東京ナイト

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ゆ家和ごころ 吉の湯

2009-01-04 19:07:11 | 銭湯
銭湯は杉並の和田堀公園のそばにある「ゆ家和ごころ 吉の湯」。



春に「銭湯ナイト4」を考えているんだけど、テーマは「銭湯リニューアル」。これまでの銭湯ナイトの方向とはガラッと変えて元気の良いお客さんの多い銭湯を紹介しようと思う。で、候補になる銭湯を改めて巡ってみようと思っての訪問。

自転車で行ったんだけど、杉並のこの辺りはすごく迷いやすい。今日もぐるぐる回ってやっと発見。駅から歩いたらかなりあると思う。そんな立地にもかかわらず、吉の湯の前にはたくさんの自転車。今日もお客さんはいっぱいの様子。
で、営業日の案内の張り紙を見てまず感心。お正月は4日まで休まずフルに営業。で、5日から4日間お休み。他の銭湯は元旦、2日はほぼお休みだし、やっていても朝湯だけの短縮営業のところがほとんど。でも、正月休みで暇をもてあましている人も多いはずだし、お正月くらい大きなお風呂に入りたいという潜在顧客は必ずいると思う。そうしたお客さんをちゃんと拾っている銭湯なんだなという事を感じた。

フロント式でロビースペースもたっぷり。大きなソファーは置かず、一人用の椅子と小さなテーブルが並んでいることにも感心。これなら相席の気まずさも無いし、そんなに長居もしないだろうし、効率的だろう。

で、脱衣所。こちらも良いロッカーを使っていてきれい。日の光が差し込む明るいスペースなので清潔な感じがする。

お風呂は、内風呂と露天風呂。内風呂も大きいが、一番の売りは「高濃度炭酸泉」の露天風呂。血行を良くしてくれる効果があるようだし、ぬるいお湯にゆったり入っていると気持ちが良い。熱いお湯の好きな人用にふたつの「壷湯」もある。サウナもその横に。

という訳で、体を洗うカランが全て埋まっているほどの大賑わいも納得の設備と清潔さ。全体に落ち着いた雰囲気も素晴らしい。

前に新聞で読んだんだけど、まだ若い女性が経営者との事。こういう感覚で経営していればお客さんは必ず来るはず。
いろいろ感じるところの多い銭湯だった。ぜひ銭湯ナイトで話を聞いてみたいものだ。その前にちゃんと日程とか決めなきゃ…。