東京ナイト

旅行、食事、映画にお芝居、日々のささやかな幸せを記録します

そしがや温泉21

2009-01-18 23:54:07 | 銭湯
今日は秋田県横手市のことをずっと調べていました。情報発信をすごく頑張っている市で「横手焼きそば」と「かまくら」の町です。

で、夜から外出して銭湯。「そしがや温泉21」。世田谷で一番人気の温泉銭湯です。
今日もほんとうに大賑わい。カランが全て埋まっているほどの人気でした。売りは「黒湯の温泉」と「お肌すべすべの軟水」。特に軟水はかなり良い感じ。ほんとうに少しお湯をかぶっただけでお肌がすべすべになります。
で、もうひとつの売りがサウナ。「冷凍サウナ」と「普通のサウナ」があるのですが、「冷凍サウナ」に入っていたらかなり気持ち悪くなってしまいました。熱いお湯に入ったあとで急に冷たい空気に触れたので体がショックを受けたみたいです。

という訳で気持ち悪くはなりましたが、大賑わいの銭湯、すごいなーと思った次第です。

戸越銀座温泉

2009-01-18 08:56:14 | 銭湯
映画の後は銭湯。「戸越銀座温泉」@戸越。
06年にリニューアルされたばかりの温泉銭湯。前からマニアには話題の銭湯なんだけど、実は初めての訪問。



入り口からしてスタイリッシュ。フロントの方の応対も丁寧です。
で、お風呂は男女を日替わりでチェンジする方式のようで、今回は「軟水炭酸泉」。もう一つは「黒湯の温泉」になってるみたい。
で、お客さんがわんさか! 多すぎて空いているカランが見つからないくらい。浴室内もスタイリッシュでなんだかリゾートホテルにある温泉みたい。
ここの見所はペンキ絵。中島絵師の富士山と若手アーティストの競演、という感じで左右二つの富士山が描かれている。今回入った方の絵は若手の作品。雲海の奥に富士山、という構図で横に天女が浮かんでいるんだけど、銭湯にある絵としてはちょっと暗いかな。もう少し楽しい絵の方が良いと思う。
あと、お湯の温度が熱く(ふだん銭湯に入っている人にとっては問題ないけど)子どもたちが困っていた。小さくてもいいから浴槽を区切って「ぬる湯」も設置してあげたらなお良かったと思いました。

階段を上がると小さな露天風呂。こちらは黒湯。テレビも設置されていてお湯もぬるいので長居をするおじいさん率多し。僕もちょっとだけ浸かったけど後ろで待っている人の視線を感じてすぐに出てしまいました。

という訳で、リニューアル大成功の人気銭湯。銭湯未来形としてのモデルになるよい銭湯でした。帰りににぎやかな戸越の商店街を散歩。活気があっていいな~。よい銭湯もあるし住みやすそうな町ですね。

「妖星 ゴラス」

2009-01-18 08:32:33 | 映画
昨日は映画。
京橋のフィルムセンターで「怪獣・SF映画特集」をやっており、そのなかから「妖星 ゴラス」(1962)。

本多猪四郎が監督、円谷英二が特撮監督のかなり不思議なストーリーのSF映画。舞台は1980年代の地球。土星探検中のため航行中の日本の宇宙船「隼号」が、地球に向けて猛スピードで近づいてくる謎の怪星ゴラスを発見、このままでは700日後、地球に衝突してしまう・・・。というところから話は始まり、パイロットの恋とかの話も絡めながら地球との衝突を回避するため、国連を中心に国際協力で頑張る、というお話。
なんと、怪星ゴラスと地球の衝突を防ぐため、南極に巨大推進装置を設置し地球の軌道そのものを変えて人類が滅亡から逃れる・・・というびっくりするような解決策。
途中唐突に恐竜が出てきて南極の基地を襲ったりする変なところもあるけど、特撮もかっこよくて、志村喬、西村晃、池部良、白川由美と役者が揃っているのでちゃんと見られる。ひとつひとつのシーンが実に丁寧に撮られていて、登場人物の多い複雑なストーリーもコンパクトにまとめられていて、この時期の日本映画の水準の高さを感じた。

客席もほぼ満員。そういえば快楽亭ブラック師匠も客席にいました。やっぱり・・・。
映画の後は展示室でやっていた「ソビエト無声映画ポスター展」。例えばこんな作品。





素晴らしい。