農産グループ長として有機農業の現状にも詳しい方です。
今回のイベントのテーマのひとつが、「うんこの再利用」。つまり「うんこを堆肥として活用するシステムを再構築できないか?」と言うことなので、堆肥の現状や可能性について、現実的な視点から語ってもらえればと思っています。

実は、戎谷さんとは昔から知り合いで、何度もお酒を酌み交わしていて、その度に、熱く日本の「農」について語る姿を見ています。
実際、人脈や知識がものすごくある方なのですが、なにより人をひきつけるパワーを感じます。なので、今回も熱いディスカッションをすごく期待しています。

と言うわけで、「東京うんこナイト」は2月5日(金)。
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前売り特典:極上のぐそ用葉っぱ1枚
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/reservation/reservation.php?show_number=63

戎谷徹也さんのブログはこちら
http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/

「湯フェスVol.5」開催

2010-01-17 00:08:06 | イベント
今日は学芸大学前の千代の湯さんリニューアルイベントとして、「湯フェスVol.5」が開催されました。
僕も撮影スタッフとして参加。非常に充実した一日を過ごすことができました。

今回のイベント、最大のポイントは、銭湯ペンキ絵師のおふたりの競演。
男湯と女湯のそれぞれの壁面を、丸山清人絵師と中島盛夫絵師が描き、さらにそれぞれが絵のテーマとして富士山を描くという、これまでなかった試みです。

そのライブペインティングの実況中継を町田忍さんが担当。
さらに銭湯の近所にある有名なフラダンススタジオのみなさんもフラを披露してくれるなど盛り沢山の内容でした。

新聞などで大きく取り上げられたこともあり、なんと800人もの見物のお客様が来場され大成功のイベントとなりました。

個人的にも、いろいろな方と知り合う事が出来て良かったです。
それにしても、なんだか同時的に、銭湯に関する様々なイベントが立ち上がってきていて嬉しい限り。今度は京都でも計画されているとか。
あとは一過性のイベントだけじゃなく、何とか銭湯文化が再定着すると良いのですが・・・。

千代の湯は、明日からリニューアル営業開始。設備も大充実したぴかぴかの銭湯です。ぜひ足をお運びください!

丸山絵師の端正な富士山。


中島絵師の大胆な赤冨士。


たまには電話

2010-01-16 09:01:12 | Weblog
昨日はいろいろあって、友人の修羅場を目撃することになってしまった。
詳しくはとてもここには書けないけれど、本当にびっくりしたし、悲しくもなった。

そこで思ったのが、「つながり」がとても大切と言うこと。
友人の状況も想像でしかないが、もう少し早い段階でつながりがあれば、あるいは違った事になっていたんじゃないかと思う。
僕も、いろんな遊びやイベントをただ「メール」でお誘いして、済ませていた事を反省した。たまには電話で直接話さなければと思ったよ。
まあ、出来ることって限られているかもしれない。でもきっかけにはなるんじゃないかと思う。

この件、しばらくきっちりフォローしなくては。
訳の分からない日記ですみません。でも衝撃だったので、この事を忘れないように書きました。

「黒猫夜」@赤坂

2010-01-15 07:45:52 | グルメ
昨日は友人たちと赤坂にある「黒猫夜」という中華屋に。

ランチはしょっちゅう行っているのですが、夜は初めて。
で、大満足の宴会でした。



このお店は、中国の何地方の料理屋という訳ではなくて、いろんな地方の「変り種」料理を集めてきました、というのが個性。
で、ただ変わっているだけじゃなくて美味しいのがポイント。

写真は前菜の盛り合わせなんだけれど、ただの枝豆にしても紹興酒で煮てあったり一工夫してあって感心します。さらにこんな小坊主の置物なんかがあったりして、お皿の演出も笑えて良い感じ。

お酒も紹興酒や白酒が揃っていて、飲み比べセットもあるのでたくさんの種類が飲めて楽しいです。

と言うわけで、好奇心旺盛な食いしん坊の友人たちと行くのに最適なお店です。おすすめ!

「江戸のセンス」

2010-01-13 21:40:09 | 
本は「江戸のセンス」(集英社新書)



浅草の老舗扇子屋の主人、荒井修さんの「江戸っ子の生き様」を、いとうせいこうが聞き語りで案内した本。

本を読むということは、これまで知らなかった他人の考え方や生き方を知る、と言う事が喜びのひとつだと思うのですが、まさにこの本には、「江戸っ子のセンス」という新しく、でも同時になんだか懐かしい発見がつまっていました。

『江戸人が一番大切にしているのは、「小」とつくこと。「小体な」っていうでしょ。小体な小料理屋で、小粋な女が小鉢に入ったつまみを持ってきてくれて、お酌をしてくれるのが一番いいんですよ。大きいっているのは野暮につながっちゃう』。
「粋」と「野暮」と「品」。なんとなく分かるようで分からない、微妙なセンスを実感として、飄々と語る著者の語り口は、まさに「江戸」そのもの。
短いセンテンスで具体的な事例を多く取り上げていて分かりやすいし、なんとも小気味いい本でした。

僕は多摩の生まれなのですが、縁あって深川祭りのお神輿を担がせてもらっていて、お祭りの度に下町の人たちの「江戸的センス」にはいつも感銘を受けています。同じ東京でも、生き方や考え方がだいぶ違うんだろうなと言うことを、なんとなく気がついていましたが、この本を読んで、「なるほど」と思いました。

あと、「江戸のセンス」で大切なのが「見立て」と言うこと。全部見せるんじゃなくて、少しだけ見せたりすることで、奥行きや広がりを表現できると言うもの。
読んでいて、「手ぬぐいナイト」にご出演いただいた豊田満夫さんのお話を思い出しました。
手ぬぐいの豊かな世界も、まさに「江戸のセンス」が凝縮した世界。今更ながらに贅沢なお話だったなと思います。また、豊田さんをお招きして、その辺りをお伺いするイベントを開きたいなと思ったりしました。

と言うわけで、なんだか読んでいるだけで、気風が良くなるような一冊。オススメです!

連休の過ごし方

2010-01-12 08:12:04 | Weblog
連休は大学時代の友人が久しぶりに東京に遊びに来たので、一緒に遊んだ。
本当はスキーに行くはずだったんだけれど、急に上京の連絡があったので、スキーはドタキャン。

でも、男ふたり、一体どこに行ったらいいのか悩む。
結局、前から行きたかった東京国立博物館で開催中の「土偶展」に付き合ってもらうことに。
東京でいきなり「土偶」と言うのもどうかと思ったが、内容が素晴らしく大満足。会場はちょっと小さかったけれど、「遮光器土偶」や「縄文のビーナス」などスター土偶たちが勢揃いしていて見応えがあった。

ビックリしたのがこれ「重文 仮面土偶」。シャープな顔立ちと丈夫な足の安定感の対比が素晴らしい。


彼とは昔、ペルーやアルゼンチン、香港などでいろんな博物館に行ったことを懐かしく思い出した。

で、その後は仲間も合流して渋谷で飲み会。
3日前にチベットの奥地から命からがら帰ってきた後輩もいたりして盛り上がる。

結局、その夜は友人と後輩とが我が家で泊まる。
翌朝、二日酔い気味でぼんやり何をするでもなくおしゃべりしながらグダグダ過ごす。こういう時間って、大学の頃、何度繰り返したか、というお馴染みの時間。ほんと暇だったんだな~。
この時間を共有できたのが、もしかしたら最大のもてなしだったのかもしれない、なんて勝手に思いながら連休は終わった。